三日月』の作文集

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三日月』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/9/2023, 1:12:56 PM

「三日月」

満月より欠けている月の方が好きだと思った。

満月も確かに綺麗だが、まるい月はあまりにも綺麗すぎて親近感が湧かない。

月に親近感も何もないかもしれないが、欠けている方が身近に感じられる。

無意識に人と月を重ねてしまったのかもしれない。

完璧な人よりも、どこか苦手な部分や嫌いなものがある人の方が身近に感じられる。

完璧な人が悪いと言っているわけではない。
ただ雲の上の存在なきがして親近感が持ちにくい。

月も人もどこか欠けている、欠点があるからこそ、より美しく見えると思った。

弱みや苦手も時には隠さずさらけ出した方が、
その人がより美しく輝く時がある。

欠けてる月も、少しづつ日を重ねる事に丸くなっていく。

その過程が、人でいう努力の過程のようで少しづつ成長していくそんな様子を表しているように感じられた。

逆に満月から少しづつ欠けていく月は、困難や苦難が襲いかかり調子が出ない時期なよう。

それでもいつか必ず満月になるのだ。
努力はいつかどんな形になろうと報われる、
そんな事を教えてくれているように感じた。

夜空に輝く月を見てそんな妄想をしてみた。

1/9/2023, 1:12:26 PM

みわくてきな ひかりをはなつ

かげをかかえた そのからだ

づいぶんながく じくうをこえて

きれながすがたで みりょうする

1/9/2023, 1:10:49 PM

『三日月』


君が三日月だったから

私の心を突き刺した

君が半月だったなら

君が満月だったなら

こんなに深くは刺さらなかった

この傷が癒えるには

三日月《さんかげつ》はかかるだろう

1/9/2023, 1:09:48 PM

三日月

先月に久しぶりに

綺麗な三日月を見た

満月や満月に近いと

目につきやすいが

三日月が綺麗だと

思ったのは久しぶりだった

月を見ていると

なんだか気持ちがホッとした

1/9/2023, 1:09:32 PM

三日月

とは少しかけ離れた保育所の記憶。

いつも十五夜の日は、みんなできなこ団子を手づくり。

そのかすか残る「楽しかった」残感は「月」という漢字を感覚的に肯定してくれる。

1/9/2023, 1:08:39 PM

三日月って、なんで2日目でも4日目でもなくて三日なんだろうと思ったりもするけど、やっぱり3って切りが良いからかな?

二日目の月のことは繊月っていうみたいだけど、あんまりメジャーじゃないもんね。「せんげつ」だと「先月?」とかなっちゃうけど、「三日月」は「みかづき」だけだし、音の響きも良いよね。

まんまるなお月さまも見てテンション上がるけど、三日月の形もテンション上がる!(本当は三日のじゃなくても)猫の爪で夜空を引っ掻いたようなあのシャープな形が美しい。

昔の人は三日月の夜に何を考えてたんだろうか。月が控えめな分、星の輝きも美しかっただろうな。

1/9/2023, 1:08:12 PM

三日月


私はオルフェンズの三日月が好きだ。

敵が殺してくれ!
って言ったら
殺してあげる優しさ。
好き。

1/9/2023, 1:06:07 PM

『三日月』


 「すごい。あの三日月、燃えてるみたい。」
 見上げた空に沈みゆく三日月が、オレンジ色に暗く染まっている。
 「大気圏突入してるみたいだな。」
 昔見たSFアニメを思い出し、ちょっと高揚感を覚える。
 「月っていろんな顔があるから、毎日一緒に生きてる気がする。」
 月の満ち欠けに、生きてることを重ねる彼女の眼差しは、生き生きと輝いている。
 「女性の心変わりと一緒かな。」
 なんとなく口をついた言葉に、彼女は途端にムッとする。
 「私は心変わりしないもん!」
 子供っぽい拗ね方が可愛い。クスッと笑いを溢して、彼女の頭を撫でた。
 「コロコロ変わる表情は可愛い。」
 「もー!馬鹿にしてるでしょ!」
 クスクス笑って、そんなことないよと取り繕う。
 「光が当たる角度によって、いろんな表情が見れるのは楽しいよ。」
 まだへの字口をしながら、ちょっとだけ納得したように押し黙って、
 「……でも、私の気持ちは変わらないんだからね!」
 俺に向き直って、じっと俺の目を見つめる。真面目なところは変わらないな。
 「うん。ずっと、そうだといいな。」
 あの月がたとえ燃え尽きてしまったとしても、ずっと、地球の傍に在って欲しい。
 「君の満ち欠けをずっと見守っていたいよ。」
 彼女はやっと満足したように、フフッと笑って、笑顔を綻ばせた。
 三日月のような目をして。

