入道雲』の作文集

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入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/29/2024, 2:29:07 PM

・2『入道雲』

とんと見なくなった入道雲は何処へいったか?

今は私の住処です。

あの人が好きな夏が
もう訪れないよう

遠くに遠くに
あの人の目の届かないところにあります。

閃光あり、雷鳴なし!

私は天気の神様なので
好きにできます。

うらやましいでしょう?

【続く】

6/29/2024, 2:26:47 PM

「数日ぶりの空」


分厚い遮光カーテンの向こうが眩しいのはわかっていたのに、なぜ外を見ようと思ってしまったのだろう。

澄んだ青い空。
もこもこと盛り上がっている、雲。


外を見るなんて、何日ぶりだろう。
カーテンを握りしめたまま、動けない。
雲が形を変えていく。

暑くなりすぎて悲鳴を上げた大地が、空に白い雲を伸ばしているのだ。雨を降らせてくれよ、と。


降ってしまえ。降ってしまえ。


開放感と暑さに浮かれた子供たちの甲高い声。


降ってしまえ。降ってしまえ。


どんな時にも、誰の頭の上にも、太陽は昇る。
それならば、どんな時でも、誰の身にも、雨は降る。

降ってしまえ。降ってしまえ。

捻くれた考えでしか、自分の機嫌を取れなくなってしまった私の頭の上にも、太陽は昇り、雨を降らせる。

降ってしまえ。降ってしまえ。


数日ぶりに、昼間に出かける準備を始める。

雨に濡れるのは好きではないが、傘で顔を隠せるのは悪くない。



────入道雲

6/29/2024, 2:23:04 PM

【入道雲】


大きなお坊さん

さしずめ弁慶のような

きっと名前からして

仏の道に入った人なんだろう


しかし

この言葉

会社の後輩達に

伝わるのか?

「入道雲」って言葉

ぎりぎり聞いた事あるって所なのでは?


なんて思ってしまう

お年頃


あぁ

老いたぜ

あんなに大好きだった

夏が

暑さがツラいゼ

6/29/2024, 2:21:06 PM

『入道雲』

夏になると入道雲を見ることが増える
ひまわり畑をいつも駆け回っている子供達が森に虫取りに来るらしい
カブトムシは森の奥に沢山いるよ!
クワガタは森の手前に沢山いるよ!
そんな情報を僕はミーンミーンと大声で話す
子供達に聞こえてると良いな

6/29/2024, 2:16:41 PM

雨だ雨だ、雨が来る
僕は雨が大好きだ
雷も大好き

帰り道、大雨が降っていた
僕はあえて、傘ってのをささずに雨を楽しんだ
雨に打たれ、遠くでは雷の声が聞こえる
美しい声
びしょ濡れになりながら、耳を澄まして、その声を聴く

激しい雨、ほんと最高
人間たちは濡れたくないのか、傘をさしてるけど、それ意味あるの?どうせ濡れるなら、雨を楽しまない?
まあ、人間のことなんざどうでもいい
僕は僕の世界で楽しむんだ

水たまりにダイブして、水しぶきをあげる
もちろん人間がいない所でね

帰ったら、それはもうぐっしょりと濡れていて
温かいふかふかのタオルに顔を埋めて
安心の笑みを浮かべるんだ




(題からはずれてしまった。つまり、入道雲は好きだよ、ということ。)

6/29/2024, 2:16:26 PM

入道雲…まではいかないけれど、最近の空には夏の雲が見られるようになった。
これから本格的な夏がやってくる。もう7月。

夏はいつもひとりぼっちだ。誰もいない。
夏は切ない。
夏至が過ぎ、日没が早まり、
あっという間に秋が来てしまう。

今は気候変動が酷くて、ゲリラ豪雨なんてあるけれど、そんな言葉がない頃は、夕立があったなぁ。
今は夕立って言葉じゃすまないくらいの突発の雨が降る時代になっちゃったな。

昔は夕立が好きだった。
雨上がりの空の色の美しさ、雨の匂いが好きだった。

もう、ときめくものすらない。

花を見ても、綺麗とは思うけれど、それだけで。
雲を見るだけで心が満たされた私が懐かしいなぁ。

6/29/2024, 2:16:08 PM

お題: 『入道雲』


入道雲を見かけると、ずっと見てしまう。

夏らしいあの雲は、
懐かしい気持ちになる。

あのバスの外から見えた入道雲を、友達と一緒に見た。

6/29/2024, 2:15:55 PM

暑い暑いとある夏の日。
サイダー味のアイスを食べながら、こちらを振り返り笑ったきみの後ろには
僕たちを監視するかのように広がる入道雲が顔を覗かせていた。

『入道雲』

6/29/2024, 2:14:17 PM

入道雲が見える山道のガードレールの向こう側を眺めながら隣の座席の声を聞き流す。格安バスチケットで殆ど衝動的に決めた旅行はあまり予定も決まらないままなんとなくこの辺に行ってみようという計画性のない出発で。本当はどこへ逃げたかったのだろうかなんてそんな漠然とした疑問さえ浮かびそうだ。着替えはもう少し涼しいものにすればよかったとそんな思いを乗せてバスは山間へと進んで行く。温泉まであと20分。

