『今日にさよなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『今日にさよなら』
今日にさよならしたら、明日になる。
でも、明日からしたら、それは今日なんじゃないか。
じゃあ、『今日にさよなら』するって、どういうことだろう。
今日は楽しかったな
今日はちょっと疲れたな
今日少しだけ良いことあったな
今日しんどかったなぁ
毎日そんなことを考えながら帰り道を歩き、家に着く。
毎日同じペースで時間は過ぎていくけれど
1日も同じ天気でで同じ感情の日はないんだって
今日は少し頑張ることが出来たな
明日はどんな日になるかな
また明日よろしくて
今日はさよなら。
『今日にさよなら』
今日は仕事を休んで、朝から病院に行った。
初診で行って、のっけからムカつく先生だったけど、処方された薬を飲んだら、ここ一週間くらい飯もまともに食えないほど酷かった症状が一気に無くなった。
その後めっきり元気になってしまって、久々にとても充実した休日()を満喫したのだけれど。そういう日の翌日の仕事って、考えるだけでも嫌さがすごい。
今日にさよなら、したくないなぁ。
明日もがんばろ。
(今日にさよなら)
血圧の薬をこれ以上は出せないよと言われるだけ飲んでも
ようやくⅡ度高血圧に足を突っ込める私。
もちろん自慢ではないよ。
医者から毎日血圧手帳を書くよう仰せつかっている。
起きた時と寝る時に血圧を測定し、1日2回。
測るだけ測って血圧の過去メモリ見て
通院日前ギリギリに一気に書き上げる。
で、寝る前の血圧。今日にさよならしてもまだまだ寝ない。
ただ日にちは前の日の夜扱いなので25時だの26時だので表記している。
グラフを書くのにざっと就寝時間を見直す。
今日中に今日にさよならしてる日は皆無だわ。
(今日にさよなら)
今日にさよなら
さよならのお題多いね。
今日にさよなら…
今日という日は二度と来ないからね。
たまにはさよなら言ってもいいかもね。
でも言わないだろな。
言おうと思っているうちに、
昨日にさよならになってそう。
今日との別れ際って難しいよね。
今日にさよなら
今日だけじゃなくて
22日までさよならしたい
【今日にさよなら】kogi
記憶にも残らないように
感情に押しつぶされないように
【今日にさよなら】
深夜、家族が寝静まってから私は動いた。
自室のドアを音が出ないようにゆっくりと半分だけ開けて、スルリと抜け出す。
真っ暗な廊下を抜き足差し足、何処からともなくトテトテと近寄ってきた飼い猫に「しー」と人差し指を立てながらキッチンへ。
途中、トイレに起きてきた父親を壁に貼りつき気配を消してやり過ごして、父親が用を足しているスキに両親の寝室を横切った。
キッチンに到着、しかし、まだ電気はつけない。
父親が寝室に戻るまでは暗闇の中、息を殺して待機する。
成長期だからしょうがないのだ、どうしても小腹が空いてしまうのだ。
○清のカップヌードルを貪りたいお年頃、それと時間帯なのだ。
さあ、さっさと寝に行ってくれ父よ。
はやく食べ「うわぁっ、ビックリしたな、もう、電気くらいつけなよ?」
くそっ、今夜は失敗だ!
