二人ぼっち』の作文集

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二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/21/2024, 11:51:34 AM

【二人ぼっち】

独りより、ふたりが良い。
二人ぼっちなら、なお良い。
あなたを誰かに掠め盗られるくらいなら、
ふたりっきりが良い。
そんな女々しさも、あなたは吹き飛ばす様に笑うので、つられて笑ってしまう。
似た者同士の二人は、世界で二人ぼっちになっても、きっと変わらず二人ぼっちで過ごすのだろう。

3/21/2024, 11:51:10 AM

二人ぼっち

月明かりに照らされる公園のベンチ、手を温める缶コーヒー。
ぼんやり映し出される影が二つ。 
手を伸ばせば君が居る。君だけは居てくれる。
眩しさなんてない世界でも心が満ち足りていた。

日々家

3/21/2024, 11:49:40 AM

「二人ぼっち」

荒廃した平野を二人の旅人が歩いている。

一人は気ままな詩人で、もう一人は寡黙な音楽家である。聞き役は枯れ木と獰猛な野鳥だけ。砂煙の道を二人の音色が満たしていく。

ひたすら赤茶色な景色の先に詩人が青色をみつけた。海である。潮の香りの空気を世にも美しい歌が震わせている。海の上空には鮮やかな摩天楼が浮かんでいた。

我慢できないというように、音楽家がギターを奏でる。だが、歌は止まり摩天楼も失せた。
所詮は幻。二人はまた、二人だけの音楽を響かせ始めた。
(終)

3/21/2024, 11:48:46 AM

あーあ、もう戻れないよ。もう、2人以外に誰もいないや。このまま死んじゃうのかな、2人ぼっちで。
まぁ、君は笑うんだろうね。

「一人ぼっちよりマシだ」って。
‐ふたりぼっち‐
♯16

3/21/2024, 11:46:08 AM

隣にキミがいる
ボクたちは微笑み合う


いつも見慣れた風景でも
「新しい土地だ!」と言い

いつも作ってる料理も
「食べたことない味!とても美味しい!」と言い
家で寛ぐときは
「今日もとても楽しかった」
という毎日

ボクはとても嬉しい





キミの記憶が1日しか保たないようにして
あまりお腹が空かないようにしてでも
ボクはキミといたかった


周りは荒れ果てていて
食料もあまり育たなくなって


世界に

2人しか
キミとボクしかいないのだから

3/21/2024, 11:44:40 AM

まず初めに二人ぼっちの意味をここでは、この世界に二人だけ。としておこう。

貴方はこの世界で自分ももう1人のたった2人になるなら誰を選ぶ?

もちろん、そのもう1人は、身近な人でも有名な芸能人でも2次元でも過去の人間でもいい。自分が好きな人を選べばいい。

私はね、今、お付き合いしている大切な人を選ぶ。理由は単純。好きだから。

もちろん、家族も友人も大切だし、好きな芸能人や偉人、キャラクターだっている。

でもね、今、お付き合いしている大切な人は、出会えたことが奇跡なんだって思える。私が生まれていなければ出会えることができなかった。

つまりね、今、お付き合いしている大切な人と二人ぼっちになれるということは、もう家族は存在しているの。

この世界にいないとしても、私が生まれてきているなら家族は必ずいるはずだから。

私が今、お付き合いしている大切な人とはあまり関わりがなかったの。小さい頃から仲がいいわけでも知り合いでもなかった。偶然に偶然が重なっただけ。

今から、私がお付き合いしている大切な人のことを彼と呼ぶね。

彼とは小学校の時にほんの少しに面識があるだけだったの。他校だったし、2人とも覚えてないくらいにほんの少し。

中学生になってから、彼の中学の人数が少ないから私の中学と合併したの。2年生の時に。

その時は何も感情はないし、真面目そうな人だなと思っていただけだった。クラスも違ったし。

中学3年になってから、少しずつ興味が湧いてきたの。彼がね、刃物が好きって言っていたから。私はその当時、刀やナイフが好きだったから、同じ刃物が好きという理由でだんだん目で追うようになった。