1/9/2023, 1:03:24 PM

テーマ:三日月 #58

ナァーン
「どうした? こはく」
俺は壁を引っ掻こうとしている黒猫、こはくに言った。声をかけるとこはくは俺の方を見て
ナァーン
もう一度鳴く。壁のある方にはカーテンの掛かった出窓がある。カーテンを開けたいのか? 俺はそう思ってカーテンに手をかける。
窓の外には暗い夜が広がっていた。星が綺麗に輝く中、一際目立つのは三日月だった。
ナァーン
こはくが鳴く。出窓には少しスペースがあるためそこに下ろしてやるとこはくは尻尾をピンと立てた。
「こはく?」
俺がそう言うが何も言わない。俺はどうしたものかとこはくの目を見た。カッと開かれた丸い目を見て何も言えなくなった。
急に何も考えられなくなった。

「…きて。起きてよぉ…」
そういう声が聞こえる。俺の体は揺すられた。
「ん…。なんだ?」
俺は目を覚ますと同時に妙な感覚に陥る。
なんか、体がおかしい。それに…俺は一人暮らしなのに…。じゃあ、今のは…?
「よかったぁ…起きてくれた。主人!」
俺は体を伸ばした。その時俺の姿が人間じゃないことを知った。黒く、毛むくじゃらな体。それは……。
「あれ…。俺…。猫…?」
「ごめんね、主人。ワタシ、化け黒猫なの。月が三日月になると人間の姿になっちゃうの…。それで…なぜか主人は猫に……」
「は…?」
俺は信じられなかった。
え…? 嘘だろ?
ってか、ここにいる女は誰だ…?
「えっと…どちら様?」
「え、主人。わからないんですか?」
主人とさっきから言われているが…。いつメイド喫茶に足を踏み入れたのだろう…。
にしてもこの女の服装…。何処か見覚えのあるような…。
「わたしはこはくですよ! こはく!」
「こはくはうちの猫で…」
猫…そう。今の俺にそっくりな…。
「は? ってことは俺が猫になってる間、こはくが人間ってことか?」
「だから! さっきからそう言ってるじゃないですか!!」
「でも、本当にこはくなのか…?」
「この目が私の証です」
そう言ってズイッと寄られる。きれいな顔立ちの女に寄られ少し焦ったが、目ですぐにわかった。
これはこはくだ。って。
「なんだかわからんが…。なっちまったのはしょうがないしどうにか耐えるしかないなぁ…」
「すみません…。私のせいで…」
いや…そんなことない。気を聞いたことを言おうとしたが、口には出てこなかった。こはくが化け猫なんて知らなかったし。
正直に言えば混乱で、頭が回らなくなっていたからだ。
これからどうするか…。

1/9/2023, 1:00:13 PM

満月から段々欠けて
月は三日月になる

三日月になった月はいずれ
夜空に消えてゆく


以前美しく輝こうとしていた月
もう欠けていくばかりになった月




私たちが満月の月の光を
無責任に眺めている時
もう月は欠け始めている

私たちが三日月を少し
欠けてきたと認識した時
もう月は消えかけている



私というただ消える
ばかりになった人間

月という欠けていく
ばかりになった宇宙の星

何処か似ているけれど
そんな三日月が好きだけれど

でも、絶対に交わらない


だって三日月はいつか必ず
満月に返り咲くのに
私は貴女がいないと満月には
なれないのだもの


儚く消えた後、また必ず光り輝く月と
貴女の傍という幻想の中でしか
満月になれない私




だから私は三日月を
大好きだけど大嫌い

1/9/2023, 12:55:25 PM

「ふうん、今夜は三日月なんだね」
極めて他人事のように言う。
なぜ他人事か?ってのは、私が月に住んでるから。全貌なんて見えやしないもの。

1/9/2023, 12:55:07 PM

三日月

あの光景だけが忘れられない!

本当に綺麗な夜だった!

紅月のような燃えるような赤!

満月の様なくりくりの瞳

半分を失った半月のように自分の片割れを探し伸びる腕

全く見えなくなる新月のように消えてしまった命

ほら、思い出すだけでも気持ちが高ぶる!

見て?僕の顔にニコリ三日月が浮かぶ

1/9/2023, 12:51:05 PM

三日月か、最近見てないな
いや、満月すら分からない目には
見たとしても見えないか、
いつも暗いところで課題やスマホをしたり
太陽や光を見たりして目を痛めたり
どれだけ悪くしたら気が済むんだろ
どれだけ悪くなったら悪くならないんだろ
どれだけ悪ければ何も見えなくなるんだろ
目は悪いけど耳は良いんだよね。
いや、そうでも無いか、
私の耳は聞きたい情報は聞こえなくて
聞きたくない情報は聞こえてきてしまう
変な耳だ、なんでだろうね
友達の話とか先生の話とか頭に入らない
聞いているのに、
頭に入らないなら聞いてないのかな
ものすごく聞きたいのに聞こえない
聞こうとしてるのに
聞こうと努力してるのに


【三日月】のお題からかけ離れた文だな
もうちょっとお題に沿って書かないか?
・・・話を戻そう。
お前はその話に興味がないだけではないか?
合ってないならぼーっとしてるだけだ
合っていれば違う理由だ
恐らく理由は『人に興味がない』
お前は相手が喋っている時
聞き耳を立てていると思うが、
心のどこかで人が喋っているとしか思わず
聞き耳を立てていないんじゃないか?
もう少し人に興味を持て
それでも無理なら…
深呼吸をしろ、落ち着け、

