『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
光と闇の狭間で
光に向かって走る人
闇は嫌だと足掻く人
そんな2人を見て闇もいいなと思う人
夜景って、なんであんなに人の営みってものを感じさせるのかね。
自分の心が追い詰められてる時なんかは、
夜景を見ても「きれいだな」と思うよりまず泣けてくる。
ひとつの光に、ひとつの幸せ。ひとつの喜び。
そして、悲しみや苦しみももちろんある。
あの光と闇のコントラストは、
そこに替えが利かない誰かの人生がある証。
「光と闇の狭間で」
という本を手に取った。
主人公が光と闇の中をただ彷徨う、少し暗い話だったけど、なんとなく好きだなと思った。
この主人公は、自分が光にいるのか闇にいるのか、結局分からずじまいだったみたいだけど、私はどうなんだろう。
光にいるには幸せが足りないし、闇にいるには不幸が足りない。
結局は私もこの主人公と同じ、ただ彷徨うだけの旅人に過ぎないのかもしれない。
光と闇の狭間で
明るい世界と暗い世界
自分はどちらの世界で
生きているのだろうか
幸せだから明るい世界で
不幸だから暗い世界なのか
周りから見たら不幸かもしれない
けど
自分は不幸とは感じなかったら
明るい世界なのか
自分の価値観で
明るい世界にも
暗い世界にもなる
そんなあなたは今
明るい世界と暗い世界の
どちらで生きていますか?
立ち止まって考えている間は
明るい世界と暗い世界の狭間の世界です
答えが出たらそこが今あなたがいる世界
無理はしないでね
12テーマ【光と闇の狭間で】
今日も僕はもがく
もがいてもがいてもがきまくる
なにかしていないと気がおかしくなりそうだから
僕は今日も
光に向かわず
闇にも向かわず
白い箱の中で一人
もがきまくる
昼は明るすぎて、夜は暗すぎるから、
夕暮れが好きだった。
人の顔も曖昧で、
なおかつ周囲が見渡せる。
それくらいの明かりで良かった。
それくらいの暗がりが良かった。
顔も知らない僕たちは、
寂しがりのハリネズミに似た、
刺々しい優しさしか持てないから。
傷付け合わない様にそっと離れた。
時期に暗闇に溶けるから。
忘れないようにそっと伸びた影で口付けた。
#光と闇の狭間で
私は恋愛の定義がわからない。
あの日なぜ私はいいと言ってしまったの…
断れなかった。勝手に燃え上がらないで
早く消えて。
私はもう当分独り身でいい…
好きじゃない。嫌いじゃない。
楽しくて怖い胸の奥の光と闇…
もう長いこと迷子になったままの気分
どこへ行き着けばいいのか
何を希望にして生きていけばいいのか
この先に良いことは待っているのか
良いことってなんだ?
