『不完全な僕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
僕の名前はユウ。男である。
好きなものはピンク、フリルのある服、リボン。
「ユウくん、ピンクのランドセルなんて恥ずかしいだけよ。男の子はこっち。」
その日から僕は黒が好きになった。
「ユウくん、フリルのある服なんて女の子の服よ、
シンプルなシャツはどうかしら?」
その日から僕はシンプルなものしか着なくなった。
「ユウくん、いい加減にしなさい。男の子なのにアクセサリーなんか集めて…これは全部没収するからね。」
僕の名前はユウ。男である。
すきなものは黒、シンプルな服、…それだけ。
嫌なら嫌と言えたらいいのに。
、不完全な僕
――親に言われたことが、俺にはできなかった。
誰からも愛されず、親にはものとして扱われ、生きる価値などありもしない。ただ親に言われたことをひたすらにやり抜くことだけが、俺の生きる希望。
いくらテストで98点を取ったって、100点を取らなきゃ意味が無い。通知表でオール5のオールAを取ったって、それが当たり前だから褒められることも無い。
すべて、この顔がいけないのだ。
母にも父にも似ていない、このブサイクで醜いこの顔が。
こんな人生なら、生まれて来なければよかった……。
どれだけ頑張っていても、この顔が邪魔をして、誰にも愛されないし、誰にも褒められない。
誰からも応援されないのに、自分は1人で頑張るのは、やっぱり誰かに認めてもらいたいのだ。
そんなある時、親から言われた“それ”で、再度認識した。
もう僕は、この世に生きる価値も無いのだと、その時心から痛感してしまったのだ。
僕は最後まで、完璧では無かった。親が望むような完璧な息子には、もうなれないのだ。
両親に似ないこのブサイクさ……。
それだけが、僕がなりたい“完璧な僕”になることを邪魔したものだった。
俺がこの世を去るのも、この醜さがもたらしたこと。
僕が居なくなったところで、誰も悲しまない。
「あんたなんて、産まなきゃ良かった」
嗚呼、なんでこんなにも胸が苦しいのだろうか……。
でももうどうでもいいや……。
自宅のマンションの屋上まで、ゆっくりと階段を昇っていく。
はぁ……やっぱり、僕は完璧じゃない。
親に認められたいだけなのに、どれだけ頑張っても認められないのなら、僕に生きる価値などないのだ。
「さようなら、この世界。さようなら、完璧じゃない僕」
そう呟いてから、僕は屋上の柵を飛び越えて、空中へと1歩足を踏み出して――。
泣いたり傷ついたり怠けたり嫉妬したり苛ついたり後悔したりするたびに、ああ自分は全然ダメだなーなんて感じて、自分に強く誓ったことも守れないし、出来るようにならないし、前に出来てたことも出来なくなったりしてさぁ。
できる人はすごいなー羨ましいなーとか言っといて、ろくに頑張りもしないのに欲望は大きくて理想は高い。
なんか毎回同じようなことで悩んでて成長がない、本当に不完全な自分だけど、だからこそ自分のしたことがうまくいったときは本当に嬉しくて、小さなことで喜べたり、くだらないことで笑えたりできるんだなぁ。
僕を不完全たらしめてる 出来ない自分 は、僕に感情の厚みを与えてくれているんだなぁ。
僕には3歳上の優秀な兄がいる。
完璧、それが兄を表すのに一番ふさわしい言葉だろう。
クラスの人気者で学校でも近所でも声をかけられる。
方や弟の僕。普通、平凡を体現したような僕は兄と昔からよく比較されている。
比べられるのが嫌で嫌でたまらなかった僕は努力を人一倍した。テストは上位10位以内を三年間キープした。運動も部活の選手に選ばれ勝利に貢献した。けれど頑張れば頑張るほど兄と比べるんだ。兄はもっと優秀だったと。
中学卒業間近、一番仲が良かった先生に「月とスッポン」と言われたが不思議と怒りは来ず、ストンと心に落ちた。
スッポンは月には勝てない。月の方が綺麗だしサイズだって大きい。
その時、そうか僕は大前提として「兄と立っている土俵が違う」事を理解した。
ちょっと前の自分だったら理解したくなかっただろう。知りたくなかっただろう。だって兄弟という関係はお互い対等な物だと思っていたから!。
勝てるとか、僕の方が優秀だとか誰でもいいから認められたかった。
そう思った瞬間、夢から覚めるようなハッとした感覚に襲われる。放送委員が下校時間のお知らせを言うので急いで帰ろうと足を踏み出す。今までで一番、足が軽かった。
高校は地元から離れた場所に通った。中学は運動部に入ったが元々は文化部に興味があり美術部に入部した。
人間、向き不向きがあるように僕は運動が向いていなかった。努力したことは後悔していない。僕よりも凄い人がいたのに自分が一番だと思い込み視野が狭くなっていたのにやっと気付けた。だから解った。兄も努力をしていたのだ。才能の塊だと思っていた兄も努力をしていた。兄だって不完全だった。
僕は不完全だ。けど、不完全な僕も気に入っている。
それに完璧な人間なんて存在しないからね。
俺には、弟がいる。普通という言葉が似合う奴だ。
周りの人は俺に完璧を求めてくる。誰だって俺が不完全な存在だと思わないのだ。
勉強は元々好きじゃない。けど人一倍努力をした。期待された思いに応えたかった。
なのに頑張れば頑張るほど努力を消され才能だけで生きている様に言われる。誰でもいいからを努力を認めて欲しかったよ。
