『君の目を見つめると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の目を見つめると
やはり、とにかく目を合わすのが苦手な私。
でも、目は好き。
何かを語る人の前を向いてる目。
見ているのは希望か想像か現実か。
気になってしまう。
人の目。
底があるのかないのか、
透明ではない気がするのに透明と感じる目。
同じはずなのに、感情がなんとなくわかる目。
不思議だ。
少し聞いてみたくなる。
貴方の目には、何が映ってるのかを。
創作 「君の目を見つめると」
図書室の隅で友人が読んでいる本が、わたしの目に入った。あの本はたしか、サンドイッチの味がしたはずだ。レタスとハムが挟んであるサンドイッチの味。
「ねぇ、その本おいし、じゃなくて良いよね」
「ん?うん。手軽に読めて、面白いし楽しいもんね」
面白いし楽しいか。そうか、そう表現するものか。
「そういえばさぁ、文章がおいしいってたまに言うけど、それどういう意味なの?」
友人の目に困惑の色が浮かんでいる。ああ、どう説明したら良いだろう。
「比喩……かなぁ」
「ふーん」
よかった。興味がそれた。友人が本へ目を戻し、わたしは胸を撫でおろす。だが、友人は本を置いて頬杖をついた。
「なんかやばいね」
「えっ」
わたしは友人の目を見つめた。だけど、真意は読み取れない。せめて、プラスの意味だと受けとりたい。わたしは友人に尋ねる。
「それは褒めてるの?けなしてるの?」
「んーけなしてはない。ただ、変なのって思ったの」
「変なの?」
「味での比喩って分かりにくいじゃん。文章は味なんかしないのに」
友人はじっと虚空を見た後、あっと言う顔をする。
「ああ、ほら、あれ、あれでしょ?味がある文章とか、味のある絵とかそういうの?」
「……うん、うん 、たぶんそういうのだよ」
「はぁ、やっと意味がわかったよ確かに比喩だね」
もう、そういうことにしておこう。ようやく日常の謎の答えを知ってスッキリしている友人へ、これ以上の説明をしてもまたモヤモヤさせることになるだろうし。
(終)
君の目を見つめると
真っ直ぐ見つめ目は、前だけをみていたんだね。
何があっても、どんな悲しみあっても
前だけをみて後ろは振り返えらない。
あなたは、いつまで私の希望です。
お空で見守っていてね。
「カサブランカのネタバレ」
「君の瞳に乾杯」とかもう古すぎる気障な台詞が印象的な古い映画を思い出した。
あの映画のヒロインは若く美しく無垢でそして愚か。この最後の愚かさを理解するのに、女は随分と歳月を費やした。
志それを愛だと思った若い女は、革命の獅子を夫に選んだ。ただ、好きにならずには要られないという、衝動的な若い情熱に満ちた熱を酒場の男から教えられるが、勇気が持てず躊躇し志を選び、密かに密約した列車に乗らなかった。
時は過ぎゆくままに流れ再び再会した二人はやっぱり惹かれ合い恋に落ちる。
今度こそはと、彼女はその美しい瞳に涙を溜めて男を見つめる。
「君の瞳に乾杯」はそこで生まれる使い古されたような気障な男の台詞だが。
そこからカサブランカ・ダンディは生まれた。
ボギーあんたの時代はよかった
男のやせがまん粋に見えたよ♪である。
べつに、虐待でもなんでもないのである。
想い出ばかり積み重ねても
明日を生きる夢にはならない
男と女は承知の上で
つらい芝居を続けていたよ…
男は女を連れて行かなかった
同士と共に生きろと、彼には君が必要で君は彼を支えることが出来ると告げ、政府に追われる革命の獅子と共に生きろと諭すのである。
確かに、男のやせがまんが粋に見えるのである。
阿久悠は流石だ。
二人を逃がした男は、何も喪わせたくないと願った女の瞳に映っていた自分の姿、男はそれを守りたかったのではないだろうか?そのためにつらい芝居もやせがまんもする。その気障が粋に見えた時代の恋物語は、互いの目映る自分の姿を守れるかという純粋さを今に伝えているのではないだろうか。
