るに

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起きたら世界に
黒猫の君と私以外
誰もいなかった。
最近夜眠れなくて、
ずっと漫画を読んだり
音楽を聴いていたりした。
君が珍しく布団に入ってきて
眠り始めて、
君が暖かくて
私もそのまま寝れた。
起きたら半日終わってて、
世界も終わってた。
君は呑気に毛繕いをしてるけど
私は慌てずにはいられない。
なんてこともなく、
眠過ぎて二度寝した。
起きたら夕方。
世界はそのままだった。
今度は君がベランダで眠っていた。
寝ぼけていた頭が冴え始め、
私はようやく焦る。
食料、水、電気、ガス。
色々どうにかしなきゃいけないこと、
考えて行動しないといけないことが
私だけでなく君にもあった。
考えれば考えるほど
どうにもならなくて、
頭を抱えた。
あ、これ無理なやつだ。
この世界では
私と君だけでは
生きていけない。
知識不足に力不足、
おまけに寝不足。
"Good Midnight!"
まあでも
このまま世界が
狂ったままで
何もかも元通りにならなくても、
なんとかやっていこうよ。
二人ぼっちでさ。

3/21/2026, 3:03:10 PM