6/29/2024, 2:09:31 PM

入道雲だ。

強く雨が降り出した。この強烈な雨は夏特有のものだ。

この強烈な雨は、夏の暑さで干上がった生物たちに恵みをもたらしてくれる。

強烈な雨の強さの中には優しさがある。

6/29/2024, 2:09:05 PM

入道雲のようにわきあがってくる想い。
あの子の為にも早く忘れてあげたくて、こんな自分が憎くて、一晩中、布団に雨を降らせた。



でもなんで…?
雲は雨を降らせたら消えるはずなのに。
どうして私の雲は消えてくれないの?



【入道雲】

6/29/2024, 2:08:20 PM

「入道雲の正体って知ってる?」
「積乱雲。ちなみに夏に入道雲が多く見られる理由は、他の季節よりも頻繁に上昇気流が起こる為で……」
「あ、もう大丈夫です」
彼女は顔の前に手を出し制止すると、コホンと咳払いをした。
「私が生まれた村の言い伝えでね、こういうのがあって……」

夏に命を落とした人間の魂は、上昇気流に乗って空へと昇る。発生した雲の大きさは、死んだ人間の数に比例する――。

「小さい頃にこの話をお婆ちゃんから聞いてね。夏になると空を見るのが怖かったんだ」
今はもう大丈夫だけどね、と彼女は笑った。
「馬鹿馬鹿し……面白い話だね」
「正直なところが君の良いところでもあり、悪いところでもあるよね」
「ありがとう」
「褒めてないよ」
まったく君は……と小声で何やら呟いていたが、聞こえないふりをした。
「小学校を卒業するまでその村に住んでいたんだけど、村で過ごす最終日、荷造りをしている最中にふと外を見たの」
夏の暑い日だった、と彼女は言った。

ひと際大きい入道雲が出ていて、ふと言い伝えを思い出して怖くなった。だけど、何故か目が離せなくて、そうしているうちにどんどん入道雲が大きくなっていったの。
あっという間に空が暗くなって、激しい雨と雷の音に、思わず耳を塞いだ。どれくらいそうしていたのかわからない。ほんの数分だったのかもしれない。気が付くと、母親に手を引かれて車に乗り込むところだった。
逃げるようにして村を出た。車の窓から見える景色は、知らない場所のようだった。強い風と打ち付ける雨の音、氾濫する川。濁った川の水面から、人の手が見えた気がした。

「それから暫くして、あの場所は廃村になったって、両親が話しているのを聞いた……」
話し終わって一息ついた彼女は、不安そうな顔をしていた。両手で自分を包み込むように二の腕を摩っている。
「今、その村がどうなっているのか見に行ってみない?」
どうしてそんな提案をしたのかわからない。ただ、彼女が生まれた村を見てみたいと思った。
窓から見える入道雲は、いつもより一段と大きく見えた。

6/29/2024, 2:07:08 PM

【入道雲】


モクモクしてて可愛い❤︎
けど
雨雲や雷を運んでくるヤバい子

地雷系だねw

ワタシはどうかな?
って考えてみたら…
割と【入道雲】寄りw

いい子が染み付いているから
「いつも明るくていい人」って
みんなは言う

でも、ホントはもー、真っ黒だねw
スミクロ?w
雷鳴だらけw
雨の様な涙も、もう豪雨並みだw

だけど昔と違うのが
それをただ、否定せず
聞いてくれる人がいること

どこにも吐きだけなかったものが
その人の前では、全部出てしまう

30年以上封印してきた涙も(雨)
痛みも(雷)
君の前では不思議と全部出る

こんなの初めて過ぎて
自分でも戸惑うくらいだよ

真っ黒の私もさ
真っ白にしてくれる
すごいね
こんなに自分を出せると
安心感が生まれるんだね

君はワタシの【入道雲】を
虹に変えることの出来る
不思議な人

五十嵐ハルさんの「少しだけ」
を聞くと…君を想う

ただ何となく追加していたプレイリスト
それが、この数日で何故か聞こえてきた
歌詞さえ知らなかったのに…
よくよく歌詞を見たら…
大粒の涙がポロポロ止まらなくなった
嗚咽が出るほどに…

