『二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『2人ぼっち』
世界が凍ってから、数日が経った。
地球規模で起こった異常気象による氷河期、
学者のでは太陽系のバグによる影響らしい。
シェルターに逃げそびれた私たち姉妹は今日も、
古びたラジオが流れる部屋で、コタツを囲んでいた。
「おねーちゃん、みかん取って」
妹は呑気にも、ずうずうしくみかんを要求してきた。
「最後のみかんだから半分ちょうだい」
窓から見る景色は純白に塗りつぶされていた。
灰色の雲が空を覆い、住宅地は雪に包まれている。
妹が呟く、
「もう桜、見れないのかな」
「…せやな」
「また海の家の焼きそば、食べたかったな」
「…せやね」
「おねーちゃんはやりたいことある?」
「…スカイダイビングとか?」
「雪が降ってなくてもやらないでしょ」
———————————-
残りの灯油もわずかになった。
この温もりも残り数分と言ったところだろう。
「生まれ変わったら猫になりたいな」
「…うちは南国の大金持ち」
「あっずるい」
「おねーちゃん、今日はくっついて寝ていい?」
「…ええで、ほな明かり落とすわ」
「おやすみ、おねーちゃん」
「うん…おやすみ」
「…やっぱり来世もおねーちゃんの妹がいいな」
「…うちもそう思う」
「…1人にしないでね」
「…大丈夫、1人ぼっちにはさせへんで」
2つの声が闇に消えた住宅街は、静寂に満ちた。
2人ぼっちというのは寂しいものです。だけども一人よりはいいでしょう。2人もいれば友達に良いでしょう!といえるものです。だから1人よりはいい。2人ぼっちは寂しいけれど、いろんな可能性に満ちています。
原初の人類。最後の人類、愛を知った人類。これらは1人だと虚しいものです。1人じゃその先成り立つこともない。そこで2人なのですよ。
2人の人間というのは現代においては僅かも僅か。けれどそうした可能性という枠の中でいっぱいになる。
寂しいけれど満ち足りる。だから2人は良いでしょう!
二人ぼっち
世界のざわめきが
遠くへ沈んでいく夜
残されたのは
あなたと私の呼吸だけ
言葉は少なくていい
触れた指先の温度が
すべてを語ってしまうから
孤独が二つ
寄り添っただけのはずなのに
なぜだろう
こんなにも心が軽い
明日がどんな色でも
この瞬間だけは
二人ぼっちでいい
誰にも見つからない
小さな宇宙のままで
眞白あげは
「二人ぼっち」
あなたといると、1人より孤独を感じるのは何故なのでしょう。
笑う顔を見て笑えなくなって、声を聞いて言葉が出なくなって、触れられて見つめ返すことしかできないのは、何故なのでしょう。
ひとりぼっちより、ふたりぼっちの方が寂しいのは何故なのでしょう。
やぁ、奇遇だね。
こんなところでどうしたの?
なるほど、差し詰め迷子ってところかな
僕? 生憎ただの迷子だよ
これも何かの縁だし
ひとりぼっち同士、いけるところまで行ってみない?
