入道雲』の作文集

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入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/29/2023, 12:52:48 PM

#入道雲

入道雲。

私はこれが夏の象徴だと思う。

夏って言われて想像するのは水平線の向こうに見える入道雲だから。

だから、私は入道雲が大嫌いだ。

あの日のことを、思い出すから。

6/29/2023, 12:51:09 PM

6/29 お題「入道雲」

「口惜しいですね」
 寝台に置いた大きなクッションに背をもたせかけ、侯爵は呟いた。
「このような生命溢れる季節に、世界から消え逝くというのは」
 独り言だったのかも知れない。だが私の耳はそれを聞いた。
 あの雲を見るたびに、思い出す。彼が成し得なかった、民を守るための改革。
 けれどあの雲が降らす雨は毎年、干ばつに見舞われがちなこの大地を潤してくれる。
 彼は見守っているのだろう。あの雲の上、慈悲に満ちた眼差しで、民とこの国の行く末を。

(所要時間:8分)

6/29/2023, 12:50:43 PM

熱帯夜
ひとつの通知音が鳴り響く。
嫌いな人...いや..好きだった人
からの1本の電話

前は好きだった。
でも、そんな気持ちはもうどこにも無い
ダメなんだ。
僕には僕の世界があって
彼には彼の世界がある。
彼はただ僕を助けてくれた人
僕は彼の優しさに気を崩したナマケモノ。

この関係は斬るべきで
縁は斬り落とすべきものだともおもう。


【通知音】

✂ーーーーーーーー⚠ーーーーーーーーーーーー✂

こんな綺麗事を並べているが
本当はもう疲れたのだと思う。
振り回されて
元彼の死にたいという気持ちに対しての反応
全てにおいて、
きっとあの優しさは僕に向けられたものだが
もう、気持ち悪くも感じる。

最低だが、これが限界なんだ。

6/29/2023, 12:44:30 PM

入道雲

夏の積乱雲
急な嵐 大雨
雷雲

最近は人間は
切れやすく
積乱雲みたい


感情のまま流されると
とんでもないことになる

まずは深呼吸

不機嫌なら
体を動かそう

散歩してみよう
それでも
不機嫌なら
また散歩してみよう

ギリシャの哲学者の
言葉だったのかな?

あ!
入道雲は?

6/29/2023, 12:39:42 PM

「入道雲」

隣で釣りをしながら
君が指差す入道雲
「夏だな」という君

絵になるなあ
すっかり日に焼けた君

いつの間にか
夏の入り口をくぐっていたらしい

6/29/2023, 12:39:30 PM

暑いのにジメジメしている

そんな時は大体空にアイツがいる

"入道雲"