中学3年の三学期に、同じ掃除分担場所になったの。トイレね。ほんとにその時はとても嬉しかったな。

少しでも彼と話したくて腕に水瓶座の形で針を打ったり。少し積極的に話しかけたりね。

そして高校生になってから同じ高校に入ったの。本当に偶然。私は学力がないから、その学校を選んで、彼は学びたいことがあったからその高校を選んだ。ほんとに偶然だった。

入試の日に、体育館前で見つけた時には、とても安心した。彼はね、本を読んでいたの。すごい真面目だなって思った記憶がある。

入試も無事終わり面接も終わり、無事に2人とも高校に合格できたよ。

朝、同じ電車に乗れることがとても嬉しかった。何より、学校に行く理由にもなってた。

そして一緒に学校に、歩いていくうちに、付き合ってる感がでていたの。でもね、彼は言ったの。好きだけど恋愛感情としての好きでは無いって。辛かったよ

でも、何故か分からないけれど、付き合ったの。本当に。嬉しかったけれど、何故か当時の私は振ってしまった。別れようって言ってしまった。ほんとに後悔している。

本当に振った理由が今でも分からない。本当に分からない。嫌いになったわけでも、付き合うことが嫌になったわけでもない。

でもね、この振ったことによって私はもう心身共にボロボロになってしまったの。自業自得なのに。

別れた後に、彼に、私の事どう思っているのか聞いてみたことがあったの。彼はね、どうとも思ってないって言ったの。

当時の私は、好きじゃないんだ、嫌いなんだって捉えてしまったのだけれど、今思えば、彼なりの優しさなんだなと思う。

彼は私と別れてから、別の女の人と付き合ったそう。幸せそうなら良かったけれど、本当に辛かった。

彼を見る度に一緒にいる女の人が憎いと思ってしまった。いつ、何をしていても彼のことばっかり考えてしまった。

花火大会の日も花火より彼のことを見ていた。本当にそれだけ好きだった。

そして彼が付き合ってる女の人と別れたと風の噂で聞いた時、嬉しいと思ってしまった。最低だ。

そしてしばらく経ち、私は彼に連絡をとることにした。諦めきれないというか、気持ちを伝えないと後悔しそうだったから。今でも忘れない。電車の中で。

そうしてまた付き合うことが出来た。ほんとに嬉しかった。泣きたいぐらい嬉しかった。

しかし待ち受けていたのは元カノの存在でした。私の友達のひとりをAさんと、元カノのことは元カノとさせてもらう。

私の友達Aさんは、元カノと元々は別に仲がいいとかじゃなかった。だから特に何も考えていなかった。

ある時私がAさんと帰っている時に、元カノがたまたま一緒に帰ることになった。別に元カノだから。と油断していた。

元カノは、彼と、付き合っている時に起こったことや、過ごしたことを、ペラペラと語り出てくるのだ。

一緒に帰った。とかならまだいいが、一緒にお泊まりした時のことや、電話をしている時のことを聞かされるのが本当に辛かった。

逃げることは出来なかった。Aさんがいたから。友達のAさんを失いたくないと思っていたから。

そして少しづつAさんと距離をとるようにして、Aさんと元カノとの関わりを減らした。まだ友達ではいたけれど。

そしてしばらく経って、修学旅行に行くことになった。最終日のユニバは、Aさんと私で回る予定だった。

ジェットコースターに乗りたくて2人で並んでいた。その時に元カノからAさんに一緒に回りたいと連絡がきた。

私は本当は嫌だったけれど断ることが出来なかった。怖かったから。

だから、私は1人で回ると言ったら、Aさんは、グループで回らないといけないからと言ってきた。

元カノは、他の友達と一緒にこっちに来て元カノだけ合流した。なぜ元カノはグループで回らなくて良いのに私はダメなのか不思議に思った。

元々、Aさんと私はカチューシャを買わない予定でいた。しかし、元カノが来てから、Aさんと元カノでカチューシャを買っていた。私も、買わないかと聞かれた。

しかし2人が手に取っているのはお揃いのカチューシャだった。

私がひとつ選んだところで仲間はずれになるわけだし、買っても買わなくても変わらないと思った。別に仲も良くないし。

私は彼女たち2人の後を追うように歩いた。彼女たちは2人で自撮りを始めた。