だからこの曲は出来ればもう
聞きたくないな…


🎵もう少しだけ出会うのがさ
         早かったならば…
        
        と

 半分くらい君の好みを
    好きなフリしたのは内緒です🎵

このフレーズが刺さったね…

たられば…は
どうすることも出来ない
過去は戻せない
それは自分が一番知ってるんだ
だから…

「🎵どうかお幸せに🎵」

君とワタシはきっと「友達だ」
それしかこの関係に
名前はないんだ…

6/29/2024, 2:06:55 PM

木にもたれる。
弱々しい風がこもれびを揺らした。
青い空を背景に雲がゆっくりと泳いでいる。もくもくとしたその雲の隣には暑苦しく主張が激しい太陽。その景色が改めて夏だと私を実感させた。
「あの雲いいね」
「入道雲だね」
ふと呟いた私に君が答える。彼女は本をパタンと閉じ言葉を続けた。
「私が一番好きな雲なんだ。」
そう言う君は嬉しそうに見えてどこか悲しそうだった。私は首を傾げる。
“好きなことを話をしているのに何故悲しそうなの?”
そう聞こうとしたが、すぐに言葉を飲み込んだ。
君の弱音を受け止められる自信がなかったから。私は弱い人間なんだなと自覚する。
「そうなんだ」
ぎこちない返事がより私の気持ちを汚した。君は青空を見ながら頷く。

6/29/2024, 2:06:25 PM

入道雲

もうすぐ雨が降る

甘い香りがずっと鼻につく

今から晴れるよ。

6/29/2024, 2:06:06 PM

眩しくて暑くて   

まるで君みたいな夏の日差し

昼下がり、入道雲

強く雨が降り始める

君もたまにこんな風に沈むこともある

短い時間での雨上がり、また日がさしてくる

そう、君はこうやってすぐ明るさを取り戻すの

分厚く黒い入道雲も

君には敵わない


#入道雲

6/29/2024, 2:05:24 PM

入道雲が見えていたから

気づかないふりをしてたのに

ずっと

この幸せは続かないことを知っちゃったの

6/29/2024, 2:03:31 PM

【入道雲】

夏の匂いが少しした

土砂降りの雨が通り過ぎた後のこと

調子外れの鼻歌まじりにきみが旅に誘ってくる

退屈に揺れるカーテンが今日は

どこまでも行ける翼のようで

突発的な言動はいつものきみのこと

仕方ないなと立ち上がり重い荷物を持ち上げる

どうしてか不服そうな顔をするきみに

手を引かれて家を飛び出す



気が付けば海のすぐ近くまでやってきていた

僕の荷物からおもむろに古びたカメラを取り出して

「笑って」なんて言ってくる

きみに教えてもらったものの、

未だにぎこちない苦笑いが写し出される

波に反射した光が眩しいなんて思えるほど

世界は鮮明になっていく

今ここに君と居た証として残るならいいかと

また楽しそうなきみに手を引かれる

 

いつの間にか肩が軽くなった気がするけど

ついていくのにやっとで

荷物のことなんて確認していられない

また次の場所に着いた時に考えればいいやと

きみの背中を追いかける
 


イヤホンを流れる無色透明な光の粒が

景色に灯りを灯していく

僕ら以外の音が聞こえない

遠い場所までやってきていたようだ

一息つきたくて背負っていたリュックを触る

中身が入りきれずにあふれ出して

留め具が壊れていたリュック

肝心な中にあったものの跡形は

何一つ無くなって底が見えるほど

落としてきてしまったのかと慌ててきみを見ると

いたずらっこの笑顔が満開だった

その首元には僕のカメラ

苦笑いで返す僕が言葉を見つけるよりも前に

『これでようやくきみだけの言葉が聞ける』

『きみが見てきたものも受けた言葉も全てボクが持ってるから』

『こんな誰かから押し付けられたもの捨ててしまっていいんだよ』

『大事なものは最初からキミの中に』


揺れるカーテンが頬をくすぐって目を覚ました
 
晴天の空の下、何よりも光を集めているきみが

僕に笑いかけるユメ

僕が子供だったころに突然に旅に連れ出された時のユメ
 
どれくらい時が過ぎたって僕が大事に持っている思い出

いつまでだって僕はあの入道雲を追いかけるだろう


 
2024-06-29

6/29/2024, 1:56:51 PM

もくもくと、いつの間にか目の前に大きな雲

てくてく歩いて、ふと見上げた空に

あの入道雲は、綿アメみたいにおいしそう。

両手の指で作った四角の枠に

いっぱい、いっぱい。青空に襲いかかるように

成長して。寝そべって見上げると、

悩みがちっぽけになつて、どこかへ飛んでった。

6/29/2024, 1:54:45 PM

入道雲
私は入道雲って聞いて良いイメージがあった
でも
入道雲って雷やすごい雨を降らせるみたい
イメージと真逆
でも入道雲はちょっと好きかもな・・・・・
私は雲の中で入道雲が好き
みんなの好きな雲って何?
・・・・・・・・私は入道雲
入道雲が好き!

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