『三日月』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
三日月も半月も、月の形が変わっている訳じゃないと知ったのはいつだったっけ。
でもやっぱりハンモックのように横たわってみたい。絶対いい夢が見られる。
「三日月」
まんまるじゃない形、、
でもそれは月っていう
例え形が違くても月は月である、
あなたがどんな人間なのかは分からないけど
あなたは生きてるって事
【冬休み明けで学校行きたくない人もいるかと
お仕事で疲れた人、、
今日もお疲れ様です。】
去年の私の誕生日は満月でした。
今年の月カレンダーを見ると三日月でした。
去年は月見るの忘れてしまったから
今年は見るぞー!
「三日月」
投稿数100になりました!
🩵は940なので、 🩵は1000を
超えるように頑張ります!
たくさんの方々に様々な思いを
届けれればいいなと思います(?)
月が綺麗ですね、とは夏目漱石がI love youを訳した言葉だが、正直いって異議を申し上げたい。
本当に月が綺麗な時に、それを指摘するのが難しくなってしまった。夜歩いている時に空を見上げて、くっきりと月が見えていると少しだけ嬉しくなる。
【三日月】
なぜ人は星や月など空にあるものに願いを託すのだろう
キラキラしていて非現実的なのものとも捉えられるが
日常的に存在している、ちょっと上から目線なものたちに
毎日ドロドロとした真っ黒な感情を抱えながら
私の足を無理やり学校へと向かわせ
1日1日を生きている
こんな私にとって、あの空に浮かぶ『みんなの希望』は
眩しすぎる
そう思ってしまうのは、私がひねくれているからなのか?
私の願いを叶えるためには、いったいどこに願えばいいのだろう
何かに依存しないと生きられないのは
私だけだろうか
見上げることができなかった眩しい存在を
その満ち欠けの変化を
きちんと向き合うことができる自分になりたい
そして
それらをいつか一緒に見る大切な誰かに出逢いたい
『時風と巨悪』
色覚を彷徨い理性を留めない
考察を疑い原型を留めない
虚礼の挨拶は創意を殺す
黎明の剣は時風と巨悪を曝す
師弟無き労苦は諸行を攻める
紅麗某は忍を偲ぶ
桐明其れは秋風吹き荒れる様
緑青を操り現在を射止めない
肋膜を鍛え価値を射止めない
虚構の構文は意志を歪む
神明の盾は時風と巨悪を防ぐ
露呈無き労苦は諸行を攻める
緑麗某は恥を偲ぶ
黄麗其れは秋風吹き遊ぶ様
真に一線打ち付け刻む年月されとて無常
下僕に聞けば其れは楽夢と言う
魚を泳がせ遊ぶ様は礼楽の様だ
楽学を尊び狂風を崩せない
推察を歌い萃香を施せない
花明の講釈は随を歪む
髄膜の剣は時風と巨悪を制す
高潔なき労苦は額を攻める
鮮麗某は狼王を偲ぶ
狭額其れは冬風身に纏う様
創意とは満身だ
「お月様、怪獣に齧られちゃったの!?」
三日月を見て
可愛らしい感想を言っていた息子が
「月のサイクルを見てるとさ
一番、繊細で綺麗な月明かりだと思うんだよ」
望遠鏡を覗き込み
大人びた顔で欠けた月に笑んでいる
「昔は満月が大好きだったのに?」
欠けてしまった『あの頃』が寂しくて
少しだけ意地悪な発言をしたら
「あはは。ウサギを狙う怪獣はいないって
そりゃあ知ってるからね」
可愛らしく返された
#三日月
【三日月】
三日月と聞いて浮かぶのは上弦の月。
学生の頃は、月を眺めながら
帰り道を歩いていたけれど
今では日が暮れる前に帰らなくちゃならないから
月なんてめっきり見ていない。
今度はいつが満月なのだろう。
たまにはゆっくり空を眺めたい。
「ねえー、姫子ちゃん、また今度ナイトボート行かない?」
「何それ、ナイトボート?夜に何かやるの?」
放課後の教室、
放課後は姫子ちゃんに意地悪するクラスメートもいない。
だから大丈夫、
「うん!夜に近くの湖で星とか月とかを見るの!姫子ちゃんそーいうの好きじゃん!でも、姫子ちゃんの自由だけどね!」
あたしは姫子ちゃんが大好き、
優しくてほわほわしてて可愛い理想の女の子、
本当に憧れる。
だけどよくわからないんだけど姫子ちゃんのお母さんがいんしゅんてん?って奴をやったみたいで姫子ちゃんは色んな人にいっつも意地悪される。
姫子ちゃんは悪くないのに…。
「うーん、良いよ。だけど満月の夜がいいな。満月好きだから。」
「満月素敵だもんね!だけどあたし、三日月の方が好きかな、可愛いから」
「三日月も良いけど三日月はさみしい気がするの。満月は光り輝いてて何かさみしくないでしょ?」
「うーん、確かに三日月の夜って寂しい気がするよね。わかるよ。」
「うん!あ、そろそろお父さんがお仕事から帰って来る…。先帰るね。満月の夜にそのナイトボート行こ!」
「うん!ばいばーい!」
そしてあたしも帰ることにした。
「満月の夜はー、後何日寝たらくるのかな?」
帰ったらお母さんに聞こうっと!」
そして数日経った。
もうちょっとで満月かな?
