『仲間』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
動物の中のひとつが人間で、
これを読んでくれてるのも
人間、仲間。
人間ということが同じなのに
いい人や悪い人がいる。
人間、と類は同じでも
仲間じゃない人間もいるよね。
心から通じあってても
仲間は裏切るかもしれない。
人間はとても賢いのだから、
いつどこで何かをしようと
計画しているかもしれない。
類が同じでも
いい人、悪い人、
裏切る人、信じる人、
明るい人、暗い人、
頭が良い人、頭が悪い人、
たくさんいる。
類が同じでも「仲間」と言えない場合もある。
あなたは嫌いな人いませんか。
嫌いな人を「仲間」と言えますか。
嫌いな人と自分を同じ「仲間」
だと言えますか。
「仲間」だと思える人もいるだろうけど
「仲間」だと思いたくない人もいるだろう。
「仲間」は人間全員じゃないこと、
でも、自分に「仲間」はいることも
しっかり理解して下さい。
「仲間」
いつだって同じ高さでものを見て
分かれた道もまた交わって
/お題「仲間」より
仲間と言えば
空見上げて
かあかあ
カラスさん
お母さんは何処にいるの?
うさちゃんは
お空を見上げて
月夜が 少し肌寒くなって
コタツにくるまり
レオナちゃんと 草餅や 桜餅
みたらし団子を 食べたいなぁと
空想にフケります。
レオナちゃんは
近頃行った ホームセンターの
ペット売り場の ポメラニアンが
お空を見上げる度に
思い出されて 少しキューンと言って
泣いてしまいます。
それでも うさちゃんが隣にいるから
大丈夫。
みいちゃんは
近頃 お魚くれる 近所のお母さんが
旅へ出てしまったので
お魚をくれる相手がいないのか
それとも話し相手がいないのか
空見上げて 少しか細い声で
お母さんを探してしまいます。
それでも仲間と言えば 帝様。
帝様に新しい 仲間など いますか?
と聞くと、
優しい気持ちになれる
お姉さんが1人います。
とお答えになって、
秘書の方ですが
ちなつちゃんという方が
仲間になりたいと 仰って 私たちに
挨拶をしています。
とおっしゃるので
どのような ご返事するかと期待すると
(❀´꒳`) 。оO(㋵㋺㋛㋗㋧)
おはようございます٩(*´꒳`*)۶
これからもヨロ(`・ω・´)スク!
と挨拶するので
なるべく絵文字の登場なのかと思われます。
と帝様が仰って
楽しそうだと思いました。
(*>∀<)ノ))またねー
フリフリ((ヾ(・д・。)マタネー♪
仲間に裏切られた。
仲間だと思っていた人は、
僕の敵グループの下っ端で。
さすがにタチ悪いと思うんだけど。
いい加減して欲しいよ、
僕の大切なもの全部奪っていくんだから。
奪うなら奪うで、
最初から関わんないで欲しかった。
仲良くなってから裏切るってさ、
ホント…タチ悪いよ、それ。
………こうやって、
自殺者が増えていくんだろうな。
僕みたいな人が居なくなるようにとか、
世界が変わる日は来ないんだろうな。
ずっと昔からの課題なのに、
昔から一切変わってないんだから。
あっはは。
もうユートピアに住んでみたいよ、
こんなところになんか居たくないよ。
誰か助けてよ、。
125テーマ【仲間】
なんか想像以上に暗くなりました、笑
一年前は感動系を書いてたような気がするなぁ、。
「なるほど。件の水晶一つに、魂一つ」
応接室に男の声が響いている。
事務所と応接室はひと続きの為、声を潜めない限り会話は筒抜けとなる。
どうやら席を外している間に来客があったようだ。
依頼者の話はさっぱりわからないが、声の調子的に橘河は依頼を受けるだろう。
今度は一体どんな仕事やら。
自分の席に戻りながら仲村は小さく嘆息した。
応接室にいる依頼主の顔は見えないが、
ここにやってくるくらいだ。
自分と同じく、人ではないのだろう。
ウヅマキ商會。
暮らしの雑事をひきうける、何でも屋だ。
かつてアルバイトが一人いたが、今は社長の橘河と仲村の二人しかいない。
雇い主の橘河は人間ではない。
