『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりに顔を合わせた時、会えて嬉しいと笑って手を差し出してくれる人がいる、ということが、わたしにはどうしても、一筋の光のように思えるのです。
隣にいてくれることは決して当たり前ではなく、そこにきちんと意志があって、隣にいることを選んでくれた。それはとても幸せなことで、ありがたいことで。
わたしも誰かの、そんな人でありたいと、思うのです。
何も感じない感情
嬉しいも悲しいも心が反応しなくなった
ただ映像が流れているだけのような毎日
食べることも寝ることも
ただ生きるためだけの行動
そんな毎日だったのに
煩わしく毎日話しかけてきて
いつの間にか心に入り込んできた貴方
ただ面白いからとゲーム感覚でいるなら
もう寄って来ないで
傷つきたくないから
わかっているのに
貴方を意識してしまうのは
もう手遅れなのかな
「一筋の光」
一筋の光
大抵の人は、神々しいとか救いの光みたいな想像しそうですし、言葉の意味でも光明的なものですが。
そこは皆さんにお任せして、私は逆に闇に閉ざされていく感じのお話を。
私が中学生の頃、今のように夕方ともなると外は暗くなりまして、5時過ぎには真っ暗になります。
そんな状況で一度閉じ込められたことがありまして。
まあいつものいじめですけど、ある施設の物置で片付けをしていた際に、外鍵を掛けられて出られず。
ちょうど窓も木陰にあるはめ殺しの窓で、照明も外側にスイッチがあるので付けられず。
当時は携帯電話を持つのは大人ばかりですし、私も光るものは持っていません。
唯一の光源は古びた入口の蝶番側の隙間から数センチの差すうっすらとした光。
闇に支配されずにすみ、すがるように顔を近づけ、開けてーーーと声を出すものの反応なし。
その光が支えだったのに、しばらくして一切消え闇の世界に。
そうか、外の電気も消えたんだ。
そう思い絶望感が襲った瞬間、いきなり扉がドンドン!!と叩かれました。
「誰かいるか!?」
それと同時にまた隙間さす光。
闇と光が交互に行き交い扉を叩く音に安堵した私は、いつの間にか気を失っていたそうです。
その後一度去った管理者さんが再度訪れ、鍵を開けて私を発見したらしく、気づいた時には家に帰っていました。
あの一筋の光が消えた瞬間の恐怖と、実は管理者さんが扉の前に立ったから光が消えたこと。
闇に救われたとも言えるような体験は、数十年経った今も忘れられません。
ちなみにその管理者さん。
私も声だけは聞いていて、勝手に管理者さんと呼んでいますが、誰かは知りません。
きっとそうだろうなと思っているだけです。
しかし管理者さんと思いきや、そんな人物誰も知らないし、あそこは普段誰もいないはずという後日談があるのですが……それはまた、別の話。
【一筋の光】
〜大森さんへ〜
貴方は私に
希望をくれた。
愛情を教えてくれた。
生きる意味を教えてくれた。
貴方がいてくれたから
一筋の光が差した。
私は、貴方がどんな苦しい思いをしながら
生きてきたのかはわかりません。
けれど、いつも寄り添ってくれる貴方。
貴方には幸せになって欲しいと思っています。
夜中に水が飲みたくなって、暗がりで冷蔵庫の扉を開けた時に漏れる庫内灯。
その一筋の光、とても助かります。
いつからついた機能なのかわかりませんが、家電は基本的に優しさでできていると思っています。
【お題:一筋の光】
一筋の光
君は一筋の光だ
君がいてくれれば俺はそれでいいそれが俺にとっては幸せなことなのだ。
だからこれからも俺と一緒にいて欲しい
「今日、とあちゃんと‥たくさん遊んだの。」と保育園の帰り道子供か言う。
「なにして、遊んだの?」と答える。
「うんとね‥。お絵描きして‥絵描いて‥
お歌歌って‥‥いっばぁーいお話したの。」
つないでない腕を回して、いっぱいを母に伝えてくれる。
子供にとって何で遊んだ事よりも
大好きなお友達と一緒に遊んだ事の方が大切だようだ。
家路につきながら、ゆっくりと子供の話しを聞ける時。
子供にとっては1日の中で母を独り占めできる時。
懐かしい思い出。
【一筋の光】
変わらない日々に嫌気が差す。
毎日学校へ行って、ただ授業を受けて帰る。
話す友達もいないし、一生懸命になれる部活もない。
青春も人生も無駄にするのだと思っていた。
どんよりした今にも雨が降りそうな空のようだった。
何気なくスクロールしていたスマホの画面。
あるクリエイターさんの動画を見た瞬間、一筋の光が差した。
短い時間で人の心を掴み、記憶に残る。
明るい口調と表情の裏には、きっと血の滲むような努力がある。
そのことに気づいて息が止まりそうになった。
人生を無駄にしている場合じゃない。
この人みたいになりたい。
暖かい布団を抜け出して、明るく電気をつける。
勉強机の上を綺麗にして、教科書を広げる。
シャーペンを持って手を動かせば、
見えない未来に向かって手を伸ばし始めた。
fin.