あとから、私に、どこか行きたいところある?と聞かれた。私はないよと答えた。

あるよ。と答えた結果がもう目に見えていたから。怖かったから。トイレも行きたいといえなかった。

そしてミニオンのエリアに着いた時だった。2人乗りのアトラクションがあり、2人はそれに対してグイグイ行った。私は着いてったが途中でやめた。

私が必然的に乗らないようになってしまった。乗りたかった。乗りたいといえなかった。何より後ろの人が2人だったから。私が抜けないといけなかった。

アトラクションが終わって2人が戻ってきた時に、何か、おまたせ。とかあれば良いと思ったのだが一言もなかった。本当に何も無かった。

元カノは、ユニバの入口の近くで、彼がいる集団を見つけた。彼に普通に近づいた。不快でしか無かった。元カノは振られた側なのだから。

それからというもの。私はAさんとほぼ関わることはしないようにした。Aさんは私のテストの点数を見ようとしてきたり、勝手に見たりしてくる。嫌だ。

なんか元カノと、Aさんの愚痴になってしまった…

だからこそ、今、お付き合いしている大切な彼のことをとても大切に思える。私が守るというか、私が守る。

彼を二度と手放したくないし、辛い思いもしたくない。

彼がいない世界なんて存在価値もないと思っている。それだけ大切な人。

二人ぼっちになるなら彼しかいないと思った。

貴方には大切な人はいますか?もしいるなら、ほんとに大切にして尊重して、手放さないでください。

いないとしても、できた時には、心から尊重して、手を握って上げてください。

きっといい未来になります。後悔のない人生を送れるようにしましょう。

どうか大切に。

3/21/2024, 11:42:57 AM

最後まできのこ派として戦ったおまえだけが友 小三の春

題-二人ぼっち

3/21/2024, 11:42:21 AM

2人ぼっち

1人で頑張ってきたこと

1人で楽しんできたこと

2倍になると、もっともっと

素敵になるね

辛さも半分こ

悲しみも半分こ

喜びは2倍に

幸せも2倍に

3/21/2024, 11:41:39 AM

この部屋は広い。一人で使うのにはもったいないくらい。無駄に大きなベッドと、クローゼット。なんのためにあるのかわからないデスク。それと簡易トイレ。
 窓も時計すらないこの部屋は常に無音で、意識して自分の呼吸音に耳を傾けていないと息が止まってしまいそうな閉塞感があった。私がこの部屋で生活をするようになってから三ヶ月が経とうとしていた。
 ことは半年前に遡る。ナンパされたことをきっかけに食事に行った彼と趣味が合い、意気投合した。それから付き合うまでは長くかからなかった。
 だけど、付き合ってから知ったのは彼が酷く心配性なことだった。通勤中や仕事中、プライベートな時間でも常に位置情報を送ってほしいや、突然電話をかけてくることが多かった。最初は私はそれを嬉しいと思っていた。これだけ愛されているのだと自信にもなっていた。だが、時間が経つごとにそれに付き合うのも面倒になってしまった。
 そんなある時、彼の家に招かれてお邪魔したことがある。お金持ちだとは聞いていたが、タワーマンションに住んでいるとは思わず、緊張したのを覚えている。家の中にお邪魔すると、食事が用意されていて、ワインを飲みながら過ごしていた。すると、次目を覚ました時には、今の部屋に入れられていた。手も足も拘束されていて、恐怖心でいっぱいになった。
「これでついに二人っきりになれるね。もうなんの心配もいらないよ」
 本気なのが伝わった。一度だけ、食事を運んでくれたタイミングで逃げ出そうとしたことがある。だけど、彼の細い身体のどこにそんな力があるのか簡単にねじ伏せられてしまった。それだけでは済まず、顔以外を何度も何度も殴られた。それからは逆らわないようにした。
「ただいま。いい子にしていた?」
「おかえり。待ってたよ」
 二人っきりの世界はなにもこわくなかった。今まで抱えて生きていた不安の全てが無くなって、愛されているという事実だけを受け入れて生きるのは楽だった。
「じゃあ、ご飯作ってくるね」
 今日もなにも考えなくて済む。全部、彼がいるからだ。