聞いた限り、行き着くところは近そうだしさ
それじゃあ行こうか
とりあえず、ここは寒いし南にでも向かってみようか
『ふたりぼっち』
『二人ぼっち』
休み時間、いつも一緒に図書館に行ったよね。
誰もいなくて、まるで世界にふたりだけみたいだった。
修学旅行の部屋は、ふたりで一部屋だったよね。
お泊まり会みたいで嬉しかった。
思い出されるもの全て、
私たちはふたりぼっちだった。
二人ぼっち
二人ぼっちは二人でいるのにひとりぼっちなのかな
それとも、ひとりぼっちとひとりぼっちが二人いて二人ぼっちになったのかな
どうせなら、ひとりぼっちとひとりぼっちが二人いるほうが良いな。
そうすればひとりぼっちが減るから。
ひとりぼっち同士はもしかしたら、背中合わせかもしれない。
相手の姿は見えないかもしれない。
それでもその背中にそっと誰かの温もりや、誰かの気配があることはきっと嬉しいことだと思うから。
二人ぼっち
きっとそれはひとりぼっちを知る誰かの優しさから来た言葉かもしれない
起きたら世界に
黒猫の君と私以外
誰もいなかった。
最近夜眠れなくて、
ずっと漫画を読んだり
音楽を聴いていたりした。
君が珍しく布団に入ってきて
眠り始めて、
君が暖かくて
私もそのまま寝れた。
起きたら半日終わってて、
世界も終わってた。
君は呑気に毛繕いをしてるけど
私は慌てずにはいられない。
なんてこともなく、
眠過ぎて二度寝した。
起きたら夕方。
世界はそのままだった。
今度は君がベランダで眠っていた。
寝ぼけていた頭が冴え始め、
私はようやく焦る。
食料、水、電気、ガス。
色々どうにかしなきゃいけないこと、
考えて行動しないといけないことが
私だけでなく君にもあった。
考えれば考えるほど
どうにもならなくて、
頭を抱えた。
あ、これ無理なやつだ。
この世界では
私と君だけでは
生きていけない。
知識不足に力不足、
おまけに寝不足。
"Good Midnight!"
まあでも
このまま世界が
狂ったままで
何もかも元通りにならなくても、
なんとかやっていこうよ。
二人ぼっちでさ。
「二人ぼっち」
この世界は二人ぼっち
私とあなたの世界
あなた以外なにもいらない
この世界の外なんてどうでもいい
あなたは何もしなくていいよ
この世界にいるだけでいいの
私があなたを守ってあげる
邪魔はさせない
どんな手を使ってでもとめるから
あなたのことを愛してる
この世界で
ずーっと一緒にいようね
二人ぼっち
絶対に落ちるわけにはいかないんだ。
受験は約二ヶ月後。
第一志望はまだA判定をもらえたことがない。
最近は放課後の教室で、ひとり机に向かっている。
もう進学先が決まった子を見ると
どうしようもないくらい、気持ちが焦った。
「あぁ〜、だめだ。」
気付けばもう外は暗くなり、
ついに私の集中力も切れてしまった。
「あれ、あの子まだ練習してる…」
そろそろ帰ろうかと席を立ったとき、
窓から、グラウンドで練習している男の子が見えた。
その子はサッカーゴールに向かって、何回も何回も、
同じ場所から、同じコースにシュートを打っていた。
表情までは見えないけれど、
悔しそうにしているのがなんとなく伝わってくる。
なんだか目が離せなかった。
「っ、くそっ!…だめだ、何回やっても入んねぇ」
上手くできない自分に腹が立つ。
とにかく気持ちを落ち着かせるために、空を見上げ大きく息を吸い込んだ。
「…あれ、あの教室だけまだ電気ついてる」
職員室以外はもう消えてるのに。
消し忘れかと思い、目を細めじーっと見てみると、
ひとりの女の子が本とにらめっこしていた。
時々首を傾げたり、頭を抱えてるのが見える。
こんな時間まで残ってるのは俺くらいだと思ってたのに。
……あ、受験か。
そこが三年生のフロアであることに気付き、
ひとつの答えに辿り着いた。
「こんな遅くまで頑張ってるんだな…」
受験は大変だと聞く。
それでも、あの子はそれに立ち向かってるんだ。
「…はは、超かっこいいな」
失敗ばかりで挫けそうだった気持ちが、
再びふつふつと燃え上がるのを感じた。
