『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もう好きと伝えたいあなたはどこにもいない
#初恋の日
#24「初恋の日」
小学3年生の始業式
クラスメイトも一新し新しい日々が始まった
席替えするまでは出席番号順に座ることになっている
忘れ物が酷い僕は持ち物の色鉛筆を忘れた
お隣に座る女の子に借りることにした
「ごめん、色鉛筆忘れたから貸してくれる?」
女の子は少し驚いた様な顔をして直ぐに
「あ、えっと、いいよ。はい、どうぞ」
その日からなにか忘れる度に女の子に借りていた
いつの間にか親友と呼べるくらいまで仲良くなっていた
ある日、お礼を改めて言っておこうと思い
「忘れ物酷くてごめんね」
と彼女に謝ったところ、彼女はこう言った
「始業式からずっと貸してるかもね(笑)」
と笑いながら返事をしてくれた。そして
「でもそれが藍(らん)らしいよ」
と笑顔で返してくれた
そんな君に、僕は惚れてしまったんだ
初恋は、小学一年生です。私の町は小さくて小中合同の運動会でした。
運動会の練習、徒競走をビリで走り抜けたあと、凹んで歩いていると、中3の男の子が頭をポン。
その時初めて誰かに認められたような、頑張りが評価されたような気持ちになりました。
そしてその人を練習中にいつも追いかけている自分がいて。
男の子の名前はゆうやくん。
小さい中学ながら、目立つ存在の人でした。
メガネをかけていて勉強もできてスポーツも出来た。その人はりょう君という、これまたかっこいい男の子と親友でいつも一緒。
りょうくん派?ゆうやくん派?と言うのは、女子の定番の話でした笑
私は恥ずかしくて、聞かれると小さい声で、どっちでも無い…。なんてウソを言ってしまっていました。
でも本当はゆうやくんの笑った顔にドキドキしっぱなし笑
家に帰って、全校生徒の集合写真があり、その中にゆうやくんがいるでは無いですか!
私はそっとゆうやくんの写真にキスをしたのでした。恥ずかしいー!笑
初恋は実りませんが、淡い可愛い私の記憶です。
初恋の日
今日は初めて人を好きになった日だ
ちょっと最悪なのかもしれない
だって、
初恋は
初恋の相手は
五条さんだから
「五条さん……」
「んー?」
「今は忙しいですか?」
「まぁねー」
「……好きです」
「え?!!、ろ、ろん、か」
「あ、」
心のなかで思っていることが
表に出た
「今のは忘れてください、では」
やばいやばいやばいやばい…
まずいな……////
すると
五条が手首を掴んできて
「忘れるわけ、無いじゃん」
「いや、ほんと間違えただけで、その…」
すると五条は
口にキスをしてきた
「ん♡」
「僕もさ、ずーっとろんかのことが大好きでたまらなかった、でもさ、今は両思いってことに気づけたから、もっとしよう?」
「は、い//」
嗚呼
もっと
好きになってしまう
そんな感情が芽生えた
世界中が、自分だけきれいになったにおいがしたんです。足許は跳ねる音がして。そこから、もわっとしたにおい。
音が変わったんです。
においが誘ってきて、くいくいっと顔を上に向かせるような。とてもすてきだと思いましてね、けれど爆弾だったらどうしようと。ふふ、思ったんです。
そう言いながらきみはカップを置いた。
カツンカツン、とフォークの先が探しもの。ぼくが教えるまでもなくすぐに見つけて、拾い上げてぱくり。
はじめて食べました、って。
きゃー! なんて。
そんなに食べたかったの。
「おいしいですねぇ…、食べたらなくなってしまうのがもったいない」
「食べてくれないとかなしいの」
「えぇもちろん、残さず、あなたに一欠片もあげません」
「味見もさせてくれなかった」
「一口目はわたくしがほしかったんです。正解でした」
「別にいいけど」
その代わり味を教えてあげますって、お口が活き活きするの。お手々もひらひら踊ってたのしそう。
まず、フォークの先が小さくサクッと入り込んでふわふわなメレンゲをかき分けるんです。そうしたら少し重たい感触。ぐぐっと力を入れると、タルトとは違う軽いけれど硬い底。
パキッという感じで割れてフォークから逃げようとするんですよ。
底がいちばん最初に口に入るんです。
パイ生地の空気を含んだようなたのしい食感がして、そうしたら、キュッと口の中が引き締まるように涼しい酸味。その中にも甘さがあって、……レモンカードと言うんですね! ふふ、新しいような懐かしいような響きがすてきです。
