『何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《何気ないふり》
顔に出てしまうので
何気ないフリは出来ない か
損な性格
何気ないふり
天気良いですね
とかかな
入り口を探す
これが中々の難題
書くことにおいて
始めの第一歩
これさえ踏めるなら
後は割と続けれる
書き出して
並べて
並びを変えて
まとめる
型は複数あると
幅が広がる
とりあえず真似でよい
それぽい?くらい
基礎ではあるけど
拘る必要はない
特に日本語は
読者も日本人だから
なんとなくでも伝わる
伝わり方が
割とそれぞれ
だから
それなりに伝えたい
それなら形が大切
作っていくうちに
それなりの自作になる
楽しめることが重要かな
書いてみたら
書いてみたで
問題が見つかるけど
問題が新たな課題になる
書いていくうちに
なんとなくのテーマ
これが判る
あと拘りたいなら
好きなモチーフを幾つか
メインが主ではなく
サブが好きで
読んでる作品が多い
SFとか推理してない
解るときは
何処かであれってなる
書くのに必要な
幾つかある内の
自分が好きな部分
その部分の為に
前振りを用意する
そんなんでいいと思う
「うん。ドレッシングがいいね、とても美味しいよ」
何気ないふりをして
大嫌いな野菜を口に運ぶ
「えへへ♪初挑戦した手作りドレッシングなんだ♡」
ほらね
"ふり"をするだけで
君はそんなにも
笑ってくれるんだもん
#何気ないふり
「自販機で当てた」と君からコーラもらう 慰め方がヘタかよサイコー
題-何気ないふり
誰しも本性を大っぴらに見せることは、
滅多に無いだろう。
何気ないふりをして取り繕い誤魔化す、
そういった事はよくあるのではなかろうか。
この人には見られたくない,
この人にはこの様な姿でありたい,
本当のわたしを包み隠し、
こうありたいを相手に写す。
確かに良い印象を与えるだろう。しかし、
そう長続きするとは限らない、
何事にも終わりがあるからだ。
詰まるところ、
ある程度の節度をもって
「何気ないふり」をしていこう。
以上.
『何気ないふり』
何気ない優しさを振りまける人が苦手です。
優しすぎて、少し怖い気がしてしまいます。
何気ないふりをした優しさのほうが、人間味があるかもしれませんね。
何気ないふり、というものは思いの外、主観的な表現だと思う。
「何気ないふり」をしても、他者が気づけばそれはその人の行動・立ち居振る舞いに当たるのではないのだろうか。
それでも「何気ないふり」をしてしまうのは、気まずい何かがあるのか、気になるものの今ひとつ勇気が出ないのか…。
私は「何気ないふり」が結構好きだ。
この表現には人の葛藤が詰まっていると思う。その分、見ていてモヤモヤすることもあるが、人の生き様が見えるのが良い。
他者から見た私もモヤモヤすることもあるだろうが、お互いさまだろう、、と思うことにしている。
明日は誰が「何気ないふり」をしているだろうか。
お題:何気ないふり
何気ないふり
“大丈夫”と笑い、気丈に振る舞う様は、どんな人よりも強く美しく脆い。
日々家
何気ないふり
きみはまた、何気ないふりをする。
みゆきと言う名の私はバレバレな嘘は嫌いだよ。きみは、わたしの「嫌い」のお手本のようだ。
「おっはよー!今日も元気なこゆきだよ!」
また何気ないふり。私には話してくれないその
わけに心底腹が立つ。私たちは本音で話し合え
ない仲なのね。
「おはよ!今日も大好きなこゆきに会えて
嬉しい!」
何気ないふりをする
[まるで、鏡ね。相手の気に入らないところばかり
見ているかぎり、自分の醜さが見えない。
こゆきとみゆき。入れ換えても結末は一緒ね。
よく似た
仲のいい友達です事―
背筋を伸ばす。
紅茶を口に運ぶ。
目はそっと伏せて、
緩やかに円く広がるミルクティーの波を数える。
砂糖抜き。
茶葉はとびきり多め。
ミルクもとびきり多く。
ゆっくりと体に沁みゆくのは、
濃いセイロンティーの香り。
柔らかくて丸いミルクの深い安らぎ。
そして、貴方の挑発的で見透かすような視線。
そっと、心にミルクの膜を張る。
紅茶の香りが、肩の力を奪ってゆく。