3/21/2024, 11:41:08 AM

「二人ぼっち」

一人ぼっちは聞くけど、
二人ぼっちはあまり聞かないな。
一人ぼっちより二人ぼっちの方が断然いい。
一人ぼっちより寂しくないと思う。
でも考えてしまう。
二人ぼっちが一人ぼっちになった時の喪失感。
想像ができない程の感情だと思う。
そう思うと、繋がりは
いっぱいあった方がいいだろうな。
ただ、いっぱい繋がりがあっても
私は人間関係に疲れちゃうから、
人数は少ない方がいいのかな?
と考えが堂々巡りになっちゃう。

3/21/2024, 11:40:09 AM

「二人ぼっち」
ある教室で、男の子と二人ぼっちになったことがある。
中学生の頃の話だ。
その男の子は、私が少し気になっていた男の子だった。
放課後、夕日が差した教室で、その子はいつも通り机に突伏していた。
二人きりだった。
教室ばかりか、自分たちのいる階も、誰もいなかったと思う。
物音が何一つしなかったのだ。
私は、特に用事があるわけではなかった。
ひとしきり本を読んで、図書室から帰ろうとした時に、机の中にファイルを忘れたことを思い出したので教室に寄っただけだった。
時が止まった気分だった。
心臓の音がいやに大きかったのを今でも覚えている。
彼が寝ているのか、それとも起きているのかわからなかった。
勇気を出して、声をかけた。
「___くん?」
少しして、彼は顔をあげた。
私に目もくれず、一つ伸びをして。
そして、視線があった。
「何してるの?帰らないの?」
沈黙が怖くて、質問した。
「面倒くさい」
そう返して、彼はまた机に突伏してしまった。
「…そっか」
そう返して、でも、その空間が心地よくて。
不思議と気まずくはなかった。
持っていたリュックを横に置いて、彼の隣の机で本を読み始めた。
多分、先生が来るまでは、彼はこのままここにいるつもりなのだろう。
だから、それまでは、彼の隣にいたかった。
きっと、もう同じ空間は味わえないだろうから。
時折窓から吹く風とともにふんわりと香ってくる、彼の匂い。
夕日の差す教室で、私達は二人ぼっち。
私の片思いは一人ぼっち。
今となってはもう、二度と彼と会うことはないだろう。
ただ、あの不思議と心地よい空間は、今でも鮮明に覚えている。
ドアの開く音で。
その空間はあっけなく終わってしまったけれど。