ああ雲の切れ目から、明かりが少し漏れてる
って歌詞の歌を昔聞いたことがある。
酷く落ち込んだ時に
偶然歌詞のような光景を目の当たりにして
少しだけ笑えるようになれたのを思い出した。
(一筋の光)
【一筋の光】
今は書けそうにないのですが、一応キープしておきます
お題『一筋の光』
1学期テスト期間が始まった初日。HR(ホームルーム)後、教室のドアに指を掛けた直後僕はまたしても大神に呼び止められた。
大神「船星〜。話あるから帰らんといてぇ!!」
船星「話って何?僕はありませんけど……」
大神「そう言うなって(笑)まぁ立ち話もなんやし座りぃや」
言われるがまま僕は大神の前の席に座った。
あの遠足以来二人きっりで話をするのは初めてだ。あの時言いそびれた誤解を解くチャンスだ。しかし僕を呼んだのは大神だ。自分の話をするのはそれからにしよう。
船星「失礼します……で話って何?」
大神「お前、最近めっちゃ暗かったやん。ナンパの失敗がものすっごいショック受けてんのかな思うてなぁ。俺そこで思ったんや!もう1回あの子らをナンパしてみようってな!どうや?」
船星「ま、またナンパ!?僕はもう嫌だよ」
大神「何言うてんねん!1回目がダメでも2回目なら大丈夫かも知れんやろ!今度は作戦立ててみようや!」
そう言って大神は僕を強引にまたナンパに誘った。ナンパの誤解が解けると思い一筋の光が見えたのは僕の勘違いだった。
End
とても疲れて帰ってきたのに、家の扉を前にして、血の気が引いた。
スーツケースの横に、手持ちの荷物を全部置く。慌ててバックの中を漁るけど、中身はぐちゃぐちゃだ。常々直したいと思っていた私の悪い癖。まさかこんな形で後悔することになるとは思わなかった。
片道約六時間。新幹線と電車を乗り継いで、実家からやっと戻って来た、大学生一人暮らしの家の前。
肝心の鍵がどこにもない。
やばい、頭が真っ白だ。こういう時は、どうしたらいいんだっけ。
全く回らない頭を何とか捻って、管理会社に電話することを思いついたけど、電話番号を控えてない。というかそれ以前に、今は日曜の二十時過ぎ。電話できたところで絶対繋がらない。詰んでる。もうやだ。
扉の前にずるずるとしゃがみ、深くため息をつく。
思えば、今日は初めから散々だった。電車に乗り遅れたり、新幹線の指定席が使えなくなったから自由席に乗ったら、人が多すぎて座れなかったり。その後もなんだかんだずっと立ちっぱなしだったから、途中で脳貧血を起こしかけたし。
やっと帰ってきてもう一歩も動きたくないのに、家に入れない。泣きたい。
思い返していたら本当に鼻の奥がツンとしてきて、慌てて上を向く。泣いたら本当にみじめになる。泣くな。
でも、どうしよう。この辺は都会という程でもない。車がないとどこにも行けない地方と違って、徒歩圏内にスーパーやコンビニ、飲食店はちょこちょこあるけど。ネカフェとか漫喫とか、そういったのは全然ないし。
唯一希望があるとするなら、大学からできた友達が、一人近くに住んでいること。
でも、間違いなく迷惑だ。迷惑かけて嫌われたくない。
何とか自分一人でどうにかできないかと考えるけど、しばらくしても何も浮かんで来なかった。
悩みながら開いてみたスマホの充電残量は一桁になっていて、悠長にメッセージを送っている暇もないのかもと思うと、ますます焦る。