楽しみ!
だけど、帰ったらお母さんは真っ青な顔で
「あのね、姫子ちゃんが交通事故で亡くなったそうよ。」
だって、
何で満月が来る前に死んじゃったの?
約束したのに、
皆は姫子ちゃんを可哀想可哀想って言うけどあたしも十分可哀想だよ。
大好きなお友達がいなくなったんだから。
結局ナイトボートは今日1人で来た。
星が全くなくて湖もどんより暗かった。
そして空に一つだけあるのは三日月、
「あぁ、今日は三日月か。早く満月にならないかな。」
(何これ、ちなみに姫子ちゃん達は小1設定です。)
三日月
⚠二次創作要素が入っています。⚠
⚠苦手な方は飛ばしてください。⚠
季節外れの桜が乱れる新緑の庭。
さらり、と気持ち良く流れる爽風。
一気に息を吸い込むと、存外に冷えた空気が入って来る
考え過ぎて熱を持った頭を冷やすのには丁度良かった。
「主よ、」
縁側に寝そべったままであった自分の体躯に
誰かの足がぶつかった。
「……その声は、”三日月宗近”?」
「あなや…何故こんなところで転がって居るんだ?
まだ冷え込むだろうに…」
ほんの少し顔を顰めて自分の手を取ろうと腰を低くした。
下から見上げても三日月宗近という男は美しい。
「三日月さんはさぁ、理想とかあるの」
「理想?」
ふむ、としゃがみこんだ姿勢のまま考え出した。
手は自分の手を握ったままだ。
三日月の映った──本当は打ち除けらしい─が映った瞳は
長い睫毛で覆い隠された。
月に叢雲、と言ったか、そこまで邪魔とは言わないが
彼の瞳が隠れてしまったのは自分にとって災難なことだ。
すぅ、と息を吸う音が聞こえた
「俺は生憎、そこまで理想、とはっきりと言えるものは
持ち合わせていないなぁ。」
「そうか」
「さりとて、無いというのもまた、得も言われぬし…」
数分考え込んだと思ったら殊に曖昧な返事を返す三日月。
これが周りの人たちに爺と言われる所以なのだろうか
「あぁ、そうだ。」
ぱっと目を明けた三日月は
まるで悪戯っ子の──若しくは短刀達─ような顔をして
「俺は主のような男前になりたいなぁ、」
細めた目には自分の顔が薄っすらと映っているのが見える
「未だ二十と少ししか生きていない癖に、数十、数百年の間刀剣として生きてきた俺達と、」
自分の手を握っていない、左手でそぅっと
「少なくとも、人の一人は殺したことのある俺や
他の刀剣達を笑顔で迎え」
壊れ物を扱うように瞼の辺りを撫で回す。
「俺達付喪神といえど、神と共に暮らすだなんて……少なくとも、”俺は”、主を尊敬し、審神者として認めているぞ?」
言い終わったと同時にぐいっと上に持ち上げられる。
「うわっ!?」
「はっはっはっは…取り敢えず、此処では
談笑するには寒すぎるなぁ。」
ちらりと視界の端に白が舞う
あなや、と三日月が庭を見遣る。
目線の先には同じ白に紛れた鶴丸が居た。
後ろには燭台切が付いている。
「…燭台切が居るなら、大丈夫、かな?」
「どうだろうなぁ」
微笑む姿は月明かりに照らされ優美に照っている。
「……三日月、行ってきていいか?」
「ちゃんと近侍を着けていくのなら、な」
ゆるりと縁側に足を落とすと、ギシリと軋む音が響いた。
何処からともなく、雪玉が飛んできた。
いつの間にか起きてきた短刀たちも交えて
雪合戦が始まっていたらしい。
吐く息が白く染まる。
見上げると、綺麗な三日月が空に浮かんでいる。
思わず横を見ると
そこには三日月は居なかった。
もう一度見上げた月は薄い雲に覆われそうになっていた。
気晴らしに窓辺で勉強していると
冷たい夜風と祭囃子の音が流れ込んできた。
集中力が途切れてしまった私は
視線を手元から窓の外へやる。
するとそこには輝く月がいた。
今夜は三日月のようだ。
半分以上欠けているのに