3/21/2024, 11:39:05 AM

二人ぼっち


世界に取り残されて、貴方と正真正銘の二人ぼっちになってしまいたい。火星に行く人々を見送って、滅亡寸前の地球で貴方とキスを交わしたい。何にも無くなって平たくなった地球でいっちばん背の高い桜の木を探したり、真っ暗な球体にLEDを縫い付けてとびっきりのイルミネーションを見せたりもしようか。
そして、最後の日には二人だけで水平線を独占する。僕らは幸せいっぱいの瞳を煌めかせながら笑うだろう。間違いなく銀河一の幸せ者だって今までで一番綺麗な景色に向かって叫ぶんだ。太陽が迫ってきたって僕らは手を繋いでいよう。僕らだけはずっと、指先を絡めて離さないでいよう。僕らは地球最後の人類で最高の恋人だったって教科書に載るかもしれないから、生き様は美しくなくちゃダメだよ。二つの名前は隣に並ぶんだからね。僕らの愛を、素敵だねっていつかの誰かが囁いてくれるだろう。あのね、僕は生まれ変わってもまた貴方に出会うんだって確信しているよ。だってピッタリくっつけ合った心臓の鼓動がこんなにも心地が良いから。僕は生まれ変わっても、また星が一つ終わる頃がいいなあ。貴方と寿命いっぱいを楽しむのもいいんだろうけど、貴方を残してはいけないし貴方を見送るのも嫌だから。貴方の笑顔を焼き付けて手を繋ぎながら終われるならこれ以上の幸せは無いんだ。

ああ、もうすぐかな。太陽の光が眩しいね。最後になるけど言いたいことはある?どうしたのその顔。不貞腐れてる?…ああ、そうだった。最後じゃなかったね、来世で会うんだから。

じゃあ、また。愛しているよ。

3/21/2024, 11:37:16 AM

300字小説

ぼっちが二人

 彼女とは冒険者ギルドの依頼のクエストで出会った。数人でチームを組んで解決する依頼だったが、俺と彼女だけ浮いていて、だから気が合ったのかもしれない。
『これからは二人ぼっちだね』
 と共に旅をするようになった。

 そして、ある依頼のクエストで結果として俺と彼女は小さな田舎村を救った救世主となり
『冒険者なんて、そうずっとやっていける仕事じゃない』
 と村長に勧められ、この村の住民となった。小さな家を貰い、二人で畑を耕し、山羊を飼い、時々頼まれて魔物を追い払ったりして。

