『世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界の終わりに君と
世界の終わりに君と私、二人が生き残る。
手元にはパンが一つある。一つ食べれば、一人が一日ほど生きのびられる。
君は私よりずっと子供で、腹を空かせている。でも自分で思っているほど悪い子ではないから、駄々をこねたりはしない。
私は「半分こしよう」とパンを割る。君はすぐに食べてしまう。
もう半分を差し出すと、君は首を振る。私はパンをもう半分に割る。
「今お腹空いてないから、食べなさい」
そう言うと、君はやっとそれを受け取って食べる。眠くてたまらない。
「ちょっと疲れたから横になる。その間にお腹が空いたら、それも食べていいから」
君は応えない。目を閉じていても、君が食べたいのを我慢しているのがわかる。そう、君は必死に我慢している。君は自分が思っているほど、駄目な子じゃない。
翌朝、空腹のあまりパンに手を伸ばした君は、私が冷たくなっていることに気づく。
君がなるべく悲しまないことを、あまり苦しまないことを願っている。
こんな風に人に与える人を
昔 亡くしたことがあります
この私で生きたことだけ貫かれて流星まっすぐ蛇行していく
明日世界が終わるらしいよ
僕達はまだ旅の途中なのにね
どうしようか?
このまま先に進んで途中で終わるのを待つ?
それともキスでもしてみる?
え?僕は君のことを一人の女性としか見た事がないよ?
今気付いたの?……困ったなぁ………。これじゃあ諦めきれないよ。ああ、世界が終わるのが悲しいくらいに残酷だ。
『世界の終わりに君と』
悠人さん、ずっと一緒にいてください。
こんなに好きになった人は
生まれて初めてなんです。
性別とか年齢とか
そういうのは関係ないです。
え?
終わり?
考えられないです。
なんなら
来世もお願いします!
「悠人さんじゃないと、僕、、、。
僕、もう、悠人さんしか、、、いです」
「おい、雪村、、、。
お前、そいつ、どうにかしろよ。
2回目だぞ、こういうの、、、。
酔っぱらってるっていっても
願望っていうより
本性、、、いや、欲望丸出しじゃねーか」
トンネルを抜けたら、世界が滅んでいた。
……そこは確かに、いわくつきのトンネルだった。
彼女に、山の上の廃墟に近いような展望台に連れて行って欲しいと言われた。
アクティブな彼女は最近、廃墟巡りにはまっていたらしい。
インドア派の僕はもちろん御免で一度は断ったのだが、『最後になるだろうから』と言われ渋々車を出した。
会うのは一ヶ月半ぶりぐらいか。
互いに忙しく、日々挨拶程度のメッセージを交わすぐらいだったから、行きは近況を報告しあったりと話題は尽きず、それなりに楽しかった。
封鎖された展望台をぐるりと見回り、彼女ははしゃぎながら一眼レフで写真を撮りまくっていた。
何が楽しいのか、さっぱりわからない。
僕は車で音楽を聞いていた。
手持ち無沙汰で、電子タバコに火をつけた。
「やっぱり、やめられないんだね」
彼女の尖った目が、そう語っていた。
彼女だけの趣味に付き合っているのだ。
近くで吸っているわけでもあるまいし、これぐらい許されてもいいのではないだろうか。
口角が下がるのが自分でもわかる。
「まだ、いるの?」
「——ううん。もういいよ、帰ろうか」
帰り道は、車内の空気が重かった。
何もかも面倒くさくなってきて、つい。
