世界に一つだけ』の作文集

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世界に一つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/10/2024, 1:43:38 AM

「ラリアは何処に?」
「ラリア?」
どうやら肉屋の店主らしき男は注文もせず質問してくる女に不思議そうな顔をした。
「英雄ラリアのことかい?」
「そうよ」
「どこだったっけな…多分王家の共同墓地に埋められてると思うで」
当たり前のようにそう返されてすとんと落ちた。
「そうよね、有難う」
やはりもう彼女はいないのだ、復讐したい、死んでたまるかという一心で生きてきたのにこれでは私は何故生きているのだろう。
英雄ラリアに屈したあの時。初めての敗北。
その瞬間はもう私の中だけのものなんだ。
私はまた最強に戻ってしまったと思うと可笑しい。あの英雄は何をしているんだ、巨大な悪が舞い戻って来たと云うのに。
永遠の平和を守るのでは無かったのか嘘吐きめ。
「じゃあ…今世界で1番強い魔法使いは誰かしら」
「またお前さんは不思議なことを訊くねえ…まあ魔王様じゃねえか、普通に考えて。あの人達はすげえよなあ」
「そうね…」
じゃあ行くわ、と結局何も買わずに去った私にただ気をつけるんだで、と見送ってくれた店主は多分優しかった。
そこから私は魔王の元へ発った。
でもきっと、そのときから私は分かっていた。
ラリアより、あの世界の正義を具現化したような圧倒的な強さを持つ魔法使いより強い人間など存在しないと。

彼女は死して1000年しても尚、私の唯一無二の存在だった。

9/10/2024, 1:38:27 AM

世界にひとつだけ

世界に数が少ないものには高い価値がつく

何も価値がない私が世界でひとつだけ存在する人間になれたなら高い価値がつくのだろうか?

でも、そうなったのならば私の価値は誰が決めるのだろうか?

価値というものは人間が決めただけのもので世界には価値というものは存在しないのかもしれない。

ならば世界にひとつだけの物は高い価値のある物ではなく淘汰された哀れな少数派なのだろう。

9/10/2024, 1:35:18 AM

世界にひとつだけ  唯一無二
とても大切な、特別な、ほかに変わりのないもの

しかし本当は世界に同じものはひとつも存在しない
同じ木になったリンゴでも、色もカタチも微妙に違う

大量生産されたリンゴの置物でさえ、あるものは誰かの思い出となり、玄関の靴箱の上にひっそりと飾られ、あるものは子供のおもちゃとなり、あるものはさっさとゴミ箱に捨てられる

時間という運命は、不可逆的な網の目のように私たちをちがう場所へと誘う
一秒前の空を見ることは永遠にできない

私たちは底なしに自由で、私が私でいる確証もない、一秒後にはすべてが終わるかもしれない世界で生きている

自由な翼を手に入れた代償は、足元にひろがった永遠の闇だ

私たちは手をつないで、名前をつけ、同じだと思い込む
足元の闇に囚われないよう、そこに大地があり今日と同じ明日がくると思い込む

そうやって作られた「同じ」世界は、安心、安全できゅうくつな愛すべきたましいの牢獄だ
そこでは自由、違うこと、闇でさえが、もてはやされる

わたしは虫に食われた木の葉を一枚手にとって、ハッとする

9/10/2024, 1:21:14 AM

世界に1人だけの個性、話し方、趣味
1人だけ
〘 世界に一つだけ〙

9/10/2024, 1:18:12 AM

世界に一つだけ

世界は目眩く変わってゆく。
何度も始まりと終わりを繰り返してゆく。
私の中では
始まりも終わりも、一つだけなのに。

9/10/2024, 12:52:44 AM

世界に一つだけ唯一無二
そんなものを探して
旅をしていたのかな?
答えを探すんじゃなくて
疑問をみつける方が
楽しいって誰かが言ってた
君のなぜ?を探して
君にたどりつきたい

9/10/2024, 12:52:11 AM

一人一人の人生は世界に一つだけ
一日一日大切に生きていこう

9/10/2024, 12:46:51 AM

世界に一つだけ

私は、皆と違う自分の容姿が嫌いだった。

寝癖だらけでうねる赤い髪
手足も細くて華奢で枝木の様
肌も浅黒く汚れているのに瞳の色だけは、
髪の毛と同じで真っ赤だった。

周りの人からは化け物と言われていた。
私もその通りだと思っていたから
別段反論しなかった。

でも 君だけは、私の髪や瞳を綺麗だと
言って褒めた。
最初は、その言葉が信じられなかった。
適当な事を言って私の機嫌を伺っている
だけだろうと....

