『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
光と闇の狭間で
自分では、普段、気にしていないけれど、やはり、裏と表があると感じる…
人間だから、仕方ないと思うけれど、振り返り、自分のことなのに、ゾッとする瞬間がある…余り何時も変わらない心算であるけれど、周りに云われてハッとする事がある…
自分自身では判らない、自分の裏と表の顔…改めて…
「光と闇の狭間で」
眩しくて歩めない
真っ暗で歩めない
ここが心地よくて
ここが気持ち悪い
葛藤という名目で
矛盾という場所に
サングラスとライト
両手に掲げて今もまだ
助けも呼べないままでいる
光と闇の狭間で。じゃあ例えば。闇は悪、光は善と致しましょう。先生、自分はなんだと思っていますか。その行動は全て善ですか。正しいことをしたって光に囚われていませんか。
もうひとつ例えましょう。闇は何かしらの障害がある方、光は健全者としましょう。闇を光にしたい気持ちが強いあまり、健全者のことを考えられていますか。
特にあなたがたは狭間で葛藤する方々。よく考えになってください。
0に対する1の様に
正義があるから悪がある
Nと反発するためのS
左右どっちか東西横断
小数点の世界に無限の孤独か?
中立のままでなんかいられない
どっちでもいい、着いていくだけ
自分の信じる道を、真っ直ぐに
――サメの言うことにゃ、
光と闇の狭間で
──私の心がしぼりを失ってから、もう随分と経つ。
私以外のにんげんは、心にしぼりを持っていて、嫌なことがあっても、そこにぼかしをかけて、他のものに明るいフォーカスを当てるのだ。
そして、いつしかそれは画角からも外れる。光のモチーフに焦点を当てながら、この世を撮り続けているのだ。
私にはそれがない。
ずっと広い画角で、嫌でたまらないことを鮮明にフィルムに焼き付けている。尤も、私は素晴らしいこともよく知っている。夢を語る童話、美しい映画、具のたくさん入ったスープ、洗練された音楽、友と遊んだ記憶、その他もろもろ。
けれど、そこだけを見ることができない。私の闇は、光と等しく鮮明で、光はまったく目立たない。ノイズの中に光の点が混じったってわからない。
私の画角は広がるばかりで、決してモチーフが画面から外れることはない。
心のしぼりがあれば、きっと嫌な記憶は仄暗くなって、点々とした素晴らしい記憶は美しく照らし出されるのだろう。
…みんなは、そんな星空のような心を持っているのだろうか。
…まったく、羨ましい。…まったく、恨めしい。
───『光と闇の狭間で』
光と闇の狭間で
さあさあ寄ってらっしゃい
見てらっしゃい
天へ行くか地へ行くか
はたまた暗〜い暗闇へ?
貴方の運命、変えられない
過去の行いどうだった?
ここは光と闇への狭間の世界
貴方のこれから導かせていただきます
全ては貴方の責任です。
今日ばかりは後ろを振り返ってはどうですか?
結果は全て神のみぞ知る
地獄へのくじをさあ引いて
てい引あさをじくのへ国天
結果はすべてあなた次第
何にも染まれない僕が
君のそばに居ていいわけないのに
_光と闇の狭間で
2024/12/03(0:14)【光と闇の狭間】
光と闇の狭間で今日も私は生きている。
一瞬一瞬の判断で
その後の全てのものが決まっていく。
天に転べば光が見え
地獄に堕ちれば
闇の中をひたすら走るしかない。
きっと貴方は
「貴女自身が選んだんだから、
きっと間違いじゃない。」
そう言うけれど
今日も私は天秤を持ち
ロープの綱渡りをし続ける。
「光と闇の狭間で」
僕は、戦いの中で水の中に落ちた。
彼女の叫び声が聞こえる。
僕は、このまま死ぬのか。
でも、彼女を助けなきゃ。
光と闇の狭間で、彼女が僕を呼ぶ声が聞こえた気がしたと僕は、思った。
僕は、水の中を泳いだ。
光が見えた。
僕は、水の外に出た。
彼女を見ると、泣いている。
まだ戦いは終わっていない。
戦おう!と僕はそう思い、立ち上がって、剣を取った。
リビングの照明から逃げるように机の下に隠れる。
ご主人様がお帰りになったようだ。
僕のいる暗闇をご主人様はぬっと覗き込む。
そして僕は暗闇の中からご主人様にエサをおねだり。
ご主人様がエサを持って来ると僕は、
暗闇と明るみの狭間にある境界を跨いだ。
光と闇の狭間で
「ここは光と闇の狭間だよ」
ここはどこだろう。
確か、学校に行く途中車にはねられて⋯
そこからは思い出せないや、
綺麗な青空に、広い花畑。
かまくらのような形をしたものが建っていて、中には鏡のようなものがある。
遠くにはポツンとお茶会に使われそうなガーデニングテーブルと、イスがある。
「おはよう!調子はどう?」
え?誰?