早道にはなるが、あまりよくない噂がある、いわくつきのトンネルを抜けることにしたのだ。
それが、まさか。
トンネルを抜けた先の道路が、嫌に荒れていた。
うねる道端の崖の下に広がる街並みが——瓦礫の山と化していた。
「な、何これ? どういうこと……?」
さすがに彼女も呆然として、周囲と僕とを交互に見やる。
見られても僕にもさっぱり意味がわからない。
「幽霊だかを見て、神隠しまがいの目に遭うような話は、聞いたことがあったけど……」
「神隠しっていうか、未来に飛ばされちゃったんじゃ……!?」
「そうかも——?」
「そうかも、じゃないわよ!!」
どうしてそんな訳のわからないトンネルをくぐる道を選んだのよ、行きは使わなかったわよね!? と、彼女が怒鳴りつけてきた。
「わ、悪かったよ——早く、帰りたくなって」
車に戻り、彼女も呼ぶ。
「もう一度戻れば、何とかなるかも」
彼女は無言だった。
トンネルを何度も往復してみたが、結果は変わることがなかった。
「ガソリンの無駄よ。麓に向かって」
すっかり日は落ちて、暗い中をのろのろと進んだ。
麓にあったはずの街並みは、もうだいぶ前に滅んだとしか思えないような様相を呈している。
「……ごめん」
「あなたのせいじゃ、ないわよ」
助手席で窓の方を向いて縮こまる彼女の声は、無機質だった。
朝日が見えて、彼女は伸びをしながら車から降りると、自分の荷物をまとめ始めた。
「何してるの?」
「ここにいても仕方ないでしょ。とりあえず、私は家の方へ行ってみるわ。
あなたは、どうするの?」
うーん、と首をひねった。
「わからない——少し、考えてみるよ」
「……そう」
彼女は小さく笑った。
「そういうところ、結構好きだったの——思い出したわ」
「……過去形だね」
「過去形よ」
ふふっと笑いながら、彼女が手を差し出してきた。
その手を、握る。
「サヨナラ」
「……うん」
歩き出す彼女の背中を、ただ見送る。
歩きにくそうに、けれどつまずきもせず歩いて行く彼女の後ろ姿を見つめ。
僕は電子タバコに火をつけた。
振り返らない、その姿が——結構好きだったんだなぁと、そんな思いが。
紫煙とともに空に消えていった。
世界の終わりに君といれたなら。
私は、君を抱きしめるのかな?
それとも、手を握るかな?
いろんなことをすると思う。
また、次会えたなら僕だと
気づいてもらえるように。
でも、世界の終わりを迎えたとしても
笑えるくらい、君と思い出を作ろう。
そして、新たに世界が作られたのなら
また出会って、次世界が終わっても
笑えるように、思い出を記憶を
残そう。
世界の終わりに君と
ぬん
↑
(後日追記)
いただけるハートって「他の人に観覧された回数」なのでは疑惑を抱いたためこんな誤送信風に送ってみた
いただいたハート数 2ハート
………どうなんだろね!?
一緒に居られたら…
どんに幸せで良かったのだろう?
君の隣に居られるだけで最幸で最強だけれど、隣に居られる資格などこれっぽっちもなくて悲しくて虚しくなった。
『世界の終わりに君と』
世界の終わりに君と一緒にいられたら
どれほど幸せだったか。
でもそんな資格私にはない。
君の人生の終わりに
一緒にいることができなかった私には。
長文です。
お時間ありましたら、読んで下さると幸いです。
「世界に隕石が落下する」
もし、そんなニュースが流れたら..?