テーマ「今日にさよなら」
目覚めると、いつもちがう顔に挨拶する。
鏡に映る私は、黒い肌に縮り毛の坊主、大きな二重目に、分厚い唇の青年だった。
昨日はヨーロッパ系の金髪美女だったなと思い返して、この日がスタートする。
体を起こして、これでもかと顔周りを整えたあと、ダークスーツに身を包み始めた。
なんとなく体に染み付いた憂鬱な気分を感じ取って、ため息をこぼしたくなった。
体に従うまま、車に乗って行き着いた先は結婚式場だった。少し遠くから、花嫁と新郎が晴れた空の下、花道を通って祝福されるのを見ていた。
幸せいっぱいに満たされた空間の傍ら、私はなんとも言えない複雑な気持ちになった。
親友ー!とこちらに気づいて向かってくる新郎に、即刻この場から逃げたくなる体の衝動を抑えた。
もう来ないかと思ってたぜ
新郎は心底嬉しそうに私の肩を叩く。この人の笑顔を見て心が浮き立つが、すぐに闇へ落とされる心地がした。喜ばしいことなのに、青年だけがこの場で浮いていた。
私はできる限りの笑顔でおめでとう、幸せになれよと絞り出すように言った。
これがこの青年にとって最適解なような気がした。
新郎はありがとなとはにかんで、そのまま花嫁の所へと戻って行った。
家に帰ると、脱力するようにベッドへ倒れ込んだ。
そのまま堕ちるように眠りにつく。
もう、この人に目覚めることは無いだろう。
.今日にさよなら
今日にさよなら。
そう言えばこの日にあったものを客観視できる。
嫌なことやトラブルも。
あのときこうしてればが見えてくる。ああしようこうしようと見ることができる。
するとストンと落ち着いて眠れるのだ。
明日のためにも今日にさよなら。
今日にさよなら
また今日が終わる
楽しかった今日
悲しかった今日
嬉しかった今日
辛かった今日
色々な今日起きた出来事はもう戻ってくることはない
今日が終わる、そこであなたの抱く感情はなんですか
嬉しいですか?悲しいですか?
どんなことでも、自分が今日を精一杯生きることができたのならそれで良い。
また楽しい明日を思い浮かべればいい。
辛かったら逃げていい。それを卑怯だとかずるいとか言うやつは蹴り飛ばしちゃえ笑
現実でそれができないのなら
心の中でボッコボコにしちゃえ!
そのぐらい勢いのある、今自分は生きているのだなと感じられる今日にするために私たちは踠いて踠いて
やっと明日におはようって言えるんじゃないかな。
今日という日にさようなら、明日まだ見ぬ自分への旅立ち。明日の私が素晴らしいかわからないけど。本日の自分は素晴らしかったとおもえない。いや、思わなければならないかもしれない。そうじゃないと私の心が壊れそうになる。「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」名だたる文豪が引用した。かの言葉、私の人生っていうものはそういうものかもしれない。いつも精神的に向上を目指している。今日できなかったことを明日はできるように、今日わからなかったことを明日わかるように。そんなことしか考えていない。辛いことばっかりでもある。かの文豪の登場人物は精勤的に向上心がなくなったため頸動脈を掻っ切った。今の世の中でそんなことを出来る人はいないかもしれない。なあなあで物事を進めて、ヘラヘラ周りの空気に合わせて行動する。そんな日々が嫌いで仕方なかった、嫌いでも型を破れないままの私がいた。そんな今日はさようなら。かわっていく今日までの私にさようなら。
2024/02/19「今日にさようなら」蒼井真白
追記:初めて私の世界にいるキャラクターの思想を書いてみました。このこの名前は決まっていないけど、現在の当たり前となってることに対して不満、変えたいっていう気持ちが多い子です。
今日にさよなら
思い出したくもない日でも、
一晩寝てしまえば、さよならできる。
ほら、朝日が昇る。
嫌だった今日にさよなら。
新しい明日が今始まった。
「皆様が揃ったようなので点呼をとります。」