「私はここの案内人!如月すずはだよ!」
案内人ならここがなんなのか知っているかもしれない。
「ここについて知りたいのね!話してあげる」
どうやらここは光と闇の狭間らしい。
そして、私の名前は古宮 雪(こみや ゆき)
かまくらのようなものは夢ドームと言うらしい。
そして、夢ドームの中の鏡は記憶の鏡だといいう。
そして、この世界にはタイムリミットがあるらしい。
タイムリミットは10時間
タイムリミットの10時間以内に契約書を書く必要があるとすずはが言っていた。
気づいたら私の手には「契約書」という紙があって、光と闇と狭間の文字。そしてサインをする欄があった。
どうやら契約書の光と闇と狭間は場所を示すらしい。
狭間はここの事だろうが、光と闇が分からない。
この契約書の光、闇、狭間のなかで自分が居たい場所に丸を付け、サインを書いて紙を破ると契約成立らしい。
突然手にあった契約書を眺め、すずはの話を反芻している間に、すずははどこかへ消えていた。
どうせなら夢ドームへ行ってみようと思い、歩いてみることにした
「ついた、」
夢ドームの外には看板が着いていて
「古宮雪さま?」
ドームの中に入って記憶の鏡を覗いてみると、
私がいた世界の様子がみえる。
私の嫌な記憶が見えてきた。
私は虐められていた。親からも失望をされ、疲れ果ててフラフラ歩いていたところ、気づかずに車にはねられた。
「いやだ!」
これは闇だ。私にとってあの世界は闇だ。
では、光はなんだろう。本能的に光は天国だと思った。
闇に行けば地獄の世界。光に行けば何も分からないところでひとりぼっち。
私は手に持っていた契約書の狭間に丸を付け、サインを書いて紙を破った。
私は光と闇の狭間の案内人になった。
私はたまに記憶の鏡を見に行く。
いつ見てもベットで酸素マスクを付けて横たわっている私と哀れな目で見つめる両親がみえる。
ちりりん
「あ!きたきた」
「ここは光と闇の狭間だよ」
『光と闇の狭間で』
変わりたい けど 変わりたくない
光と闇の狭間で葛藤するときがある
現状に満足しすぎているときは、葛藤すら起こらない
変わりたくないと抵抗するのは 生きるための防御力
葛藤する自分を責めるのではなく 寄り添ってあげて
現状に満足しすぎていたら葛藤すら起こらない
良い悪いでなく 全て表裏一体
作品No.246【2024/12/02 テーマ:光と闇の狭間で】
光と闇の狭間
黄昏の時間
その時間の空の色が
たまらなくすきだ
晴れた
真っ青で
眩しい空
も いいけど
夜が迫る
あの空の色の方が
惹きつけられる
思わず足を止めて
眺めてしまうくらいに
題 光と闇の狭間で
「私って暗いなぁ」
そんなこと考えちゃう私は天使。天界でいつもみんなの陽キャモードについてけない天使。
「ねーねー、今日は神様誘って皆でパーッと雲固めて雲ドッジしようよ~」
「いいね~!その後は純度100パーセントの雪解け水でカンパイね~!あ、ナーシャも来るでしょ?」
「あ、私仕事がまだ残ってるから・・・」
はぁぁぁ
先程の会話を思い出してため息を再び吐く。
なんでみんなあんなに明るいんだろう。
私は何で天使なのに、こんななんだろう。
「あ、今日もいた」
「あ、どうも」
天界と地上界の間の雲で出来た休憩所でいた私
に声をかけてきたのは悪魔。
悪魔だけど、別に仕事が違うだけで、そんなに敵対してる訳じゃない。
普段干渉しないだけだ。
でも、この悪魔とはよくこの休憩所で一緒になる。
・・・なぜなら
「はぁぁ、なんでみんなあんなに元気なんだろ」
「あ、やっぱり?」
悪魔のボキに言われて、私はいつもの展開だと頷く。
「今日は地獄鬼ごっこするらしい、捕まった人は地獄に放り込まれるっていう、みんな楽しそうなんだけど。その後血のカクテルパーティーだって」
「分かる~!なんだろね、毎日のお祭り騒ぎ、本当に疲れちゃう」
「うんうん、そうだよな、悪魔だって、仕事終わったら家でゆっくり眠りたいよ!」
「激しく同意っ、でもさ、家にいるとわざわざ誘いに来るじゃん?」
「そうなんだよ、だからここにいる訳だ」
「同じく」
私たちは顔を見合せて深いため息をついた。
天界と地上界の間は、仕事時間は良く天使と悪魔がそれぞれ干渉せずにグループ作って雑談してるけど、今は仕事終わりだから、まず誰も来ない。
だから、私とボキはよく仕事終わり、打ち上げ?から逃れるべくここで2人になる。
「眠い~!」
いつもの様に私が言うと、ボキも頷く。
「眠いよな、寝る?」
「うん」
手招きするボキの傍に行って一緒にボキの腕枕で眠る。
枕がない安定しない雲の上で寝るのが困難で、困ってたらボキが提案してくれた。
「ありがとうね、いつも」
私が傍にあるボキの顔を見てお礼を言うと、ボキは微笑む。
「こっちこそ、近くに眠ってる人がいる方がよく眠れるから」
私たち、傍から見るとヤバいよね?