魂を盗ることが出来る「あめふらし」だ。
人間向きの何でも屋をしつつ、呪術的な事も生業としている。
今日の依頼も「あめふらし」としてだろう。
何せ、報酬が水晶一つだ。
魂一つは依頼内容と容易に想像がつく。
人間ではない依頼主の仕事は厄介なものが多い。
それでも受けるということは、橘河にとって何かしらのメリットがあるのだろう。橘河とはそういう男だ。
話は終わったのか応接室から橘河と依頼主が出てきた。
依頼主はどこにでもいるような男だ。
糊の効いたスーツを着て、一角の企業マンといった風情だが、油断は出来ない。
人の事をとやかく言える身分ではないが、人間に紛れ込む輩の常套手段だ。
橘河は客向けの紳士な態度で、客人を出口まで見送っている。
交渉成立といったところだろうか。
そんな事を頭の片隅で考えつつ算盤を弾く。
算出した数字を帳簿へ記入していると、
客人の見送りを終えた橘河がこちらに向かってくるのが目端に写った。
橘河は仲村の席に近づくなり「仕事だ」と言ってきた。
「先程の御人は?」
仲村の問いに橘河は口の端をあげ、にやりと笑った。
「同業ではないが、お仲間さ」
なるほど。
どうやら自分は思い違いをしていたようだ。
仲村は自分の考えを改めた。
これは、厄介な依頼ではない。
─想像以上に厄介な依頼だ。
これから行わなくてはいけない仕事を想像し、
仲村は静かにため息を漏らした。
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「あめふらし」より
橘河と仲村
Theme:仲間
「仲間」という言葉ほど信用できないものはない。
ただ単に「利害が一致している者同士」を美化しているだけじゃないか。
そしてその利害関係が解消されれば、またただの他人同士だ。
10年前の自分に何か伝えることができるなら「仲間なんて信じるな」と言いたい。
「正義」という言葉の内容が語る者によってころころと変わるように、「仲間」だって常に信頼を寄せられるものではない。
だから、耳障りの良い言葉に惑わされてはならない
「仲間だから」という言葉を真に受けなければ、私はあんなに傷つくことはなかっただろうから。
…でも、最近こうも思うのだ。
「仲間と信じられる存在がいないのは、辛いのではないのか」と。
誰も信用せず心を閉ざしていることは、思っているよりも辛いものだ。
裏切られるリスクを負っても仲間と呼べる存在を作るべきか、それとも喜びも悲しみも苦難も全て一人で抱えて孤独に生きるべきか。
答えはまだ、出そうにない。
不安になったら仲間探し
見付けて安心 ホッと一息
逃げる理由を探して忙しい頭
見付けられたとしても
必ず明日はやって来るから
結局繰り返すだけの今日
誰かの言葉を上手に使って
出来た便利な逃げ道
下らない理論武装
それで誤魔化せるなら大したモンだ
何かしたいのかも知れない
何もしたくないのかも知れない
それすらも解らない
自分で選んで来たのに 今更何を言うの
全部君が望んだ世界 どうして不満があるの
欲張りな動物 次は何を求めるの
答えは知っている筈だよ ほら、自分の事でしょう
集まった仲間も もう殆ど残っていないね
僕もそろそろ行くとしよう 君はこれからどうする
仲間って
いいときと悪い時がある
人は選んじゃいけないって聞くけど
意地悪な人と仲間にはならないほうが身のため
そこは選んでいいんだよ
【仲間】kogi
淋しかったんだ
泣き出しそうになるくらい
たくさんの想いを抱えて
苦しかったんだ
たった14歳の私には
重たくて
もがいても もがいても
どうにもならなかったんだ
いつも 一緒にいてくれた
仲間がいたから
一緒に泣いて
たくさん笑って
何でも話せた
仲間がいたから
おとなになれたのだと思います
ありがとう
大切な仲間たち
ありがとう
5人組の仲間たち
【仲間】#34
仲間
仲間なんていない…
みんな、離れていく…
さみしいね…
でも…
そばにいてくれる
可愛いぬいぐるみたちに
癒される
あんしんする…
仲間
人は、仲間がいるから、輝ける。
どんなふうに?
