優しさ』の作文集

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優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/28/2026, 8:28:14 AM

『優しさ』

優しくするということ

どうしてわたしはダメなんだろう
わたしなんて
誰かの力になりたい
もっとがんばらないと
もっと強くならないと
かなしい
ツラい
さびしい
仕方ない
でもガマンしないと

どうしたの
大丈夫?
無理しないでね

1/28/2026, 7:48:27 AM

優しさ           ⋯⋯⋯⋯‥‥⋯       。

1/28/2026, 7:35:54 AM

「優しさ」なんて 


ありきたりな言葉だけど


一番大事♡

1/28/2026, 7:33:43 AM

優しさ

僕が小学生の頃は、この世界は優しさに包まれていると思っていた。
たが、心身共に成長するにつれてニュースを視聴するようになり、なんて冷たい世界なんだとガッカリした。
大人になって、社会に飛び込んで様々な挫折を経験して絶望した。
そんな時に阪神淡路大震災で被災した。
幸いウチの家族は僕を含めて怪我すらしなかった。
だが、家は半壊した。
修理に大金を払うことになったがまだマシな方である。
世間では家や家族を亡くした方が大勢いたのだ。
そんな時に僕に青年団からボランティアの誘いがあった。
しかし、僕は断った。
今の僕なら喜んで引き受けるが、当時は仕事ができない可哀想な男だったので足手まといになり、皆様に迷惑をかけると思ったからだ。
この選択はいまだに後悔している。
ボランティアをされてる方々には本当に頭が下がります。
僕が行ったボランティアと言えば献血を3〜5回ぐらいだ。
それで意を決して骨髄バンクにドナ−登録した。
2年後、骨髄が適合したドナ−が見つかった。
僕は喜んで骨髄移植手術を了承した。
だが、手術は本人の許諾だけでなく家族の合意が必要である。
手術は安全だ、成功率は高い、人の命を救う尊い行為だと母親に説明した。
しかし、母親は「断ってくれ!」と反対した。
残念ながら母親は悪い意味で考え方が古い。
僕は、母親の望みを何一つ叶えてないので受け入れるしかなかった。
これもいまだに悔やまれる出来事だ。
阪神淡路大震災で、世界の方々から援助していただいたのに恩返しが出来てないので、本日、セ−フ ザ チルドレンさんに少額ですが毎月寄付することにしました。
大したことはできませんが、社会に貢献します。

1/28/2026, 7:30:24 AM

優しさ

今日、学校の授業でお互いの良いところを小さな紙に書いて交換した。

「優しいね」

私はその言葉に困ってしまった。
私はその言葉に真摯に向き合えていない気がしたからだ。
空気が読めているだろうか
誤解されていないだろうか
自分が嫌われたくないからという理由で行動を決めている人間は果たして優しい人だと言えるのだろうか。

でもひとつ、譲れないものがある。
それは、笑っていて欲しいという願い。
私のする優しさは嫌われたくないという理由の偽善ではあるけれど、願いそのものは本音だ。
私はこれからも、人を笑顔にできる優しさを追求していこうと思う。

あなたの考える優しさとはなんですか?

1/28/2026, 7:17:37 AM

𖧷優しさ𖧷

それは本当はどんなもの?

でもきっと

たくさんのひとが

くれたはず!

ひとつひとつ

ちゃんと受け取ってきたはず…

なのに、

手からこぼれ落ちてるんだろう…

役立たずなこの両手

1/28/2026, 6:53:47 AM

「優しさ」(一行詩)
優しさの感じ方はそれぞれで人であり電車であり風呂であり
適切な温度の優しさを

「ミッドナイト」(詩)
スクランブル交差点で旗信号の練習する君は今からがミッドナイトの時間だと云う

「安心と不安」(語り?)
一枚の紙でも契約内容や会話の内容があれば安心と不安は隣合わせ

「逆光」(一行詩)
火の輪に逆光が差し込む火の加減を間違えて

「こんな夢を見た」
???