何故変わらず眩しいのだろう。
あの月も再び満ちてやがて満月となる。
私のこの努力もいつか実を結び
満ちるときが訪れるのだろうか。
そんなことを考えながら私は再びノートへ
視線を戻す。
受験勉強もラストスパート。
月のようになれなくても構わない。
今はただ期待を胸に抱きながら
出来る限りのことをしよう。
#三日月
「三日月」
0時。いつもの廃墟の屋上。
紫煙が、夜の街に溶ける。
特に何かあった訳では無い。
でも、刺激のない日々がつまらないのも事実で。
毎日毎日仕事をして、家に帰って。
恋人もいる。
一般的な、言ってしまえばどこまでも「平凡」な人生。
そんな中で、ふと考えて。
『生きている意味』はあるのか、と。
別に死にたい訳では無い。
でも、生きていても、楽しいことなんてない。
なんて言ってしまえば、怒られてしまうのだろうか。
ブラック企業なんて、今時珍しいものでもないし。
恋人からの愛なんて、所詮薄っぺらなものでしかない。
誰にも求められていない、この事実が心を強く締め付けた。
そんなものだと、割り切ってしまえばよかったのに。
「はは、」
このまま、いっそ、死んでしまおうか。
煙草を足で踏み潰す。
なんだか、どうでも良くなってきてしまった。
錆びたフェンスから身を乗り出す。
体が、ふわりとした感覚に包まれ……
パシッというような音がして、振り向くと誰かが手を掴んでいた。
「まに、あった……」
息を切らして言う彼に、見覚えはない。
「誰、ですか」
そう聞いても、答えてくれる気配はない。
「……」
沈黙が続く。
「……あの、なんで死のうとしたんですか」
「……なんとなく?」
「はぁ?」
「……でも強いて言うなら」
カチ、と煙草に火をつける。
「自分が生きることの必要性を感じなかったから、かな」
そう言うと、突然、肩を掴まれた。
「ぼくが、いくら貴方を見ているかも知らないで……
24時間365日いつでも貴方を助けられるのに。
僕は、あなたがいないと生きていけません」
あまり知らない人に、こんなことを言われるなんて。
ストーカー?少なくともヤバい人であることには変わりないはず……
脳で警鐘がなる。
だが、危険な好奇心が彼から逃げることを許さない。
ありがとうと言うと歪んだ笑みがこちらを向く。
少し生きてみてもいいかな、なんて。
思ってしまうのは既に少し壊れているから?
人の温かさを感じながら、苦い口付けを交わす。
嘲笑が、2人を見つめていた。
───────────────────────────
3時間睡眠+久々の文章
グダグダでごめんなさい……許して。
受験が終わったら、また戻ってきます。
では。
宙ノ海月
青白く ミステリアスな 輝きに
不思議な魔力 感ずる三日月
#三日月
【三日月】
沈む太陽
追いかけて
三日月の船
夜を漕ぐ
ゆらゆらゆらり
夜を漕ぐ
一番星を引き連れて
三日月の船
夜を漕ぐ
三日月
細長くて、、、、細い光が、私には、少し、頼もしくて、。
みかずき れい
三日月 零
それが、私が授かった名前。
けれど、私には少し輝きすぎていた。
つき
いつも私を導いてくれる三日月に、私は到底及ばない。
ねぇ、神様。
どうして私を、この名前にしてくれたの、?
昨年の1月9日のお題「三日月」が
私の「書く習慣」への
最初の投稿でした
皆さまから沢山の💙を頂いて
驚いたり喜んだりで
次の日のお題が楽しみだった事を
思い出します
ですが今日
丁度1年で同じお題では
少なからず
残念な気持ちになるのは
私の我儘でしょうか…
もしかして
明日のお題が
「20歳」とか「寒さが身に染みて」
だったりするのでしょうか…?
あまりお題に囚われずに
書きたい時に
書きたい事を
書けばいいだけのこと
ですね!
