三日月』の作文集

Open App

三日月』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/10/2026, 4:06:08 AM

牛肉の希少部位に、三日月の別名を持つ「マキ」なるお肉があるそうです。
リブロースを巻くように存在し、それはそれはジューシーで、サシが豊富。
旨味濃厚にして、肉汁も多く、
特上ロースとして提供されることもあるそうです。

今日はそんな、ビーフに内包された三日月と、
その三日月を奉納されて、尻尾ぶんぶんお耳ピタンな子狐のおはなしです。

最近最近の都内某所、某深めの森の中に、
本物の稲荷狐の家族が住まう、不思議な不思議な稲荷神社がありまして、
あんまり人気はありませんが、それでも、「その神社に」足しげく参拝する客は、複数ありました。
というのもやはり本物の稲荷狐がおりますので、
ご利益はちょっと多めなのです。

そんな稲荷神社ですので、
信心深い参拝客は何人かおりまして、
正月ともなれば、あのお店から良い魚、そっちのお店から良い野菜、こっちの店から良い果物と、
「あのとき助けてもらった恩」として、
ちらほら、お供え物が上がるのでした。

ところで稲荷狐の家族の末っ子が
去年の夏に諸事情で、
雪国和牛の味と匂いと肉汁と噛み心地を
ガッツリ、ばっちり、学習しておりまして。

…——「わぎゅ!わぎゅ!わぎゅー!」
さて。
その日の子狐はせわしなく、今朝に奉納されたお肉の塊を、くんくん、くんくん!
鼻をくっつけて匂いをかいで、尻尾も高速回転させて、お目々などキラキラさせておりました。
「わぎゅ!和牛!おいしい和牛だ!」

淡い赤色に、ぽってりクリーム色の差したそれは、奥多摩地域で育った、なかなか上等な和牛の肉。
「三日月」の別名を持つ希少部位。
東京和牛のマキのブロックでした。
「わぎゅ!わぎゅ!和牛!」

かじかじかじ、ちゃむちゃむちゃむ!
去年の夏に和牛の味を覚えてしまった子狐です。
神社の神様に捧げられて、そこから下げられた三日月お肉に、我慢ならず牙をムチュッ!
小さなおくちを大きくあけて、つまみ食いです。
「おいしい。おいしい」

コンコン子狐は狐なので、ぶっちゃけお肉は焼かなくても、食えるのです。
「おいしい。おいしい」
だけどちゃむちゃむ、2くち3くち飲み込んで、
子狐は夏の縁日に食べた、雪国の和牛串を思い出しまして、ピタッとつまみ食いをやめました。
「わぎゅうくし ジャーキー」
やっぱり焼いたのを食いたいのです。
メイラード反応の十分為された、あのジューシーを、食いたくなったのです。

三日月の部位で作った牛串は、間違いなく、美味しいに違いありません!
三日月の部位で作ったジャーキーも、間違いなく、美味しいに違いありません!
少なくとも子狐はそう確信しておりました
(ジャーキーは脂身の少ないモモ肉、特に外側のモモ肉が多く使われるそうです)
「和牛串!!ジャーキー!!」

そんな子狐の首根っこを、キュッ、
捕まえてしまったのが、子狐のお母さんでした。
「そのくらいになさい。
あとは、晩ごはんまで残しておきましょう」
お母さん狐は人間のカタチで子狐を抱えると、
子狐が牙を立てたあたりの三日月お肉を少し切って、残りをお台所に持ってってしまいました。

「わぎゅう わぎゅう」
「じっくり炭火に通して、皆で食べましょうね」
「すみび! すみび!」

東京和牛の三日月は、その後炭火で焼かれる前に、
トン、とん、と5等分。
ひとつ目は子狐のリクエストで牛串に、
ふたつ目はコトコトあったかビーフシチュー、
みっつ目を明日のハンバーグ用に準備して、
コンコン、残りはひとまず、冷凍されたとさ。