その聞きなれた言葉に心の中でため息をつく。言葉の主である美しい声と姿の彼女は『時の女神』である。白装束に身を包み、長く艶のある髪をなびかせている。
私は『時の遣い』の『子』。ネズミと呼ばれることがほとんどだ。ここに集まっているのは私と同じ『時の遣い』で、それぞれが自分の『時』を全うしている。人間界でいう十二支と同じ順番で自分の『年』になればここの遣い達を先導する役割を担う。そして自分の『時間』になれば舞を舞い続けるという役割がある。
ここ、天界の遣いが働かなければ時は進まないのだ。
「子。」
名前を呼ばれ素早く跪く。
「丑。寅。卯。辰。巳。午。未。申。酉。戌。亥。」
女神様は淡々と名前を呼び、跪いたのを確認すると顔をあげるように促した。そして自分の頭上にあった冠をそっと持ち上げて空間に固定した。そしてゆっくり頭を下げ、退出された。足音が完全に聞こえなくなるとみんなが立ち上がる。各々が自由に過ごしだす。おしゃべりをしたり、早々に退出したりと様々だ。
私は何も言わず白衣と袴を整えると浮かんだ冠を手に取る。その瞬間何も無かったはずの足元に舞台が現れた。すると突然太鼓の音がなり響く。始まりの合図だ。私は流れに身を任せる。音に乗り流れるように手を動かし、力強く地面を蹴りつける。
今頃人間界では日付けが変わっているのだろう。だがいつも私は疑問を抱えている。
_果たして時が進むことに何の意味があるのだろう。
時が進めば何が変わるのだろう。
天界に時という概念は無い。その為か時が存在していることに意味を見いだせない。
私は人間界を訪ねた。たまに見に来ることもあるためある程度の決まりは知っている。
_相変わらず暑苦しい場所だ。天界とはまるで違う。よくこんな場所で過ごせるな。
人間が溢れかえる交差点で眉を顰める。信号が変わったのを確認すると歩き出した。しかし、久しぶりに訪れた人間界に適応できず人間とぶつかってしまった。
「…った」
「いったぁ…」
お互いに後ろに転んでしまった。相手は人間の女の子のようだ。
「…すまない。見ていなかった。大丈…」
「手が…!!」
立ち上がり謝ると女の子は私の言葉を遮り慌てたように駆け寄った。言われた通り手を見ると少しかすり傷を負っていた。
「あぁ」
_全く気が付かなかった。仮の姿であるから痛みは感じないが、生身というのは不便だ。
「あぁ、じゃないですよ!ちょっとついてきてください!」
女の子は強引に私の怪我を負って無い方の手を引き小走りでどこかへ向かい出した。
日陰に入ると女の子は突然止まった。
「ちょっと待ってくださいね」
そう言って持っていた鞄から何かを取り出し抑えたあと綺麗な布で縛った。
_治そうと思えばすぐに出来るものを。
「これで大丈夫です!本当にごめんなさい!私浮かれてて…」
「はあ」
「私、明日誕生日なんです」
女の子は突然そういった。誕生日というのは人間が1年ごとに歳をとっていく制度だったはずだ。
「それで久しぶりにお母さんとご飯を一緒に食べれるから楽しみで」
嬉しそうに手に持っていた袋を覗いた。中には食べ物がたくさん入っていた。
「早く明日にならないかな〜」
その言葉を聞いて今までの疑問が全て解けた気がした。自分の中で止まっていた歯車が動き出すような、そんな感じだ。
「あっすみません、こんな話…私そろそろ帰ります!聞いていただいてありがとうございました!」
女の子はそう言うと小走りで去っていった。
私はしばらく布のあてられた手をじっと見つめた。
「ネズミ!時間だよ!」
「あぁ、わかった」
布を懐に仕舞うと冠を手に取る。
今日も私は舞を舞う。
誰かが待つ明日のため。
_今日にさよなら。
夜明け前。
私は、大好きな友人に『さようなら』と言った。
友人は、哀しそうな顔していた。
窓際に見た桜は、美しく花を散らして咲いていた。
次の日、一人の女性が警察に出頭してきた。
大好きな友人は、ちゃんと私をお墓に埋めてくれたかな?