君の目に棲、君の目に映る、自分を嘘でもやせがまんでも守る。
それも、ひとつの愛し方愛され方なのかも知れない。
もう一度、君の目が見たかったと最後の最後に呟けたなら、この上ない幸せなのかも知れない。
最後に君の目を見つめたら、君が見たわたしが映っていた君が見た全てのものと共に。
ちょっと手直しの再投稿。
2024.4月6日
心幸
君の目を見つめると
〜続き〜
次の日そらくんは学校でずっとお母さんの事が心配だった。その日の休み時間もそらくんは教室の窓から外を眺めながらお母さんの事考えていた。すると「そらくんどうしたの?今日は元気ないね。朝から下向いてるから心配だったよ」と担任の先生がそらくんの傍に来て言った。「だから先生は僕の事ずっと見てたの?」そらくんは不思議そうに聞いた。「うん、とても心配してたよ。もしかして昨日何かあったの?」先生はそらくんの目をじっとみつめて聞いた。「あのね先生、昨日僕が帰ってからお母さんが買い物に行ってくるって行ったまま帰ってこなかったの。おじいちゃんに電話してすぐ来てくれて警察に連絡してくれたの」そらくんは、昨日の出来事を先生に話した。お母さんは「まだ帰ってきてないの?」先生は心配そうに聞いた。「......うん」「先生お母さんに何かあったらどうしよう、僕どうしたら良いの?」そらくんは泣きながら先生に聞いた。そらくんの思いを知って先生はそらくんを優しく抱きしめて、「辛かったね、不安だったよね。お母さんは大丈夫だと思うよ、きっと」そらくんは先生の腕の中で泣きじゃくった。その日そらくんは帰ってからおじいちゃんの家に行った。すると出迎えてくれたおばあちゃんがお母さんの事を話してくれた。昨日そらくんが寝たあとで、おじいちゃんがスーパーの周辺を探していたらしい。すると警察の人がお母さんが帰りに事故にあって病院にいると言った。それを聞いてそらくんは、「病院に行く、お母さんに会いたい」と言った。おじいちゃんは「すぐ出発しよう」と言っておじいちゃんとそらくんはお母さんのいる病院に向かった。病院に着いて案内された病室へ行くとお母さんは骨折をしていて右足は、包帯で固定されていた。「お母さんっ」そらくんはベッドにしがみついた。「そら、心配させてごめんね」そらくんは「心配したよお母さんでも良かった。怪我大丈夫なの?」お母さんは、「うん、前の車と衝突しちゃってね、弾みで反対車線のガードレールにぶつかったの、それで右足を骨折しちゃったの」「そうなんだ、でも右足の骨折だけで済んで良かったね」そしてお母さんが退院するまでそらくんはおじいちゃんとおばあちゃんの家で生活することになった。
【君の目をみつめると】
君の眼をみつめるとなんだか全て見透かされている様な気がする。
まるで遥か未来から来たかのような…。
君はいつも俺に助言をしてくれた。そうして俺は皇帝の座に座れたと言っても過言では無い。
君の眼は綺麗なエメラルド色。そこには深いサファイアも含まれている。
俺は君の目と柔らかい春の綺麗な桜色の髪が好きだった。
でも君はどこかへ消えてしまったみたいだ。
全てが成功した時、君は眩い光に包まれていつもの君とは少し違う君?が出てきた。
少しくすみがかった桃色の髪に、少しばかりの光が入っている浅い緑の目。
君とは違う睨んでいる様な目。君が着ていたドレスが似合わなかった。
その日から君の言動はあの頃の悪女と呼ばれたセリーと同じ性格になっていた。城では、使用人達がA「あの悪女めが!やっぱり、気まぐれだったんだよ!」B「ですが、あの頃のセリーお嬢様は本当に優しかったのに。悪魔にでも取り憑かれたんじゃないでしょうか…。」C「いやいや、あの頃は天使のご加護をお受けになさっておられていたのだろう。」etc...............