「タイムマシーン」(一行詩)
あれば使うかは…でもやっぱり、歴史と時代は意図的に変えちゃ駄目なんスわ。

「特別な夜」(一行詩)
開けてはなりませぬと云う引戸を開けたらそこは特別な夜の1000年の夜

1/28/2026, 6:47:35 AM

これは、ピンチだ! という状況になった。どうしようもない事態に追い込まれた。いや、大したことはないと思えばそうかもしれない。

 何より周りの人の反応が辛かった。なんだか腫れ物に触るような、よそよそしいような。そんな中でいつもと変わらず、接してくれる人もいた。

 まあ、それでも自分は大丈夫だろうと思っていたのに、そんなことが二、三日続くと、あっという間に心が沈んでしまった。

 それでもいつも通り接してくれる人もいた。そのうちそんな態度にも腹ただしくなってきた。この人たちだって、きっとよく思っていないんだ。避けようとした。逃げようとすると、はじめてとめられた。

 でも後になってみると、よく分かる。一緒に、静かに淡々と嵐が去るのを待っていてくれたということを。時が解決してくれるのを、分かってくれていたのだ。
 

「優しさ」

1/28/2026, 6:45:10 AM

(優しさ)
優しさの基準って。何だろう。。経験値、

1/28/2026, 6:35:12 AM

『優しさ』


ごめんなさい!
今回はお休みします
必ず書いて世には出しますので
そちらでまた呼んで欲しいです!

〜シロツメナナシ〜

1/28/2026, 6:14:32 AM

先輩は優しい。それは慈悲であり、寛容でもある。もし雪山で誰かと遭難したとして、先輩は自分の食糧を一つ残らずその人にあげてしまうだろうし、難破船で救命ボートが足りなくなったら躊躇うことなく自分の分を差し出すだろう。
 同時に、先輩の優しさはひどく暴力的でもある。それはやはり慈悲であって、また憐憫とも言う。相手がどう思おうと、たとえ救いを必要としていなくても、その優しさに苦しもうとも、先輩には関係がないのだ。先輩の優しさはそういう類のものだった。
 先輩の優しさは、誰にも何も期待していない故のもので、自らがそうしたいと、当然そうするのだと思うが故のものなのだ。
 ただかなしいなと思う。どれだけ神様じみていても、先輩はただの人間だ。僕は神様たる先輩の恵みに救われた信奉者でありながら、自らを全くと言っていいほど省みない先輩のことが、時折ひどく恨めしい。
「君は優しいよね」
 そんな先輩に言われるその言葉に、価値なんてこれっぽっちもない。先輩の優しさに比べれば、他のすべては微々たるものだ。
「そんな君だから、私も優しくするんだよ」
 嘘つき。だけどやっぱり先輩は優しいのでそんなことを言うし、僕は先輩に少しでも優しさを返したいから傷つけるようなことは言えないのであった。

1/28/2026, 5:58:50 AM

「優しさ」

その一言に

どんなに私が救われたか

どんなに私が癒やされたか

あなたの気持ちが

伝わった言葉に

優しさとあなたの強さが

纏われていて

私は思わず泣いていたのです

優しいと言うのは

強さも併せ持つものだと

あなたから教えて貰ったのです

1/28/2026, 5:52:59 AM

優しさ

アメリカのどこかで、大規模な火災があったらしい。火元となる家には6歳の娘と、犬が2匹居て、両親は外出中。通報を受けて駆けつけた消防士のうち、最も歴の長いものが率先して火災の中に飛び込んだという。通報が早かったこともあり、娘と犬は無事に保護され、火傷こそあったものの、命に別状はなかった。火災の発生源は現在も特定できておらず、放火の可能性もあるとして警察は捜査中だという。

私と同じ言語を使っているならば、それは恐らく、優しさとは、分け与えてあげるものだ、と絵本で学んだだろう。このニュースのコメントには、勇気のある消防士に敬意を持った等のありがちなコメントがされていた。ただ、もしも通報が遅かったら、消防士まで火災に巻き込まれていたかもしれないし、娘や犬は火傷では済まなかったかもしれない。もしも私がその事件の近くに住んでいたら、周りの家に火が移るかもしれないから消火を優先しろ、と思っていたかもしれない。もしもこれが放火で、私が両親だったら、私たちの大事な娘たちを救ってくれてありがとう、と思うかもしれない。もしも私が放火犯だったら、犯行現場を荒らしてくれてありがとうと思うかもしれない。
優しい勇敢な消防士のおかげで、助かった命があると考えると、不思議な感覚になる。
もう少し遠回りでも、私の行動で、人の命が助かるのなら、それ以上の事は無いのかもしれない。

