『三日月』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
三日月
街頭のない暗い帰り道
今にも消えそうな満ち欠けが
今日も頑張ったね
大丈夫だよ
今日の嫌なことは忘れていいよ
きっと明日はいい日になるって
励ましてくれている
だから、真っ直ぐ
月明かりが照らす光の方へ
未来へと進もう
明日が今日よりいい日になるように
『三日月』
切れ長の三日月。
月の大部分が見えていなくても、あの細長い
シルエットだけで、夜空に際立つ。一部というのが
いい味になっているのだろうか。
三日月の浮かぶ夜空に、想いを浮かべるのも
楽しい時間かもしれない。
三日月
三日月を見ると
かわいいな、思う
満月を見ると
ラッキーと思う
半分の月を見ると
あんなにきれいに半分に、と思う
同じ月なのに見え方が違う
不思議だ
だから月を見ちゃうんだろうなあ
眠れない夜は月を見るといいと言われたので
さっそくやってみようと思う
幸い私のベッドには脇に窓がある
午前2時を過ぎて、冴え渡った目線を月に向けると
ひんやりとした三日月が真っ暗な夜空に佇んでいた
それは眠れない私を小馬鹿にするようにひしゃげているようにも見えれば
嫋やかな美しさをもって下界を照らしているようにも見える
見続けて何時間たった頃だろう
やがて三日月の輪郭がどろりと溶けて
白濁のインクが零れ始めた
それはこぼれた先で泥濘となり、
白いぬかるみの中から何かがゆっくりと芽生えている
それは緩やかに成長を続け、
上へと向かって立ち上がる
次第にこぼれそうなほどに大きな蕾を携えて
艶やかな蓮の花がゆっくりと花開く
と同時に私の目は開いていた
状況がわからず数回瞬きをすると、
今まで見ていた三日月はその姿を忽然と消して
私の視界は青一面を捉えていた
『とんだケーキの残し方』
三日月の形でケーキは皿上で夜空を見上げる
私はこんな型で残ってる 苺の髪飾りもとうに無い
ねずみが来るんじゃあないかってドキドキしてる
どうせだったらきれいさっぱり食べられたい
乾くのも腐るのも散らかるのもごめんだよ
きれいさっぱり食べられたい
三日月
不完全だけど…
あなたがいれば…
それでいい
あなたがいれば
三日月🌙のように
欠けている部分を
愛せるから…
月を私とすると
私は三日月
表として
光に照らされている部分があって
裏は
闇として見えない部分がある
裏っていうのは
【悪い性格】と意味ではない
ただ見せたいと思わないし
自分のスイッチのような感じだ
でもきついとも感じない
どちらも私の居ることができる
落ち着ける居場所だ
だからこそ
表で見られている部分は
美しいと思われたい
『 三日月 』のように
「三日月」
とあるグループが歌っていたタイトルを思
い出した。
歳を重ねるごとにアイドルとは思えない歌
唱力なっていき、特にハーモニーがひとき
わ私に印象を残した。
三日月の夜は何となく切なくなる。
三日月
三日月は満月と違って少しかけている。
だけど何故か好きだ。何故だろう。
考えてみると、三日月は私たちに似ているのではないだろうか。
完璧ではなく少しかけている。
でも徐々に満月に近づいていく。そんなところも似ていると思う。
だから私は、三日月も好きなのだろう。
見えない今日
見えるとニコッこり
太陽はいつも丸いけど
月は変化する。
人は月なのかも
夜空で輝く星と
共に過ごす月
月は毎日形を変え輝く
【三日月】
#三日月
三日月に腰掛けて
人間界を覗いてみたい
そして
神様の真似事をちょっとだけしてみたい
人を騙す 欺く
女を泣かす
極悪非道
猫を苛める
等など…
どうせ地獄に堕ちる奴をつまみだして
存在を吹き消してやりたい…
生殺与奪…
生き死にを決められるのは神のみ
その力を与えられたとして
神のように慈悲深くなれるだろうか?
即答 なれない!
悪人がいない世の中に
ストレスは無い
それだけで幸せだ…
それが一番いい…
🌈黒猫のつぶやき🌈
そういう本人が
消されちゃう側だったりして…(笑)
ごく最近まで月が綺麗だなんて思った事がなかった。中秋の名月だとかお月見だとか、何の意味があるんだろう、くらいにしか思ってなかった。せいぜいお団子を食べて、季節の移ろいを楽しむ姿を演じてきた。だが最近は夜歩く時は真っ先に夜空の月が目に入る自分がいて驚く。実家からの帰り道は日に日に変わる三日月を見ながら、自分が見ている空を兄と共有したくなる。兄も月が綺麗に思うのだろうか?
「三日月」
哀しさに明け暮れていた時に
僕の心のように欠けた三日月が
僕を慰めるように照らしてくれた
サトル、今日まで騙してきたことを許して欲しい。俺は君の父親ではない…この約束の日まで父親代わりとして君を守るよう頼まれたんだ。
君の本当の父、ソウイチに。
彼が生きている事を奴らが知れば、君の生命も危険に晒されるだろう。もはや君の存在は地球の命運さえ左右する。
機は熟した。
往来を絶たれたルートの復旧。ようやく目処が着く。火星へ繋ぐ"マーズ・ゲート"だ。
明日の未明。三日月が見えるわずかな時間だけゲートが開く。青空神社の鳥居をくぐれば分かる。
こんな大事な事を単刀直入に伝えるしか出来なくて、本当に申し訳ない。
全てに決着が着いたら、これからは本当の父親との時間を大切にしてほしい。
そして今までありがとう。
三日月
明日は四日月
そして明後日は五日月
・・・何日か続けてみようかな?
言葉の意味と実際の情景
合うわけないのよ!
現実と理想
そんな乖離はあるよね?
君が嫌いないになる意味わかるよ
今一瞬
すれ違ってるからね
ああ!嫌い!大好き
でも好き!好き!
ああ!神様!
矛盾に狂ってもいいですか?
三日月
好きです付き合ってください。
話したこともないクラスメイトに告白された。
正直驚きでいっぱいだ。
無口で本が好きな子、
という印象しかなかった。
なんて答えればいいか悩みに悩んで、
友達からよろしくお願いします。
と返してしまった。
窓の外を見上げると、
三日月が浮かんでいた。
お題 三日月
まだお互いを知らない二人に戻れたら
良かったねとあなたは言いながら
知らない景色の中へ歩いて行ったね
今夜は三日月が街を照らしている
あなたもこの三日月に照らされているのね
私の知らないどこかで
きれいな歌を歌ってみたいと思った。
負けたくないとか、曲げたくないとか、
そんな事を考えてる私を見透かすように、
きれいに欠けて
きれいに歪んだ月が嘲笑ってる。
今日くらいは
流れ星のいぬ間に
愛を叫んだっていいじゃない。
『三日月』
貴方は三日月が好きと私に楽しそうに話す。
仲の良かった子が好きだったらしい。私は興味がないけれど
貴方の話に耳を傾ける。三日月はね、って話す君の顔は何故か悲しそう。私はそんな為に話を聴いてる訳じゃない。
でも、この顔を見られるのはもっと嫌だから貴方を抱きしめた。貴方は三日月を見て私にこう言った。
「好きじゃない」その言葉には本当嫌気がさすよ。
私は三日月なんて好きじゃない。でも1人で見る三日月は
好きなの。貴方と云う人を忘れない為に。
貴方は今でも三日月好きだったり、するのかな、。