とっさに勢いで電話をかけてから、じわりと後悔が襲ってきた。
やっぱり、やめておけば良かったかな。嫌われたらどうしよう。せっかく仲良くなったのに。
耳元で呼び出し音が途切れて、もしもし、と電話口から聞こえた声に、返す言葉は少し震えて。
『え、何。どした? なんか死にそうな声してない?』
「……ごめん、あの、……今、家?」
『そうだけど』
「忙しい……?」
『特に……え、ほんと何?』
唇が乾く。心臓がうるさい。
迷いながらもぽつり、ぽつりと現状を説明する。話しながらも、頭の中は悪い予感でいっぱいで。
でも、返ってきた友達の声音は、あまりにもあっさりとしていた。
『いーよ、そしたらうち泊まりにおいで』
え、と数秒時が止まる。もしかして気を遣わせてしまったんじゃ、と勘ぐったけど、全然そんな感じの声じゃない。
大丈夫、なのかな。迷惑じゃない? 本当に?
「……い、いの……?」
『ただ、今はちょっと部屋散らかっててさ。んー……三十分くらい時間潰しててくれる? 駅前のスーパー遅くまでやってるでしょ。そこに居てよ。後で迎えに行くから』
想像していた最悪とは百八十度違う現実に、力が抜ける。
優しすぎか。
急に優しくされると、緊張の糸が切れそうになるからやめて欲しい。涙出てきた。
「うー……ありがとう……」
『はいはい、遅いから気をつけてね』
鼻を啜りながら、お菓子買ってく、と言うと、じゃあパーティしよと軽く返された。聖人なのかもしれない。
あまりにも大好き過ぎるので、これからありったけの貢ぎ物を買い込んで行こうと思う。
/『一筋の光』
一筋の光は、私の味方になってくれるのだろうか。
今はまだ暗夜を彷徨い歩き、ここから抜け出せそうにない。
揺れる気持ち、、きしむ心...。携えた言葉を伝える人もなく、私は今日も粛々と生きてゆく。
葉瀬(ようせ)は眩しさで目が覚める。キョロ、と目を動かすとカーテンの隙間から太陽が見えて、思わず目を瞑る。
何時だ、と昨日スマホを置いた辺りを手で触る。固い感触がしてそれを持ち上げ、電源をつける。時刻は午前6時ちょっと前。
まだ寝られる、とスマホを閉じて、光が差し込むカーテンを閉めようとする。
しかし、ベッドから出ることは出来なかった。
後ろにくっついた彼が、葉瀬のお腹に手を回していたのだ。おかげで葉瀬はベッドから動けない。
仕方なく寝返りを打って、彼を正面から抱きしめるように眠る。寝返りを打つ時は慎重に。
そうやって自分と同じくらいで、肩幅が少し大きい彼を抱き枕代わりにした。
葉瀬はそのまま、瞼を閉じて意識を落とした。
お題 「一筋の光」
出演 葉瀬 玲人
一筋の光…
あのとき
君が僕に『一筋の光』を
当ててくれたように
僕も君に
光を当てるべきだった
僕に光を、希望を
当ててくれた君なら
大丈夫…、なんて
どれほど甘い考えをしていたんだろう
人間であれば
誰だって
僕のようになってもおかしくないんだ
人間であれば
誰だって
死にたいと思うことだってたくさんあるんだ
それを
僕は誰よりも
知っていたはずなのに…
どうして、、、
彼女に光を当てれなかったんだろう
どうして、、、
彼女を救えなかったんだろう
大変だ。このアカウントの作品全部黒歴史だ。
読めないほど痛々しい。めちゃくちゃ恥ずかしい
全部の作品面白い。
いや、今と大して変わらないけれど何だろう