目の前で無知な顔をした弟が憎い。
あぁいけない。こんな感情を抱いてたら完璧じゃない。俺は不完全ではいけないのだから。
【不完全な僕】
僕は自分の事が嫌いだ
何もかも中途半場
運動も勉強も満足にできない
人と話すことも苦手だ
だけど君は僕の良いところを見つけてくれる
こんな僕を君は好きだと言ってくれる
それだけで僕は完全になれる
→短編・24―TWENTY FOUR ―
13:00―
「やり切れねぇな」
目の前の無残な現状に彼はため息を吐き出した。状況を吹っ切ろうとするニヒルな笑みさえ浮かべてしまう。
それくらい、事態は取り返しのつかない様相を呈していた……――。
「イヤ、やり切れよ」
即座に友人から冷静な指摘が入った。
先程までのクールさを捨て去り、彼はモゴモゴと口を動かした。
「でも今日8月31日だしぃ」
「だから?」と、さらに鋭いツッコミ。
「あー、っと……。ニンゲンって完璧じゃないしぃ」
「俺、完璧とか関係なく終わってるけど?」 と厳しい友人の絶対零度に近い視線が刺さる。
目の端に映る、国語、算数、その他諸々の手つかずの宿題プリント。
「夏休みって『休み』なんだから、宿題出すのマジで意味不明!」
2学期最初の登校時間まで、残り19時間。
〜次回予告〜
14:00。
戦慄のマザー・サンダー。
「お母さん、何度も訊いたよね!? ちゃんと宿題やってんのかって!!」
絶体絶命の主人公! さらに白紙の絵日記が背後から忍び寄る! 彼はこの難局を乗り越えることができるだろうか!?
テーマ; 不完全な僕
何の心配も知らない、完成された人に憧れないわけじゃない。
しかしなってみたいかと聞かれたとき、いつまでも不完全であることを認められる私でいたいと思ったのだ。
完全である、ということは全てが分かりきっていて全てが決まっていることということだ。
完全になってしまえば、もう誰の声も、私の声すら聞かなくなるだろう。
この世にはまだ聞いていない声がある。
【不完全な僕】
いつだって届かないものに手を伸ばしている。
今日だってほら、やっぱり届かない。それでも。
昨日よりも1センチ、手を伸ばすことができたのなら。
今は、それで。
テーマ「不完全な僕」
【不完全な僕】
僕は全てのことにおいて中途半端な人間だ
勉強もできないわけではないけれど
特別できるわけでもない
運動だってものによるし
容姿だって平凡だ
そんな不完全な僕が本当に嫌で
毎晩憂鬱になる
それでも僕は恵まれている方だから
望まれて生まれてきたから
毎日平気なふりして笑ってる
僕の周りにもいつも笑顔が溢れてる
きっとみんなも僕とそう変わらないのかもしれない
誰もが称賛する人間なんて
ほんの一部だし
そんな特別な人のことも裏では嫌っている人がいる
誰からも好かれる
誰よりも秀ているなんて事はできない
皆んな完全なわけじゃない
どこかに必ず欠点がある
それは大人も子供も関係ない
だから僕ら人間は支え合わなきゃいけないんだ
不完全な僕らは1人では生きていけないから
「不完全な僕」
僕は昔からいじめられてきた
人の視線がいたくて
自分の悪口を言ってるんじゃないかって思った
いっそ全部なくなってしまえばいいと願った
そんな時に転機が訪れた
体が浮いているように感じるようになった
体の体重を感じない
ご飯に味がない
好きな物を出されても食欲が湧かなかった
眠りたくても眠れない
(どうしちゃったんだろう)
病院に行くことを親から勧められた
一種の鬱病だそうだ
それからだった僕が壊れたのは
感情が湧かない
だから生き生きとした笑顔の君に恋い焦がれたのかな
"僕なんかが、愛してごめんね"
なにも出来なくて
なにも取り柄が無くて
悪い方向にしか考えれなくて
なんで生きてるのかも分からなくて
壊れたロボットみたいで
欠けてるとこしか無い
そんなわたしとなんで一緒にいてくれるの。
迷惑ばっか掛けて
ほんっとなんもできてないなぁ、自分。
わたしなんかと居たら、だめだよ、
貴方まで壊れちゃうよ、
「不完全な僕」
完璧な人生を歩みたい。
そう思いながら生きているのは間違いだろうか。
完璧とは言いながら、なにもそれは大金持ちになったり一生無くならない名誉を貰ったりする様な大きな話ではない。
ただ世間で言う想い人との結婚だとか、愛娘だとかそういう有り体の幸せをできるだけ多く集めたいだけだ。
自分の決めた人生設計を完璧にこなす事、それは私にとっての完璧な人生だ。
死に方すらも。
愛した人に囲まれて、自分の存在を惜しまれて。
そんな最後なら、自宅で賢くも自分の死を悟って逝けたら。
その人生最後の野望が完遂できて初めて完璧な人生となる。
私はまだ未完成だ。
不完全な僕
不完全な僕
良いではないか
むしろ当たり前である
完全な人などいない
人は不完全だからみんなおぎないあって生きている
不完全な方が可愛いではないか
できないことがある人の方が親しみがわくではないか
私は不完全な私を好きだとちゃんと私に伝えて生きていたい
そうすることで生きやすい私が生まれるからである
私は私が好きなのである
「不完全な僕」
僕は自分で言うのは恥ずかしいが不完全だ。
料理はできる
家事もできる
勉強もできる
スポーツもできる
いつも完璧ではなくて たまに失敗をする。
唯一
恋愛だけできない、毎回上手くいかない......