仲間と比べる。自分が上に立って胸を張れる。
仲間と一緒にやる。みんながやるから、自分も同じことをできる勇気が、簡単にでる。
仲間となぐさめる。すぐに悲しみなんて吹き飛んでしまう。
仲間がいなかったら、あれもこれも全部できない。
自分が輝く瞬間。それは、仲間と比べることができるから、自分が輝いている、ということ。
それは、逆に言ってしまえば、自分が輝くことで下に見られる人もいるってこと。
それを使って、「いじめ」や「差別」をする人がいる。
あぁ、人はなんて悲しいのだろうか。
仲間と一緒にいないと輝くこともできないし、
勇気なんて少しも出ないし、
悲しみをずっと引きずってしまう。
なのに、仲間を傷つける。大切なものって、大事にするもんじゃない?だから、大切なんじゃないの?なんで、「仲間」という大切なものを傷つけてしまうの?
この世は、美しいと感じる人がいる。それは、この世を美しいと感じていない仲間のすべてと、比べているからではないのか。そうやって、考えて欲しい。
彼女に嫌われていることは知っていた。
「アンタさぁ」
「邪魔なんだけど」
「クソ野郎」
罵られるのなんて日常茶飯事だった。
理由はわからない。ただ、友人──彼女の好きな男と喋っているだけで睨まれたから、嫉妬なのかもしれない。私は男だが。
「その顔で御役所仕事に戻るつもり?みっともないから拭きなさいよ」
先の戦いで顔に浴びた返り血を、男勝りの彼女は少し乱暴に手拭いで綺麗にしてくれる。
そう、彼女は優しくもあった。
「今日はどうしたんだい?明日槍でも降るのかな?」
「そこは『ありがとう』でしょうが、この礼儀知らずの馬鹿野郎!仲間に感謝しな!」
凄まじい速さで頭を思いっきり叩かれた。
仲間……仲間か。その響きが少しむず痒く、また心が温まるような心地がした。
時は流れ、私の友人と彼女は恋仲になり、結婚した。そして友人は彼女と子供を残し、すぐに亡くなった。
彼女は泣いた。ひどく憔悴し、見ていられない程に痩せた。
“仲間”──昔彼女に貰った言葉がちらつく。
今度は私が言ってあげたら……彼女は心が温まるだろうか?
部屋に彼女を呼び出す。
だがもう、駄目だと悟った。彼女は既にひび割れてしまっていた。
愛する夫を失い冷え切ってしまった両手を束ね……私は作った笑顔で彼女を壊すように抱くしかなかった。
自らも友人を失った心の穴を埋めたかったが、それもどうにもならなかった。ただただ、悲しみが増すだけの行為だった。
「──もう、ここには来ない」
朝方、彼女は掠れた声でそれだけ言うと、部屋を出て行った。
もうあの温かさに触れることはできないのだ。
あんなに大切にしていたものを、ぐちゃぐちゃにしてしまった。その後悔は、死ぬまでずっと忘れることはないだろう。
【仲間】
なあ…話があるんだが…
何、そう固くなるな。緊張しなくていい。いつも通りの感じでいいんだ。
それで話なんだが…俺は参加することにしたよ。すまない。すまない。この勇者たちのパーティーに参加するのはとてもリスクがあるのも分かっている。死ぬかもしれないとも分かっている。だがお前らが死ぬのだけは耐えられないんだ!すまない…本当に。俺は…行ってくるよ。愛しているよ。
災害や戦争なんかが起こって、ひとりで乗り越えられないほど困難な状況の時か、もしくはひとりだけではやり遂げられないほど規模の大きなプロジェクトがある時は、否応なく仲間って必要になってきますよね。
だから仲間が欲しい人は、(災害を起こすわけにはいかないので)大きなプロジェクトの中に飛び込んでいけばいいと思う。海賊の王様になりたいって人の手伝いしてみたり。
友達が欲しい人は、うまく行けばその仲間のうちの何人かが友達になるかもしれないし。
学校でいろんな行事があるのは、大きなプロジェクトに子供たちを問答無用で巻き込む事で、仲間意識を育みたいんだろうな。(行事嫌いな子からしたらそれは災害みたいなもんだけど)