1/28/2026, 5:50:06 AM

あなたの優しさは周りの心に水をまく

あなたの優しさはいずれ荒野を豊かにするが、その荒野だった草原は自ら燃え始めてしまう

自身の至らなさや自信のなさをあなたの優しさで埋めようとするのだ

そうして自ら燃えたくせに、あなたに縋り付いてもっと水をくれと喚くんだ

そんな時はどうか自分を大切にしてほしい

あなたの優しさはあなた自身にも向けられるべきだからね

1/28/2026, 5:43:50 AM

優しさとはなんだろう。私にはよくわからない。
でも、これは優しさではないか?というものはいくつかある。
 例えば、車道側を歩いてあげるとか。転びそうになった時、助けてあげるとか。転んだ人に声をかけるとか。ああ、これは私が優しくしてもらった記憶だろうか。それとも、あなたにした優しさだろうか。
 今となってはわからない。私にはわからないことがたくさんあった。この胸の痛みに名前があるのかすらわからない。きっかけだってわからない。ただ、あなたに優しくするたびに、私の心は満たされていったのは感じていました。あなたがいなくなってから、私の心は痛み続けているんです。
 返してください。あなたが奪っていった私の穴を。
私の心をドーナツ状にしてしまった責任を、あなたは取るべきだと思うのです。

1/28/2026, 5:16:21 AM

優しさ

よく知的障害者から奈々ちゃんは優しいから

好きになるとか癒してくれる存在だとか

知的障害者からはよく言われる

だけど私の本音

健常者男性と付き合いたいし

知的の子と触れ合うと

私より収入額が低くて

それでも奈々ちゃんと恋愛結婚したい

だとか言われたことある

私より先に食べてしまう人

私が右半身麻痺だと知ってても

片手でトレーを持っていても彼らは手伝ってくれない

結婚の先を考えていない人が多い

お金があればなんとなるけれど

お金がないと結婚後も生活できない 

結婚する金も何百万円の世界だから

10万以上稼げれますか?

私は平均7〜8万円を稼いでいる

お相手たちは平均1〜4万円…

正社員ですか?

家族からは籍に拘らなくて良いと

言われている私だけど私は家庭を持ちたいし

ちゃんと結婚して子育てしたい

結婚しないと籍に入れない

籍は結婚

私の人生は良くなるのかな

知的の子と出会うことが多くて私の心奥深くで

ストレスが溜まるばかり  

だから私は健常者男性の方が居心地が良いのかも

健常者男性から私を愛して欲しい

なんて、もう私は26歳

私は病気で

脳出血、てんかん発作持ちだよ

右半身麻痺だし愛してくれるかな?

毎日、岡田以蔵命や死柄木弔を愛しているけれど彼らは

高知県護国神社の英霊と、アニメの人

人間の世界で愛されていない気がするから

元彼からディズニーランドのシンデレラ城前で振られて

元親友からユニバに行った数日に

本当に縁が切れたから

人間関係が怖くて

それなのに

『身体障害者だから結婚できないでしょうね』

『奈々ちゃん障害者だから結婚できないよ』

と言われてさ

最悪だよ

昨日も1人カフェ帰りのときに

クリニックに寄ろうとしたら

鳥集団の間に私が道を歩いていたら

私のリュックと

妹からプレゼントされた上着を鳥のフンで汚された

だけど昨日の鳥のフンについては

良いことだと捉えている

フンは💩

う◯こは、うん[運]が入っている

運が付いたのかな?

進撃の巨人に例えるならば

最終話で白鳥になっただろうエレンイェーガーが

ミサカのマフラーを巻いて空へと飛んで行った

もしかしたら白鳥エレンイェーガーからの贈り物?

