君の目を見つめると』の作文集

Open App

君の目を見つめると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/6/2023, 1:37:19 PM

毎朝電車でドアに寄りかかっている女の子。

多分僕と同い年ぐらいの高校生なんだけど、同い年とは思えないくらい落ち着きがあって、セーラー服がよく合う綺麗な人だった。

夏休みが終わってから、その人を見かけるようになった。
僕の定位置もドアのそばで、毎朝向かい合う形で立っている。
いつもその状態で、それぞれ本を読んだりスマホを見たりしている。
僕はその時間が1番好きだった。

一度だけ、その人と目があったことがある。

その人は、一重で少し大きな、優しい瞳をしていた。

僕はその瞬間を何故か忘れられなくて、その次の日からもう一度目が合うことを期待していた。

期待し始めてから数ヶ月たった頃、その人を電車で見かけることが少なくなってきた。

そして、電車のドアから春の暖かい風が入るようになった時、僕はその人が、僕よりも年上だったことを知った。

今ならわかる。その人が読んでいたのは参考書だったってこと。
カバーを外していたから分からなかったが、偶然同じものを買った時にやっと気づいた。


僕はまだ、あの人の瞳が忘れられない。

だけど今、僕の目の前には誰もいない。

あの人は、どこの大学に行ったんだろう。

4/6/2023, 1:35:29 PM

「先月、『見つめられると』があったな……」
己の投稿記事をさかのぼり、該当する題目を見つけた某所在住物書き。スマホに届いた通知9文字に、少々の既視感があった。
「これ、毎日お題来るじゃん、ひとつ投稿して、予備でもうひとつ用意しておくじゃん、いつか似たお題が来たら予備使ってゼロ秒投稿目指せるんじゃね?」
良いこと閃いちまった!物書きは早速今日の題目から、投稿用と予備用の2作品同時執筆を思い立つが、

「……でも俺そんな執筆スキル無くね?」
頭の固い物書きでは、そもそも投稿用自体……

――――――

都内某所、某アパート。人間嫌いと寂しがり屋を併発した捻くれ者がぼっちで住む部屋に、不思議な不思議な、リアリティーガン無視の童話的子狐が、お餅を売りにやって来ました。
「あのね、これがね、ニリンソウ」
今日はなにやらコンコン子狐、いつもお餅を買ってくれる捻くれ者に、見せたいものがいっぱいの様子。
「これは早く咲いちゃったヤマツツジ」
お餅を入れている葛のカゴから、ポンポンお花を次々と。捻くれ者の目の前で、お店を広げ始めました。
「で、これが、お星さまの木のお花」
花びらが5枚だったり、花の先がとんがっていたり。星を思わせる形の花が、3・4・5、計6種。
「おとくいさん、いっつもお餅買ってくれるから、特別に1個あげる」
コンコンコン。子狐はおめめをキラキラさせて、捻くれ者を見つめました。

「『お星さまの木』?」
「この、お星さまみたいな花が、いっぱいいっぱい咲くの。だから、お星さまの木なの」
「ガマズミか、その仲間だな。花が小さいから多分」
「ちがうよ」
「えっ?」
「ととさんも間違うの。でもお星さま、墨でも、炭でもないもん。だから、これはお星さまの花なんだよ」
「ん、んん……」

ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、花に詳しい捻くれ者。小狐が言う「お星さまの木の花」を、春の低木にこんもり咲くガマズミと推理しますが、
小狐コンコン、白いから炭じゃない、と聞きません。
「あの、」
あのな子狐。ガマズミの「ズミ」は、勿論諸説あるが、それでも多分「炭」でも「墨」のことでもないと、私は思うぞ。
言ってやりたい捻くれ者ですが、コンコン純粋な子狐の、キラキラまっすぐな目を見つめてしまうと、
「……その、」
どうしても、小狐の美しい勘違いを壊す気になれず、
「お星さまの花を、頂こうかな」
自分の言葉を沈め倒して、黙っていてやることにしたのでした……

4/6/2023, 1:26:11 PM

君の目を見つめると
そこには存在しているのに
君の心の中に存在しているのは
きっと別の人なんだよね。

4/6/2023, 1:25:54 PM

君の目を見つめると
言葉の真のほうをまっすぐ見つめられている気がして
嘘がつけなくなる。

君の目を見つめると
君の本心を写してくれなくて
君の思っていることがわからなくなる。

君の目を見つめると
目が何も写さなくて
みんなが見つめて離せなくなってしまう。

君の目は
怖い
どうしたら私以外を写してくれるだろう。

4/6/2023, 1:22:38 PM

君の目を見つめると。


どんなふうに自分が映っているか怖くて。
見ていられない。


逸らしたからって何も変わるわけでもないのに。


恥ずかしいって、
照れるって、

裏に隠れたちょっとした、恐怖。

4/6/2023, 1:21:21 PM

どこまでも真っ直ぐで、怖いくらいに優しくて。
野心家で、自信家で、マイペースな君。
現状に満足しないで、いつだってその先を目指してて。
本当、とんでもない後輩ができたもんだって、思ってたのにさ。