それすらもわからないなんて
迷子なら帰る家はあるだろうに
私にはそれもない
[光と闇の狭間で]
僕は外が怖い
日光にも当たりたくない
日中は日差しが僕を部屋の隅に追いやるんだ
僕は日光に当たらない闇へと逃げていく
たとえそれは外に出たとしても同じ
輝いてる人には近ずかずに誰にも関わらない闇へと逃げていく…
だったらずっと部屋にいた方がマシだ
僕は今日も部屋の闇で部屋の光をただ見つめている
光と闇のギリギリの狭間で…
光と闇の狭間で
一本の線が引かれているくらいわかりやすかったらいいのに。ここまでが0で、ここから先が1みたいにちゃんとした区切りみたいなものがあれば、きっとこんなにも悩んだりなんかしない。
その境界線が曖昧だから、揺れ動いて、相反するような感情が1つしかない心を奪い合うように埋めていく。
自らの闇の中で苦しいと嘆くのに、救ってほしいと一筋の光る希望を抱いて、その狭間で今日も泣きながら笑っている自分がいた。
光と闇の狭間で
言葉で隠した
物思いの本当
白を黒に染めて
時の経過を
また白く塗った
無音から聞こえる
暗闇に隠れた
滝の流るるを
白い水の清らかに
時の不止を見る
窓辺から聞く
街の音の行方を
暗闇の光景から
遠い彼方を
見るように
目の前に見る
光と闇の狭間で
目の前にあるものを
遠くを見るように
探し続けていた
そんなあくる日
全てを知るのを
拒んで見た闇の
目の前を気づかぬ
ふりをした
揺れる心の内側を
光と闇の狭間で
天秤にかけていた
光と闇の狭間で、例えると、白と黒の間のグレイな、色のこと。
つまりは、曖昧な事で、どちらの側にも傾かない事。
テーマ:光と闇の狭間で #20
ある国に一人の少年。次期、国王になる少年だ。
その少年の親は、
光の女王ライト・クラベルと
闇の帝王ブラック・ゾアーム。
まさに、光と闇の狭間に生まれた子供だった。
光と闇。王国にはかつて対立し、日が昇っているときは光が、日が沈むと闇が、この国を支配していた。
時が過ぎ、そんな呪縛も解け始める頃、二人は出会った。
そして光と闇がともに助け合うそんな国を作ろうと誓ったのだ。
もちろん親は大反対。
しかし、二人は引き下がらなかった。そんな二人にとうとう親もおれた。
国民にそのことを伝えると、不満や不安の声も上がった。そして一人が言った。
「両国の国王は誰になるのか」
と。
二人は思った。それなら、私たちの子供に託そう、と。
そして生まれたのが、ラック・クラーム。
彼は光と闇、どちらへ傾くのだろうか。
国民からの期待は高まっていた。
光と闇の狭間で
僕らの世界には
光と闇がある
どちらも
失ってはいけない存在で
かといって
どちらかが
強くなってもいけない
光と闇の
バランスが保たれているとき
人は
人として
生きていける
僕は
僕らしく
いられる
そんな気がする。。。
朝なのか夜なのかはっきりしない時間
キリリと澄んだ空気
冬の
光と闇の狭間の時間
返却されたテストの点数を見て、心が踊る。
そうそう、今回は手応えあったんだよね。
決して100点とかではないけれど、ここ最近の私にとっては久しぶりにものすごく良い点数だった。
なのに。
「今回の平均点は――点だ」
なんて先生が言うものだから、頭が真っ白になった。
…なんだ、頑張って勉強した成果が出たのだと思っていたら、皆にとっては当たり前の簡単な内容だったんだ。
そしてやっぱり私は平均点に届かない。
天国から地獄とはまさに。
昨年までは、むしろ“できる側”の人間だった。
それはずっと昔から。
やればやっただけ結果が出るのに、点数取れないっていうのが意味不明だった。
今年は…
“特学”と呼ばれるクラスになった。一目置かれるそのクラスは、有名大学に行くような子ばかり。
つまり授業の進度も難度も桁違いで。
私は一気に転落した。“できない側”の人間に。
クラスの人達との会話にもそもそも馴染めない。
皆にすごいと言われる高校に行って、すごいと言われるクラスに所属して。
一見華々しく見えるそれは、かつて自分が憧れたもの。
けれどそこにはもちろん順位があり、下の方になる人間がいるわけで。
そんなことを私は考えたこともなかった。
その立場になって初めてわかった、気付いた。
そうして見えたもの。
焦り
悔しさ
嫉妬
なりふり構わず頼ること
努力してもどうにもならないこともあること
そして最上位があるなら最下位が存在すること
湧き上がるドロドロした自分の気持ちに驚いたし、できる人達独特の人間関係はまるで別世界で、凄まじい疎外感も感じた。
そして彼らもまた、“できない側”の理解はなかった。そう、かつての私のように。そしてそれはそれで衝撃だった。
堪らなく辛い一年間だったけれど、今となっては良き思い出。
両方の立場から物事を見る、貴重な経験だったと思う。
だから私は、その両方を理解して夢を追いかけていきたい。
私は基本的に、「この世は捨てたもんじゃない」と思っている。
人は、妬み、ひがみ、コンプレックス、後悔、憎しみ、‥さまざまな闇を例外なく抱えながら、
それでも他人を助けたり、優しくしたり、励ましたり、一緒に喜んだり、無事や幸せを祈ったりする。
表面上、それらしく装っている場合もあるかも知れない。
でも、表面上であれ、心からであれ、そんな事は問題ではない。
他人にとっての光になるなら、その光に、自身も照らされる。
闇を持たない人を目指す必要はない。そんなのは不可能だ。
闇を持たない人が他人を助けるのより、闇を持ちながら他人を助けることができる方が、はるかに価値のある事だと思う。
だから、みんなすごい!