いつも通り、テレビをつけながら、のんびりと
朝ごはんを食べていると
「地球に隕石が落下するとのことです。」
というアナウンスが耳に入った。
そのとき、口に入っていた牛乳をぶーっ!と
はいてしまった。
「えっ、い、隕石?」
テレビをガン見しながらも、状況を理解出来ないで
いると、妹が階段を降りてきた。
「はぁ〜。眠ー」
妹は、目を擦ると大きなあくびをした。
「おはよー...ってえ、何はいてんの。え?」
妹は引きながら話す。
「あー、えーっと...これ見てよ!」
テレビを指差した。
そして、そーっとペーパーではいた牛乳を
拭き取った。
「隕石?えぇー..........嘘でしょ..?え。ちょっと
待って。意味不明なんですけど!まだやりたいこと
山ほどあるのに!」
えー、わー、ぎゃー!と猿みたいに騒ぐ妹の隣で
だんだん今の状況を理解してきた私─
血の気が引いてくるのを感じた。
「まずご飯食べなよ。今パン準備するから。」
冷静にならなきゃ。そう自分に言い聞かせ、
椅子から立ち上がる。
「待って!クラスのみんなにLINE送ってるから!」
妹のスマホからピロン、ピロンと通知が絶えない中
妹は、ぼちぼちと文字を打っている。
「焼けたよー
早く学校行けばクラスの人にも会えるでしょ?」
こんがり焼けたパンを皿にのせて、
テーブルにコトンと置いた。
「そっか、そだね!早く会いたいし、早く学校行こ!」
妹は椅子に座って、いっただっきまーす!と手を
あわせ、パンにかぶりついた。
もう夢みたいだ。休日明けはいつも、
「学校だるーい。休みたーい。ねぇお姉ちゃん、
休みの連絡してー、おねがーい」
と、言っていたのに、この妹が学校に行きたがる
なんて。
でも─...もう終わりなんだ。
隕石が落ちること、正直ちょっと信じ始めてきた
けど、信じたくなんかない。もっと生きたいもん。
「お姉ちゃん?おーい、ちょーっと、学校はー?」
妹に肩を揺すられて、目が覚めた。
「あれ、私なんかぼーっとしてたみたい。」
ははっと笑みを浮かべた。
「よし、そろそろ行こうかな。
ふぅー..行くよー!」
私が叫ぶと妹もついてきた。
学校にはいつも姉妹で登校している。
ガタンとドアを開け、バタンとドアを閉めて。
いつも当たり前にしている、こんな小さなことだって
もうできなくなるのか。
いつもは、めんどくさい。と思うことも今日は全く
思わない。─いや、思えない。
ガチャ、と鍵をかけた。
「ねえお姉ちゃん、もう7時半だよ?早く行こうよ。」
妹は、愛用している腕時計を見ながら言った。
「うん。」
返事をした。
そのとき─
私と妹、どちらのスマホからも、
ピロン、ピロン、ピロン、ピロンと着信が一斉に
大量にきた。一瞬でただ事ではないことが分かった。
2人はこの大量のメッセージを無視することは
当然しなかった。
ガサゴソとカバンを漁る。
─スマホを手に取り、LINEを開くと
とんでもないことになっていた。
1番ヤバいのは、クラスライン。
─クラスライン─
「ねえニュース見た?隕石ヤバくない?どうする?」
「見た見た。もうやりたいことやっちゃう?😀」
「学校1回集まろうよ🏫」
「賛成!みんな教室集合‼️」
「思い出話?」
「なんか卒業みたいだね💐」
「まあ、ある意味”卒業”だよね🌈」
「悲しいこと言わないでよ〜(´・ω・`)」
「え、最新情報....見た...?」
「最新情報?どこで見れるの?」
「Yahooでもないよ、最新情報」
「ほんとだ、最新情報なんてない」
「今、最新情報流れると思う。
うち、まだ登校してないからテレビ見れるんだけど
テレビで..もう1時間以内には隕石が地球に落ちてくる見込みだって🕣」
「あ、今Yahooでもそれやってる。」
「嘘でしょ。」
「1時間はヤバくない?早くみんな教室!」
「あと14人来てない!」
「優斗来れないって。風邪で😔」
「え、休み?!」
「こんなときに限って!」
「源先生も教室いる!」
「あと13人!早く!!」
LINEをよみ終わった頃には汗だくだった。
「お姉ちゃん...い、1時間以内に..って..」
震えながら話すと
「それ...私もクラスラインで見た。
私、教室で集まるらしいの。だから..ごめん。
先行くね。....今まで本当にありがとう。」
私が走り始めた直後─
お姉ちゃん!!
と妹の叫び声が聞こえた。
えっ。と妹の方を向くと
今にも泣き出しそうにする妹の姿が。
「あ、彩っ?!」
私は妹の名前を言いながら
妹のところにかけつけた。
「私..お姉ちゃんといたい..