甘酸っぱさに浸っていれば、滑るように溶けてゆく緩やかな口溶け。
一口食べて。
紅茶との相性もいいんです。砂糖を入れずに、ストレート。きっと、濃いめに淹れてミルクティーにしても合うのでしょうね。
でも、わたくしはストレート派です。
「はぁ…おいしいです」
しみじみ呟いて。すっごいしあわせそうなお顔。なんだか、まるで――――、
「……きみってば、恋してるみたい」
「ん、ふふ、そうですか? そうですね、初恋ですね」
「は」
「言いますでしょう? 初恋の味は甘酸っぱい、と。いま、それと同じ体験をしているんですよ、わたくし」
最後の一口を食べて、ふわって笑うの。
瞼が開いていればきっとウィンクをしてたと思うの。パチンって、お茶目な。
そんな仕草がよく似合いそうな雰囲気で微笑むの。
そんなふうに思われてる、手許にあった――いまは姿かたちはすっかりきみのものだけれど、それにちょっとジェラシー。
まあ、いいけれど。
ぼくは目で味わう初恋もあるって知ってるから。ちょっと優越感。
「ん、よかった。またつくったげる」
「ふふ、いいえ」
きちんと口許を整えて。
「初恋の味は一度きりですもの。二回目の本や映画は記憶を消したい、と言うでしょう?」
「そうかも」
「ですから、今日が最初で最後なんですよ。次があるとするなら、また、別の味ですね」
「おなじものでも?」
初恋なのに次があるの…って。
するときみは得意げに口角を上げて、
「ええ。わたくし、毎日初恋していますもの」
って言うの。
#初恋の日
💠『ハルジオンを想う』
白い背の高い花
一目惚れだった
春には道端に咲いて
いつだったか
あのきみを探している
口にしても届かない
あのきみが好きだ
他のハルジオンではなくて
あのきみが好きだ
ありきたりな言葉が
風音に消える
心の通わない
虚しさが心地よくて
何度もきみを想う
偽月かげる✨
💠🤍💠🤍💠🤍💠🤍💠🤍💠
汚れた雑巾
私は仲良くしている男子がいた。そのことはよく一緒にいて、掃除場所も近かった。だから掃除中に一緒によく遊んでいた。その子のことを意識し始めたきっかけは掃除の時たまたまその男子が投げた雑巾がわたしの顔面に直撃!!
私はすごくいきなりのことだったのでびっくりした。その時、その男の子はごめんね、と言いながら私の頭をポンポンと撫でてきた。あの時私はすごく変な気持ちになった。ドキドキして頭の中が真っ白になってどう反論したらいいのか分からなかった。今思うとその事件がきっかけで恋に発展したんだなと思う。初恋の日の思い出の事件だったな。今はこの事件に感謝している。この出来事が起きてなかったら、彼を好きになっていなかったかもしれない。その出来事がきっかけで私は初めて彼氏を作ることができた。その彼は今の私の旦那でもある。子供が3人もでき、みんなスクスクと元気に育ち私は今すごく幸せだ。あの時雑巾がぶつかって本当に良かったと心から思える。運命が動き出し、幸せへと導いてくれたあの汚い雑巾。雑巾が運命の人と出会わせてくれた。ありがと。あの雑巾。
本日のお題『初恋の日』
あなたの姿を初めて見たとき
世界が輝いて見えました
あなたの声を初めて聞いたとき
世界が輝いて見えました
これが初恋というのでしょうか
私は恋しているのでしょうか
それから
あなたの姿を見るたびに
私の身体はおかしくなって
あなたの声を聞くたびに
私の心はおかしくなって
あなたのことばかり考えて
あなたの好みばかり考えて
これが初恋というのでしょうか
私は恋しているのでしょうか
21初恋の日
初恋の電車が引退するので、その姿を一目見に来た。
比喩じゃない。私は電車に恋をしていた。
柔らかさと鋭さを兼ね備えた流線型のボディ、晴れた日の海みたいな深い青。ちょっと甘えん坊にも見える丸い窓。
見た目だけじゃなく乗り心地もだ。シートピッチも角度も、揺られているときの幸福感も。何もかも最高だった。
引退セレモニーは粛々と進んでいく。
私の初恋の相手は、大きな湾をぐるりとすすんで、そのままもう戻らない。
今日は快晴だ。晴れてよかったな。鼻をすすると、駅のすすけた匂いと、微かな潮の香りがした。
初恋の日。
それはどれだけ年月が経っても
どれだけ新しい恋が目覚めたとしても
一生に1回の初恋だから。
忘れることなんてきっとない。
初恋の日
ある夏
君と僕は海で出会った
