11月22日。
いい夫婦の日と呼ばれてる。
ただの語呂合わせの日と、
私は呼んでいる。
上手くいかないことばっかりだったり、
嫌なことばっかりだったり、
クソッタレな日々だけど、
タカラモノはあるし
守りたいと思うものもあるし
ケーキは美味しいし。
寝たくないけど
寝たかった。
笑いたかったけど
笑えなかった。
そんな毎日が続いてる。
たまに見上げたら
分厚い雲が海に流されるヨットみたいに
スーッと動いてて、
風に流されるだけで
移動できるなんて
羨ましいななんて思う。
自分より頑張ってる人がいるのに
私も頑張ってるなんて
言えるわけないし。
5年も頑張ってきた人は
これからも応援したいと思うし。
お金が無くなるまで
漫画を買い続けたい、
グッズを買い続けたいと思うし。
思うばっかりで
行動には移せないのが
私だし。
「どっちでもいい」は
適当なんかじゃない。
「どっちをとってもいい方に動く」ということ。
省略し過ぎて
言葉足らずになってるだけ。
手を伸ばせば掴めるはずだったことに
「どっちでもいい」って
足りない方を言ったから
飽和せずに、
しかし
ポッカリと穴は空かずに。
明日は土曜日。
することがないけど
着替える日。
明日くらいは
お気に入りの服で
幸せになろうと。
今度は
足りる言葉で。
"Good Midnight!"
やらなきゃいけないことが
ある時ほど
それに手をつけたくなくなる。
いっちょ前に人より頑張ろうとするけど
鈍臭いから酷くなったり。
過去の失敗思い出して
声にならない声で泣いたり。
あの頃の私最悪だったなとか、
自分しか見えてなかったんじゃね?とか、
私は私を結構責める。
でも私は超ポジティブ!
マイナス思考なんかひとつもないよ☆
え〜?
推しが結婚した?
それはおめでたいねぇ!
でもちょっと悲しいかな。
うん、
いや、大分。
どうすればいいの?
どうやって幸せを感じたらいいの?
私はどうやって幸せになればいいの?
ま、自分を幸せにできるのは
自分しかいないよね。
くそぉう。
こうなったら
唐揚げパーティじゃー!
やらなきゃいけないことは
明日の自分に押し付けて
今日の私は唐揚げ食べよ!
最近寒いし暖房つけて
唐揚げ食べて、
アニメ見て、
アイスも食べちゃおうかな。
休みまではあと1日あるけど
別に休みはいつでも必要だしね。
休める時に休んじゃおーっと。
なんで買ったかわからない
青と薄ピンクの帽子を
家の中で被り、
髪をかき上げる。
今日は用事があったから
服はまだそのままだった。
季節は冬だけど
気分は真夏の海上!
この歳でごっこ遊びみたいなこと
ちょっと馬鹿らしく思えるけど
いっつも馬鹿だしいっか。
全速前進!
目指すは花の金曜日!
それではみなさん
"Good Midnight!"
私のやる気は真夜中から。
本当の実力なんて
見せ物じゃないわ。
この世は無知な方が安全なの。
自分を偽り続けて欺くことを
後々助かったと思う人もいれば、
一生無意味で
偽らなくてもよかったと思う人もいる。
偽るのって大変だからね、
真夜中はいいと思うの。
真面目そうな
通りすがりの人だって
もしかしたら
お酒ばっかり飲んでる人かもよ?
夜は人が変わるの。
もちろん変わらない人もいるわ。
私の擦りむいた膝に
大きい絆創膏を貼って
目の下にクマを作れば
なんだか大変そうな人に見えるでしょう?
コーンフレークを
毎朝食べてるだけの人なのにね。
宝物は誰にも見せないって決めてるの。
鳥かごから鳥を出したら
飛んでいってしまうのと同じ感じ。
ペンを持って
机に座っても
言葉は思いつかないし、
選べないのよ。
ぐちゃぐちゃな文でも
私が読めればいいの。
誰に読ませても
感想なんて酷いものでしょう。
いいのよ、
音楽聴きながら書いてるものなんて
歌詞が紛れ込んでたり
気分が変わって
急に話が切り替わったり
するものだから。
それにしても寒いわね。
真夜中に書くのは
やっぱり違うのかしら。
私の大好きな漫画だって
手に取らなきゃ
ただの飾り。
"Good Midnight!"