と、面白く考えて

鳥からの💩贈り物を嬉しく受け取った

滅多にない鳥からの贈り物

そして否定的な言葉を有難う

私は私なりに幸せになります

否定的な言葉は大嫌いです

たとえ和解しても少しは記憶は残るし

まだ解決していなくても

私の心の中にはその出来事が残る

そして今日

カフェ自動販売機でキャラメルマキアートを購入して

130円払ったのにキャラメルマキアートが出てこなかった

もう一度キャラメルマキアートを購入したら

今度は出てきた

➕130円が無駄遣いになったけど

キャラメルマキアートが大好きな私は

キャラメルマキアートを購入できて良かった

私が大好きなスタバで最新作フラッペを飲んで

気分を整えて帰ろう

1/28/2026, 5:08:54 AM

—祝福—

タキシードに身を包んだ新郎と、ウェディングドレスを纏う新婦。
祭壇の上を、俺はペューから真っ直ぐに見ていた。

今日は友人の結婚式だ。彼女とは、大学で同じ水泳部だった。

「では、新郎は新婦に誓いのキスを」

牧師の声が、会場内によく響く。
二人は、唇を合わせた。それが終わると、祝福の拍手が起きた。
俺は、誰にも負けないように強く叩いた。

その後の儀式も、しっかり目に焼き付ける。二人が退場するまで、笑顔を作りながら見ていた。

「はい、撮ります——」

教会の外で写真撮影は行われた。雲一つない青空だった。
それが終わると、彼女の元へ歩み寄った。

「結婚おめでとう」
「ありがとう。二次会、来てほしかったな」
「ごめん。本当は行きたかったんだけど、どうしても外せない仕事があって……」

俺は、顔の前で両手を合わせた。

「そっか……。でも、また水泳部のみんなでご飯とか行こうね」
「そうだね。今日は本当におめでとう。そして、お幸せに」

今の自分にできる最高の笑顔を見せた。

帰り道、俺はずっと堪えてた涙を流した。
それは、しばらく止まらなかった。

お題:優しさ

1/28/2026, 4:52:17 AM

『優しさ』

“優しさ”は羽毛布団に似てる
軽くて
やわらかくて
あたたかい
そんなイメージ

寒い日の朝なんて
起きなくちゃいけないのはわかっていても
ずっとぬくぬくしていたい

でも仮に
ずっと布団に入っていたとしても
一度目が醒めてしまえば
温かさは引いていく 変わっていく

周りの優しさにも
甘え続けていたら
あたたかさは引いていく 変わっていく

ずっと甘えていたいけど
いつかは動かなくちゃいけない

ほらやっぱり
優しさは羽毛布団に似ている

1/28/2026, 4:49:52 AM

受け取るのは容易く、相手に差し出すのが難しいものが優しさに思える。

いろんな形の思いやりの中から相手にとって適切な対応を選ぶとして、その対応には絶対の正解はなく、好意的に受け取られたり、悪意として受け取られたりする。
人との感情のやり取りをする度に人間関係って本当に難しいなぁと思わざるを得ない。

相手が受け取りたい言葉と自分が投げかけるべき言葉の違いに困惑して嫌気がさす時もある。
優しさとは人を励ますものであると同時に、人を疲れさせたり壊してしまう劇薬のように感じてしまう。

弱っている誰かを思いやるということは、すごく疲れることで、誰にでも優しくしましょうという自分にとっては綺麗事に感じる標語は、相手の気持ちを考えてしまう人にとっては毒のようであり、少しづつ、そういう人を疲弊させてしまうのではないのだろうか?

誰かを好きであってもいいし、誰かを嫌いであってもいい。
そういうことを身近に教えてくれたり伝えてくれる人がいなければ擦り切れてしまう人がいることを忘れてはいけない。

優しさは必要だと思うけど、優しさという言葉を自分は好きにはなれない。

独善的にならずに相手を思いやること。
相手に寄り添うこと。
時には相手を諌めること。

優しさって誰にでも差し出していいほどのものなのか?
自分には、そんなに軽く扱っていいものではないように思える。

#優しさ

1/28/2026, 4:30:06 AM

『優しさ』

優しさとは、いったいどんな味だろう。
甘いのか、辛いのか、渋いのか、酸っぱいのか、それとも涙のように塩辛いのか。

○○○

「なぁ、優しさって、どんな味だと思う?」
「は? なんですか、急に」
「いいじゃん、いいじゃん。気になったんだよ」

放課後、夕日が沈む学校の教室で。
俺がそう言って両手を合わせてお願いのポーズを取り頼み込むと、アイツは訝しげに潜めた眉を緩めて呆れたようなため息を一つ落とした。

「優しさに味なんて無いですよ、無味無臭です」
「えー! そうかなぁ。絶対に味あるって!」
「……たとえば?」
「うーん、そうだなぁ……」

アイツに問われて、俺は考える。
この気持ちを、どう言ったらアイツに伝わるのだろうか。
アイツはテストで全教科満点とかいう馬鹿みたいな数字(逆に、ギャグではない)を叩きだして、男子スポーツ競技で一位(科目は忘れた。俺の専門はゲームです)を取るような文武両道で、それなのに性格が最悪で友達が一人も居ないっていう、文科省が見たら頭を抱えるような頭でっかちなヤツだ。
どうやら、成績の良さと性格の良さは比例しないらしい。
だけど、良いとこもある。人間のエゴだっていいながら、木から落ちた鳥のヒナの世話をしてたり、点数稼ぎって言いながら老人の荷物を持ってあげたり、あと幼馴染の俺が赤点取らないように勉強みてくれたりしてる。アイツは、俺の親に頼まれているから、これはご近所付き合いという処世術ですって言ってたけど。