けど君は、真っ直ぐ私の瞳を見て
「君は、世界に一つだけの大切な宝物を
持っているんだね!」
私は、瞳を瞬かせて 君の言葉をもう一度
頭の中で、反芻するけれど君の言葉の意味が分からなかった。

君は、可笑しそうに私を見て
「ほら!」と私の前に手鏡を差し出した。
そうして君が手鏡を近づけて私の顔が
鏡に大きく映しだされると
私は、今まで気付かなかった事実に気付き
目を大きく見開いた。

私の瞳の中に小さく星が映っていた。
瞳の色と相まってまるで赤く火花が
燃えているようだった。

赤い髪もそれに映えて浅黒い肌もその赤い
星を引き立たせる様に闇夜を写していた。
私は、その事実に気付き思わず君の顔を
見上げた。
君は、ほら 言った通りでしょうとでも
言う様に私ににっこりと笑顔を向けていた
私は、嬉しくなって気づけば君と一緒に
笑い合っていた。
二人一緒に明るい笑い声を周りに響かせていた。

9/10/2024, 12:39:18 AM

世界に一つだけ

 このフレーズを聞くとまず想像してしまうのが世界に一つだけの花。この歌は忘れようと思っても忘れられない曲の名前をしてるよな。

 それと曲自体もキャッチーというかつい口ずさみたくなるそんな曲だ。やっぱり売れるものにはそれなりの理由がある。

 この曲ではありふれた花でもどれも全部たった一つだけの存在だと歌っているわけだけど実際そうだよな。この世に全く同じ存在なんてない。

 曲では花と歌っているけどこれは花のことでもあり同時にこの歌を聞いている人たちのことでもあるんだろう。ダブルミーニングってやつだ。

 同じ花がないように同じ人間もまたいない。誰もがオンリーワンな存在なのだと歌っている。特別なんて目指さなくても最初からみんな特別な存在なのだと教えてくれるいい曲だ。

9/9/2024, 11:45:26 PM

お題『世界に一つだけ』

 この世に『私』は一人しかいないと思っていた。学校帰りに自分と瓜二つの人間の姿を見るまでは。
 私が彼女と出会ったのは、電車の中だった。田舎だからいつもどおり一つの車両につき、二人くらいいればそれが普通だった。
『ドッペルゲンガーに会ったら、近い内に死ぬ』
 という噂を友達から聞かされていたけど、正直そんなのは迷信だと思う。が、その一方で相手も私に気がついたようで、失礼なことに「ひっ」と声を上げていた。
 私は思わず声をかけてしまった。
「怪しい者じゃないですよ」
 と。そうしたら彼女は
「でも、ドッペルゲンガーに会ったら近い内に死ぬって友達に言われて」
 と返してきた。次の駅までまだ時間がある。彼女はどうにも居心地悪そうだった。
「では、お互いに生存報告しましょうか?」
「生存報告?」
「えぇ。正直自分に似た人間と出会ったら死ぬ、なんておかしな話じゃありません?」
「た、たしかに……でも」
「初対面の人と連絡先交換するのは怖い、ですか?」
 その言葉に自分に似た少女は頷く。まぁ、普通知らない人に急に話しかけられたら誰でもそうだよなぁと思いつつ
「でも私、本当に怪しいものではないんですよ。私、〇〇高校に通ってる加賀美と申しまして」
「あ、はい。加賀美さん」
「それで、私のLINEのアカウントはこちらになります。追加していただければ、連絡とるかどうかはそちらにお任せしますので」
「あ、はい」
 そうこうしているうちに次の停車駅が来た。彼女は立ち上がって
「あ、私はここですので」
 と、降りていった。もしかしたらいきなり知らない人に話しかけられて怖かったからかな、と思いつつ、私は自分に似た人間に向かって手を振った。

 その夜、彼女から連絡が来た。彼女も「嘉神」というらしい。こんな偶然があるものかと思わず笑みがこぼれる。
 それから十年ほど経つ今、私達は未だに連絡を取り合っている。さすがに毎日ではなくなったが、お互いの無事を確認し合っては私は実感する。
 ドッペルゲンガーに会っても、べつに死なないよと。

9/9/2024, 11:37:10 PM

「世界に一つだけ」(一行詩)

世界に一つだけしかない世界に一つ戻る
      ◆       
世界に一つだけなの?本当に?
      ◆
世界に一つだけあるのは一体なんだろうか?