やっぱりもうちょっと練習してから帰ろう。
次の試合のメンバーに選ばれるために。
そんで、他の奴らよりもたくさん練習して、
絶対にこのチームの誰よりも上手くなってやる。
「…あっ!シュート入った!」
自然と拳に力が入った。
自分のことじゃないのに、なんだかすごく嬉しい。
最近はずっと、周りを見て、ただひたすら焦って
ひとりだけ置いていかれてるようで不安だったのに
その瞬間だけは、そんな気持ちを忘れていた。
気付けば、時計の針はかなり進み、
帰らないといけない時間が来た。
グラウンドを見ると、
あの子も同じように片付けをしている。
この、二人ぼっちの時間が
私の背中を押してくれたように感じた。
夕焼けが、やけに静かだった。
屋上には、__と〈君〉しかいない。
いつもと同じはずなのに、今日は音が少ない。
風は吹いているのに、
どこか遠くの出来事みたいに聞こえる。
〈君〉はフェンスにもたれて、空を見ていた。
その横顔は、夕焼けに溶けかけているみたいで、
少し目を離したら見失いそうだった。
「ねえ」
呼ぶと、〈君〉は振り向く。
その動きが、ほんの少しだけ遅れる。
「もしさ、明日が来なかったら、どうする?」
同じ質問。
でも今日は、答えを聞く前から分かってしまいそうで、怖い。
「今日をちゃんと終わらせる」
やっぱり同じ答え。
でもその声は、昨日よりもずっと軽い。
まるで、ここに留まる気がないみたいに。
「ちゃんと、って?」
__は問いかける。
引き止める理由を探すみたいに。
〈君〉は少し考えて、困ったように笑った。
「ちゃんと、さよならすること」
その言葉だけ、やけにはっきり聞こえた。
胸の奥が、静かに冷える。
「……誰に?」
聞いた瞬間、後悔した。
でも、もう遅い。
〈君〉は少しだけ目を細めて、
まっすぐ__を見る。
「君に」
風が吹く。
その一瞬で、〈君〉の髪がほどけるように揺れて——
輪郭が、わずかに崩れた。
「待って」
思わず一歩近づく。
「それ、どういう意味——」
言葉が続かない。
続けたら、全部終わってしまいそうで。
〈君〉は首を小さく振った。
「ねえ」
その声は、もうほとんど風と同じだった。
「明日、ここに来る?」
「来る」
即答する。
考える余地なんてなかった。
来るって言わなきゃ、
今この瞬間に何かが切れてしまう気がした。
〈君〉は、ほっとしたように笑う。
でもその笑顔は、
もう形を保てていなかった。
「そっか」
その一言が、やけに遠い。
「じゃあ、安心」
安心、という言葉だけが残って、
〈君〉の存在は、そこから少しずつほどけていく。
「約束ね」
その声が落ちるころには、
もう姿は、夕焼けと見分けがつかなくなっていた。
「待って、まだ——」
手を伸ばす。
今度こそ触れられると思った。
でも、指先はただ、
少し冷たい空気を掴んだだけだった。
—
気づいたときには、
屋上には__ひとりだった。
最初から、ずっとそうだったみたいに。
—
次の日。
屋上の扉は閉まっていた。
壊れていた鍵は、新しいものに変わっている。
開ける理由も、なくなっていた。
—
放課後、窓から空を見る。
昨日と同じ夕焼け。
同じ色。
同じ風。
でも、決定的に違うことがひとつだけある。
「約束」を、したはずなのに。
ここに来るはずだった〈君〉が、
もうどこにもいないこと。
—
__はふと思う。
あのとき、もし。
「来るよ」じゃなくて、
「行かないで」って言えていたら。
何か、変わっていたんだろうか。
—
答えは、どこにもない。
ただ、夕焼けだけが、
昨日と同じように静かに沈んでいく。
__はもう、手を伸ばさない。
伸ばしても、届かないことを知っているから。
—
それでも、風が吹くたびに思い出す。
触れられなかった指先と、
最後まで形を失っていった、あの笑顔を。
作品77 二人ぼっち
卒業をした。長いようで短い三年間。辛いことのほうが圧倒的に多かったけど、それも悪くなかったなと思っているのが、何だか不思議だ。数えるしか歌っていないこの校歌とも、今日でお別れか。