「あのさぁ……」
「なんですか? 馬鹿」
「バカでぇーす。優しいってさ、なんかさ」
「はい」
「形がさ、ないよな」
「……すごい溜めた挙句それか、という気持ちはありますが、あなたは馬鹿なので飲み込んで答えましょう。はい」
「言ってんじゃん。牛みたく反芻してんじゃん。一度飲み込んで出しちゃってんじゃん」
「で?」
「あ、はい。んー、あのさぁ。今、俺の勉強見てるときとかってさぁ、どんな気持ち?」
「そりゃあ面倒だなって思ってますよ、当然」
「じゃあ、俺が勉強の合間に疲れたからゲームしようぜって誘ってる間も、面倒だなって思いながら付き合ってくれてたの?」
「そりゃあ……」

アイツの言葉が止まった。
こちらをみる、目が合う。
先に目を反らしたのは、アイツだった。
ふいっと顔を背けて、机に珍しく頬杖をつき、そっぽを向いた彼。その姿は夕日に照らされており、どんな色を持っていたのか、また顔も背けられて分からなかった。
唐突に、声だけがポツリと二人だけの教室に響く。

「まあ、少しは楽しかった……ですよ。少しは、少しはですから」
「……そっか」

その焦ったように早口になりつつ、語彙が強めに強調されて吐き出される言葉に、どことなく俺の中で納得したものがあった。

「何がそっかなんです?」

イライラを隠せないのか、苦虫を噛み潰したような顔で目を吊り上げてこちらに聞き返す彼に、思わず頬が緩んだ。

「きっと優しさって、麻婆豆腐みたいな味がするんだよ」
「は?」

口に三本指が突っ込めそうなほど開けられた彼の顔を、少し間抜けだなぁ、なんて微笑ましく思いながら、俺は再度口を開く。

「辛くて、酸っぱくて、甘くて、ちょっとだけ野菜の苦味もあって、刺激的で、でも美味しい……」
「……」
「最初に食べたときは辛さにビックリして、逃げたくなるけど、食べ続けていくうちに違って面が見えて、それが美味しく感じてくる……きっと優しさもそうなんだって、俺は思った」
「そうか」
「うん、そうだ!!」

俺が満面の笑顔で、スッキリとした気持ちのままピースを掲げると、アイツは鼻で笑ったあと、夕日が眩しかったのか目を細めながら、小声で何かを呟いた。

「何か言った?」
「別に。てか、良いんですか? もうすぐ日が沈みますけど、今日の晩ごはんは君の好きなハンバーグでは?」
「そうだった! はやく帰らなくっちゃ!!」

「……僕もあなたみたいになりたかったな」

「え、何か言った?」
「いや、別に何も言ってませんけど」
「? そっか。ほら!!」
「??」
「一緒にかえろうぜ!!」
「…………ええ、そうですね」

夕日が沈む学校の教室を、二人で後にする。
最期、出ていくときに、アイツの顔が朗らかだった気がする。
アイツの晩ごはんも、アイツの好きなメニューだったのだろうか。

あれ、そういえば……アイツってどこに住んで、いや、名前って何だっけ??

「なぁ……「あら、今から帰るの? 一人? 気をつけてね〜」……あ、先生! 一人じゃないよ! ほら!! ……あれ?」

担任の女教師に話しかけられ、俺は言葉を否定し後ろを振り返る……しかし、そこにアイツの姿は無かった。

「あれ? さっきまで、あれれ?」
「よく分かんないけど〜、あの教室。男子生徒が自殺した場所なのよね〜。テスト満点でスポーツ競技一位なのに、いったい何があったのかしら。家庭環境でも悪かったのかしらぁ〜」

「……先生、さようなら」
「ええ〜、さようなら。気をつけてね〜〜」

俺に分かったのは一つだけ。
俺に幼馴染なんて居ない。ということ。

「幼馴染でもないのに、俺の勉強見てくれたなんて。本当に優しいやつなんだなぁ……明日も会えるかな」


おわり

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