天使と悪魔が一緒に腕枕して寝ちゃってるなんて・・・。
でも、こうして眠れる一時はちょっとした癒しの時間なの。
ただ、傍に賑やさもなく、静かな時間。
だからね、光の存在の天使と闇の存在の悪魔が一緒に寝てるなんて変かもしれないけど・・・。
この狭間でだけは・・・。
天界と地上界の狭間でだけは、このかけがえのない時間を持つことを許して欲しいと思っているんだ。
光と闇の狭間で
うお、眩しいな!
暗がりを曲がった途端出くわすハイビームのヘッドライトは目に染みる。
真面目な小市民ゆえ歩道を歩いていたので事故ることもなく、
ドライバーが睨みつけてくることもなく自動車は通り過ぎ、辺りは再び真っ暗になった。
暗い。
住んでいるアパートは駅から徒歩20分。
大通りから一ブロック内側に入る程度で、
カーテンを閉めないと街灯の影響で明るい。
こんなに真っ暗な歩道とか歩いたことない、怖い。
なぜこんな場所を歩いているかというと、
猫砂とキャットフードが無かったのだ。
猫砂はトイレ掃除すればあと一回くらいは使えるが、
キャットフードがないのは問題だ。
連日残業続きでネットで注文することを忘れ、
さらによろしくないことに、遊びに来る猫は
コンビニで買えるキャットフードが気に入らないらしく食べない。
空腹になったら食べるだろうと思い様子を見てみたが食べない。
高いやつなら食べるかと思ったら食べない。
強固に決まったメーカーしか食べない。
数日おきに来る通い猫であるため、
毎日確実に食えているかもわからず、
メシを期待してやって来るのに
食べられるものがないのは可哀想だ。
残業続きで姿を見ていない。
今日も来ていないようだが、既に一度来て待っていたかもしれない。
朝に顔を出すかもしれない。
そう思ったら普段買ってるメーカーを扱ってる店が近所にないか、検索して家を出ていた。
時間は夜の9時だ。
目当ての品を取り扱っているホームセンターには
行ったことがない。2キロ先にある。
国道に沿って大回りして行けば迷わず行ける。
閉店時間は22時だ。
シャカシャカと、
不審者ならないように精一杯気を配りながら、
エコバッグに財布とスマホを握りしめ早足で歩きに歩く。
最短距離ならもっと短いが、
ルートを見ると住宅地をくねくね曲がってわかりづらい。
歩いたことのない場所、しかも夜。
目印のない住宅地で曲がり角を一つ間違えたらアウトだ。
ここは!焦らず!目印の多い道を選ぶ!!