そう呼ばれるアイツは、大雨や暴風を呼んでくる

それは気圧やなんやらが影響して出来るらしい。

可哀想なやつだ。理科的な生態のせいで人を苦しめている事を知りながら、それでも生まれた以上は嫌われ役にならなければならないのだから。

偏頭痛持ちにとってアイツは危険信号でしかない。

しかし一方で雨や風が好きな人もいるだろう。

そんな人には神のように思えるのだろうか。

人のように、相手の捉え方によって善悪が決まるのだ

そうやって事物は全て生きているのかもしれない。

6/29/2023, 12:38:55 PM

入道

からりと晴れた青空、その真ん中に堂々と立つ入道雲。

子を産んだ日に、その女が窓から見た景色だ。

そこで女はその子に入道(いるみち)という名前をつけた。

いるみちは自分の父親を知らぬまますくすく育ち、やがて20歳になった。

そして、父親である私を探し当てたのだ。

私はその頃、資産家でありながらも病床に臥していた。

しかし、私は喜んでいた。隠し子ではあるが、我が子が私に会いに来てくれたこと、私の看病をしてくれたことに

我が子の中で私に本当に尽くしてくれたのは、いるみちだけだった。

そこで私はその女の願いを叶えてやろうと思った。

入道雲はやがて台風に育つという。

私の資産にしか目のない、私の家族に台風が訪れることを願って

私はそっと遺言状に筆を走らせて、愛しいその女の産んだ子の名前を書いた。

6/29/2023, 12:37:38 PM

【入道雲】
もくもくした雲でいいんだよね?
どんなのだっけ?って思わず検索した。

子供の頃食べたくて仕方なかったし、
もくもく雲の上で遊びたくて仕方なかった。

雲の写真も凄く好きだった気がする。

子供の頃思い出してたら、
キレイな心だったな〜
って思ってしまった。
なんか大人ってもくもく薄黒い雲だなって
雲のこと考えることも無くなった。

6/29/2023, 12:34:45 PM

苦痛に耐える猫の話
猫は我慢していた。愛しむ猫が他の猫といるのを見るたび我慢していた。一緒にいたその相手が好きだった場合、その場は腹を立てずに目をつむる。束縛するタイプでもないし、別にその猫の相棒でもないのでそれを見つけても直ぐに目をそらしていた。もしも相棒だったなら、目をつむる事なく許していただろう。相棒じゃないから目をつむらなきゃ自分が壊れてしまう。
動物占いが羊だった猫は、束縛しないせいで過去の相棒達を不安がらせた。猫は相棒に窮屈な思いをさせたくなかったし、要領良くするタチじゃなかった。
ただ、猫として嫌いな猫の側に愛しの猫が接近しているのを日に何度か見てしまうと烈火のごとく腹が立って嫌悪感で溢れてもうそ奴等と関わりたくなくなる。良い記憶まで勝手に失くなろうとしたりする。
あざとさは異性には関係ないようだ。猫も同じだった。真似こきのあざとい同性猫は大嫌いで気持ち悪いとすら思っているが、異性があざとくてもあまり感じない。そこまで自分は気に入られているのかと思ってしまうがそれだけだ。ただ、愛しの猫に卑怯な真似をするような猫は異性も同性も気に入らない。
愛しの猫にも自分と似たような所があると知っていた猫は、もうどうしようもなくどうしようもなかった。似ているはずなのに何故なんだと思ったりもする。自分が持ってない面も沢山あって、そこがまた愛しかったりする。姿を見ても行かなかったからどうでもいいわけじゃないし、探さなかったから気にしていないわけでもない。気になりすぎて絶対に見ない時もあるし、愛しの猫が嫌な猫達に攻撃されそうなときは波風立てないように絶対に近づかない。
こんな悲しいことってあるだろうか。

こんな事を気にしなくても上手に生きていける、普通の猫になりたい。何処かで花火の音が聞こえた。

6/29/2023, 12:33:50 PM

スーッと静かに扉が開く音がした。そろそろ母が見舞いに来てくれる時間かとぼんやり思う。
ガサガサと音だけを聞き、起き上がる事もしないでまっすぐ天井だけをみていると、私が思う母より少し痩せて少し疲れた母が笑顔で私を覗きこむ。
母は少し早口に
「今日は、昨日より顔色が良くて良かったわ。お天気のおかげかしらね。でもこう暑くっちゃ花が痛んで仕方ないわー」
と、花瓶を片手ににまたスーッと扉を開けて出て行った。
また1人かと、天井を見つめたまま思う。
すると、私の顔を覗き込む無精髭のおじさん。
あ、父さん久しぶり。
と、声には出さず視線だけで挨拶する。
父さんは、涙脆くてすぐに泣く。今にも泣きそうな目を涙がこぼれないようにニィッと下手くそな笑顔になって、母と同じように早口で、
「あぁ、確かに顔色がいい、コレならすぐに元気になって、学校いけるぞ。あーでも、少し待った方がいいな。外は茹だるような暑さだ。夏が過ぎてから退院した方がいい。ここは天国のようだ」 
と。
視界から消えてギシっと音がしたから、パイプ椅子に座ったようだ。
父は、ここが天国だって言うけれど、茹だるような暑さを知りたいし、汗をかいて暑いねっていいたい。
お医者さんも両親も命あるだけ幸せだって言うけど、本当にそうなの?
私、幸せなの?
また、スーッと扉が開いて母が花の水換えをした花瓶を見せてくれた。夏の花がふわりと香る。
そうか。夏。だから暑い。
そんな事もわからないほど長い入院生活。
私の人生の終わりも近い。
両親の当たり障りない会話を聞きながら視線を窓に移す。
四角の枠にきっちり収まる入道雲が見える。
ソフトクリームみたいって子供は言うらしい。食べた記憶無いけど、テレビでそう言ってる子供を見たことがある。
私はあの雲の段々をゆっくりゆっくり登りながら夏の暑さを感じて、暑いなぁって思いたい。
てっぺんについたら、きっと天国があるって願ってる。
天国は冷房の効いたこの部屋なんかじゃない。
でもね、
疲れていても会いに来てくれる母さん、ありがとう。
この部屋に入るためにたくさん働いてくれる父さんありがとう。
言葉にする事はもうできないけれど、母さんと父さんがいたらどこにいたって私幸せ。天国でのんびり待ってるから、ゆっくりきてね。