9/9/2024, 11:34:26 PM

「世界に一つだけ」

二度と出会えない思うと途端に焦燥感が襲ってくる。
とりあえず目の前の期間限定のチョコを確保しとこ。

9/9/2024, 11:33:39 PM

自由の翼が背中にある
       息をすることに必死で
       忘れていたのさキミの
       毎日は充実してるかい
       鼓動が奏でるリズムを
       響かせ地球の裏側まで
       飛び立つタイミングは   
       知っているのさ少しの
       勇気と夢に見た景色と
       地図にある宝の在処は
       探求した人への贈り物
       風はいつも吹いている
                 
       
        『世界に一つだけ』

9/9/2024, 11:33:19 PM

あんなにも大切に思えるものは
後にも先にも
世界に一つだけ

だからわたしは今も生きてる
あなたも同じだったらいいのに

9/9/2024, 11:22:39 PM

せかいにひとつだけ

自分ってなんだろう
精一杯生きても、堕落して生きても
結果を残しても、裏切っても
みんな同じ"自分"なんだ
世界は広い
自分に似た人、違う人
合わない人、関わることすらない人
そんな中あなたは友達と呼べる人がいますか
友達の定義も人それぞれ
どっからが友達なのかなんて区別できない
だけど自分にとっての友達を見つければいいと思う
相手がどう思おうと自分には魅力がある
感情、友情、感性などが世界に一つの存在で
個性である。

自分に魅力?あるはずがない
友達ができない?それは問題があるからだ
友達と呼べる人?いたらこんなの書かない
結局自分ってなんなんだろう
世界に一つってそんなに大事なことかな
怖くて、嫌で、誰かが通った道筋を通る
個性を出すと文句を言われる
怖い、疲れる
個性を出さず周りに合わせる
認められる気にはなる、疲れる
そんなことが続けば自分の存在意義なんて

私は世界に一つの存在である
そして私はこれから世界に一つではなく
星の数のように無数に存在する骸の
仲間入りをするかもしれない
だってそれが存在意義で個性だから
世界に一つがいっぱいいる
そんなかでみんな最期はおわりだ
ありがとう世界
もう2度と私の前に現れないでね

9/9/2024, 11:22:14 PM

今、私は二次創作で小説を書いている。
執筆アプリにしか書いてないし、
ネットの海に出してはいないが、
いつかはその作品を出してみたい。

それは多分、世界で唯一のものだと思うから。
驕った言い方になるけど、この作品を作れるのは
私だけだと思っているから。

私よりもたくさん文章を出している人がいるけど、
その人達に負けない位の楽しさがあるという
自信はある。

でも怖いなぁ、色々言われて書けなくなったらヤダな、
と思ってしまって出せないでいる。
まだ一歩は踏めず、作品は未だ私の手の中です。

9/9/2024, 11:21:32 PM

世界に一つだけ


世界中の
何もかもがそうであり
何もかもがそうではないと思う

9/9/2024, 11:04:51 PM

世界に一つのだけものを作るなら

私の好きを沢山溢れるくらい詰め込まないと。

世界に一人だけの私を

見てくれて認めてくれないと。

この世界に一つだけ言いたいことがある。

この世界がもっともっと優しい人で溢れますように





─────『世界に一つだけ』

9/9/2024, 10:46:14 PM

この世の中は「世界でひとつだけ」で満たされている。
少なくともA子の生きている世ではそうなのだ。
一つとして同じ物が無いと常々思う。
いくら量産されたスーツを身に付け、他の人とほぼほぼ変わらぬ化粧をして面接に臨み、他人と同じような志望動機を説明したとしても、である。
「まーたお祈りメールだよ」
もう何度落とされたか分からない不採用通知を削除して独りごちるA子。
この広い広い世の中には「世界でひとつだけ」の私をきっと必要としてくれている場所がある。
頬をパンパンと叩き、再度気合いを入れ直す。
――よし、やるぞ。
彼女はまだ見ぬ世界を拡げるべく、その扉を慎重にノックした。

9/9/2024, 10:42:13 PM

《世界に一つだけ》

とりあえずこのアプリに集まってる作品はたいがいどれも世界に一つだけの存在だろうな

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