『刹那』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
え、えーと、刹那?で
合ってますか、?
わかんない!!そもそも刹那の意味が、、!
なになに?
【刹那とは】
物凄く短い瞬間。
へぇー知ってたわー(棒)
私、前告白されたことがあって。
その時、断ったんですよ。
いちご🍓を愛してるから。w
そしたらいきなりキスされそうになって、、泣
その刹那、私そいつのことぶん殴ってしまいましたww
、、こういうことで、合ってる、?w
刹那
その中に詰まっている
光と闇
運命を分けた一瞬に
歓喜し
後悔し
涙する
あの時
花は確かに
咲いていたんだ
それは
ほんの僅かな
時間だったけれども
ずっと
求めていたのは
君という水で
出会って
愛されて
満たされて
心から思った
もう
思い残すことは無いと
「刹那」
意味もなく俺の手を取る男じゃないと知っていた。
ちか、ちか。短い閃光が瞬いて。
「信じているからな」
俺は何を返せばいいかは頭に浮かばなかった。
その期待に応えられない。やめてくれよ。そんな、大切な物を預けるような力強さで見ないでくれ。きらめかしい瞳をこっちへ向けないでくれ。応えられない。無理だ。絶対に、応えられないんだって!
いま心から溢れるがままにそう怒鳴っても良かったけれど、しない。できない。
「お前にしか頼めないんだ」
「や、やめてくれよ――」
もう一度骨がきしむほど握りしめられて閉口した。
じっとりとかいた汗が冷えていく。別れの予感が忍び寄り、俺たちの手を解いて彼を攫って行ってしまう。
「なあ、頼むよ、親友」
うるさい! 動けない俺を置いて、大事な約束も託して、一人で行ってしまう奴が親友でいてたまるか。お前なんかただの知り合いだ!
聞き入れたくない。嫌だ。耳を塞いで体を丸めて、一人泣いていたかった。
けれど結局いつものように諦めを口にする。
「……わかった」
俺に誰よりも深く楔を打ち付けて、あいつは俺の元を去りながら満足そうに頷いた。そして背中を向けたら二度と振り向かない……。
その記憶を十数年のうちに何度も夢に見ていた。
もう少し経てばこの夢は終わる。きっと俺は湿っぽい布団から起き上がって、朝食を用意する。その頃にはこの夢も微かになって、しかしなお掌に残っているような温もりを追いかけようとして、あの子を起こしに行く。知り合いの忘れ形見は体温が高いから。
強い閃光はもうずっと昔の思い出だ。唯一覚えていた刹那すら夢は朧気で、何一つあいつのことを語り聞かせられない俺は、もう親友には戻れなかった。
戻りたいと思うことすら許せなかった。
私を説明するのなら、
それは大庭葉蔵ではなかったろうか
この世でせめて理解できたのは、
ただ彼だけのこころではなかったろうか
ああ、実に、文才があったらきっと、
私もあんな手記を書いたのだろう
私はそうやって、『逃げました。
逃げて、さすがに、いい気持はせず、死ぬ事にしました』。
私のこころを、委託する。
いとも簡単に。
刹那におかされた
この胸
今にも壊れそう
だからね
あなたに会いたくて
あなたに抱きしめてほしくて
いっそうのこと
めちゃくちゃに壊して
お願い
4月18日
LINEのクラスラインが
出来たらしいので入っといた
昊にもいったけど入らないらしい
そういえば昊と
一緒にゲームやりたいって思ってたけど
やってるけど
やってるゲーム少ないっぽいし
まだオンラインはやってないらしい