#光と闇の狭間で
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中国の伝統楽器、二胡。音色に惹かれ、二胡教室に通い、10年以上になる。
趣味にとどまらず、特技と言えるレベルにしたい。公然と言ったことはないが、内に秘めた欲はある。やるからには一流に。あなたと演奏したい、あなたの演奏を聴きたいと言われる演奏がしたいと…。
二胡に出会うまで、内気で、人前に出て何か披露するなんて考えられなかった。未熟な私の二胡演奏を温かい目で見守り、勇気づけてくれた人々のおかげで現在がある。これまでの努力は全く無駄ではない、着実に上達はしているのだ。ただ、そんな自分を褒めることができない。
二胡教室の生徒の中には私のことを上手な人と評してくれる人もいるらしい。友達や周囲からは好きなことができて羨ましいと言われる。
休日ほぼ一日中弾いている。上達するのは当然だ。やればやるほど辛く感じることがある。基本的な音すら納得いかない。できないことが悔しくて、イライラしてしまう。音程が安定しない、音がかすれる。
練習の度に自分の努力は認めてあげられず、悔しさが勝る。本当に好きでやっているのかさえも見失いかけている。それでも、上手になりたいから、弾くことをやめられない。
美しいもの、素晴らしいものを得るには、苦しみがある。
終わりなき道をひたすら歩くしかない。
歩けるうちは歩いてみよう、この道を。
光の中をひとりで歩むより
僕はもっと考えるべきだった。
あの時、光と闇の狭間で、一度立ち止まるべきだった。
今、僕は強烈な光と静寂に襲われている。目の前には、輝く砂浜、青い海、そして雲ひとつない空。しかしそこにあるのは完全な無。沈黙、そして孤独。歩いても歩いても、誰もいない。静止画の中に放り込まれたみたいだ。闇の中で彼らといた時間が恋しい。どうしてひとり光の世界へ出て閉まったのだろうか。闇の方への扉は消え、僕はもう彼らのもとには戻れない。
僕は全てを得て、全てを失った。もう彼らと一緒に、闇の中を怯えながらも支え合い、歩調をあわせて進むということはできない。光の中で孤独に怯えるだけだ。
きっと、人はひとりでは生きられない、というのは正しい。目に見えるもので満たそうとしても、いつまでたっても心は満たされないのだ───
そう思った時、ふと、海とは反対側の、崖の方にある歪な扉が目に付いた。その扉は妙に僕の心を引き付けた。
───彼らは、あの向こうにいるのか?
重い体を、前に、前に、とゆっくりと進ませる。
僕は、扉を開けた。先は完全な闇。ただ、彼らの声は聞こえてくる。僕を、呼んでいる。
僕は、一歩踏み出す。ドアが閉まる音がする。今度こそ戻れない。
ただ、彼らと一緒になら大丈夫。そう思った。
「I would rather walk with a friend in the dark,
than alone in the light.」ヘレン・ケラー
12月2日『光と闇の狭間で』
「光と闇の狭間で」
しゃがれた声で喋る君が、このどうしようもない僕を殴ってくれるから、息ができるんだ。
君がまともじゃなくて、よかった。