タイトル:今日にさよなら
『Smileを下さい😊』
先日、魔法のランプのヘルパーさんと耳鼻科へ行ったんだ。
そのヘルパーさんは、有名なファストフードに長いことを勤められていました。
昨年想先生と植物園に観に桜を観に行った時に想先生に、『有名ファストフードのヘルパーさんとも、先日、観に行ったヨ〜(*^^*)』と、私は、何気なく言った。
そしたら、『Smileを下さい😊って、言ったら、きっと、Smileをもらえないよ〜(笑)』と、想先生は、言われた。そんなこと、理解ってた……。(。>﹏<。)
でも、私は、『Smileを下さい😊』と、何時か言えたらイイなぁ〜と、何処かで想っていた。
図書館のエレベーターを待つ間に。私は言っちゃった(^_^;)『Smileを下さい😊』と。めちゃくちゃ!!一言を言うだけに勇気が言った。
やっぱり、結果はNO❌だった。理解っていた、けれども、何ゆか辛いなぁ〜。😢ぴえん💧
『もう、有名のファストフードにないからね(^_^;)』と、言うお返事だった。『上司も無茶ぶりばっかで困るわぁ〜。(^_^;)(笑)』と、爽快に言われた。
エレベーターが来て、乗った。気まずいなぁ〜(^_^;)、どうしょう(@_@)
そんな空間をヘルパーさんは、切ってくれたε-(´∀`*)ホッ
『でも、同僚の女のコは、Smileも、SMLと、ございます。と、言っていたヨ〜(*^^*)🎶』と、ヘルパーさんは言われた。『すご〜いな〜、お姉さん⭐✨(*˘︶˘*).。.:*♡』と、私は言った。
『SMLは、どうやって、区別するの!?』と、そのヘルパーさんは訊いただって、お姉さんは、『Lは、相手を指指して笑うんだってwww😂』と、そうだ。『まずいだろう(^_^;)』と、ヘルパーさんは。思ったそうだ。『そのこ、可愛い勝ったんやで〜、もう、結婚して子供もいるんだよ~☺』と、明るく、言われた。私は、取り敢えず、頷いていた。
気まずい、空気になったらどうしょう(@_@)と、悩んでいたから(^_^;)なんとかかんとかかな〜ε-(´∀`*)ホッよかった……(。>﹏<。)
超学生さんの歌ってみたで、渾沌ブキで、『純情何、ソレ、美味しいの!?美味しいの!?』で、あるかなwww。(笑)
図書館で、絵本の棚の並びが面白いねぇ~と、魔法のランプのヘルパーさんは、言った。……、やっぱり、すご〜いな〜。と、思った。私と視点が違うな〜🤔
参りました。m(_ _)m
色々な本を閲覧してから、私はオードリーの若林さんの本を借りた。でも、あんずは、春日派だヨ(*^^*)🎶トゥース🤞(笑)
図書館を出てから、耳鼻科の前を通ると、看護師さんの高木さんが、病院の前を掃除をされていた。ヘルパーさんに『掃除されているね~。』と、言われた。
『高木さん、ご苦労さまで~す(*^^*)🎶』と、高木さんは、『あんずちゃん(*^^*)🎶』と、顔を上げてくれた~。『高木、またねぇ~(^^)/~~~』と、ーー今度は、私から、言った
何故か、高木さんに出会えて、ε-(´∀`*)ホッとした。
小さな、幸せを大切にしよう(。>﹏<。)🌻 さっき、天気予報士さんが、今日は、雪⛄から→☂へ変わる『雨水』と、言っていた。
全てに、理由が解けなくても、イイかもねぇ~(*^^*)🎶私らしく、あれればイイかな〜💐^_^🎶 終わり
二度と帰ってこない今日
悔いなく過ごせただろうか
バイバイ
土日はすごく充実していた
それでまた1週間が始まった
それももう一日が終わろうとしている
楽しかった今日は帰ってこない
今更だがテーマを忘れてしまった
ごめん
テーマとは違うかもだが許してくれ
新緑が、落ち葉になる工程で、わざわざ黄金色になってヒラヒラ舞い降りる銀杏。。。