とそのような噂が回っている。
確かにそうだ。俺はセリー嬢を城に呼び、セリー嬢の目を見つめた。
..............................。
「あ、あの。何でしょうか。もしかして私に好意を?!///まぁそうよね!私と婚約を結ぶくらい好意を寄せていらっしゃるのよ!」
「勝手に勘違いさせて悪いが。お前は俺のセリー嬢では無かった。では。」
「あ、あ、待ってぇ!私の王子様ぁぁぁー!!!!!!!」
…あいつの目を見ると、何も考えておらず、自分の欲に従っている猿以下の物に見えた。あの頃のセリー嬢はもういないのだと現実を突きつけられたようだった。
【君の目を見つめると】
二人で遊んだあとの帰り道
大通りから外れ 静かな方へ
心臓の音を隠している
川のせせらぎ
会話の内容は 緊張で 頭を通り過ぎる
「座らない?」
彼の言葉に ベンチに腰掛ける
熱い頬をなでていく
ひんやりとした夜風
心の中は 好きと不安が入り混じる
でも
彼の目を見つめていると
信じていいんだと思えた
「好きだよ」
川向いのビルが明るく光っていた
いい子で見られたい。仲間はずれにされたくない。普通でいたい。だから僕は自分を隠して嘘を吐く。
作られた声に笑顔に行動。
そうして生きてきた。
それなのに、君の目は僕を惑わす。
君の目を見ると僕が僕じゃなくなっていく。
いいや…その逆か。今まで誰にも見られてなかった僕が段々と崩れ見えてきてしまうんだ。
どうして、どうしてそんな目で僕を見るんだ。
本当の僕なんか君には分からないのに。どうして知ってるような顔するんだ。君がそんな、泣きそうな顔をするから僕は自分を隠すのを諦めてしまいそうだ。
君の目を見つめると_________。
綺麗な、青空だった。
初めてだったんだ、あんなに綺麗なものを見たのは。
今まで夜空しか無かった、そんな世界から
自由な青空が広がる世界へと、俺を連れ出してくれたんだ。
...視線の先には、今日も綺麗な青空が映った。
---二作目---
ふと、目が合って。
その時の瞳が、余りにも優しくて、美しくて。
直ぐさま顔を逸らしてしまった。
嗚呼、何時になったら、君の目をしっかり見れるのかな?
#君の目を見つめると
263作目
君の目を見つめると_____
君の目からはいくつもの光といくつもの影がみえる。
パチリと合ったその瞬間に様々な感覚に襲われる。
幸福と充実感が全身を取り巻く時、雷に打たれるように全身に走る痛み。
どんなものだとしてもそれほどまで大きく影響を及ぼすことが出来る君の力は知れない。
きっと君はなんの意図もないのだろうけど。
こちら側が一方的に受け取っているその感覚はいつになったら解けるのかまったく検討がつかない。
君が同じ感覚を味わっているのかも分からなければ、君がこの感覚を解いてくれるかも分からない。
結局私には君のことがわからない。
分かるわけもない。
自分のことさえも分かっていないのに。
実は君の方が私のことを理解しているのかな、とか思ったりして。
君の視線1つで光にも闇にも放り込まれる私は思い込みすぎだろうか。
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君の目を見つめると
君の目を見つめると、僕の顔が赤くなる。
体温が上昇するのを感じるんだ。
恋をしていることに気付いた瞬間。
こんな僕だって恋ができるんだ。
桜の花が咲き始めた頃
僕の心に咲いた小さな花。
今はこの花を大切に育てたい。
『君の目を見つめると』#3
きみのめは ほうせきみたいなんだ
きっと なによりもきらきらしてる
ぼくね、きみみたいになりたいな
おほしさまみたいにきらきらしための やさしいこ
ぼくがきみのいちばんぼしになりたいな
きっと きっとなれるよね
今日、気の早い母は制服の夏服をおろした。只、部屋に、掛けてくれた、夏服。✨
私は、何時もの仲よし組にラインをしたの。