って大好きな一言も
使い続けたらいつかは飽きる。
一生懸命に作ったものほど
残念がられるのは
泣きたくなるほど悔しいけど
目から涙は出てこなかった。
背伸びをしたって届かないものが
他の人にはあった。
アロマキャンドルの香りが
部屋全体に広がる中、
もう16時だというのに
寝ている怠惰な少女がいた。
30回目のアラームで起きると、
まだ寝ていた黒猫を抱き抱え、
一緒に歯を磨いていた。
分厚めの裏起毛のパーカーを着ると、
長い髪をくくり始めた。
こたつの中に引きこもった猫は
急に少女の足が入ってきたことに驚いて
頭をぶつけてしまった。
2人でぬくぬくと
またこたつで寝る姿は
ほのぼのしていて
平和という感じがする。
何をするかによるけど
夢は来るものだから
待っていればいい。
それは少女の姉が言った言葉だった。
夢が来ると書いて
夢来(むく)って言うんだ。
それを心の中の
すみっこでもいいから
置いておいたら
夢が来るんだよ。
それから少女は
黒猫を飼って
いつまでも
いつまでも寝ていた。
寒い日はこたつの中。
暑い日は扇風機をつけながら床で。
猫と毎日寝ていた。
起きたら夜で、
少女も猫も
くしゃみを3回。
布団へ行き、
また寝ようとする。
電気をつけっぱなしにしていたことを
思い出した少女は
少し考えてから
"Good Midnight!"
と言って
部屋を暗くした。
もしかしたら
もう、
夢はそこにあったかもしれない。
猫が家にいること、
のんびり暮らすこと、
寝て過ごすこと。
それでも少女は
夢を逃さないために
夢があることに気づかないフリをして
いつまでも
いつまでも夢の中にいた。
私には推しがたくさんいる。
でも私は
ほとんどの推しに1度は冷める。
たくさんの想い出があったとしても。
熱しやすく冷めやすい私は
推しにした人のスクショを撮りまくり、
ネットにアップするわけでもなく
保存して鑑賞する。
冷めてきた頃に、
ふと
その人を思い出して調べて
またスクショを撮って…。
ズブズブと沼にハマって
多い日は1日で57枚も撮ってしまう。
まだ推したての頃は
グッズをかき集めたりしていたが、
冷めた時に邪魔でしかなかったので
私の推し事はスクショと決めている。
悲しい事に
私は同担拒否らしく、
推しのことを誰にも知られたくなかった。
私は誰かから知ったのに。
もちろん自分で見つけた推しもいるけど。
YouTuberならコメント欄はなるべく見ず、
ゲームならそのゲームを
友達にオススメしなかった。
自分の知らないところで推しが知られるのも
本当は嫌だけど、
ぐっと堪えた。
コメントはしなかった。
その代わり、
通知が来るとすぐ飛んで
いいねを押した。
ガチャのイラストも全てスクショ。
周りから見たらちょっと怖いかもしれない。
同担拒否は推しにとって迷惑かもしれない。
十分わかっている。
だけど好きなんだ。
声、性格、喋り方、顔、過去、髪色、髪型、くせ
全部全部愛おしいんだ。
そんな推しの近くにいる人、
例えば裏方とか、
モブキャラとか、
推しを毎日眺めれるような人が
すごく羨ましい。
こんなことを思っていても
冷めるものは冷める。
蛙化とかじゃなくて
飽きるって言うか、
尊さが薄れるって言うか。
でも
辛い時、悲しい時
泣き止ませてくれるのは
やっぱりたくさんの推したちで、
暗闇の中で
ほんとに微かだけど
照らして私を導いてくれるのは
たくさんの推したちで。
"Good Midnight!"
重度の同担拒否ではない、
そもそも同担拒否なのかも怪しい。
そんな私だけど
これは明確。
同担拒否は辛いんです!