国道沿いの道をシャカシャカ歩く。
時折スマホに目を落とし、現在地と目印になる店をチェックする。
大丈夫、間違ってない、ちゃんと着く。
自分に言い聞かせながら、二車線の国道の脇道を歩く。
ホームセンターには閉店10分前に辿り着いた。
イメージより大きかったので、ペット用品コーナーまで
走ることになった。
目当てのメーカーは3種類揃っていたので全部買う。
猫砂も大きいのを買う。
ああ、間に合った。買えてよかった。
店を出るまでそれしか頭になかった。
店を出た途端、合計で3キロのキャットフードと
5.5リットルの猫砂が肩に食い込んだ。
どうやって帰ろう。
ようやく正気に帰った。
そして今。
近道の誘惑に負け住宅地を歩いている。
5分歩いてはスマホを確認、角を曲がってはスマホを確認。
もう22時30分を超えている。
人通りは無く、電灯の数も少ない。
一つの灯りの次までが遠く、とにかく暗い。
古い住宅街は年寄りが多いのか
電灯が付いている家が少ない。
中には雨戸を閉めている家もある。
最近の闇バイトに狙われやすそうな住宅地、という言い方は失礼だろうか。
真っ暗な道をスマホを頼りに歩く。
恐ろしいことにバッテリー量は20%を切っており、
利用をはじめてから4年目に突入している。
普段は予備バッテリーと充電器を持ち歩いて騙し騙し
使っていたが、
飛び出した時にそんなこと考えてる余裕は無かった。
肩に食い込む荷物が重い。
幸いなのは咄嗟に頑丈なエコバッグを選んだことだ。
おかげでエコバッグが重さに負けて破れ、
3つの猫の餌とひとつの猫砂を目の前にして
フリーズする未来だけは見えない。
ただ、バッテリーが切れたら帰る自信がない。
大丈夫、大丈夫だ。
ここからは真っ直ぐ一本道で、歩き続けると
川に突き当たるはずだ。川と言っても用水路みたいな川だ。
川沿いに北に向かえば最初に歩いた国道に出るはずだ。
暗い道を歩く。
肩だけで無く腰にも太ももにも負担が重い。
それでも一歩ずつゆっくり歩く。
自転車欲しいなあ、中古で良いからまた買うか。
盗まれた自転車に思いを馳せ、今ここに自転車があったら
ランランルンルンご機嫌で漕いでいただろう自分を妄想する。
妄想しながら歩く。川に突き当たった。
スマホを確認し、歩く方向を確かめる。
よし、こっちだ。逆に歩き出したらシャレにならない。
日中なら太陽の位置で方角がわかるが、今は夜だ。
ついてないことに今日は曇りだ。
ないものを嘆いても仕方ない。
自分を信じて歩き出す。
自分を疑い出したらスマホを見る。
画面を確認したら低電力モードになってしまった。
ドブのような水の匂いを嗅ぎながら
どのくらい歩いただろうか。
あった、出た、知ってる道だ!
川の対角線上にコンビニが見える。
たまにソフトクリームを食いに行くコンビニだ。
ここからあと20分くらいだ。
肩も足も腰も限界だったが、ゴールが分かれば頑張れる。
ひたすら歩いて30分後にアパートに着いた。
家のドアの前には猫がいた。
あぁ、良かった。メシをやれる。
ニャーんと無く猫を招き入れ、
取り敢えず前足と全身を拭く。
カリカリを注ぐ音に幸せを感じた。
そのまま猫と寝落ちして、充電していないスマホに叫び声をあげるのは次の日の朝だった。
そっちに行きたいけど
そこに居続けるのは
そう在り続けるのは
案外大変だから
そっち側に焦がれながら
このままここに居たいんだ
【光と闇の狭間で】
光と闇、人それぞれ色んな解釈の仕方があるけれど
どちらが良い悪いとは決めれない
どちらもとても大切なもので、バランスがとても大事だ
光が私に希望を与え、闇が自分を見つめ直すきっかけをくれる
どちらもとても大切なもので、なくてはならない存在だと
灰色が好きとあの子は言った。
黒でも白でもない、曖昧な色がいいと。
極端なのは苦手なの、とも言った。
夏や冬より秋が好きで、昼や夜より夕方が好きな子だった。きらびやかな都会の駅ビルより、少し田舎の街のショッピングモールが好きで、映画化されたベストセラー小説よりその横の棚に一冊だけある本が好きな子だった。
今、あの子の部屋には誰もいない。
曖昧なのが好きなあの子の部屋は、嘘みたいに綺麗に整えられている。
服はここ、アクセサリーはここ、本棚はここ。
日用品はこの引き出しで、筆記用具はこの箱の中。
混ざった物など一つも無い。
「·····どっちが本当のキミだったの?」
あの子が好きだと言った本を取り出しながら、ぽつりと呟く。
吊り下げられた服は抑えた色味のものもあれば、ビビットカラーのものもあった。私と会う時はいつも抑えた色味だったが、別の一面もあったのだろう。
私に見せていたのは光か闇か、どちらだったのだろう?
――いや、どちらでもあり、どちらでもないのか。
光と闇、その境もはっきりとある訳じゃない。
あの子はその狭間で生を謳歌した。それだけの事だ。
パラパラと捲っていた本の中から、紙が一枚はらりと落ちた。
『センセ、ありがと!』
END
「光と闇の狭間で」
夜明け前 誘い合う鳥達の声
魂を夜から引き剥がす
薄明かり揺蕩う無意識に微睡む
この生を受ける前の記憶?
♯光と闇の狭間で
光と闇の狭間で
光に行くか闇に行くかの選択肢
どちらを選ぶかは自分次第
選んだ道をまっすぐ進め