『今から、近くなゲーセンに行こう〜(≧▽≦)🎶』
と、だけ打った。お母さんに、お小遣いに1000円をもらった。
私の部屋は、2階なので、階段を手摺り掴まりなぎらゆっくりと下りた。
『お母さん、制服の夏服を来て、夏音ちゃんたちと近くのゲーセンでプリクラを撮りに行ってくるからねぇ~。お母さん、お小遣いありがとう。』
『(苦笑い)風邪引きなさんな(^_^;)、まったく〜、やれやれ(^_^;)』と、母は、辟易していた。
大好きなセーラーのツーピースの服に、水色のリボン。ピンクのギンガムチェックのスカート。やや、ヘソ出しぎみなのが気になるなぁ〜🤔(*ノェノ)キャー
母の若い時の。ルーズソックスなんてかりてみたの。茶色ローファーで、お気に入りのハーフツインテール🎶🎶🎶
玄関の姿見に、全身を写してみるーー、普通の女のコ。でも、ソックスは、ギャル使用(*^^*)V🎶
母に、毛先だけクルホットカーラーで、ンと巻いてもらったの。うふふのふ。
夏音ちゃんと陽葵ちゃんと、木田太一君と高橋悟君と、お迎えに来てくれた。
『おばさん、こんにちは〜。』と、みんなが私の母に挨拶してくれた。
『あんずちゃん、まだ春になったばかりだヨ〜(^_^;)』と、陽葵ちゃんは、身体を心配したくれたの。『陽葵ちゃん、ありがとう。でも、大丈夫。だと、想う。』
木田君は、ルーズソックスか〜。と、言って『ワンポイントだネ〜。👍』と、どんだけ〜のポーズをした。『木田君、ありがとうね。www』
夏音ちゃんは、『季節早取りでいいじゃん、あんず(*^^*)🎶』と、行ってくれた(*^^*)🎶ありがとう、夏音ちゃん、嬉しいなぁ〜(*^^*)🎶
高橋悟君は、ジャッケットに手を突っ込むみ、『あんず。風邪引くよ〜。』と、他所を向いて言っていた。
夏音ちゃん、陽葵ちゃんが、『あんず、カワイイ〜から(*^^*)🎶』と、小さな声で言ってくれた。
『行って来ま〜す(*^^*)🎶』と、母に、大きく手を振った。夏音ちゃんと陽葵ちゃんに、手をかしてもらいながら歩き出した。
みんな、普通の洋服だった(^_^;)私の、夏服デビュー✨えへへ。
『あちこち、桜が咲いているね~。』と、陽葵ちゃんが言った。
『あんず、こないだ、想先生の上司の方と植物園にお花見に言ったでしょう?!れいん君に、こないだ、偶然に、会ったの。そしたらあんず先生が、お花見していたヨ〜』だって、言っていたよ。と夏音ちゃんは、口を尖らせた。ごめんね〜(^_^;)で、なんで、想先生の上司って理解ったのに??と、私は、眼をぱちぱちさせた。
何となくねぇ~。『夏音ちゃん、ほら、桜、キレイだヨ〜(^_^;)』と、指指した。
『あんず、みんなで行こうねぇ~(*^^*)🎶』と、夏音ちゃんが言ってくれた。私は、脚を止めて、泣きそうになった。
陽葵ちゃんが『大丈夫だヨ〜、あんずちゃん』と、言ってくれた。私は、頭を振り『嬉しい〜』と、少し、泣いた。
木田君が、『あんず、あともうちょっとで、ゲーセンだから。ファイト!!』と、言ってくれた。私は、ここにいる。
『ギャルピース✌しような〜』と、木田君は言った。
ユーチューバーの蒼さんも、ちょうど同じ日に、夜桜を近所で見たヨ〜(*^^*)と、言っていたなぁ~(*˘︶˘*).。.:*♡🌸🌸🌸
夜桜って、私には、まだまだ早い。私も、桜見ました〜(*^^*)🎶と、コメントしたら、誰かが、コブクロの『蕾』をリクエストしてくれた。
蒼さんは、感情を込めて丁寧に歌って下さいました🎶🎶🎶春って、さようならの季節でもあるんだよネ……。蒼さんの蕾は、やさしくて、切なくて、胸が痛くなった。
ーー蒼さんは、夜桜を見て何を想ったのかな……。桜、キレイですネ🌸🌸🌸
高橋悟君が、不意に自分よジャッケットを私の肩に掛けてくれたんだ、フワリ。
木田太一君が、ギャルピース✌だぞ、あんず(*^^*)🎶と、言って燥いでいた。なんか、カワイイ〜(*^^*)🎶