太陽が水面に反射して
よく見えなかった
でも、これだけはわかった
とても綺麗
海が似合う
一目惚れをした
いままで恋に興味がなかった僕
これが恋
とっても嬉しかった
君が僕の初恋の人でよかった
それから僕は
毎日海に通った
今日は
今日こそは
話しかけてみようかな
大好きだよ
そう叫んだら、空へと飛び立ってしまった
〈解説〉
主人公が恋をしたのは、真っ白な白鳥
初恋要素すくないな…
〈初恋の日〉
「初恋の日らしいよ」
差し出された花束には雫がついていた
ー
男の視線は落ち着きなく
手に持った花束と私の顔を行き来する
「今日の朝、ニュースで聞いてさ。
花屋の前、通っても書いてあって……
俺、花束とか買うの初めてでさ。
よく分かんなくってオススメで頼んじゃったんだけど、こういうの好きだった?」
ピンクのガーベラの後、
男に視線を移すと
その耳はガーベラよりも染まっていた
熱っぽく潤んだ瞳と目が合う
安っぽい漆黒は
らんらんと輝いていて、
私の言葉を期待しているのが透けて見える
私はこういうのが大嫌いだ
初恋とか、愛情とか、
夢みたいに綺麗なものが
本当にこの世に存在していて
かつ、自分がそれを与えたり、
享受できると信じてやまない愚かさが
私はできる限り綺麗な表情作って感謝を述べた
すると男は嬉しそうに頷き
あろうことか、
望んでもいない
私に対する自分の気持ちを吐露し始めた
その声を聞き流しながら、
私はじぃっとピンクのガーベラを見つめていた
ガーベラの中心、
黒目からほろりと
露がこぼれるのを私は見逃さなかった
テーマ『初恋の日』
彼女と一緒に居ることは僕にとって『あたりまえ』だった。
家族ぐるみの付き合いで、赤ちゃんの頃から遊んでいた僕らは小学生になってもずっと一緒で。
だけど小学生高学年にもなれば自然と異性である僕らは離れて行き、中学生になった頃には殆ど疎遠になった。
進学先の高校は別。同じ学校であるという縁さえも完全に途切れ、今ではただのお隣さん。学校が違えば登校時間も違って顔も合わせることも無くなった。
そうして高校も大学もどこか空虚な学生生活を過ごした後、僕は社会人となり社畜のように働き始める。
そんなある日、友人が開催した合コンで偶然にも彼女の再び出会う。
大人になった彼女は昔より何倍も綺麗で、何倍も賢くて。それでも昔と変わらない所もある。そんな彼女と過ごす時間は、子供の頃の『あたりまえ』を取り戻したようで。
いつの間にか『あたりまえ』の様に一緒になった僕達は、『あたりまえ』の様に結婚し、『あたりまえ』のように子供を成し、『あたりまえ』の様に数十年の時を旅した。
そして遂に訪れる、寿命という名の最後のお別れ。男より女の方が寿命が長いと聞くが、僕達の場合は逆のようで。
僕は沢山の家族に見守られながら永遠の安らぎに着こうとする彼女の手を握る。
その手は僕と同じように昔からは想像出来ないほど萎れていて、だけど僕や子供達の面倒を見続けた立派な母の手で。
今更ながらに僕は気がつく。彼女は僕にとって『幸せ』であり、『強さ』であり、『自分自身』であり、何よりも『あたりまえ』だった事に。
生まれてから何十年の『あたりまえ』が『あたりまえ』では無かったことに。
僕は命の音がどんどんと小さくなっていく彼女に最後の言葉を渡す。
───ありがとう。愛してる。
初恋の日
それはたったの3週間前の入学式。
席が隣で。
私の机からシャープペンが落ちた。
拾おうととした瞬間、彼の手と私の手が重なった。
その瞬間、
好き
そう思った。
【初恋した日】
君に初恋した日は、友達に知らされたとき_。
次の日から、普通の自分じゃなくなるの。
今まで、どうやって接してきたっけ。
昨日までの自分が居なくなってしまった。
こんな恋、初めてです。
君に出会えて良かったのか良くなかったのか。
未だに、よく解ってない。
君がいるからここにいたい。
君が言ったから同意した。
君のためにできるこどは、
何でもしたい。
そこに幸せがあるから。
そこに未来があるから。
初恋は甘酸っぱいなんて言うけど、私にはそれが分からない。
恋愛なんて夢見てる方が幸せなのに。
人間は強欲だから相手を自分のものにしたくなる。
それで理想と違ったらすぐに捨てる。
初恋は実らない?いいじゃん、それで。
実る恋ほど悲しいものはない。
実ったらあとは腐るだけ。
あなたの初恋の日はいつ?
ねぇ、思い出せる?