和牛の部位、三日月のおはなしでした。
おしまい、おしまい。

1/10/2026, 4:03:30 AM

三日月/月と酒


夕暮れの陽が彼方に逝く前
三日月が残光を受けて残酷な目
で看取る
寒さが背筋を通って
両手の隙間から息が漏れるから
今夜は酒でも飲もう

暖かい部屋から窓越しに
月と酒を交わす
熱燗と湯豆腐で温める懐に
肴が落ちていくとき
彼は少しずつ上っていく

ほろ酔いのまま上る景色はどうだい
俺はまだ飲み足りないようだ
尤も明日は休日だから
炬燵に移って飲むのも良い
ひとり酒だ、誰に何を言われるでもなし

1/10/2026, 4:03:18 AM

三日月欠けた
欠けた三日月
三日月割れた
割れたかけらも
小さな小さな
金平糖の核になって食べられた





「三日月」

1/10/2026, 3:47:23 AM

好きな人が笑うと目が三日月みたいなかたちになるのが好き

1/10/2026, 3:31:38 AM

〔三日月〕

あの寒い冬の夜見た三日月を、今でも鮮明に覚えている。
それまで、夜空なんてちゃんと見たことなかったし、見ようとも思わなかった。
あの頃の私は疲れていて、日々必死で。
だから、連れ出してくれたあなたには今でも感謝してる。

夜に急に送られてきた。『ねぇ、今から外出れる?星が綺麗だよ』
悩んだけど、私は出てみることにした。
暖かい服に着替えて外に出てみたら、すぐそこにあなたが座ってて、私はびっくりしたよ。
ちょうど後ろを向いてたから、驚かせようと思って近づいたらバレてたらしい。それで2人で笑ったね。
その後2人で夜空を見上げて、綺麗だねって話をして。
でもね、見上げて最初に私の目に入ったのは、綺麗な三日月だったんだ。
あなたは星が綺麗だと私を誘ってくれたけど、私の目に星は入らなかったみたい。

私の家の周りには街灯が少なくて、月や星の輝きがわかりやすかった。
だから一層綺麗で、幻想的に見えたんだ。
満月じゃなくて三日月なのが尚よかったのかな。
私の目に映った夜空は、すごく輝いて見えて。

今私は日々が楽しい。夜だけじゃなくても空を見上げるのが好きになった。
三日月を見るとわくわくしてテンションが上がるようになった。
あなたが連れ出してくれなきゃ、私は今でも疲れていたかもね。
本当に、感謝してるの。ありがとう。

1/10/2026, 3:17:52 AM

「三日月」

 眠る前、なんとなく窓辺に座って夜空を眺めた。
 星がきらきら輝いているのが見えると、不思議と嬉しい気持ちになる。星の大きさや色って、よく見るもとバラバラで面白い。
 他に何か見えないかな、と身を乗り出すと三日月が見えた。今日の月はか細い三日月。
 三日月って、なぜか猫のイメージがある。
 爪かな。目かな。口かな。どこのイメージなんだろう。
 理由は分からないけど、きっと悪い印象を抱いているわけではないのだろう。
 良いもの見れたな、と思いつつ、カーテンを閉めた。

1/10/2026, 3:14:06 AM

年を重ね自分の姿が
母にどんどん似てきていることに気付く。

祖母が加わって三人になると
私は祖母と母を見て似てると言い、
祖母は母と私を見て似てると言う。

それを見た父が
同じ様な人間が三人集まっていたと言う。

母に似ている私だけど
笑うと黒目しか無くなる小さな三日月みたいな目は
どう考えても父ゆずり。

1/10/2026, 3:01:40 AM

三日月、細い月、だけれどとても綺麗。
月の、裏にはクレーターが沢山ある。
それを隠して表しか地球には見せてくれない。
月は、地球を、隕石から、護ってくれてる。
そう、みんな言う。
月、綺麗だよね。
私も月みたいになりたい。