6/29/2023, 12:33:14 PM

「入道雲」


夏を象徴するような雨雲だ。
人はそれを、時に神秘的。時に恐怖の対象として
昔から愛してきた。


入道雲ってどう思う? ふと、尋ねた

「でっか」「夏を感じる。夏の風物詩。」
その蛙は言った。
蛙をも魅了するその雲は
ただただ美しくぽつんと空に浮かんでいた。

6/29/2023, 12:29:47 PM

お題 「入道雲」

入道雲ってなんですか?

よくわかりません。

6/29/2023, 12:25:00 PM

それは、大きくて、勇敢
でもそれは、雨を降らす
雨や雷、氷だって 落ちる、そんな雲

それは、暑いときにしかやってこない
日陰をつくらず空に浮かぶ
季節を知らせる、ひとつの雲


「…嗚呼、夏が始まる」

入道雲

6/29/2023, 12:23:29 PM

#8【入道雲】


「空の名前」という本がある。

空の写真がたくさん載っていて
雲の名前もたくさん書いてある図鑑のような本だ。

入道雲ってどんなだっけ?と
久しぶりに本を開いてみた。

どうやらただ「もくもく」しているだけでは
入道雲と呼ばないらしい。

ん?入道雲の方言なんてのもあるの?

え?私、この本結構読み込んでたよね?
全然覚えてないや。

このシリーズには「色」と「宙」もあるんだよね。
時間を見つけて、読み直そうかな。

6/29/2023, 12:18:18 PM

小さい時の私は世界が輝いて見えた

例えば買い物の帰り道にカエルを見つけたら母に向かって
「このカエルさんは悪い魔女に魔法をかけられちゃって
きっと今お姫様を探してるんだ!」
とよく話していた。
よく言えば想像力が豊かだったのだ

その中でも1番好きだったのは自分の誕生日が近くなると見え始める入道雲だ
いつも遠くに見える入道雲の中では私の誕生日を祝ってくれるためのパーティーが開かれてると思っていた
「あの中にいるのは妖精さんかな、それとも動物園のうさぎさん達…大好きなお話のお姫様かも!
ねぇお母さん、いつになったらあの中に行けるの??」
『そうねぇ…もう少し大きくなったらかな?』
「あーぁ、早くあの中に行けるようになりたいなぁ」
なんて会話を母と毎年していた

成長していくにつれてそんな想像はしなくなったが
入道雲を見るとその時の気持ちを思い出せるから好きだった
…今は大嫌いだ

中学生2年生の時思春期真っ盛りだった私はいつも母にあたっていた
誕生日の時も
「なんでこのケーキなの!
今年はいつものケーキじゃなくて駅前のがいいって言ったじゃん!」
『ごめんね…雨が降ってきちゃったから駅まで行けなくて…』
「そんなの理由になんないじゃん!もういらない!」
『ごめんね…』
ケーキなんて何でも良かった、けれどその日も何故か無性にイライラしていてあたってしまったのだ
自分の部屋に行きスマホを触っていたがいつの間にか眠ってしまっていて
家の電話の音に起こされた
すぐ母が出ると思っていたがずっと出なくてまたイライラしながらリビングへ向かって電話に出た
「はい、もしもし?………………え?」