私は仲間意識も行事も嫌いな人で、周りの皆もだいたい似たようなもんだろと考えてたけど、そうゆう連帯感や社会性こそが大事だと信じてる人も一定割合いるんだな、ということに大人になってから気づいた。
そして、そうゆう人たちこそがこの社会を過ごしやすくしてくれてるよなと思って、敬意を持とうと思ったんだ。
でも、人と交流してそこで如何に自分が優位に立てるか、を第一義に置いてる人は多くて(マウント取りたくる人ですな)、そうゆう人を目の当たりにすると、社会性大事にしてる人に感じようと努力してた敬意が薄れていくのですよね。
何の話でしたっけ。
仲間ね。
仲間を作ることを目的として動くと、欲しいと思ってたモノと違うなということもよくある。それよりも、もっと大きな目標を目指した時に自然と生まれてくれるのが仲間だって捉えたほうがいいですよね。
自然発生でありつつ、育もうと努力しなければ育めないもの。
家族だって同じだね。
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【13】仲間
どんなに壮大な旅路でも、
乗り越えることが出来る、最終地点まで辿り着ける。
...貴方達と一緒なら、そう思えてしまったの。
---二作目---
苦楽を共にした人。
あいつは俺の事を「相棒」と言い、よく慕ってくれた。
それは凄く嬉しかった。
最初は猫のように警戒心の高かったアイツが
今では寧ろ、犬のように後ろを着いてまわったり、
懐いてくれていたりするのだから、嬉しいに決まっている。
...だからこそ、だからこそ。
仲間としての意識より、別の想いを抱いてしまった俺は、
あいつの相棒を名乗れないと、強く思ってしまうのだ。
#仲間
145作目
#仲間
馬鹿なことで笑って
馬鹿なことで泣いて
馬鹿なことをして遊ぶ
でも、変なことでライバル視され
馬鹿なことで敵視され
簡単に裏切られる
仲間はだいたいこんな感じだ
最初は楽しかったのにあとから辛い思いをする
だから仲間なんていらない
そう思っている僕は今日もクラスから孤立する
前は仲の良いクラスから⋯
どこにいるんだろうね
にこにこした顔は全部にやにやだし
なにを信じていいのかわからないもの
できるものなら目の前のあなたたちには
もうなにも言葉を話さないでいてほしい
言葉が汚れる
尊い想いが穢れる
なんの罪もない言葉が穢れる
なんの罪もない美しい言葉が穢れる
それだけが哀しい
『仲間』
友人と仲間は何が違うんだろう
どちらも共通して人と人との関係を表す言葉である
しかし、意味は少し違う
友人は目的がなくても、お互いに気楽でいられる関係
仲間は目的があって、お互いを高められる関係
友人は仲間でもあり、仲間は友人でもある
本当に何が違うんだろう
それは人によって変わってくる
仲間<友人
仲間>友人
いろんな考え方がある
どちらの方が良いか。そう簡単には決められない
ただ、仲間と友人どちらも大切であることは分かる
はっきりと区別はつけられない
どちらにしても人との関係を大切にすることは重要だ
「第三話 隠された秘密」
「さて、こいつらは…」
(恐らくマフィアだな。面倒だ。でも、なぜ龍谷を?)
何かが動く音がした。凛が振り向くと龍谷だった。龍谷が起きたのだ。凛は、ほっとして龍谷に声をかけた。
「良かった!龍谷くん、大丈夫?」
だが返事がかえってこない。凛は不思議に思った。いつもなら明るく返事をしてくれるのに。そして龍谷が話し始めた。
「オレ二チカヅクナ!」
「!!」
凛は驚いて後ろに退いた。その声は優しい龍谷の声ではなく、低く威圧のある声だ。それに唸っている。まるで虎や龍のように。
「コロスゾ!」
龍谷は怒鳴り、辺りが不穏に揺らめいた。彼の腕には鱗が生え、長いしっぽに頭には角が生えた。普通の人が見れば恐怖で動けなくなるだろう。しかし、凛は冷静だった。真剣な顔つきをしていた。
「そうか…君が…」
悲しそうな声で言った。龍谷を哀れむように、そして自分の過去を思い出すように。
「大丈夫、君はまだ…」
「人間に戻れる」
最低最悪なシチュエーションでも
なんだか笑えちゃう!
「仲間」
#268