 春の空に畑に畝を作り、種を撒く。妻となった彼女がお昼ご飯を持ってくる。
「……これからは三人だね」
 お腹を撫でて微笑む彼女を俺はしっかりと抱きしめた。

お題「二人ぼっち」

3/21/2024, 11:35:35 AM

ひとりぼっちより

ふたりぼっちがいい


でも、3人よりは2人がいい


ふたりぼっちの方が話が盛り上がりそう

でも、3人でも盛り上がりそう。

なんでかなあ


ふたりぼっちの方がお互いが話しやすそうだし

気持ちが分かり合えそう









あれ。



ふたりぼっち...って

「ぼっち」じゃないね


仲間がいるんだもの。





「ふたりぼっち」


今回はスラスラ書けました🤳💫
途中で、「3人ぼっちなんて言わないよね…?
じゃあふたりぼっちも2人に変えた方がいいかな…」とそこだけスラスラ書けませんでしたね笑

3/21/2024, 11:34:42 AM

君は覚えているかな

2回目に会った日の夜、「家に着いた」ってLINEしたら「私もちょうど着いた」って君からのLINE。

それだけの内容でも、君からLINE来て嬉しかった。

もう会えないんじゃないか、連絡取れないんじゃないかと少しだけ心配だったから。

次に会う日を決める時、
俺が日付と曜日を間違えたら
「ねぇねぇ火曜日は21日だよ?可愛い」
って君からのLINE。

3回目に会った時、
ジェットコースターに乗れないことや
学生時代のことを聞いた。

3/21/2024, 11:31:24 AM

どんなに苦しくても、辛くても

心の中に居る、貴方だけが

私を一番理解して、心に寄り添ってくれたから

心の中まで、独りにならずに済んだんだよ。

---二作目---

君は、色んな人に好かれてしまうから。
私は、そんな所が好きで、大嫌いなんです。
だって...私だけの君で、居てくれないですから。

...だから、時々考えてしまう。
この世界から、 私と君以外、居なくなればいいのに...と。
けれどそうしたら、私の大好きな君の笑顔が、消えてしまうだろうから。

「...ん?どうしたんだ?...そんなに...見てきて...///」
「いえ、なんでもありませんよ♪」

今は、二人きりで居られる時間を、大切にしたいと思うんですよ。

#二人ぼっち
247作目

3/21/2024, 11:30:56 AM

どうせなら「ぼっち」じゃなくて「きり」がいい


/お題「二人ぼっち」より

3/21/2024, 11:29:44 AM

【2人ぼっち】

『おはよ。』

『おはよ〜。』

春の心地よい風が吹く4月中旬。

桜が舞う通学路。

少しだけ打ち解けた仲間達と一緒に校門をくぐる。

『この問いは、、志水。答えられるか?』

『はい。X=3√2です。』

いつも通りの授業。

『おいしいね。』

『うん。あのさ、それ1つちょーだい?』

いつも通りのお昼休み。

あったかい木漏れ日が春の心地よさと新しく始まったばっかりの高校生活を祝福している。

、、、はずだった。

それは突然の出来事だった。

午後の授業が終わり、放課後の時。

『よしっ、図書委員の仕事完了。』

トントンと本の高さを整え、本棚に直す。

夕日が窓に差し込み、淡く机を照らす。

ピカッ

『ん?夕日、、?』

夕日にしては強すぎる光が、辺りを包んだ。

夕日と重なり物体は見えない。

私は咄嗟に目を瞑った。

次の瞬間には、私の、私達の国は更地になっていた。

私はたまたま重厚な耐震工事有りの本棚に守られていたからギリギリ軽い怪我で済んだ。

『な、、何が起きたの?』

桜は見るまでもなく風圧で跡形もなくなっていた。

校舎だって、跡だけが残っていた。

『あ、、あああああああああああああ!!!』

膝に力が入らなくて、更地の中に膝から崩れ落ちる。

膝が擦りむけて崩れるのも厭わず、顔を手で覆い現実から目を背けるべく頭を掻きむしる。

何の音もしない。

自分の耳が聞こえなくなったのかと錯覚する様に辺りは静まり返っていて、世界に自分だけの様だ。

崩れ飛んで行った校舎の残った瓦礫には生々しい誰かの血飛沫がこびりついている。

『いや、、何で、、そんなこと、、、』

夢だ。これは夢、タチの悪い夢よ。

最近はテストとかいろいろあって疲れてたから、、

でも、憎たらしいほどの春の心地よい風が、更地になっ
た砂埃が、酷く晴れた空と太陽が、これは夢じゃないと感じさせる。

『、、、、』

キャン!キャンキャン!!

遠くから聞こえてくる小さな小さな命の息吹。

今はただ、1人にはなりたくなくて。

どんなものでもいいから、何かに縋っていたかった。

瓦礫と瓦礫の間から聞こえたか細い声は、小さな小さな柴犬だった。

震えている子犬を私もまた震えている手で優しく抱き上げる。

トクントクンと感じる小さな音。

『グスッ、、かわいい。』

涙が子犬の顔にポタポタと落ちていく。

子犬は私が泣いている事に気づいたのか、優しく私の頬をペロペロと舐める。

『、、グスッ、ありがとう。私とお前、2人ぼっちになっちゃったね。』

私は立ち上がってゆっくりと歩き出した。

不思議と、あの時の孤独感は少しだけ軽減された。

きっと、この子犬の様に、私の様に、生き残っている人はいるはず。

『、、、探しに行こうか。仲間を。』

可愛い子犬は可愛く鳴いた。

3/21/2024, 11:29:42 AM

あなたと暮らし始めてからずっと
二人ぼっち

色んな辛いことや、悔しいことや、悲しいことも乗り越えて
二人ぼっち

楽しいことや嬉しいこともどんどん増えた
二人ぼっち

願わくばずっと続いてほしい時間
二人ぼっち

3/21/2024, 11:27:35 AM

【二人ぼっち】

一人ぼっち
二人ぼっち
三人ぼっち




もしかすると人は、何人集まっても孤独なのかもしれない。満員電車でふと、そう思う。

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