母が亡くなった
暴風雨の中買い物に出ていたらしくその時にブレーキの効かなくなった車と衝突し打ちどころが悪くそのまま…
母か確認して欲しいと言われた場所へ向かい間違いのないことを伝えると警察の人からグシャグシャの箱を渡された
『きみのお母さんが買ったものだと思う
今日は入道雲がこっちに向かってきていて雨風が強いから外に出ないようテレビとかでも言ってたんだけど…』
あぁ…私のせいだ
私があんなわがまま言ったから、母にあたったから…

小さい頃入道雲の中ではパーティーが行われていると信じて疑わなかった
それがこんな形で入道雲の本当の姿を知ることになるなんて
その日から入道雲を見ても何も思わなくなった
昔の輝きを私の心の中でそっと蓋をしてこのまましまっておく
またいつか輝きを取り戻せる日まで

6/29/2023, 12:16:05 PM

入道雲

雲は割と見ている
出掛ける時に
天気は大丈夫かなっと

とりあえず空を見上げてみる
そんな習慣があるぽい
歩いてたりするとなんだか見てる

夜に出掛けると
月がいるかなって
探したりもする
早朝にも月はいるんだよ

入道雲は区別してない
飛行機雲はちょくちょくは見かける

空を見上げてるので
そこに雲もいる
あと太陽や月もいる
他にも見てしまう景色はある
草や花あと鳥とかもだね

道を歩いてたら
見ようと思わなくても
色々なものが目を通り過ぎていく

明確に意識しなくても
ちょっとした変化を感じる
不思議と覚えているみたいだね

正確には覚えてはいない
なんとなくな雰囲気かもしれない

空を今度見上げる時に
探してみるとしよう入道雲を

6/29/2023, 12:15:23 PM

空を見ると、入道雲。

ふわふわしてそうで
いつも乗りたくなる。
私を運んでくれる気がしちゃう。
乗れないのに。


はっきり、くっきり、きれいだから
手を伸ばしてつかみたくなる。
掴めないのに。

残念ながら、入道雲は
目に焼き付ける以外は何もできなそうだ。

「空の絵を描きましょう」
と言われたら、
私は迷わず、この入道雲の絵を描くと思う。
たぶん、海も描く。
青×白×青の世界。
青と白の絵の具を使い切るかも。

目に映るこの雲は、2度と同じものは見れないから
無心に描くかもしれない。



#入道雲                    -6-

6/29/2023, 12:15:18 PM

その向こうには何があるのか。
消えかけの虹。
校区境の踏切。
薄暗い鳥居。
そして入道雲。

自転車をがしゃがしゃ漕ぐ。
朝、入道雲はもう空にある。
見下ろされながら時間と戦う。

横断歩道で待ちながら一息ついていると、
青信号を待ちきれない生徒たちが
次々と追い抜いていく。
慌てて真似する。

やっと着いた自転車置き場から飛び出す。
校門をくぐる。
帰宅部の私の自主練のような、
毎朝の儀式。

その向こうに何があるのか。
その旅はいつも途中で終わり。

始業の鐘が雲の峰に響く。

6/29/2023, 12:10:04 PM

#入道雲

授業中、ふと、教室の窓から見た。

入道雲と青い空

夏休みが近づく。そんな景色。


あの景色は青春を思い出す。

6/29/2023, 12:04:34 PM

もくもくと、青空に広がる雲。
   夏真っ盛りだ。
   と思ったら、いきなりの夕立ち。
   これも夏の風物詩。

               「入道雲」

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