『時風と巨悪』
色覚を彷徨い理性を留めない
考察を疑い原型を留めない
虚礼の挨拶は創意を殺す
黎明の剣は時風と巨悪を曝す
師弟無き労苦は諸行を攻める
紅麗某は忍を偲ぶ
桐明其れは秋風吹き荒れる様
緑青を操り現在を射止めない
肋膜を鍛え価値を射止めない
虚構の構文は意志を歪む
神明の盾は時風と巨悪を防ぐ
露呈無き労苦は諸行を攻める
緑麗某は恥を偲ぶ
黄麗其れは秋風吹き遊ぶ様
真に一線打ち付け刻む年月されとて無常
下僕に聞けば其れは楽夢と言う
魚を泳がせ遊ぶ様は礼楽の様だ
楽学を尊び狂風を崩せない
推察を歌い萃香を施せない
花明の講釈は随を歪む
髄膜の剣は時風と巨悪を制す
高潔なき労苦は額を攻める
鮮麗某は狼王を偲ぶ
狭額其れは冬風身に纏う様
創意とは満身だ
1/9/2024, 12:24:52 PM