コロナの影響がまだ残っているのか、卒業式に在校生は出席しなかった。それとも、ここらへんの学校では当たり前なのだろうか。疑問に思うものの、別に興味はない。
式のあと、今までの学校同様、先生のつまらない話が始まった。これまで担当したクラスの中で一番最高のクラスでした、だなんて言ってるけど、この先のあなたの人生で何度、その最高は更新されるのでしょうね。非常に役に立たない記録だこと。にしても話長いな。寝てやろうか。
「ねえ、ロンTの話長くない?」
ふと、隣の席の友人から話しかけられた。
ロンTというのは先生のあだ名で、いつも話が長く背もひょろ長い、ロングなティーチャーというわけで、かつての先輩たちの代からそう呼ばれていた。思えばロンT、毎日ロングTシャツ着てたな。
そんなことを思い出しながら声のした方を見ると、友人が呆れたような笑みを浮かばせながら、私の方を見ていた。
「それな。もう寝ちゃおうかな」
「やばすぎ」
こんなくだらないことなのに、友人がおかしくてたまらないとでも言うかのように、くつくつと笑う。その様子がなぜか可笑しくて、私もつい笑ってしまう。箸が転がっても笑うとはよく言ったものだ。
「てかさ、このあとプリ撮りいこ」
「いーね」
そこで先生の話が終わった。私達も静かにする。
うざく感じていたロンTの声も、今日で終わるのか。そう思うと寂しく感じるものだ。いや、それはないな。うざいものはうざい。
最後のHRのあと、部活が同じだった友達やお世話になった先生達と写真を撮りに行った。友人とは部が違うため、学校の外で待ち合わせをすることにした。
少し時間がかかりすぎたかなと思ったが、いざ外に出ると友人はまだ来ていなかった。待たせなかったことに安堵し、外にいるよとスタンプを送る。しばらく開きっぱにしていると既読がついた。すぐにきもかわいいスタンプが返ってきた。
せっかくの卒業式の日に、スマホを触りっぱなのはちょっとあれだなと思い、画面を消し空を見る。少し、灰色になっていた。今朝見た予報で雪が降ると言っていたことを思い出す。暦じゃもう春なのに。さすが雪国。
もし本州だったら、今頃満開の桜が見えて、上を見ても下を見ても視界に桜色が見えてとても綺麗なのだろうな。その景色を想像すると、すこし羨ましく思えた。灰色じゃない卒業式だなんて、アニメの世界みたい。
灰色は、寂しい感じがしてあまり好きじゃない。なんというか、周りの色だけじゃなくその存在すらも消して、私を孤立させるように感じてしまう。あいつは、ひとりぼっちを加速しようとしてくる。
つい変なことを考えてしまった。思考から目をそらそうと視界を下げる。ちょうど、胸に花を飾った生徒たちが小さな束になりながら前を通っていった。一人の人は誰もいなかった。私以外。そらしたことを後悔した。
スマホを開き、彼らとの断絶を試みた。
「ごめん待った!?」
返事をしようとした瞬間、真正面から突然抱きつかれる。
「ちょい、苦しいって」
「いーじゃんいーじゃん」
苦しいけど、少し落ち着いた。友人の手には部活の人から貰ったのか、ピンク色の花束が増えていた。友人に似合っている。
「何してたの?」
「空見てた」
「詩人かよ」
「雪降るんだって、ほら灰色」
「ほんとだ。積もるかな?」
「さすがに」
「あ待って、写真とろ」
うぇーいといいながら、撮る。確認すると最高に可愛いかった。
「まじ最高」
「私の手にかかればお手の物よ」
そう言いながら歩き始めた。
「てか、せっかくの卒業式なのに晴れなくて最悪」
「ウケる」
「だって葬式みたいな色じゃん!寂しいよ!」
「不謹慎だなー。いいじゃん雪!私好きだよ?」
「そーだけどさー今日くらいさー」
最後の日くらい、青空の下で一緒に写真を撮りたかった。いや写真はいらない。あなたには、綺麗な色の下で笑っていてほしかった。
「もう会えないかもしれないじゃん」
ついこぼれてしまう。
珍しく、友人が黙った。何か言ってはいけなかったのかと怖くなり、顔を見る。
驚いた顔をしていた。歩みが止まる。そのままゆっくりと口を開いた。
「……私、会いたくなったらすぐ会いに行くつもりでいたんだけど……?」