一応フレンドだけなっといた
人生で初めての香水を買った。
甘酸っぱいけれど可愛すぎない、
少しだけ背伸びしたような大人っぽい香り。
でも付けたての香りは、すぐに揮発して
落ち着いた香りに変わっていってしまう。
最初の香りが一番好きだから、
ずっと続けばいいのにな。
無駄にしてしまった時間に思えても
その時は、その瞬間を
決して無駄と思って生きてなかった。
あなたのついた嘘に傷つきながらも
「もういいよ、許すよ」
と私も嘘をつく
2023/4/29
瞬きをするほどの短い時間だったのに目の前に広がる世界は激変した。まるでテレビのチャンネルを切り替えた様な一方的で乱暴な変化。
「何…これ…」
荒廃した世界を前に声が震える。刹那、頭の中で声がした。
「これは結果だよ。」「何度引き返せる分岐点があったと思う?」「警告などいくらでもあったろうに。」「選択を重ね、行動を省みる事も無く突き進んだ結果だ。」「今、人とし生ける者全てにこの映像を見せている。」「この結果が嫌ならば…」
「どれ程巻き返せるかやってみるが良い。私とてこの結果は不本意だ。」
矢継ぎ早に話す声が止むと元の世界に戻っていた。
一瞬で人生が変わる。
その刹那‥
なんて事は無い。
どうなるか分からないなんていうが今日一日は分かる。
朝起きて眠るまで。
( あーあ、つまんない。)
僕の友達の口癖だ。
無視したいが聞かないといけない。
( なにが? )
( 人生。)
君の人生よりつまんないよ僕の人生。
( きっと良いことあるよ。 )
また、思ってないことを言う。
《刹那》
それは熱病のようなもの。
時が経てばすぐ冷めてしまう刹那的なもの。
若いうちにありがちな盲目的な恋。
周りの大人達は口を揃えてそう言うけれど、じゃあ、それのどこが悪いのかと問うても苦笑いするばかり。
今は熱に浮かされてるからそんな風に思うのだ、と。
諭す言葉は正論かもしれない。
だけど私の心を動かすものではない。
だってこんなに好きなのだ。
焦がれて焦がれて、身も心も焦げつきそうなほど。
寝ても覚めても考えるのはあの人のことばかり。
物語の令嬢のように婚約者がいるわけではない。
あの人にだって、恋人や想う人がいるわけじゃない。
何より、恋人になりたいだとか、両想いになりたいだとか、そんな大それたことを考えているわけではない。
ただ、想って、恋い焦がれて、遠くから見つめていられればそれで充分なのに。
時折、何かの拍子に目が合うだけで満足なのに。
叶わない想いなのは、言われなくても知っている。
身分違いだなんて、諭されるまでもなく分かってる。
だからどうか。
たとえ刹那の熱病であっても構わないから。
せめてこの胸の内の熱が冷めるまで、想い続けることを許してほしい。
絡む眼差しに、私と同じ熱が籠もっているなんて夢物語のような錯覚を、信じたりなどしないから。
「おはようっ!」
「…はよ」
休み明けの学校の朝。憂鬱な1週間の始まりなはずのに、何故か友人はとても元気だった。
「ふふふ…親友よ、君だけに特別に僕の宝物を見せてやろう!」
「は?」
いきなり目の前の席に座った友人は制服のポケットから何かを取り出す。別に何も聞いてないんだが。しかもそこお前の席じゃないし。
「見よ!」
「…、…髪の毛?」
友人が掲げて見せたそれは黒く長い1本の髪の毛だった。友人は短髪だから友人の毛ではないだろう。
「ただの髪の毛じゃない!これは幸運の女神の前髪だ!」
「気でも狂ったのか?」