そんな君が、心を許してるのが自分だって、未だに信じられないんだよねぇ。

だって、君が嫌悪しそうなタイプだと思ってたから。
だから、あんまり踏み込まないようにしてたんだけど、君の見解は違ったみたい。
そう考えたら、君とは結構、似てるのかもねぇ?
表面的なことじゃなくて、もっともっと深い、根本的なところがさ。

”君の目を見つめると”、それだけで全てが変わるなんて思わなかった。



君の目を見つめると

4/6/2023, 1:21:17 PM

君の目を見つめると

フェルメールの、
真珠の首飾りの少女‥

君の目を見つめると、
不思議なその目で見つめ返してくれる。

4/6/2023, 1:13:32 PM

「君の目を見つめると」

苦しくて、苦しくて
何も言えなくなる、今も

4/6/2023, 1:13:18 PM

先生は1年生の担任持つことになったんだって


わかってる。きっと優しくてなんでも相談できる良い先生になる事くらい でも怖い 先生は「初めて担任を持った子」が特別になる


きっと「授業で1番最初に当てた子」は記憶が薄れて行っちゃうんだろうな、

4/6/2023, 1:11:37 PM

『私、もう長くない。』



_ああ、言ってしまった。


そう伝えただけで彼女の目には大粒の涙が。
…優しいな、ほんとに。



『…ごめんね、伝えられなくて。』



昔からそうだった。
あなたの責めるような目が嫌いだった。
見つめられると、なんでも話してしまう。



泣き崩れる彼女の横を通り過ぎる。


『…じゃあね。』

4/6/2023, 1:09:34 PM

君の柔らかな肌
そっと、触れると 温かで
僕の肌が吸い付きそうにも感じる

柔らかいのは 肌だけではない

髪も柔らかで 染めたわけでもないのに
髪色は少し色が抜けた様に栗色で 
その柔らかな 髪を小さな耳に
指でかければ、
僕の目を見つめて うふふっと
君は微笑んだ。

気持ちが昂り 強く抱きしめようとすると、君は身を捩らせて僕から逃げた

あぁ、もう 僕は本当に君の虜だ

夜更け、大判の白いタオルで 
君の体を包み込んで 水滴を拭き上げる

シャワーを浴びていた君の体を
拭く事さえ、誰よりも喜んで僕がしよう

この白い肌を誰にも
触れさせたくないんだ

あぁ、このまま ずーっとこのまま
君と…



「パパ!早く 肌着着せてあげてよ
娘に風邪をひかす気?」

風呂場から妻に怒鳴られながらも

君の目を見つめると 
お風呂上がりに喉が渇いたのか
グズリ出した

「あぁ、ごめんよ 
お風呂上がりにお白湯飲もうね」

生後3ヶ月の可愛い僕のお姫様

#君の目を見つめると

4/6/2023, 1:09:27 PM

君の目を見つめると
「ふっ、なにー?照笑」と
照れて逸らしちゃう君がかわいい。
でも、
「なんなのよぉー」じっ

と見つめ返されると
僕のが照れてしまって、、
ふはっ、、

なにこの幸せな時間。


っていうのを電車とかで思い出してにやけてしまうから危ない、、笑
デート、楽しみだ。

4/6/2023, 1:08:30 PM

【君の目を見つめると】

いつからだろう。
私を見る幼馴染みの目が、私を呼ぶ声が優しいと感じるようになったのは。
それに気付いてしまってから、君と一緒にいると何だか胸がざわめいて落ち着かない。

君は昔から、性格も気質もほぼ正反対な私の事が嫌いなのだと思っていた。現に私が側に居ると苛々している事も多かったように思う。それなのに何故。

どんな心境の変化なのか知りたくて覗き込むように君の目を見つめると、熱に浮かされたような瞳で見つめ返された。その奥に潜む僅かな甘さと憂いに、胸が苦しくなる。

(ああ、これは恋をする者の目だ)

そして私もまた、同じ目で君を見ているのだろう。

4/6/2023, 1:07:56 PM

君の目を見つめると

私が目で訴えても、見つめても、

君は絶対気づいてはくれない。当たり前だ。

相手は超能力者でも、未来予知でもないから。

私がアクションを起こさなければ、何も始まらない。

4/6/2023, 1:07:48 PM

『病季(びょうき)』

春夏秋冬。

今は春。
外の桜がざわめく頃、
君と初めて出会ったね。
眉目秀麗。
君は僕に一瞬驚いて食べていた桜餅を喉に詰まらせていた。
あれは僕にとっても今世紀最大の喜びだったよ。
でも、これがきっかけだったんだよね。
その時の君の瞳は確か、
桜。だったね。

今は夏。
「海に行こう!」
急にそう言って走り出すもんだから、こけてすりむいちゃったじゃないか。
君はお転婆なのに頭はよくて、授業中よく叩きおこしてくれてたね。
あの花火大会は忘れないなぁ。
「可愛いでしょ!」と自信満々に浴衣姿を見せて来たから、思わず「可愛い」って言っちゃったよ。
その時の君の瞳は確か、
大きな大きな花火。だったね。