次に私が驚く顔をした。それを見てさらに、友人が戸惑った顔をする。さらに沈黙。徐々に友人の顔が赤くなっていった。それが可笑しくて、可愛くて、つい笑ってしまった。
「なんで笑うの!」
照れ隠しのように大声を出される。
「ごめんごめん」
そっか。そうだよな。
「全く可愛いやつめ」
頭を撫でると腕を掴まれた。
「うるさい!てかお腹空いた!なんか食べてこ!奢ってね!」
そう言ってこれまでの学校でしてきたように、当たり前のように手を繋がれた。この形がしっくりくるほど、何度も繋いだ手。
最後の最後に、友人に。彼女に、わずかに正しくない感情を抱いてしまった。眩しくて顔が見れない。視界を下げた先にあった彼女のピンクの花束が、やけにはっきりして見えた。
雪が、降り始めた。
お題『二人ぼっち』
ある時、二人ぼっちになってしまった。一つの部屋には、君と私の2人だけ。この状況をどう捉えれば良いのだろう?いい方?悪い方?互いに一言も口を開く事なく、ただ時間だけが過ぎていく.『二人ぼっち』聞こえはいいが、実際には静かな地獄の始まりでもある。早く誰か来て欲しい…。
二人ぼっち
一人ぼっちは、寂しいから、二人ぼっちになろうよ…二人ぼっちなら、寒い時には暖まれるし、うっかり怖い映画を見ても怖さが半減するし…ほら、どっちもお得だよね…
そう言いながら、いつの間にか、きみと一緒に居るのが、当たり前になってきた…二人ぼっちなんて、そんな言葉、どんな辞書にもないのに…そう言うと、これは、2人だけの秘密の言葉だから…って笑うきみ…
なんだか、何時もきみに振り回されてばかり…でも、それも、何か居心地良くて、口では、文句言うけど、本当はちょっと嬉しかったりする…
できるなら、ずっとこのまま、二人ぼっち続いて欲しい…そうねがっているわたしがいる…
鮮やかな夏祭りをただ眺めていたわたしたちは、
確かに二人ぼっちだったと思うのです。
もし、2人ぼっちでいられるなら
人生を捨てちゃいたい。
真っ白なワンピースに真っ赤なヒールを履いて
逃げ出しちゃおう。
映画のワンシーンみたいに
夢のように、魔法のように
今夜だけは、特別輝くの。
そして、その魔法が溶けたら
雪解けみたいに消えちゃうの。
それが守れるのなら
今夜12時にお会いしましょう、か。
「二人ぼっち」
「あなたさえいれば他に何もいらない」
歌詞やセリフによくあるそんな言葉が、私は嫌いだった。そんなわけはない、それで生きていけるわけがないと。でも、実際にそうなると、意外と満足している自分がいることに気づいた。
この集落には、もう私とあなたしかいない。主のいなくなった家々と広大な緑の中に二人ぼっちだ。けれど寂しくはない。あなたが隣で笑ってくれるから。二人だけでも、いやむしろ、二人だけの方が邪魔者もいなくていい。
私はもう、あなたさえいれば他に何もいらない。
二人ぼっち。
ボクの部屋に、君と二人ぼっち。
そこにあるのは、おかしと飲み物だけ。
それとゲームとマンガと本。。。
静かだから、音楽でもかけて、まったり過ごす。
タブレットで、YouTubeみたりABEMA見たりして
いろんな話をしながら、お菓子と飲み物を飲みながら
同じ時間を過ごす。
懐かしいゲームから流行りのゲームまで遊んで
のんびり過ごして、夕食のためにコンビニへ。
泊まるかどうするか?を話しながら時間が過ぎていく。
群青が、まざりきらない
澄んだ灰色が穏やかな午後
にぎやかなはずの部屋で
音だけがそれぞれの場所に散らばる
私はどこにも属さないまま
少しの寂しさを抱えて
静かに眺めている
寄せては返す波だけが
今の私には、すこし切ない
よく目を凝らせば
きっと、どこかに光はあるのに
まだ見つけられない
そんな土曜日の午後
#余白のとき
君と二人ぼっち
最高で最低な世界
君が誰よりも素敵なのを
僕だけが知っていて
僕だけしか知らないなんて
なんて素晴らしくて
勿体ない世界なのか
君と二人ぼっち
凄く魅力的で
酷く哀しい響き
震えるほど甘美で
涙が溢れるほど苦しい
幸せで不幸せな世界
君と二人ぼっち
そんな世界は
ベッドの中だけで十分だ