お姉ちゃんと最期..までいたい..」
妹は私を抱きしめた。
「うん。そうだね...彩も..私の教室行く..?」
私が聞くと妹はこくりと頷いた。
「私のクラスの人たちも.....来ても...いい..?」
妹は涙ながらに聞いた。
「も..もちろんだよ..!」
私は笑顔で答えた。
─クラスライン─
「あと2人だよー!」
「まだー?」
「早くー!」
「急げーっ!あと2人ー!」
「来てないのって、彩花と真乃だけだよね」
「2人ともー!早くー!」
「あと、彩花だけだよー!」
「真乃、来たよ」
「大丈夫?」
🟩 ア ヤ カ🟩 「私、教室に走るから待ってて!あと、
2年の妹とそのクラスの人たちも教室に
連れて行ってもいい?」
「彩花からだ!」
「いいよ全然いいよー!みんなもいいよね?」
「もちろんいいに決まってる!」
「ダメなんて言うわけないよ‼️」
「彩花の妹って6組だから、俺の弟いるじゃん!」
「6組?私の弟もいる🌟」
「6組なら知り合いいるわ!✌️」
妹にも協力してもらい..
「はぁはぁ...疲れたぁ....」
2年の教室から3年の教室まで突っ走った。
そして、今、2年と3年が私、3年の教室に
集まっているという状況だ。
私を先頭に2年がついてくる。
「みんな、あと少しだよ!ラストスパート!」
そう言って走る。
ガララー..
3年の教室のドアを開けた。
「来....た..よ..」
息切れしているため、話すのもやっとだ。
「彩花っ!」
クラスメイトが口を揃える。
そのとき─
「あと5分で隕石が!」
3年の海斗が叫んだ。
その場にいた一同驚いた。
「みんな教室入ってっ!
そして兄や姉、弟か妹がいる場合、兄弟、姉妹で。
いない場合、友達、親友と。
...最期を迎えることにしよう」
私はリーダーのように指示した。
みんな、顔を見合わせてから、
私を見てコクリと頷いた。
ざわざわとしている教室─
大抵は行動が終わった様。
「わっ!!」
急に、妹が腰を抜かした。
私たちは彩花(私、姉)と彩(妹)で姉妹なので、
2人でいた。だから私は妹のすぐ隣にいる。
「彩、どうしたの?」
私が聞くと
「あ、あそこ...」
妹が指差している先には─
窓があった。窓から見えるのは、
もう、すぐそこまで迫っている隕石だった。
きゃーっ!死ぬまでやりたい100のことリスト
まだ5個しか達成してないよーっ!
といった声があがる。
私は妹、彩の手を握りしめた。
「私、彩の姉で良かった。」
思いを伝えると涙が溢れてくる。
「私も...お姉ちゃんの妹になれて良かった。」
妹の目からも沢山の涙が溢れてきた。
「今までありがとう。」
「こちらこそありがとう。
───彩花お姉ちゃん。」
えっ。今、彩花って─
初めて呼んでくれた─
眩しいっ──
「世界の終わりに君と」
読むのにどんくらいかかった?
打つのには3時間くらいかかりました。やば。
「もっと読みたい」が7以上になりましたら
続きやります。
(現在:「もっと読みたい」が+11
※もう続き確定してます)
いかんせん、この人と知り合うまでの人生が長すぎた。大した秘密があるわけでもないが、何となく言わずにきたことが結構多い。細かすぎる好き嫌いやら、くだらなすぎる失敗やら。墓場まで持っていくには軽すぎるから、どこかで下ろしてしまいたい。たとえば死ぬ間際。もったいぶって大袈裟に発表して、何それ、と笑って見送ってもらえたら。などと思うけれどこの人の場合、確実に泣いてしまってそれどころじゃないだろう。では、一緒に死ぬのはどうか。やっぱり泣くだろうか。ついついこんな空想に耽ってしまう程度には、この人と過ごす時間は平穏そのものだった。ぼさっとしている間に、本当にこの人と一緒に人生が終わってしまいそうだ。
(題:世界の終わりに君と)
暖かく清潔感のある部屋、陽の差し込む大きな窓
部屋に入る光とは裏腹に外は雪が積もり灰色の世界だ
まるで色が無くなったように静かで、澄んだ空気が心地いい
僕はそんな季節が好きだった……
灰色の空を見ると部屋の中の方が明るく感じて
僕の世界が色鮮やかに見える
