『仲間』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
PM. 仲間
仲間はお金じゃ買えない、
自分から奪いにいくものなのだ...。
ショクダイオオコンニャクだって
きっと思ってるよ。
花のうえにつく言葉って
「うつくしい」とか
「きれい」とかだよね。
ふつう。
なんであたしにつく言葉は
「世界一みにくい」とか
「世界一おおきい」なの。
おかしくない?
あたしも花よ。おなじ。
「みにくい花」ってなに。
そんなのいやだよ。
誰か言ってよ。
「きみはきれいだよ」
って。
『仲間』
群れからはぐれた一匹が
必死になって生きている
死にそうなこともあっただろうに
それでももがいて生きている
仲間をもってる畜生が
不思議そうにそれを見る
『仲間をつくればいいのに』と
『つくった仲間に頼ればいい』と
ジタバタしている一匹を
馬鹿な奴だと笑うのだ
馬鹿な奴だと笑った後に
仲間に頼って生きるのだ
仲間
仲の良い間柄で「仲間」。
良い時は共に喜び合い、称え合い、
悪い時にはしっかり言い合える関係でいたい。
#仲間
仲間が欲しかった。
僕を大切にしてくれて、大好きだと言葉で、行動で伝えてくれるような仲間が。
もちろん、僕も僕にできる限りのことをして、伝え続けるつもりだった。
それでも僕はまた裏切られた。
仲間だと言いながら、僕を利用するだけして捨てたあいつ。
ユルサナイ
仲間
私にとって仲間は食事を分け合える人たちだ。
長年の付き合いがあり、時に傷つけ合うこともあった。
それでも離れられない人たちだ。
彼らと食事を分け合ってるときに仲間と感じる。
『仲間』
は?一軍だとでも思ってたの?
やばぁwww
お前なんか二軍だよ
…。
無理して変なカッコつけるからだよ
戻っておいで
元のグループに
『仲間』
は?一軍だとでも思ってたの?
やばぁwww
お前なんか二軍だよ
…。
無理して変なカッコつけるからだよ
戻っておいで
元のグループに
私は小学3年生から短大までバスケットをしていた。
初めは姉がしていて、一緒にするのは
なんだか恥ずかしかったので卒業するまでは
しないでいた。
そして姉が卒業し、たまたま同じクラスになった
同級生が私に「一緒にバスケをしよう!」と
誘ってくれた。
それからバスケットを通して
たくさんの仲間に出会い、共に時間を過ごす中で
同じ目標に向かって切磋琢磨し、笑い合い、
時にはぶつかり合い、絆を深めたあの青春は
私にとってかけがえのない宝物となった。
それはきっと『仲間』の存在のおかげだ。
ありがとう。
『仲間』
くだらないことばっかだったけど、それが幸せだった。
劇的なことなんて一つもなくても、毎日同じことを繰り返す日々でも、そんなことなんて少しも気にならないくらい、何でもない日常が一等楽しかった。
最近寒すぎるだとか、テスト勉強してないだとか、似たような話題を飽きずに繰り返した。誰かの些細な言い間違いや、ちょっとした勘違いだとか、今思い出しても何が面白いのか分からないことで腹を抱えて笑った。毎日同じメンツで、授業間の十分ですら集まって、それでも話題が尽きることなんてなかった。
最中にいる時には気がつけない、輝かんばかりの青い春。思い返すほど美しい、二度とは戻らない時間。
スーパーの裏手を月に縫いとめる手つきで左右にふられる「おつかれ」
愛のすれ違いがあるならそれはもうきっとその人とは上手くいかないサインかも
『あなたは、友達が欲しいですか?仲間が欲しいですか?』
と聞かれたら、仲間が欲しいです。という自分は、
きっと、一緒にいて楽しい人間では、ないだろうと
思う。
遊ぶのも、休むのも下手だ。
いつも、何かしなくてはと考えている。
そんな、自分に、安らぎを与えてくれる仲間が欲しいと切に思う。
《仲間》
そばにいなくたって大丈夫。
淋しくないよ。頑張れる。
離れていても「繋がれる」
心の中ではいつも一緒。
仲間
いつ死ぬかも分からないこの世界で
あなたに出会うことが出来たのは
生きてきたなかでの幸せで
ずっと、この先も
その幸せを噛みしめていくものだと思ってた
僕は戦場で戦うことが決まった。
その日の夜、あなたは僕を呼び出した。
「…別れよう。これからは、仲間でいてね」
そういう君の手は震えていた。
僕は何もいうことが出来ずに、
ただ立ちすくんでしまった。
きっと、僕が戦場に行くから。
別れたくなくても、別れることしか出来なかったんだ。
僕が帰ってくるか分からないのに、待つ必要なんて
無いって君は思ってるんだね
……でも、僕はそういって欲しかったんじゃない。
いつ死ぬか分からないこの世界で。
僕は、君が死んでも、君を待つつもりだった。
君は、きっと違ったんだね。
…ただ、待ってると、
「…少しでも引き留めて欲しかったな、」
仲間を想い、夜明けと共に戦場へ。
いらない
どうせうわべだけに決まってる
寂しいなんて言わない
でも
少しだけ
何故か
ギュッと締め付けられる事がある
いらないはずなのに・・・
必要ないっ!て言い聞かせたはずなのに
絆されて
悪くない・・・、そう思う自分がいる
本当は・・・どうしたい??
強がって、悪ぶってみても
ズカズカッ
踏み込んでくる
扉を閉めて、鍵をかけたはずなのに
バァァァんと扉を開けて
お構いなしに、踏み込んでくる
都合?