投稿2年目に入りました
これからもよろしくお願いします
# 三日月
昔から
日によって形を変える
月が
とても好き
『今日は三日月か』
明日はどんな形かな
お題 三日月
俺は長い間、ある場所を目指して旅に出ている。なんでもそこにはどのような病をも癒やす、なにかがあるのだそうだ。
三日月の形をした湖を目指せ。三日月の夜に照らされた湖面の水を汲め。その水には身体を癒やす不思議なチカラが籠もっている。
そう村長に言われて旅に出た。
旅に出てもう三週間経った。出会った人々に尋ねながら、この山の奥地にあると聞いて登って来た。
かなり険しい山道だった。俺は息を切らしながら歩いた。道中休憩を挟みながら歩いた。
そしてやっとその湖に辿り着いた。
三日月の形をした湖。特に変哲もない湖だ。本当にこの湖の水が、人を癒やすのだろうか。
俺は三日月が登る日までここに野営した。この山に登る前に三日分の食料は調達済みだ。だからゆっくりとその日まで待つ車にした。
そしてその日か来た。月が天頂へと登っていく。俺はゴムボートを用意して、月が湖を照らし出すのを待った。
やがて天頂へと登った月から、キラキラと光が湖面に向かって降りていく。降ってきた月明かりで湖面が照らされた。
俺はゴムボートでそこへ向かう。そして光を受けた湖面の水を、瓶に汲んで蓋をした。
ようやく念願の水を手に入れた。
この水さえあれば、俺は大金持ちになれる!
早速山を降りた。麓の村で、試しに病気の娘に飲ませてみた。すぐさま効いて元気になったのだ。
これはイケる!
俺は街に出て、アコギな商売を始めた。高額をふっかけて、庶民から金銭を巻き上げた。残りわずかになると、湖に出かけて水を汲みに行った。
あっという間に俺は大金持ちになった。俺は美女に囲まれ、酌をしてもらいながら肉を頬張る。何と言う幸せか……
そんな暴飲暴食の日々に明け暮れては健康であるはずがない。俺は今で言う生活習慣病、贅沢病になってしまった。
慌ててあの湖の水を求めて山に登った。必死で歩いた。俺はもっと生きたい。もっと遊びたいのだ。
山頂へ着いた俺は驚愕した。湖が干からびていたのだ。
俺は絶望感でいっぱいだった。そんな時だ。胸がぐっと鷲掴みにされるような感覚に襲われて地面に倒れた。
風景が暗くなっていく。
誰か助けて。
「もう、私を使って荒稼ぎはしませんか?」
誰か語りかけてくる。
「一度だけ助けましょう。もう二度と私を使って稼がないように。二度目はありませんよ」
口の中に水のようななにかが入った。俺はそれを飲んだ。すっと痛みが収まり苦しさが無くなる。
俺は大量の脂汗をかいて、ぐったりと横たわる。苦しかった息が整う。
俺はなんて事をしたんだ。こんな苦しい思いをする人達から金品を巻き上げてたなんて馬鹿だった。
それから山を下りた俺は、荒稼ぎした金銭を投げ売って病院を建てた。高名な医師と薬師を集めて、多くの患者を癒やせるようにだ。
もうあんな苦しい思いを、他の者に味あわせたくなかったからだ。
あの時の声が誰かは分からない。だが、あの時助けられたのは確かだ。誰かに助けられたから、助けられた者の気持ちが分かった。
だからもう二度とあの水で稼ぐのはやめる。金で相手を踏みにじりたくないから。
仕事帰りに
上弦の『三日月』が
目に飛び込んできた
飛び込んできたというのは
ちょっと大袈裟すぎるが
月を見ようとした
わけではない
気がつけば、月が視界に入り
「今夜は三日月か…」と
思う程度である
そんな適当なわたしを
あの月はいつも許してくれる
静かで優しい…
行ってみたい…
まー
三日月ってずるい。
満月も好きだけど、三日月はなんか絵になるからずるい。
三日月モチーフのアクセサリーは可愛いし、あの形を椅子に見立てたり、船に見立てたり、鎌や弓や剣に見立てたり。三日月そのものを人の顔に見立てたり。
あの形に何を見出すか、でその人の思考が何となく分かる気がする。
「で、アンタにはあれが何に見えるわけ?」
「爪」
「爪?」
「ちょっと伸びた貴女の爪」
「……」
「貴女の爪の先の白いところがちょっと伸びてるの、綺麗で好きなの」
「……そう」
「あ、照れてる?」
「うるさいよ」
END
「三日月」