『勿忘草(わすれなぐさ)』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小さな青空をひとつみつけ、手に取るわたし。
少しづつ散ってゆく、わたしの心。
幸せになれるのかな。
死の土壌を開拓した過去は誰にも崇められず肥沃となった大地は偶々通りかかった略奪者に搾取される
"両脚のふくらはぎの痛みを忘れないで"
降り積もった疑念の雪は日記に書き留めた
勿忘草が咲き乱れても決して忘れないで
"あなたの人生を生きて"
題『勿忘草(わすれなぐさ)』
勿忘草(わすれなぐさ)
大好きだった君は今は冷たい石の下で眠ってる。
勿忘草を贈り続けます。
何年も時が経とうがずっとずっと君だけを愛してる。
天国なんて信じてはいないけど、もしあるとしたらさ
どうか私のことを忘れないでね。
ごめんね。まだまだ当分は君には会いにいけそうにないや。
そしたら私あなたを待たせ続けることになると思うの。
私が天国に行くときは、この花と君が大好きだったものを抱えて会いに行くからどうか覚えていてね。
そしたらまた私と家族になってくれますか?
勿忘草
ありがとう
君のこと忘れないよ
三枚も使ってごめんね
勿忘草を墓に添えて呟く
「どうか私を忘れて幸せな夢をみて」
それが嘘か真かは誰にも知らせることはない
尾崎豊のラヴバラードの中でいちばん好きな曲は…
I LOVE YOUではなくOH MY LITTLE GIRLでもなく、♪Forget−me−not。
#勿忘草(わすれなぐさ)
川辺に腰をおろすと、サラサラと聴き心地の良いせせらぎが聴こえてくる。
しばらく、その音を聴きながらぼーっと川を眺めていた。
ふと、隣の地面に目を遣ると青白く小さな花が咲いていた。
以前本で読んだことがあった。
確か、勿忘草という名前だったはず。
ーーー昔、ヨーロッパで1人の騎士が、恋人のために花を摘もうとして川に落ちてしまい、その花を恋人に託して『僕を忘れないで』と言い遺して沈んでしまった。
恋人はその花を【勿忘草】と名付けて生涯その勿忘草を身につけて恋人を忘れなかったーーー
悲恋であると共に、亡くなった恋人を忘れず生涯を貫いた女性の強さを感じた話だった。
小さな花が風に吹かれてそよそよ揺れている。
周りには他の勿忘草はない。
その一株だけがそこにいた。
自分の存在を、主張しているように思えた。
「・・・僕を忘れないで、か。」
優しくその花に触れてみる。
ほんの少しあったかい気持ちになれた。
その後、週に1回その川辺に来るようになり、あの勿忘草の隣に座って花を愛でたり景色を一緒に眺めたりするようになった。
まるで恋人と通いデートをしている気分だ。
・・・もし、枯れてお別れになってしまったら同じ花を買って育てよう。
名前の由来になったかの女性のように、ずっとその花をそばに置いておこう。
『勿忘草ー花に恋した話ー』
〖勿忘草〗
勿忘草とかいう寂しそうで切なげなネーミングをしているけれど、
「いつか私が萎れてもまた同じ場所で咲いてみせるから、どうかその時まで穏やかに待っていて欲しい。」
なんてちょっぴり強げな言い分を残して萎れるんだろうな。
切なげな名前なんて気にもせず、むしろ絶対に忘れさせないという恋に盲目で乙女ちゃんな勿忘草を想像すると、どうしようもなく愛おしく感じます。
X(旧Twitter) @Amoon_3k
えーっと…
なんだっけ?
さっき聞いたのに
もう忘れてる
あれあれ
それそれ
なんだっけ?
誰だっけ?
思い出せない
勿忘草を煎じて
飲んだら?
そうだよね~
そうしたいけど
そんな事も忘れるくらい
愛らしいお花だね
✴️654✴️勿忘草(わすれなぐさ)
今年ももれなく春が来る
みんなが卒なく進んでく
言葉にならない恐ろしさ
拒んだ私は忘る春
忘れては待つ
春のおもかげ
花見の話題
また嫌になるね
忘れられたのは
ボクの方だ
なんだかんだ
覚えてるよ
忘れられたのは
ボクの方だって
春になると
いつも思い出す
出会いと別れが交差する
みんなは何かと楽しそう
言葉にならないもどかしさ
忘れた私の消ゆる春
忘れて分かる
春を知らない
開花宣言
また嫌になるね
忘れられたのは
ボクの方だ
なんだかんだ
覚えてるよ
忘れられたのは
ボクの方だって
春になると
いつも思い出す
忘れられたのは
ボクの方だ
なんだかんだ
忘れたくないんだ
忘れられたのは
ボクの方だって
春になると
いつも思い出すから
ボクを忘れないで
勿忘草
可愛らしい淡い青色
派手さがないからか
逆にその花言葉で
皆が知ってる気がする
私もあなたに贈りたい
忘れられるのは悲しくて辛いから
記憶の片隅でいい
それでも覚えていてほしい
私を忘れないで
せり
なずな
すずな
すずしろ
ほとけのざ
ごぎょう
はこべら
わすれなぐさ
勝手なわたしの冬の八草
勿忘草
お題キープ。
本当の悪意は
人を辛い態度を取ったり、暴力ではないことを私は知っている。もはやそれは悪意、でもないかもしれない。
勿忘草の花言葉、
「私を忘れないで」「真実の愛」
そして、
今日の事を忘れず