そんな時彼女に会った。
彼女との日々はとても楽しかった。
彼女は僕に恋愛を教えてくれた。
そのおかげで僕は恋愛が少しできるようになって
楽しく感じた。
だから僕は彼女と恋愛をしようと思った。
でも彼女は「他に......もっといい人がいるよ」
そう言った。
僕はどうしても彼女が良かった。彼女だから恋愛がしたいそう言った。
彼女はどこか少し嬉しそうだった。 彼女が「じゃあ隣にいて、居てくれるだけ」 そういった
僕は彼女の隣にいれるだけでも嬉しかった。
数日がたって 、
やっぱり彼女といるのは楽しかった。 だからやっぱり僕は彼女とずっと一緒にいた
そう思った。
だから彼女に言おうと思っていた。
「これからずっと君の隣にいる。一緒に居よう」 と
でも
もう遅かった。 彼女はもういない。
僕は悔しかった。 あの時、彼女と恋愛をしていたら きっと楽しかったんだろうと きっと彼女の不安が少しなくなっていだろうと
僕がもっと頼りになっていたら、そう思って 毎日彼女に会いに行っていた。
毎日行って、毎日言った。
「僕は君が好きだよ。ずっと」
もっと早く言っておけばよかった...............
やっばり僕には恋愛は出来なかった。
「完璧でありたいのに」
顔も頭も運動神経も良い人を目指して幼い頃から血の滲むような努力を積み重ねてきた。
その甲斐あって、周囲からは「完璧超人」と評価されるまでになったというのに……
「完璧な人間なんていないよ」
君はそう言って笑う。
僕からしてみたら、正直言って君はあまり頭は良くないし運動神経も良いとは言えない。
それなのに、君と出会ってから、自分の愚かさ、未熟さばかり思い知らされる。
予想の斜め上をいく君の言動と、眩しすぎる笑顔に心拍数も感情も掻き乱されていく。
「人間って、不完全なものだと思うよ。だから惹かれ合うんだと思う」
君の言っていることを認めたくなくて、そんな自分に苛立つ。
君の前でだけでも、完璧でありたいのに。
君の前でだけ、僕は不完全になっていく。
────不完全な僕
不完全な僕
昔から嫌で嫌でたまらなかったから
不完全な僕から
不完全を取り除いた
不完全を取り除いた僕は
結局、本当に不完全だった
完全とはなんだろう
完全には不完全がないから結局不完全だ
不完全には不完全があるから結局完全で
じゃあどっちが完全で
じゃあこっちが不完全
いやあっちが完全で
こっちのが不完全で
あぁ、もう分からないや
完全出会って、不完全である
結局、僕は僕のままで良いのかもしれない
不完全な僕
自虐してこんな自分だなんて
そう言ってばっかりの
そんなあなたを選んだ私のどこがダメよ言ってみ、なんて
そういうところです
世間では気が強いと言うんです
でも確かに暖かくて
ああ、きっと不完全な人の最後のピースになるんだろうという
確信を生む力がある
不完全な僕
僕なんかに
とか
なんかになんて
思っていたなんて
私も、よく私なんかに
と・・・・言ってたような
😭😭😭
神様を完全で完成されたものだとするなら、
僕は…
あぁ、なんて不完全…!
僕は神になりたい。
だって唯一この世界で力を持つから。
この力で僕は君を救いたい。
なんなら、君が存在しないこの世界を消したいんだよ。
君が置いていった、イルカのアクセサリーは
まだ残ってるってのに。
どんな気持ちで僕はこれを持ってればいいと言うんだ?
僕を助けなかった他人より、
僕を救ってくれた君の方が先に死んじゃうなんて。
きっと神様は心がない。
この世は童話と違うんだ。
そんなの分かってるよ。
君が居なくなったら生きてけないなんて。
やっぱり、
不完全な僕。
いま いまね
言い寄ってくる人みんな
誰かにあげる
わたしを選ばないで
忘れてしまって
あなたがいい
わたしはあなたがいい
届かないけどそう思う
他じゃ意味ないの
さみしそうに笑うあなたがいい
何かを言いかけて
タバコを吸ってるあなたがいい
どこにも行かないで
いかないで