桜は、何時か散るけれども。、私は、今、みんなと一緒なの。
『高橋君、ジャッケットかしてくれてありがとう。』私は、俯き言った。
終わり
君の目を
君は私を
見つめると
微笑みあれば
それだけで良き
お題☆君の目を見つめると
君の目を見つめると私が映る。
でも君は私を見ていない。
だって君が恋しているのは、見つめているのは
私の双子の妹。
君じゃない人と結婚した妹。
同性だからと君をフった妹。
私と瓜二つの顔、両親でも聞き分けられない声。
君は私を見ながら妹を見ている。
それでもいいよ。
私は君が好きだから……。
君の目を見つめると、君は裸になる。
君は自ら、心の服を脱ぐ。
良い人のふりも、上司の顔も辞めてしまう。
難しそうな顔でやってるふりの仕事も放り投げてしまう。
「出た、その目。その見透かしたような目が苦手なんだよ」
拗ねたような、何か諦めたような顔で、あなたはいつもそう言うけど、嘘ばっかり。
本当は私のこの目が、大好きなくせに。
見透かされて、自分に嘘をつけなくなるこの瞬間が、本当は好きでたまらないくせに。
私は嘘がつけない。男性経験もない。
ただただいつも真っ直ぐに全力で生きてきた。
そんなまっさらな私を汚すことが、最高の背徳感だったんだろう。
振られたことすら、騙されたことすらない私だけど、あなたがろくでなしの嘘つきだってことは見抜いてた。
プライベートを一切語ろうとしないこと。
写真を撮られるのを極度に嫌がること。
名前を名乗る時、いつも苗字しか言わないこと。
うまくやれてると思ってるかもしれないけど、まるでバレバレ。
それが、寧ろ可愛く見えてしまったのかもしれない。
うん、多分そうだ。きっと、そう。
私が遅くまで仕事しているとき、名指しでひどく叱られたとき、あなたはたった一人遅くまで残って、励ましてくれる。笑いかける。
いつも嘘つきな顔なのに。
それなのに。
そういう時のあなたは、本当に優しい目をしてる。
だから狡いんだ。
それに甘えてまんまと弱さを見せた私が悪い部下だったの?
いつからこうなったんだろう。
私の身体を弄ぶ彼は、私を苛めて昂っている。
強引に抱き寄せたくせに、あなたの方が鼓動が速い。
耳元で囁く言葉には、湿った吐息が混ざって隠せない。
頸に熱を感じて全身が甘く痺れる。
「ねぇ……」
その目を見れば、その昂りが、余裕のなさが演技ではないことが分かる。
私はその様を見て、最高に興奮するの。
サディストはどっち?
なんて、頭のどこかで考えるけど、そんなことどうでもいい。
自分が何番目の女かなんて考えたくもない。
愛だとか恋だとか、そんなことも考えたくない。
あなたに脱がされながら、
私はただ、あなたの心の服を脱がせる。
君の目を見つめると、君は裸になる。
君の目を見つめると、胸がドキドキするんだ。
その目があれば、ずっと生きれるような気さえするんだ。
僕の心臓が止まりそうになったら、君に見つめてもらいたいな。
‐君の目を見つめると‐
♯28
君の目を見つめると
君はたまに
寂しそうな顔をするね
私はその理由を
直接聞くこともできず
ただ見ていることしか出来ない
ほんと惨めだよね
ごめんね
もう会えなくなるっていうのに
君の目を見つめると
君の目を見つめると
安心感で包まれた
君の目を見つめると
君といれるなら、他の事なんてどうでもよくなった
君の目を見つめると
素直になれる
君の目を見つめると
逸らさなければいけない様な気がした
もう君の目を見つめれない
君はもう、私の目の前に居てくれなくなったから
「ごめんね」って言い残して、またどこか遠くに行ってしまったから
置いてかないでよ
「君の目を見つめると」
君の目を見つめると
とても綺麗だった
今まで、何を見てきたの?
きっと、辛い毎日だったんだね
そんなに真っ直ぐ見つめられると
嘘が言えなくなる
深く澄んで穏やかな
まるで海のような君の眼差しに
僕の全てを捧げようと思ったんだ…