「狂ってない!」
冷静に返した俺に友人は興奮した様子で話しだす。
「今朝電車からホームに降りた瞬間、僕の目の前に女神が現れたんだ!」
「へー」
「サラサラの美しい黒髪にこの世とは思えない程いい香り!彼女は女神に違いない!僕は反射的に女神へ手を伸ばした!」
「変態か?」
「違う!僕の手は女神の髪をしっかりと掴んだはずだった。しかし彼女の髪はまるで風のように手からすり抜けてしまったのだ」
「やっぱり変態だろ…」
「違うと言っているだろ!そしてうなだれる僕の手には1本の光り輝く髪の毛だけが残された。そこで僕は気がついた、これは幸運の女神の前髪だと!」
「目の前で消えたなら前髪じゃなくて後ろ髪なんじゃね?」
「君はかの有名な話を知らないのか?!女神に後ろ髪はないのだよ!」
「だったらそれ女神じゃないんじゃ…」
熱く語る友人に現実を説明しようとした時、タイミングよく教室の扉が開いた。他のクラスメイトにも同意を得ようと扉に顔を向ける。
「おはよー…」
「おはよー。なに?元気ないじゃん」
「聞いてくれる?!さっき駅でいきなり髪の毛抜かれたの!」
「えぇ!?怖っ…!?」
「でしょー!自転車壊れたからって1駅分電車使うんじゃなかった!」
「変態ってどこでもいるんだね…。てかアンタ髪型変えた?」
「うん!シャンプー変えたら癖っ毛おさまったからストレートにしてみたんだ!」
「いいじゃん、似合ってるよ」
「ありがとう〜!テンション上がった〜!」
「「………」」
登校してきたクラスメイトから顔をそらし、そっと視線を静かになった友人に戻した。あんなに輝いていた笑顔は一瞬でなくなり、顔は火が出そうなくらい真っ赤に染まっている。
「…。あとで謝っとけよ」
「なんて言えばいいんだよぉ…!」
女神が現実にいてよかったじゃないか、とは軽口でも流石に言えなかった。
後日友人は無言で女神に菓子折りを渡したらしい。女神は大層困惑していたそうだ。
刹那
この間はごめんなさい。
いつもの自分に戻ります。
嘘を重ねた続けた私は最初に出逢った私ではないかもしれないけど...
あなたが私の全てを受け入れていてくれる間はあなたの為の私でいます。
いつもの私ってわたしはなんなのだろ
日々剥がれていく嘘、壊れていく私をあなたはどれだけ受け入れてくださいますか?
普通に聞いてほしい。
私の小学校の卒業アルバムの題名が刹那という件について。
当時の私たちにとっては、漢字がかっこいいというそれだけで、選ばれた言葉だった。
ただ、刹那の言葉の意味としては簡単に言えば一瞬の時。
そんな小学校は一瞬じゃなかったような...。
皆さんはどう思いますか?
って聞いたところで答えられないか笑
暗転 背筋から這い上がる愉悦
締めつけるような渇きが溢れて
蜂蜜のようにとろり甘く
琥珀色に吸い込まれるように
反転 白紙の上の物語は空虚
影よりなお仄暗い歓びに満ちて
蜘蛛の糸の如き救いは刹那
ふつり解けて空に立ち昇る
地を飛ぶように空を這いずり
唾棄した踏み台に足をかけて
刹那に思うことがある。
昨日から、私がよく通る道に捨て猫がいる。
可愛そうなので、拾ってあげた
#刹那
事を完璧にこなす狙い目は相手が1人になった瞬間だと、先人から学んだ。相手の性格、行動は既に調査済み。仕損じること、また目撃者がない場所に行くように誘導して、気づかれぬよう尾行し狙い目を探る。
……ココだ!同行者もおらず、周りに誰もいない!
そのほんの一瞬、刹那に私は先制攻撃を仕掛けた!
