Theme:仲間
「仲間」という言葉ほど信用できないものはない。
ただ単に「利害が一致している者同士」を美化しているだけじゃないか。
そしてその利害関係が解消されれば、またただの他人同士だ。
10年前の自分に何か伝えることができるなら「仲間なんて信じるな」と言いたい。
「正義」という言葉の内容が語る者によってころころと変わるように、「仲間」だって常に信頼を寄せられるものではない。
だから、耳障りの良い言葉に惑わされてはならない
「仲間だから」という言葉を真に受けなければ、私はあんなに傷つくことはなかっただろうから。
…でも、最近こうも思うのだ。
「仲間と信じられる存在がいないのは、辛いのではないのか」と。
誰も信用せず心を閉ざしていることは、思っているよりも辛いものだ。
裏切られるリスクを負っても仲間と呼べる存在を作るべきか、それとも喜びも悲しみも苦難も全て一人で抱えて孤独に生きるべきか。
答えはまだ、出そうにない。
12/10/2023, 11:27:48 AM