ここから動けない脇役の僕もまるで主役のように感じられる
そんな季節が好きだった。
春のような暖かな彼女と話すようになってから僕は冬が嫌いになった、まるで世界が終わってしまいそうに暗くて静かだから
もうすぐ僕の世界は終わる
春になる前になくなってしまう……
だからせめて最期だけは僕と一緒にいて欲しい
なんて、わがままだろうか
今日彼女が来たら僕の最後のわがままを伝えよう
『世界の終わりに君と』
ずっと行きたかった場所に行った
初めての場所に行くのは少し緊張するけれど
一歩踏み出せた未来はとても綺麗だった。
生きていくうちに見つかるそんな感情を楽しんで
いつか君と語り合いたい。
あの時こんな事があったんだよって
"世界の終わりに君と"
その時まで、今はまだ
この地で頑張ってみることにする
14歳のオーディション
ゾンビ映画を見た
最後は主人公とヒロインがキスして終わるやつ
ハッピーエンド感出してるけど、別にゾンビが消えた訳でもない話
デートでこのチョイスはどうよ?と思わなくはない
感想を語り合いながら
「世界の終わりに君と一緒にいれたら、、、」
なんて言葉に頬を染めてうなづいて
それでも心の芯は冷え切っている
どうせ、本当にそうなれば一目散に1人で逃げるだろって思う程度には気持ちは冷めている
世界の終わりに君と一緒にいるぐらいなら
早くゾンビになりたいわ、なんて思う前に、お別れした方がいいのかもしれない
急に貧乏になってしまった。
何故なら、父が病気になったから。
身体的なものでなく、頭の中で。
それはある朝のこと
「今日で世界が終わる」
突然父がそう言った
今日で終わるので、やりたいことをして、食べたいものを食べるべきだ。という。
何を寝惚けた事をと、皆始めは取り合わなかった。
しかし父は仕事に行かなくなったし、お金はあっても仕方ないと言って全部遣おうとした。
私たち家族はようやくそんな父の奇行に慌て、止めようと頑張ったがすでに遅く、気がついたら我が家の貯蓄はなくなっていた。
この明らかな精神病は、眠るとリセットされるらしい。
眠る前に父は必ず涙を流し、私たちを順に抱き締め世界の終わりを憂いた。
そして翌朝にはリセットされ、今日で世界が終わると絶望するのだ。
今は入院しているが、きっと父は今日も世界が終わる日を一人繰り返しているだろう。
『世界の終わりに君と』
正直、世界の終わりには居たくない。当たり前、みんな同じ。
「そもそも」なんて細かいことを言って本当に申し訳ないけど、世界の終わりがどんな感じか想像できない。
世界というからには、日本だけじゃなく、それこそ、地球がなくなるほどのことだよね。彗星の衝突とか。
若い人には申し訳ないけど、年寄りには、惚けて自分が誰かわからなくなってしまうよりはましな死に方だね。
そのときは一人がいい。先に近しい人が死ぬのは見たくないからね。
これは本心から言うけど、のんびり死ぬのを待てるような気がする。これまでの多くの人からの手助けに感謝しつつ。さようなら。
ちょっと前に 明日世界が終わるなら ってお題書いたなぁと考えちゃうと似てる文章ばっかりしか思いつかないんですよね…。
今回は見送りでお許しください。
ねえ、君。
世界が終わったらしいよ。
誰かが話しかけてきた。
なんで?
知らない。いきなり終わったんだ。
そうか、終わったのか。
教えてくれてありがとう。
…
返事はない。
なにもない、誰かも自分の影も形も。
目も耳もない、全てなにもないのに。
残留思念ってヤツ?
あっちが?それとも私が?まさか両方とも?
あれ、なんだっけ…今何を…
まあいいや…
(世界の終わりに君と)
世界の終わりに君と
若い時は好きな人と世界が終わる時には
○○したい!!とか2人だけでも生き残りたいとか
家族をここに避難させて最後の会話は○○で〜
とかってのはよく想像した事があったはず。
誰かと何か みたいな
そんなこと思わなくなったことに気づいた
今想うのは地球上に存在する生き物達
皆さん痛みなく苦しまなく心健やかに安らかに...
世界が終わるそんな日はこうでありたいと願う。