暗転 背筋から這い上がる愉悦締めつけるような渇きが溢れて蜂蜜のようにとろり甘く琥珀色に吸い込まれるように反転 白紙の上の物語は空虚影よりなお仄暗い歓びに満ちて蜘蛛の糸の如き救いは刹那ふつり解けて空に立ち昇る地を飛ぶように空を這いずり唾棄した踏み台に足をかけて
4/29/2023, 8:29:20 AM