伏せた目を上げれば、私の心はもう夜霧の向こう。
私は私をそっと取り繕う。
恋心は、たっぷりのクロテッドクリームと共に
スコーンに掬って乗せて飲み込んで。
私は貴方と相対する。
全ては紅茶の香りと、触れ合う食器の音の
そのわずかな隙間に潜む夢の出来事に過ぎない。
私は今やっと 貴方に微笑みかけた。
お題:何気ないふり
「何気ないふり」
何気ないふりをして事態を乗り切ることがある。
接客の時は特に。
嫌味を言われたり、横柄な態度をとられたりすると、
怒れたり悲しくなる。
でも今はマスクという強い味方がある。
表情が見えにくくなるので、怒ってたり悲しくても
何気ないふりがてきる。
さらっと、「申し訳ございません。」とか
「そうですよね。」と言える。
でも本当は、傷付いてる。
何気ない時に側に居てくれる存在頼もしいですよね…私にも近くにその様な友人が居ます
今回は寄り添う側のお婆ちゃんと
寄り添われる側の老猫の物語…
ニャ~オ ニャ~オ「おや、またかいあんたも暇だね」雲一つ無い快晴のある日私がね散歩をしていたらカラスに突かれている猫を見つけたんだよ…まだ若かったね幼いとも言えない…
老いてるとも言えない猫が傷だらけで倒れていたんだよ…私はそれを見つけるや否や
すぐに家に持ち帰ったよね…その時は
何か御恩があるかな?なんて思いながら心を
躍動させていたよまぁ元気になって病院にも連れて行ったよでもこの子には逞しく育って欲しいと思って野良に帰したんだよ
最初はね中々離れてくれなくてねでもある日
餌を持って来たんだよそれもこれ程に大きいのをそれから時々私が居る茶の間に顔を出すようになってさ雨の日は体を拭いたりして
それで今に至るんだよ
ある日から顔を出さなくなってね寂しかったよあの時は居ると喧しいけど居ないと妙に
静かで私は静かなのが嫌だからねテレビを点けていたんだよ、そしたら速報で学校に爆破予告が届いたんだそう爆心地は校庭らしくてねかなり近かったのよだからねあの子は大丈夫かな?なんて思いながら見てたんだけど
その次の週で顔を出して来てね
子供3人と嫁さんも連れてるのよいっちょ前になっちゃってさその時思わず泣いちゃって
前まであんなに青臭かったのに成長が速いね
頑張ってほしいよ
青い草木が枯れ始めた日にまた顔を出してね
その時は顔がぐちゃぐちゃで涙ぐんでたよ
どうやら嫁さんと離れたんだってさ
子供もあっちに持って行かれたんだって
独り身は寂しいからねその日は1日中話を
聞いたよ酷く悲しい出来事だったけどまぁ
成長の糧となるなら良いんじゃないかな?
赤い草木が落ちて雪が積もりだした日に
私認知症になっちゃってさ重度で来年まで
記憶が残るか分からないんだってさ
それを聞きつけたかの様にまた顔を出しにきてさ今日はどんな出来事があったんだい?
そう聞くとねあの子泣きながら語ってくれたのよ 「婆ちゃん今日はさ久々に子供達に会ってきたよ…婆ちゃんが知らないうちに俺成長してるよ!」そう言ってくれてありがたかったねその日はあの子に確か「大晦日はここで過ごしな」なんてこと言ったかな
雪がすっかり溶けて桃色の花が咲いている
時期に顔を出しにいったよね…
婆ちゃんは僕の事すっかり忘れちゃってさ
僕を家から追い出そうとするんだもん
今は桜が咲く時期なのに婆ちゃんの記憶は
紅葉みたいに散って行ってるよね
僕寂しいよ大晦日はあんなに覚えててくれたのに今じゃ僕の顔すら覚えて無いんだから
毎回追い出そうとするもんだから毎度毎度
自己紹介をして新しい関係を作ってたっけな
婆ちゃんは何か猫?の事を喋ってくれて
多分僕のことなんだろうけど物事しか覚えて無くてでも僕が泣いていたら近くに居てくれるのは変わらなかった夏にまた来るね…
婆ちゃん!!婆ちゃん!! 「おや、またかいあんた暇だね〜」雲一つ無い晴天の日に僕と…
婆ちゃんは出会った僕は当時10くらいで家が燃えて弟も親も死んだ家なき子だったでもさ
助けてくれたよねあの落ち着いた顔は今でも忘れられないや今日は婆ちゃんの告別式だよ
参列者は僕と元嫁たちしかいないけど
もの凄く晴れているから良く街の風景が見えると思うよ高速道路は渋滞中かな?