「私と付き合ってください!」
【刹那】
※作中に登場するカメラはフィルムカメラです。
「こうこうふぉとこんくーる? なんじゃ、それは」
「写真の出来栄えを競う大会よ」
「競う? かけっこか。写真が走るのか」
わしがそう言ったら、あやつは縁側から身を乗り出すように腹を折って、笑いだした。
「なんにも走らないってば! 写真がどれだけ素敵に撮れたかを比べるの。審査員がいて、これだ、と思った写真を一つだけ選ぶのよ。その写真を撮った人は、よくできました、っていうご褒美をもらえるの」
「ほう。自分で選べるわけではないんじゃな」
「自分じゃよく撮れたかなんてわからないもん。……ううん、自分でよく撮れたな、最高の出来栄えじゃん天才じゃん、って思っても、それが他の人たちに響くとは限らないんだもん」
あやつは傍らに置いていた〝かめら〟とやらを、そっと撫でた。小岩のようにごつごつとした真っ黒な塊から、れんず、と呼ばれる目のようなものが突き出して、正面に睨みを利かせている。人の創りし謎物体、かめら。
この謎物体は、人や獣や風景を含めた、刹那の時間を切り取るためにあるのだという。かめらで捉えた時間を特殊な紙にどうにかして焼き付けたものが、写真。切り取られた時間は、写真という形になって、ようやく人の目に映るものになるのだとか。
あやつの説明に興味を持って、試しにわしの刹那を切り取ってもらったことがあった。後日あやつが持って来た十枚の写真には、さまざまな角度から見た古い社、荒れかけた境内、そして、後ろの林と山が、真夏の鮮やかな深緑とともに切り取られていた。わしの姿は、どこにもなかった。
「君は神様だから、写せないみたい」
あやつは悲しそうに言った。
「わしの時間は、人の時間と比べると、あまりにも長く引き伸ばされているからのう。かめらでわしの刹那を切り取るのは、難しいんじゃろう」
それを聞いたあやつは、はっとした顔で「長時間露光」とつぶやき、後日〝さんきゃく〟とやらを担いできて、かめらでなにかの仕掛けを作っていた。そしていつの間にやらわしの刹那を切り取ろうとしたようだが、その際の写真にも、わしの姿はなかった。
「それで、そのこんくーるとやらがどうしたのじゃ」
「入賞したいのよ」
「すればよいではないか」
「それが簡単にできるなら、神頼みなんてしないわよ」
あやつは口を尖らせた。
「神頼み?」
「君、神様でしょ? コンクールに入賞したいっていう私の願い、叶えられるんじゃない?」
「そんな力、あるわけなかろう」
宮司は昨年いなくなり、ご神体と呼ばれていたものは持ち出され、賽銭箱も取り除かれ、供物のまんじゅうは持って来た本人がさっき遠慮なく食べきった、そんな見捨てられた社の神が、「存在する」以上の力を持っているわけがない。神は人の信仰を力にするものだ。
「ほかの神に頼めばいいものを」
「ほかの神様に知り合いいないもん」
あやつはまた口を尖らせた。
「君は話しかけやすい見た目だったからなんとなく友達になっちゃったけど、神様ってみんな、なんか怖いし……近づきにくいし……」
「だからといって、わしのようなものにすがりたくなるほど、こんくーるとやらは大事なのか」
「そりゃそうよ。将来カメラだけで食べていくなら、入賞の実績でハクつけとかないと」
「かめらは食べ物だったのか」
「違うってば!」
あやつはまた腹を折って笑った。
そんな会話から幾刻経っただろうか。神にとっては刹那よりも短い時間、人の時間でいえば半年ほどか。
暗い顔で境内まで登ってきたあやつから、
「コンクール、落選した」
という報告を受けた。
「そうか」
「あーあ、やっぱり神頼みはだめね」
あやつは縁側にごろんと寝転がった。
「私、カメラは好きだけど、カメラの才能はないのかも」
「なにもかめらにこだわらずともいいのでは? たとえば、おぬしは神が見えるのじゃから、巫女になればよいのではないか? 巫女の才能はあるぞ」