積み重ねていけたらと思います
【勿忘草】
勿忘草
私には好きな人がいる。
クラス替えで同じクラスになり、
しかも偶然前の席に君が座っていた。
一目惚れだった。
授業に集中して取り組む姿。
配り物で私の方を向いたときの君の笑顔。
どこを切り取っても君は素敵だった。
私のそばにずっといてほしいと思い、君に告白した。
返事を少し待ってほしい。そう言われた。
しかし、何日たっても返事が来ない。
しつこいと思われるのは嫌だったので、
直接君に聞くという選択肢はなかった。
しばらく経ち、君から呼び出された。
「返事としてプレゼントがあるんだ。はい、これ。」
私に渡されたのはピンク色の花だった。
【勿忘草(わすれなぐさ)】
気づいたら頭から抜けてるくらいの感じでいてくれたらいい
わざわざ覚えてなくていいよ。
◆ 起天昇落 ― 序章 ◆
夜の底は、まだ揺れていた。
風ひとつないのに、黒い雲だけがゆっくりとうねり、天が何かを思い出そうとしているようだった。
少年は、その下に立っていた。
名を 凛(りん) という。
胸の奥で、微かな震えが続いている。
それは恐怖でも期待でもなく、もっと曖昧で、もっと古い感覚だった。
――呼ばれている。
そう思った瞬間、空が裂けた。
光でも闇でもない、“天”としか呼べない何かが降りてくる。
凛の足元の影が揺れ、背中に熱が走る。
視界の端で、四つの文字が淡く浮かび上がった。
起天昇落。
天を起こし、昇り、そして落ちてもなお天を見上げる者。
それは、選ばれし者にだけ刻まれる“宿命の名”だと伝えられていた。
「……なんで、俺なんだよ」
呟きは風に溶けた。
だが天は答えない。ただ、静かに、確かに凛を見ている。
次の瞬間、身体が浮いた。
地面が遠ざかり、空が迫る。
重力が裏返り、世界が反転する。
昇る。
落ちる。
そしてまた昇る。
そのすべてが、凛の中でひとつの軌跡となって刻まれていく。
――これは逃れられない。
――だが、終わりではない。
天の光が凛の瞳に宿ったとき、彼はようやく理解した。
これは呪いではなく、始まりだ。
そして物語は、静かに動き出す。
薄青い小さな花が、横たわる長身を飾るように群れ咲いている。
眠るみたいに穏やかな顔はそのうちのっそり起き出して、いつもの間延びした声で「おはよ~」とでも言いそうだ。けれどそれは絶対に有り得ないことを、俺はよく知っている。
閉じた瞼は二度と開かれることは無く、不思議な色をした瞳を見ることはもう叶わない。
「この色、アンタのイメージじゃねえんだけどな」
胸の上で手を組む姿は妙にキマっていて、スーツの色と対になるようなその花の薄い青も、まるで計算されたように俺の目に映った。
「なにが〝私を忘れないで〟だよ。生きてる間は俺なんか歯牙にもかけてなかった癖に」
軽口叩いて俺の手をスルリとすり抜けて。
なのに意味深な目を向けてきたりして。
俺は取り巻くように咲くその花を一房むしって、薄く開いた唇に押し込んでやる。
「アンタに振り回されて散々だったよ」
最後の最後まで、この人は俺を振り回してからかうばかりで、本心を見せてはくれなかった。
「お陰でアンタが消えてくれない」
アンタの望む通り、俺はアンタを忘れられなくなった。
唇に挟んだ花びら越しに口付けを交わす。
「やっとアンタを俺のモンに出来る」
ひとりごとのように、呟いた。
END
「勿忘草(わすれなぐさ)」
「勿忘草」
茜色の境界線。
空がゆっくりと燃え、見事な夕焼けが街を包み込む。
すべてが影になっていく時間。
銀色の光が最後の一瞬を惜しむように、雲の端を縁取っている。
隣には、影に溶けそうなほど真っ黒なクロ。
彼がふいに見上げた横顔に、私は「今」という時間の重なりを感じる。
温かな体温だけが、この曖昧な世界で確かなものだった。
足元に、ひっそりと揺れる勿忘草。
暗がりに沈む前の青い花びらは、まるで誰かが落とした忘れ物のようだ。
「忘れないで」という願いは、過ぎ去る光への静かな抵抗。
夜が来る前に、この紅い空とクロの鼓動を、
記憶の奥深くに、大切に刻みつけておきたい。
→騎士ルドルフと恋人ベルタ
ドナウ川の岸辺に咲く小さな青い花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたルドルフは、足を滑らせて命を落とした。その時に最後の力を尽くしてその花を岸に投げ、「Vergiss-mein-nicht!“(のことを忘れないで!)」と叫んだのが、勿忘草の名前の由来だとか。(ウィキペディアより)
話は変わるが、ティッシュペーパーを1枚空に投げたとて、その軽さと空気抵抗で、思った位置に投げることは難しい。
では、花は? 小さな青い星を集めたような勿忘草を、大人が流されるほどの勢いある川の中から、岸に放り投げることは可能なのだろうか?? しかもドナウ川だぜ? かなり川幅あるよね?
もし可能なら、勿忘草はその可憐さをぶっちぎるほどの勢いでベルタの元に飛んできたんじゃなかろうか? ベルタ、ビビったろうな。
兎にも角にもロマンチックを通り越して、純情脳筋すげぇなと思った。
テーマ; 勿忘草(わすれなぐさ)