性格?
そんなの一才関係ないねっ
だから、不思議と笑っちゃう
もう、仕方ない・・こうなっちゃうと
認めるしかない
私が嫌いなアタシが
あったかいって思っちゃったから
※BL描写
「ね、俺たち仲間じゃないすか」
にかっと屈託のない笑顔を見せる彼の言葉に、胸の奥が苦しくなった。自分を慕ってくれていることへの喜びと、それから飢えである。
「ん、そやな」
目を見ていられず視線をそらした。さっさときがえを終わらせてしまおうとする自分に、彼の視線が向けられたままである気配がする。
普段ならばこちらから尋ねてやるが、今はあまり彼と話したい気分ではなく、放っておくことにした。
荷物の片付けも終わって、鞄を手に取る。彼の目は見れないまま扉の方へと向かおうとした。
「じゃ、また明日も」
頑張ろうな、と言う前に、彼に腕を掴まれた。
「なに?」
「なに、じゃないっすよ。さっきから俺のこと無視して」
新人の頃にかわいいかわいいと甘やかしたせいなのか、少しの間構わなかっただけであるのに彼は不満げに口を尖らせている。
「無視なんて」
「してますよね」
畳み掛けるように詰られ、二の句がつげない。
「俺のこと、仲間だと思ってくれてないんすか」
言葉尻にほんの少しだけ傷ついたような色が見えて、思わず声色を強めて反論した。
「そんなわけあらへんよ」
そこでようやく彼の顔を見上げた。幼げな顔立ちに不安が浮かんでいる。
「じゃあ、なんで」
態度がおかしいのは分かっている。でも言えるわけがない。お前と、仲間同士、先輩と後輩、それ以上に親密になりたいだなんて。
「……仲間だけなん、足りないんやもん」
え? と戸惑う彼の手からするりと逃げ出し駐車場へと足早に向かう。しかし、後ろから慌てた足音がどんどん近づいていた。
この気持ちを話したくない。それなのに、彼に捕まって、詰問されて、心を暴かれてしまいたい。
その感情を見つめているうちに、腹のあたりにがしりと太い腕が回って、背中から体温に包まれた。
「仲間の他に、何がほしいんです」
荒い呼吸の間に耳元で囁かれて、もう形ばかりの抵抗をやめた。
【135,お題:仲間】
仲間って言うのは、他人以上友人未満みたいな関係を指すもので
俺とアンタの関係も、どんなものかと聞かれたら「仲間だ」と言うに等しいと
そう思っていたんだ
アンタはいっつも呑気でだらしなくて楽観的な奴だったな、原稿の提出期限だってちゃんと守る方が少なかった
俺が原稿書いてるときだって、横から後ろから「ゲームしよう」だとか「ねぇ暇なんだけどー」とか...
うるさい、と怒鳴って席を立つと、きゃあきゃあ言いながら走って逃げて
まるで同い年じゃなくて、5歳児か、話の通じないペットと生活しているような気分だったよ
うるさいし、邪魔ばっかりするし、いたずらやドッキリ...
金遣いは荒いし、酒癖も悪い。後先考えずに突っ走るし、それに俺を巻き込むし
だから急に居なくなった時も、いつもの浮浪癖だと思ったんだ
コーン...コーン...コーン...
「この度はご愁傷様でございます。謹んでお悔やみ申し上げます。」
そう挨拶した時、アイツの母親は泣きながらも
「あの子と仲良くしてくれてありがとう」と繰り返し言っていた
「...俺を呼んで良かったんですか?特に接点もない、他人ですよ?」
「いいのよ...あの子と一番仲が良かったのは、貴方だもの」
「そう...ですか、」
大量の花と共に棺に収まったアイツの姿を見た、その姿はとても"らしくなくて"
もしかしたら全てドッキリで、いまにも起き上がって「騙されたーw」と愉快に笑うのではないか
そう思ったが、手に少し触れたとき、もうすでに人の温度ではなくて漠然とした虚無感があった
「なんで、コイツ死んだんすかね」
誰に聞かせるつもりもなく、小さく呟く
「アンタ、なんで死んだ?」
別に死んだのが悲しいとか寂しいとか、死んでほしくなかったという執着があったわけじゃない
死ぬときは死ぬんだし、訃報を聞いた時も「そうなのか」くらいにしか思わなかった、だが
「変な感じだ」
少なくとも、俺よりは生きるだろうと思っていた。こんなに早く死ぬとは思わなかった
アイツの母親は、「あの子と一番仲が良かったのは貴方だ」と言っていた
そうだっただろうか、本当に俺とアイツは仲が良かったのか
でもまあ、そうか
「仲間」なら、はいそうですか。で終わるもんな
こうして葬儀にも来て、俺はちゃんと悲しくなっている
「死ぬ時くらい連絡しろよ」
ようやく俺達は、対等な友人になれたのかもしれない
近くでふたつの群れが縄張り争いをし出した。
一触即発と身構えていたが事態は想定していたより先に動いていた。開始から一時間とかからず決着がついたことにも驚いている。
それより被害である。
場合によっては二次災害を警戒せねばならない。
慎重に偵察に向かうもこちらも小規模だった。
小さな怪我はあれど致命傷になるものはいないらしい。
しかしどうしても。そう観察していれば縄張り争いをしていた二つの群れとは別の群れ。
そこがいやに盛んであった。
どうやら仲間として受け入れたらしい。
仲間
怖いもの。
信用すればするほど、
裏切られることが、失うことが怖くなる。
どうか今のままでいて。
お題:仲間