バイオリンの音も聞こえるかも近くで弾いてるから僕は成長しているよ
婆ちゃんは世界一寄り添い方を知っていて
囲碁が上手くて大好きだっただからこそ
この御恩は墓まで持っていくよ婆ちゃん…
「なんか玲奈(れな)って全然泣かなくてキモくない?」
なにそれ
聞いてしまった。
友達が言った私への悪口。
「分かる!なんか気持ち悪いよね、前もキモかったけど今の方が断然キモい」
前と言うのは私が泣かないようになる以前の話。
以前は泣き虫でその時もこんな風に言われていたから変えたのに。
目尻が熱くなった。
「てか、なんで急に変えたと思う?」
「んー、どうでもいいでしょ」
「それもそっか!」
二人の足音が近づいてくるのを感じて、足早に立ち去った。
泣けなかった。
いつものクセ。
学校での私は、元気で、泣かない。
それだけしかできなかった。
昔の私は、暗くて、泣き虫。
勉強も運動も得意じゃないからこれを「演じる」しかできなかった。
でも、「演じていた私」も否定されて、これからどうしたら良いんだろう。
ずっとヘラヘラ笑っていてそれも嫌われる原因の一つだと思う。
笑うのを辞めろと言われても、笑わないと泣き虫に戻ってしまう。
泣き虫でも良いじゃないかなんて、昔誰かに言われたけど言われた日に泣き虫が嫌になった。
きっかけは、休み時間のドッヂボール。
誰かが投げたボールが額に当たって泣いてしまった。
確かにその時、額からは血が出ていたというのに。
誰一人心配なんてしてくれなかった。
その時感じた空気は、今でも思い出すだけで気持ち悪くなる。
恐怖を覚えた。
泣いちゃ駄目なんだと、私に植え付けた。
家に帰るといつも言われる。
最近泣かなくなって偉いね、と。
昔褒められた記憶が曖昧で、褒められた時はとても嬉しかった。
だから、演じ続ける。
演じるたびに泣き虫な私は誰も求めていないのだと。
そう思い知らされる。
泣き虫なお前はこの世にいらないのだと。
気付いた時、胸が熱くなって涙が出てきた。
でも、声を出すわけにもいかなくて必死に抑えた。
泣き終わった後、少しだけ胸が軽くなった。
そんな生活を続けていると、親も褒めてくれなくなった。
当たり前になったから。
褒めてくれない=見てくれない。
そんな式が出来上がった。
見てくれないならいっその事死んでしまおうか。
そう思うようにもなってきた。
そしてまた、私は気付いた。
死んだらきっと皆が見てくれるのだ。
気づいたのは良いものの、死ぬ勇気がなかなか出ない。
どんな死に方にするか決めたら、勇気を出そう。
今日も明日も明後日も。
学校に行って、演じ続ける。
勿論家でも。
辛くなってもあともう少し。
その日まで私は「元気で泣かない良い子」を演じきる。
ー何気ないふりー
【何気ないふり】
『んん、、、』
本日2度目の眠りからぼんやりと覚める。
半醒半睡のまま布団を畳み、トイレに行って手を洗って顔を洗う。
ダラダラと机に座り、ダラダラと白米を胃にかき込む。
『、、、9時か、』
休日の起床時間はいつも9時か8時頃。
休みの日くらいゆっくりしたいよね。
スローな私とは対照的にバタバタと忙しなく動くのはお母さんと姉の幸子。
『幸子ー。今日なんか予定あるの?』
私と幸子は1個下の年子だから"お姉ちゃん"などという距離の離れた言葉では呼ばない。
時間にルーズな幸子が珍しく着替えて私より早く起きている。
これは今日は何かあるな。
そう感じ尋ねた。
『はぁ?今日アンタの誕生日やろ。ケーキ買ってくるとよ。』
嗚呼そうだった。
すっかり忘れていた。
『そうやった。いってらー。タルトがいい。』
『んー。』
姉は準備のできたお母さんに急かされて慌ただしく家から出て行った。
午前10時。
『んー、、やることやったし、アニメでも見よっかな。』
朝の茶碗洗い、洗濯物を畳んで直し、周りをちょっと片付けるのが家にいる人の役目。
それを終わらせたら私は自由。
『やっほほい!』
ウキウキでソファに座り、テレビをポチッとつける。
あっという間に時間は過ぎた。
ーーー
ガチャ
『ただいま〜ケーキ買って来たよー』
午後1時。
恐らく昼ご飯を食べて来たのだろう、2人が帰って来た。
『ケーキ!ケーキ!』
私のテンションは爆上がりだった。
『あ、あと、お父さんも帰って来るから、先にデパートで待ってるね。6時ね。あそこの4階のキングでご飯食べよう。』
『ほいほい。』
『準備しといてね。1階の化粧品売り場のとこら辺うろちょろしとくけんね。』
口うるさく言って2人はまた出て行った。
『あー面倒いけど準備するか。』
ヨロヨロと立ち上がり、服を決めてバッグを肩から下げる。
『、、、行ってき〜』
誰もいない家に声を残して鍵を閉めた。
『早く行かないと怒られる。』
時刻は5時50分。
上着を着ながら道を走り、信号で止まる。
『あれ?なんかいつもより人多くない?』
帰宅ラッシュなんだろうなーとは思うけど、一点に人が集まるのはおかしくない?