1/10/2026, 2:56:12 AM

近視のわたしは三日月をみると
3重にみえる、そう書いてることが
クスッと笑えるなー
昔『三日月お月さま』という歌を
うたったなー

1/10/2026, 2:48:09 AM

三日月はしょっぱかった。

雲は砂糖の味がした。

雨は少し苦かった。

虹はさっぱりしたジュースみたいで、

雪は夏の味がした。

満月はおせんべいの味がして、

青い空は炭酸水のようにしゅわしゅわと弾けた。



大人になるにつれて、味を感じなくなってしまった。

きっともう、二度と味わえないのだろう。


『三日月』

1/10/2026, 2:08:34 AM

三日月



月が綺麗だね
満月でも
新月でも
三日月でも
君と見る月は、いつも綺麗だ

1/10/2026, 1:59:51 AM

雲の奥に浮かぶ眩しいそれは、とんでもなく鋭利だ。
あれほど欠けていても、元来の存在感は変わらない。
 私はその三日月を見るのが痛かった。眩しくて存在感があって、まるで私を馬鹿にしているように感じる。
 嗚呼この思考になる時、私はだいぶ参っていて、うまく呼吸が出来ないのだ。
 それでもその月から目を逸らせなかったのは、私みたいだなと自嘲したかったから。
 私は私の愚痴を言うことで、安心すらしている。
 もう、あの頃の生活には戻れないね、と月に言われている気がして、三日月のその形も笑っている口に見えて、堪らなかった。いたかった。

/三日月

1/10/2026, 1:55:49 AM

三日月

 あんまり月を見ることないし特に意識することもない。だから三日月を見たことあるか覚えてない。

 それと月と言えばうさぎとかかにが有名だな。国で模様をどう見るか違うんだっけか。

 なんにしろ月の模様がなにかに見えるのは確かなんだろうな。でもちゃんと月を見たことないからその模様すら見たことない。

 改めて考えてみると一度くらいは月をちゃんと見たほうがいいかもしれないね。無料で見れるわけだしこれも人生経験だ。

 ただ月なんて写真や動画をネットでいくらでも見れるのにわざわざ、という気持ちが割りとある。あとこれ書き終わったら月のことなんて忘れてるだろうな。

1/10/2026, 1:42:47 AM

『三日月』

雲っていてこの時期星を見るのは難しい。

強風が吹いている。

雪を降らせる雲を吹き飛ばして

空を、月を見せてくれ。

1/10/2026, 1:41:34 AM

三日月 



2006年9月28日
私は倒れた 







気付いたら私は私が知らない場所で目を覚ました 

(ここは何処?家?)

家族も居たが
私が知らない人がいる
そして自分の目がボヤけている 
私は両手と両足で起き上がろうとしたが足が自由に
動かないことに気付いた


(なんで動かない?)

3週間後だろうか?いや3日間
私は3日間ほど瞳が開かなかったらしい
ぜんぜん動かなかった 
あの絶望感は良い経験だったと今では思う


健常者から障害者へ 

とても落胆した覚えがある
生まれ付きから身体が丈夫で健常者だったからだ





この世は窮屈(きゅうくつ)だ


罪をしていない人とは? 

私の父は無罪の罪で逮捕された経歴を持つ 



だからこそ私は死柄木弔が好きになり
彼のモデルだと思う岡田以蔵も好きになっていた



























9月28日に母の父親、私の祖父は死亡した
6月1日に父の父親、私の祖父も死亡
叔父も9月に帰らぬ人
各それぞれ病気だった 
そして私の父も[10月1日]に亡くなった
手術をしても完全に身体が治ることが困難すぎる
難病にかかり3週間後に死亡




私も、もしかしたら
9月に
1日に


私は9月1日にあの世に逝くのか?