今は秋。
もう肌寒い頃なのに君はまだ半袖で、風邪をひいていたっけな。
意地でも半袖を着たい理由が「まだ夏に残っていたい」なんて子供っぽいね。
風邪が治ったら「紅葉狩りに行こう!」だなんて、君はどれだけ僕を振り回すんだい。
でも、そのお誘いは僕を想ってなんだよね。
その時の君の瞳は確か、
紅葉。だったかなぁ。

今は冬。
大雪が降ってきて興奮した君が僕に雪を投げつけてきたね。
「お返しだよ!」って投げ返したら、まさかの雪だるまにされたよね。
クリスマスは一番の思い出。
「クリスマス、デートに行きませんか!!」って君は少し緊張していたなぁ。
デートの前日は緊張してよく眠れなかったや。
その時の君の瞳は確か、
暗闇。

ねぇ、君。僕があの時言った言葉を覚えてる?
「僕を忘れて」
これはちょっとしたお願いに過ぎないんだけどね。
でも、本当はこう言いたかった。
「僕のことを忘れて、幸せに生きて」
僕はクリスマスの前日に死んじゃった。ごめんね。折角のデートだったのに。
でもね、僕はまだ生きてるよ。
君の瞳の中に住んでる。
少し鏡を覗いてみて!僕の笑った顔が見えるでしょう?
僕が景色を見つめていた時、君は僕を見つめていてくれたもんね。ありがとう。

泣きたくなったら、鏡を見て!君の瞳に住んでる僕が君のことを笑かしちゃうぞ。

嗚呼、でもそれだと君は僕を忘れてくれない。


お題『君の目を見つめると』

※眉目秀麗(びもくしゅうれい)=容貌がすぐれ、大変美しい様

4/6/2023, 1:05:31 PM

君の目を見つめると

君も見つめ返す。


「言葉以外にも気持ちを伝える方法は

たくさんあるんだなぁ。」

と私は気づいた。

4/6/2023, 1:05:16 PM

「………………」
「………………」
 かれこれ十分、二人は見つめあったまま。
 一言も発さず、呼吸さえ忘れたかのように。

 睦言を囁きあっているのならまだ分かる。
 人目もはばからずイチャつくバカップルとして断罪しよう。
 喧嘩をしているならまだ分かる。
 メンチを切り合い一触即発な雰囲気を打破し引き離そう。
 
      が、

 ただただ無言で見つめあっているのである。
 周囲もどうしたものかと動けず、異様な空気のまま、今十三分が経った。

 もう限界だ。
 片方のツレが思い切って声をかけた。
「ちょっと」
 彼の人生で一番嫌な「ちょっと」であったという。

 その「ちょっと」で、二人は拍子抜けなほどあっさり視線を外し、距離を取った。
 そうして、一言も交わさないまま各々の群れへと帰り、何も無かったかのように振る舞いはじめる。
 さすがにそのままスルーも出来ず、お互いのすぐ隣の人間がごく当たり前のことを聞く。

「何をしていたんだ」

 二人は同じように答えた。

「自分がどう映ってるかを見てた。手遅れだった」

#君の目を見つめると

4/6/2023, 1:04:14 PM

いまだかつて授業中にこれほど緊張したことがあっただろうか。左から感じる視線に押しつぶされてしまいそうだ。
 私の隣の席に座る彼は寡黙であまり表情が変わらない人でこのクラスになってそろそろ一年たつが数えるほどしか話をしたことがない。
 そんな彼がずっと見つめてくるなんて私はなにかやってしまったかと記憶を掘り起こしてみると、教科書を忘れて一緒に見させてもらったり、ペンを貸してもらったり先生に当てられたとき答えを教えてもらったりと彼に助けてもらった記憶ばっかりだ。言葉は少ないが実は優しい彼でも思うところがあるのかもしれない。
 本日最後の授業が終わり意を決して理由を聞いてみようと隣を向くと、ぱちり、と目が合った。その瞬間わかってしまった、どんなに察しが悪くたってわかってしまう。耳まで真っ赤にした彼が目をそらした、常に無表情な人だと思ってたけど実は瞳に感情がでやすいタイプなのかも。

4/6/2023, 1:02:49 PM

人と話をするときは、目を見て話そう。
どこかで聞くフレーズだ。
正直、会話する時にそんなこと意識しない。大半の人とは。
君もそうなんだろうね。
ねぇ、私と話してる時君はどこを見ているの?
私が君の目を見ようとすると、君もちゃんと見てくれる。
そういえば、いつも私から目を合わせてるね。
気づきたくないのに気づいちゃった。
君からは一度もないことに。

#君の目を見つめると

4/6/2023, 1:01:51 PM

君の目を見つめると、思わず逸らしたくなる。

そういう感情なんて一切ないはずなのに、なんでこんなに胸が痛むんだろう。

私の目の中にいる君。

けど君の目の中に私は存在しない。

それがどういうことか、私には分かる。

Next