●指先の嘘●
学校の休み時間に、
友達の恋バナを聞いていた。
私はまだ、恋愛の事なんてよく分からないし、
今の所、近所に出来た
クレープ屋さんの方が気になるので、
友達の恋バナは半分聞いて、
半分はクレープの事を考えていた。
『…君の、素敵な所はね…』
もう一人の友達は、うんうんと、
目を輝かせながら話しを聞いている。
…この時期はイチゴのトッピングは
外せないな。
『そしてね、その時に教科書を貸してくれてね…』
「それは優しい人だね~」
〈それ、私も思った!〉
『そうなの!さりげない優しい所も好きで…』
私は、クレープの事も考えながらも、
友達の思い人の印象を、相づちがわりに言って、
ホイップクリームたっぷりの
イチゴのクレープの事を思い浮かべていた。
『これって、やっぱり初恋なのかな?』
初恋…。という言葉に私は反応した。
以前、興味本位でお母さんに、
そんな事を聞いたのを思い出した。
「あのさ、お母さんの初恋の人って、誰?」
『…あら、突然どうしたの?あなたが、
そんな話しをしてくるなんて珍しいわね。
もしかして、好きな人でも出来たとか?』
「ちーがーう!さっきやってたアニメで、
初恋は実ら無いだのなんだのって言ってたから、
気になっただけ!
お母さんは、どうだったのかなって」
『お母さん、一瞬期待したのに!』
がく然とするお母さん。
「何で期待するの?」
『母という者は、
娘の恋バナを聞きたがる生き物なんです』
…母というものは分からない。
「ふーん、で、誰?誰?」
『残念ながら、お母さんの初恋の人は~……
お父さんでしたー!』
「嘘だー!」
ずいぶんためて出た答えが、お父さん。
初恋って実るものなのか。
と、その時は思った。
そして、お母さんは
よいしょっと立ち上がると、
表紙に“希望”と大きく書かれた、
一冊の卒業アルバムを持ってきた。
ん?その表紙、見た事があるような無いような。
『お父さんと、お母さんね、
学校が同じでね…ほら、これ、お父さん』
クラス別のページで、個人がズラッと載ってる
一枠に、若き日のお父さんが居た。
「お父さん、かっこいいじゃん」
『でしょー』
「今は何か劣化してるけど」
『こらこら』
お母さんは、たしなめながらも
笑って、次々とページをめくっていった。
「あ!お母さんだ。若ーい」
『こら、今も若いでしょ!』
冗談を交えつつ、お母さんの当時の
思い出話や、お父さんとのエピソード
色んな話しをした。
しばらくして、
お母さんは私に見せた事の無い、
切ない顔をした。
それはたった一瞬の事だったけど、
私は見逃さなかった。
お母さんの指先には、
お父さんと友達等が映った写真があった。
けど、お母さんの視線の先には、
違う男子の姿があった。
お母さんの一瞬の表情に、
私は少し嫌悪を感じた。
何か嫌だ。知らない女の人みたい。
そして、悟った
お母さんの初恋は実らなかったのだと。
友達は好きな人の話をする時、
お母さんが一瞬見せた
切ないような嬉しいような、
あの時のお母さんと似た表情をしていた。
『ねーねー、放課後どうする?』
ぼーっとしていたら、
いつの間にか恋バナは終わっていて、
友達二人は放課後の話しをしていた。
「クレープが食べたいな」
そう、
恋バナとかはいいから、クレープが食べたい。
『新しく出来たところ?』
「うん。酸っぱくてビターな気分」
『じゃー、クレープ食べに行こう。
で、その後、テスト勉強ね』
「…テスト…忘れてたー」
『ふふふ』
友達二人は私に“らしい”ね、
と言って笑っていた。
別に悪い気はしない。
今の私には、クレープと、
目先のテストをどう乗り越えるか精一杯で、
恋とかそういうのは、まだいいのだ。
一つ思い出した事だけれど、
たまに卒業アルバムを出しては、
こっそり見ていた、お母さんの事は、
お父さんには、一生内緒にしておこう。
fin.
#今回のテーマは
【初恋の日】でした。
私の幼なじみに彼女が出来た
それからずっとモヤモヤしていた
ある日の放課後
遅くなってしまっていたので走って校門まで行くと
キスをしていた
その時にわかった
初めて恋したのはあなたで
初めて失恋したのもあなただったことに
fin
theme 初恋の日_hatukoinohi
⚠︎初恋の日だったのにはつこいのひとみたいになっちゃって
ごめんなさい🙏
初恋の日にデートしたのは何となく付き合った彼氏だった。
付き合って3カ月になる。
彼氏に嫌いな所はない。
( 初恋って覚えてる? )
覚えてるが彼氏が嫌がるだろうから覚えてない事にした。
( 彼氏くんは? )
私だと言っていた。
年齢的にあり得ないがありがとうと言った。
初恋とは程遠いこの関係。
彼氏に嫌いな所はない。
でも最初に好きな所が出ない人。