その一生を、どうつたえようか
もう、伝える必要が無かったんだ。。。
肩に乗った石がおりた瞬間だった
人は、真面目に生きると同時に生かされていることに感謝をした時、神々の言葉に恐怖さえ覚える。
曲がりくねった道を、急カーブしながら必死だったが、もうその必死にならなくていいきがした瞬間。
サヨナラと感謝が同時に訪れた。
ひとり喋りを聞けるように、また違う道が現れる。
ひとりひとり、違う道があるように
一人一人、個性があるように
生き方は異なる。
尊敬している先輩は持つべきだし、先輩の小言を聞いている自分は幸せだと感じた方がいい。
やっぱり、ちがうんだなー
尽く突きつけられる人生に
涙を出す機能さえ、おかしくなったようだ。
さようなら
青くない僕は、1段も2段も階段を上り
思い出たちに別れを告げる。
ありがとう、、、
銀杏の生き方は、まるで
サンタクロースのようで
終わった旅に、感謝を告げる。
旅をさせてくれて、ありがとう
旅を受け入れてくれて、ありがとう
違った日々を受け入れるには
時間がもったいない。
もう、十代や二十代じゃないんだ。
同じことを繰り返すには、時間が無いんだよ
じゃ、
楽しかった過去に、バイバイ
苦しかった今日にバイバイ
世界は、本当に離れ別れていく、、、。
《お気に入り》&《今日にさよなら》
おかあさんのくれる、
「おやすみなさい」
その言葉が、大すきだ。
寝る前の部屋のうす暗さに、少しの怖さを感じていたころ。
お母さんの言葉が、わたしをあたたかく包んでくれるような気がして。
眠るとき、いつも不安になる。
もしこのまま目覚めなかったらどうしよう。
そんな、ありもしない不安だ。
わたしの体はずっと元気で、急に体調が悪くなることもない。風邪だってそんなに引かないくらいだ。
それに、なにか悪いことをしてもいない。
だからこのまま眠ってしまっても、もう二度と目が覚めない、なんてことはない。
だけど、少し怖いから。
「おやすみなさい」
その言葉を聞くだけで、不安なんてどこかに行ってしまう。
わたしの隣にはお母さんがいる、そう感じながら眠れるから。
そしてそれは、わたしにとってすごく幸せなことだから。
だからわたしにとって一番のお気に入りの言葉は。
「おやすみなさい」
誰もいない空間に向かって呟くことの、なんと虚しいことか。
小さい頃は気にもならなかったし、お母さんがその存在を口にすることもなかった。
私には父親の存在が、産まれた時からなかったのだ。
私を産んだときお母さんは、十九歳だったという。そしてお父さんは同じ大学で出会った同い年の人だった。
つまり父親が責任を放棄したのか、と思われがちだがそういう訳ではない。
お父さんは、交通事故で命を落とした。
そして彼の遺した大切な存在としてお母さんは私を産み、両親の手を借りながら私を育てた。
母子家庭だ、そんなにお金に余裕はない。
お母さんは留年したものの何とか大学を卒業して、二十四歳の頃から働き始めた。
それから、私の隣にお母さんが眠っていることが減ったように思う。
忙しいのだ、仕方がない。
こんな意味のないことを考えてしまうのは、夜、寝る前だからか。
どうにもならないことを考えるより睡眠時間を確保して、学校で寝ないようにしないと。
目を瞑ると、闇が全てを覆う。
そしてそれが、不安を煽るのだ。
私の記憶の片隅に、いつか誰かが言っていた言葉がある。
眠る度に、私達は死んでいるのだと。
次目が覚める保証もないのに、一時的とはいえ意識を失うということは。
目が覚めることは、蘇っていることだと。
「おやすみなさい」
一人でもそれを口に出して、私は目を瞑る。
今日にさよならを、告げる言葉を。
十七年間変わらぬ、お気に入りの言葉を。