と、勝手に想像したことがあるが
先の未来なんて分からない
生まれた人は必ず[死]がある
死があるからこそ[今]を楽しむことだ 
そう思えば思うほど私が旅行したい場所が
次々と浮かぶ









今日は静岡県浜松市ぬくもりの森に居ます


途中です

1/10/2026, 1:38:52 AM

【三日月】

 すうと細められたあなたの目が、色素のうすさも相まって三日月みたいに見えた。
 なんて、そんなことを言えばあなたはきっと照れてしまうだろうから、口には出さなかった。そっぽを向かれるのは嫌だったから、ただじっと黙っていた。あなたが不思議そうに首を傾げるまで、大好きな三日月を堪能した。

1/10/2026, 1:38:22 AM

平凡な日々になんとなく物足りなくて、隙間を感じる。風でもいいから隙間に吹いてほしい。心の余白を満たすようなハプニングが欲しい。こんな夜を寂しさと呼ぶのだろうか。この寂しさは何で埋まるのか。

ロマンチックのスイッチを探す。華やかな街、人で賑わう表通り、どうやらここにスイッチはない。映画のなか、本のなか、活字や画像でも心の穴は埋まらない。日常のどこを探しても、ロマンチックのスイッチが見つからないときがある。無駄のないデザイナーズマンションの室内灯のスイッチを見失なうように、気がつけば、血まなこでロマンチックを探してた。ムードのかけらもなく。

ベランダに気づかれした身体を預け、落ちるフリをしてみる。タバコをふかし夜空を見上げる。視界のなかには月がある。いつもの月だ。ロマンチックの安易なスイッチとして月が有効なことは知っていたけど、吉本新喜劇のようにお決まりのものでは満足できそうもないほど、穴は広がってる。

今夜は三日月だ。月が薄目を開けてる。ロマンチックを逃したセンチメンタルの行先はフテ寝だ。強い酒で睡眠をうながし、布団に転がり深夜テレビと添い寝する。
吉本新喜劇の再放送が流れた途端に、スイッチを探してることさえもう忘れていた。

#短編のようなもの

1/10/2026, 1:24:07 AM

『三日月』


三日月に乗って どこに行こう

静かな夜を 気兼ねなく

誰にも迷惑 かけることなく

自分の両手で 力(りき)み無く

マイペースな うさぎを乗せて

お餅を時々 貰いながら

好きなように 漕いでいく

星のカモメや 星のサカナ

ときどき一緒に いてくれる

次はどこに 進もうか

次はなにを 探そうか

進みたい時 進もうか

探したい時 探そうか

風の向くまま 気の向くまま

天の川で 船を漕ぐ


次はクジラに 会いたいな―――


〜シロツメ ナナシ〜

1/10/2026, 1:22:05 AM

夜空に浮かぶ右カッコ、実物はあまり見かけないけれどその存在はよく知っています。見つけた時は夜が暗くて運転が怖い理由をあなたのせいにしますが星が良く見えるかなと思ったりもします。(思うだけで実際に星は探しません三ケ月

1/10/2026, 1:19:53 AM

三日月

あの空の向こうには神様がいて、僕たち人間に性格というものを与えた
自分がなぜこのような性格に生まれたのか、聞いてみたいと思う

僕は食べかけが嫌い
強い嫌悪感を感じる
夜空に描かれる三日月を見ていると、それを思い出す
まるで食べかけみたいな月だな
なぜ僕をそんな性格にしたのですか

テニスボールを見ていると、まるで月みたいだなと思う
ネットの脇に散らばるたくさんの月を見つけると、まるでガラクタだな
月なんていくらでも代えがきくから、なんて考えて描いているんだろう
なぜ僕にそんなことを考えさせるんですか

僕は毎日、月の夜に散歩に出かける
月の影とともに歩く
いつもと同じ道を歩く
いつもと同じ道を歩く
ぐるぐるぐるぐる
僕はあなたの思考から出ることはできない
なぜ僕にこんなことをさせるんですか

僕はいつもの散歩道から外れた
その先には、何もなかった
結局僕はあの空の向こうにいるあなたの書く物語から抜け出せない
僕はただの登場人物に過ぎない

何もない場所を僕は歩く
気づけば、影もいない
どうやら僕はあなたの描く物語の外にいるのだと理解する
そこに音楽が流れる
それはやさしい音色
僕は空を見上げて聞く
「あなたはやさしい人なんですか」
「              」

Next