「やだー! 私はカメラマンになりたいの! 好きなカメラで評価されたいの!」
まるで赤子のようにじたばたと駄々をこねる。その拳に打たれた縁側の板が、ボコっと音をたてて一つ外れた。
「あ」
「あ」
とたんにあやつは申し訳なさそうな顔になって、しおしおと起き上がった。
「気にするな。いずれは朽ちるものじゃ」
「でも君、いまちょっと小さくならなかった?」
「わしはこの社の神じゃからな。社が壊れれば、そのぶん嵩も減る」
「わ、私、カメラマンになって成功したら、お金で直すから! 弁償するから!」
「そうか」
「あっ、気のない返事! 私ね、写真学科のある大学に行くんだよ。そこでカメラのことがっつり学んでやるんだからね」
「そうか」
「大学はね、ここから遠いところにあるから、私、もうすぐ引っ越すの。だからこれまでみたいな頻度では来れなくなっちゃうけどね」
「……そうか」
「ふふ、ちょっとは寂しいって思ってくれる? 帰省したらまた会いに来るからさ。それまで、元気でね。それ以上、小さくならないようにねー」
あやつは来たときとは打って変わって、いつもの明るい笑顔で去っていった。
そんな会話から幾刻経っただろうか。神にとってはつかの間だが、人の時間でいえば半年――それをいくつも繰り返すほどの、長い時間だったはずだ。
「やっと、来れた」
息を切らし、あやつがここまで登ってきた。境内ともつかぬ草むらをかき分け、わしの姿を見つけて、皺の多い顔でにっこりと笑う。
「いろいろあってさ、ずっと来れなかったの。元気だった? ……そうでもないか。ずいぶん小さくなっちゃって。でも、間に合ったね。私、弁償できるぐらいには、貯金できたよ」
あやつは背に負っていた荷物を下ろすと、中から一枚の紙を取り出した。社の縁側の、かろうじて残っている板の上に置く。重しのつもりか、端にまんじゅうも載っている。
「これは……」
「写真よ。君の」
驚き、横からまじまじと覗きこむ。
見覚えのある景色が、そこにあった。かつてあやつに切り取られた時間だ。縁側の板がまだすべて揃い、屋根も庇も残っている社。いまほど荒れていない境内。そして、後ろの山と林の、鮮やかな深緑。一つだけ過去に見た景色と違うのは、社の前面の庇に載っているものの存在だ。黒くでこぼことした小岩のような塊。そこから突き出した一つ目が、ギョロリと正面に睨みを利かせている。
「わしは、こんな姿だったのか」
「君、なんとなくカメラに似てたから、親近感持ってつい話しかけちゃったのよね」
あやつはカラカラと笑った。
「この写真はね、私の目が長時間、君を映していたから、描けたのよ」
「おぬしは絵師の才能もあったのだな」
「あっ、絵だってバレバレ? でも、すごいでしょ」
あやつが得意げに鼻を鳴らす。
「じつはね、これ、『友達』っていうタイトルで、絵のコンクールに出してみたの」
「ほう」
「落選した」
「……そうか」
「でも私自身は、いままででいちばんよく描けた、天才じゃん、と思ってるのよ」
あやつはまた、顔の皺を深めてカラカラと笑った。
刹那。きわめて短い時間。瞬間。
そんな、刹那の時間で人生が変わることがあると教えてくれたのは、君だった。
私が君を好きになったのにはずいぶんと時間がかかったように思う。ただ同じ空間を共にする仲間ではあったが、仲良くはなかった。
それがいつしか縁が結ばれ、私と君は親友になった。不思議な縁だ。きっと私と君に繋がる糸は、他の誰とも違う色をしているのだろう。
私は恋する乙女だった。いつも誰かに恋をしていた。誰かを目で追いかけていたし、夢に見ることすらあった。
ずっと、遠くの彼を見ていた。見ていた、その目を、ふと隣の君に向けただけ。その刹那、君の笑顔が私の胸を刺した。
それから、私と君の距離が変わっても、私はずっと君を見ている。君の影を追っている。誰とも違うこの縁を頼りに、逃がすまいと必死に追いかけている。
私は過去の奴隷だ。逆らうことも、逃げ出すこともできずに囚われている。私と君の、過去に。