具体的に何が違うのかと聞かれれば分からないな。
「一筋の光」
翔は街を歩きながら、冷たい風に顔をしかめた。街灯の光がぼんやりと街を照らし、足元に光の影を作り出している。喧騒の中、彼は孤独を感じていた。数週間前、美咲を失ったばかりだった。病院で見送ったあの瞬間が、今も鮮明に脳裏に焼き付いている。
「どうしてこんなことになったんだろう…」
ふと、目の前に小さなカフェが見えた。温かな光が窓から漏れ、心のどこかでその明かりに引き寄せられるように足が動く。翔は無意識に店に足を踏み入れた。
「いらっしゃいませ。」
店内は穏やかな空気に包まれていて、ジャズが静かに流れている。カウンターに座る女性が一人、彼の目に留まった。彼女は美咲に似ていた。髪型も、顔の輪郭も、どこかで見たような気がして、翔はそのまま足を止めた。
「すみません、驚かせてしまいましたか?」
女性が微笑みながら声をかけてきた。翔は一瞬、息を呑んだ。
「いえ…あなた、どこかで会ったことがあるような気がして。」
「そうですか?」女性は少し首をかしげながら、カップを手に取った。「私はただのカフェ店員ですけど。」
翔は小さく笑った。「でも、あなた…美咲に似ているんです。」
女性は驚いたように目を見開き、少し黙った後に静かに言った。「美咲、ですか?」
翔は頷いた。胸の中で、何かが揺れ動くのを感じた。「数週間前に、彼女を失ったんです。」
「それは…辛かったですね。」女性の声が優しく響いた。
「はい。急に…彼女がいなくなって。まだ、現実を受け入れられないんです。」
女性はしばらく黙っていた。静かなカフェの中、時計の針だけが音を立てて進んでいく。
「でも、今こうして話せることに、少しだけ救われた気がします。」翔はふとつぶやいた。
「そうですね。時々、予期せぬ場所で光が差し込むものです。」女性は静かに答えた。
翔はその言葉に心を打たれた。少しだけ温かいカフェの光の中で、彼はひとときの安らぎを感じていた。美咲がいない世界でも、こうして誰かと話すことで、少しだけ心が軽くなる。
「ありがとう、少しだけ…楽になりました。」翔は静かに言った。
女性は微笑んで頷き、「一筋の光、ですね。」とだけ言った。
その後、翔は静かに店を後にした。外の冷たい風が彼を迎えたが、心の中にはほんの少しの温かさが残っていた。街灯の光がさらに輝いて見えた。
ハッ…!そういえばホッピングしてるときに財布出した!
一筋の光
一筋の光が見えた時、
それは貴方が前を向いてる証拠だ
一筋の光だと認識した時、
それは貴方が暗闇をもがき見つけ出した道だ
一筋の光を、
小さなぼやっとした小さな可能性なわけがない
一筋の光が、貴方が探しもがき見つけ出した道なのだから
迷わず光の指してる方へ行こう
一筋の光
こういうのは物理的な現象じゃなくて希望とかそういう話だよな。
しかし希望か。俺にはもうそんなものはない。お先真っ暗な人生だからな。
あるいは生まれた時からそんなものはなかったのかもしれない。俺はあまりにも人間に向いてなかった。
まぁそんなことはどうでもいいとして今日から本気でダイエットすることにした。つい先日から始めたトマトジュースで俺の健康意識が高まった結果だ。
そのことについて書きたいけど今日はいろいろやって書くのが遅くなった。なので少し疲れたから今日はここまでにして明日書くことにしよう。