興味を唆られて人混みの中に入って行った。
まだ人が多すぎてその中心は見えない。
っていうか、もうデパートすぐそこまで来てんのに人が止まってるから入れないじゃん。
『電話かけて遅れるって伝えるか。』
♪♪♪ ♪♪♪
電話をかけた。
でも、その着信音は人混みの中心から聞こえた。
血溜まりの中にお母さんのスマホがあった。
幸子がつけてたお気に入りのアニメのキーホルダーがあった。
私の誕生日は、私1人で迎えた。
"午後6時頃、買い物客で賑わうデパート前の交差点に大型トラックが突っ込みました。この事故で3人が死亡、10人が重軽傷を負いました。県警はトラック運転手を過失運転障害の容疑でーーーーーーーーー"
家に1人。
日がとっぷり暮れたのにも関わらず、電気すらつける気になれない。
ソファに身を沈めてテレビを見る。
『お腹、、、すいた。』
人間食欲には抗えないみたいで、料理もできないしカップ麺を何もなかったからコンビニへ向かう。
無心でおにぎりを買って、無心でコンビニから出る。
頭の中で渦巻くのは自分のこれからの事。
水道代、電気代、ガス代、払い方は?
わからない。
親戚に連絡して葬儀を、、
わからない。
お母さんとお父さんは保険に入ってたかな?
わからない。
学校の学費は?
ワカラナイ。
掃除も洗濯も自分で、、
ワカラナイ。
葬式の手続き、骨を焼いて、、
ワカラナイ。
ぷっつり。
頭の中で何かが切れて、それと同時に涙がドンドンと溢れ出て来た。
何気ない。
自分は何ともない、何気ないふりをしていたのに。
我慢しなきゃ。だって、これから1人だから。
でも、、、
何もわからない。
何もできない。
もう何もない。
『うっ、、ぁっ、、ひぐ、えぐっ、、、、』
道の真ん中で人の目も憚らずに大泣きした。
何気ないふりをしていた自分と、私を残して逝ってしまった家族に対して、ひたすら涙が止まらなかった。
何気ないふりして、きみの前で涙を隠した。けれどやさしいきみは、自分が涙を流してわたしが涙を流せないことに怒ってくれる。ポツリポツリと頬に涙が伝う。そうするときみがよかった、だなんて言う。だから涙を流したくないんだ。なんでもないふりをしたいんだ。
お題「何気ないふり」
起き上がるのが面倒くさくて丸めたティッシュをゴミ箱に投げる。入った!何気ないふりをしながら心の中でガッツポーズをする。
そっけない恋人に何気ないふりをして近づく。彼女から手を繋いでくれた!それだけでその日1日が薄いピンク色に染まる。
試合で3Pシュートが入る。いつも通りのことだと何気ないふりをしてDFに戻る。
自販機の下で500円玉を見つけた。何気ないふりをして私はそれをポケットに突っ込んだ。1000円札よりも500円玉のほうが特別感があるのは何故だろう。
日常での小さなガッツポーズが我々人間の生きるエネルギーなのかもしれない。
“何気ないふり”
何気ないふりをして、君と話す。
そう、毎日、毎日、君と話してきた。
でも、そろそろ辛くなってきたんだよね。
この気持ちを誤魔化して、彼女のいる君と、“友達”として話すのは……
あぁ、何気ないふりなんてしなければ良かった、
300字小説
何気なくない想い
「今日は少し遅くなる」
スマホ越しに聞こえた夫の暗い声に玄関に花を飾る。買い物に行き、好きな食材を買い、彼の好きな夕飯を作る。
押し付けがましくなく、さりげなく、でも気持ちが解れるように。そんな何気ないふりの心遣いが昔は苦手だった。人はそのうち、そうされることを当たり前にして、空気のようにそれを求めてくるから。でも彼は。
「ごちそうさま」
玄関の花にふと目をやり、遅い夕飯を食べ終えて、彼が一息つく。
「お風呂わいたわよ」
「じゃあ入るかな」
そう言って立ち上がり
「いつもありがとう」
と何気ないふりで感謝の言葉を口にして、着替えを手に風呂場に向かう。
その少し解れた背に笑みながら、私は夕飯の後片付けを始めた。
お題「何気ないふり」
始めから何もありなどしないのに
これが「ふり」なら私の慈悲だ
/お題「何気ないふり」より
何気ないふり(3月30日)
悲しいことがあっても
辛いことがあっても
何気ないふりをする
心配をかけたくない
迷惑をかけたくない
そう思うから
誰も僕に関わらなくていいから
本当に関わらなくていいから
何気ないふりをするのは自由って思いたい
てか自由にして欲しい
自分を隠させて欲しい
ダメって言われても隠すけど
自分がしたいことを許して欲しい