※これは作者自身が作者自身に向けた言葉です
傷つけてしまいましたら申し訳ありません。

1/9/2023, 12:42:29 PM

―三日月―

いつもそう
心が落ち着かない日や、
眠れない夜は、
窓の外を眺める

今夜の窓から見えたのは、
窓の形に四角く切り取られた密度の濃い夜と、
それを蝕むように茂る深い緑
そして、その存在を雲の隙間から
ほんのりと浮かび上がらせる、三日月

あの細く、糸のような光でも
ちゃんと存在感があって

私の名にも、月という字が与えられているのに

この狭い部屋の中で、何も出来ない無力な私と
あの月とじゃ、存在がまるで違う
私は月を真似ただけのすっぽんだ

ぼんやりとそんなことを考えていると、
ただでさえ眠れない夜なのに、
嫌なことを思い出してしまった

あぁ、そうだ

―あの三日月が満ちて、
満月になる頃には、私はもう…―

1/9/2023, 12:39:57 PM

三日月と言えば、

RCサクセションの「多摩蘭坂」

おつきさま、わらってる

きみのくちに、にてる、、、

キスしておくれよ

まどから、、、

1/9/2023, 12:34:57 PM

『三日月』

ぼやけてにじむ三日月の輪郭

あぁ、そうか

もう二度と

眠るひつじの目を見上げ

ポロポロポロポロ

みつめているのは

どこまでもついてくる三日月だけ

1/9/2023, 12:29:13 PM

淡くぼんやりと光る三日月に


向かって手を伸ばす。


やっぱり、届かなくて、月は、掴めない。


届かないモノに手を伸ばしてしまうのは


どうしてだろう。


掴めないと知っているのに、諦められないのは


光を求めているからだろうか。


夜空を照らす三日月は、あまりにやさしくて


静かで儚くて


何故だか無性に泣きたくなった。






#__三日月__

1/9/2023, 12:15:33 PM

三日月


三日月のゆりかごで寝たら、ぐっすり眠れそう
雲の布団をかぶって、ゆらゆら揺られたい

47歳のおとなが、“三日月”というお題で妄想中

1/9/2023, 12:12:24 PM

「君にお願いがある。
 もしこの世界が終わるなら
 僕は君と一緒にその瞬間が見たい」

 私が彼にそんな事を言われたのは、彼の恒例の天体観測に付き合った、寒い冬の晩だった。三日月の仄かな明かりと星々が輝く星月夜の晩。
 最新の望遠鏡の調子を見ていた彼は、望遠鏡の焦点を定めると、ふいに、椅子を寄せて隣に座っていた私を真剣な眼差しで見つめてきてそう言った。
 私は、婚約者の真剣な表情に高鳴る鼓動も熱くなっていく頬も知らぬふり、小首をかしげてみせる。

「この世界が滅ぶのなんて、ずっとずっと未来の話じゃない?
 私もあなたも生きていないわ」
「いや、判らないよ?
 巨大な隕石が落ちてきたら、今の文明はひとたまりもない。下手したらそれでこの星は終わるかもしれない――――というのは冗談だけど。
 もしも、の話だよ」

 彼は真剣な顔を破顔させ、もしもそうなったら、と念押しのように言った。そして、だめ? と眉を下げてくる。
 私は、彼のその表情に弱い。
 きゅう、となった心臓に、どこまで彼は計算づくなのかと愛しさ半分少し憎たらしくも思いつつ、タイミングが合えば、と可愛くない返事をした。
「もし、その時一緒にいたら、一緒に見るわ」
 その私の済ました言い分に、そんなこと! と彼はさも当たり前のようにこう言う。
「居なかったときは君を捜すよ。
 じゃあ、手を繋いで一緒に見ようね?」
 そう言って自信満々に差し出してくる小指に、私は、強がるのをやめて小指を絡めた。だいたい、強がっても彼の前には無力なのだった。だって大好きな大好きなひとだから。
 だからさっきから熱い頬のまま、にっこり微笑んでこう返す。
「私もあなたを捜すわ!
 手を繋いで一緒に。約束よ?」
 そう言って絡めた小指を軽く握り込めば、息を呑んだ音のついで、彼も強く小指を握り返してくる。 
 瞑っていた目を開けると、とびきりの笑顔に迎えられた。
『約束!』
 二人して額を擦りつけあい、クスクスと笑いあう。
 そうして始まった天体観測の最中、私は彼と同じ星々を望遠鏡で観測して、ミルクティーを飲みながらこんなことを考えていた。

 この世界の滅びなんて大層なものでなくとも、人一人の世界の終わりは死だろう。
 ならばさっきの約束は、どちらかの死の瞬間、手を繋いで一緒にいてほしいと言われたに等しいのではないか。

 その考えは、すでに貰っているプロポーズをもう一度貰ったかのようで、私の心臓をずっと高鳴らせている。

1/9/2023, 12:08:31 PM

#22真っ暗な夜空に輝く月。三日月がすごく美しかった。

___三日月

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