『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜、街を歩いていると空の方に一筋の光のようなものが見えた。
なにかと思い、空を見上げてみると光の筋がまた見える
流れ星だった
それを見て、願い事をしようとして、やめた。
願い事をとっさに思いつかないのもあるが、そんな年でもない。
そう思っていると、また流れ星が光る。
なんだか流れる星が、願い事を催促してるような錯覚を覚える
また流れ星。
段々願い事をしないことが悪いことのような気がしてきた。
そこまで言うならと、願い事を考えると、叶えて欲しい願い事がたくさん思い付く。
色々考えてふとイタズラを思いつく。
ワクワクしながら、流れ星を待つ。
そして流れ星を発見し、すかさず願い事をする
「流れ星を沢山ください」
そして星空を眺めるが、何も起こらなかった。
まあそうだよな。
そう思って歩き出そうとすると、空のほうが明るくなる。
慌てて空を見ると、その景色に驚く。
「まさか本当に願いが叶うとは」
惜しいことをしたと想いながら、星空を埋め尽くした流れ星をずっと眺めていた。
一筋の光
希望の言い換え
一筋の光
乗り越える為に
遥か先に見える
暗闇の中でも
心に灯る光
始まっているんだ
ここにいる意味を
今日だけでなく
明日を生きて知る
全てを示す希望
雨上がりの空に見える
流れる時から見える
行き先を教えてくれる
今は見えない未来の
果てしなさを教える
耳の奥にだけ聞こえる
希望を信じる音
もう始まっているんだ
一緒に追いかけよう
一筋の光
私が障害者になったとき、一番恐れたのが就職問題でした。障害を持っているとやっぱり就職は不利かもしれない。いや、無理かもしれないという気持ちが大きかったです。
でも障害者になって初めて見えてきたものがたくさんありました。まずハローワークには障害者求人もあれば、障害者専用の相談窓口もある。市役所に行けば障害者支援課がある。
そして私はたくさんの支援を受けながら、アルバイトではありますが就職をしました。今は障害者に理解のある職場で働けています。
世の中には障害者を支援してくれる方たちが大勢いるのを知り、また私と同じように障害を持ちながらも一生懸命働いてる方たちもたくさんいる。
そのことを知ってまさに一筋の光を見つけることができました。
〚一筋の光〛
右も左も分からない暗闇の中、
一筋、そう、たった一筋の光が差し込む。
光があるということは…外?
そこから外に出られるの?
そう思って近づくと、なぜかそこには豆電球。
私はどうやったらここから抜け出せる?
誰か、教えて。
【一筋の光】
私は今埋められている。
土の中。酸素は薄い。
さっき来た大災害に巻き込まれてしまったのだ。
駿河湾から日向灘沖を震源地とする、南海トラフ地震。
震度6強の揺れに見舞われ、昨晩の雨で緩くなっていた土砂が私に降り注いだ。
うちは山間部だから津波は来ないと正直油断していた。
━━30年以内に起きる可能性は70パーセントです━━
真っ暗闇の中、ニュースの言葉がずっと脳を駆け巡る。
あんなに備蓄をしっかりしていたのにな…。
それにしてもここは重くて、暗い。
昨晩の雨に濡れた土は泥となり、私の身体に密着している。動こうとすればするほどに、私の身体に張り付いてくる。
動き疲れた私は、来るかも分からない助けを大人しく待つことにした。
何秒、何分、何時間が経ったのかすら分からぬ暗闇。
目が慣れることの無い闇は、私を益々不安にさせる。
いっそ地獄のような光景でもいいから、この目に入れたいとさえ思った。
何も感じなかった体が、冷たい何かを感じた。
ミミズだ。ミミズが顔の近くを張っている。
今すぐにでも払い除けたい衝動で、右手を動かすがビクともしない。どうしようもなく、ただその気持ち悪さを堪え、されるがままにミミズを散歩させた。
もう嫌だ。早く出たい。
目を閉じて、次起きた時には光の中に居たい。
そんな願いも虚しく、暗闇が続く。
遠くからカラスの鳴き声が聞こえる。明け方なのだろうか?とっくのとうに、時間間隔など分からなくなったはずなのに、体に備わった時計は夜に睡眠を取ることを覚えていたようだった。
お腹がすいた。
カラスの声に混じって、犬の吠える声がした。
まだ遠いが、頑張れば声が届くのではないだろうか。
助けて、ここにいます。助けて!!!
大声をだすが、近づいてくる気配は無い。
どうしたらいい、今を逃したら助けはいつ来るんだ、
死にたくない、こんな暗闇もう嫌だ。
━━土に埋まってしまった時には、排尿しましょう。
災害救助犬の鼻が匂いを捉えやすくなります!━━
いつか見た動画の言葉を思い出した。
普通の人間なら抵抗してすぐに行動に移せないだろうが、私は違った。
死ぬこと以外に怖いことなんて、今は何も無かった。
どうか神様、私を助けてくださいと。
心から願い、大声をあげながら排尿するさまはきっと無様なものだろう。そんな私を神は救うのだろうか。
しばらくして
私を救う神のような声が聞こえた。
差し伸べた一筋の光、一振りの剣。
それは、もろくも風に乗って消えた。
おそらく、自身の空想が足りないのだろうと思った。
まだ足りないのだ。
空想も、創造力も、安定性も、出力も足りない。
それは、鋼で出来ていて、打つたびに紅く火を発した。
それは、金で出来ていて、抜く事に煌めきの光刃を描いた。
でも、それは多分俺には手の届かないものだったのだろう。
悲しくも、日常生活に忙殺される俺にとって、それは身に余る栄光だったのだろう。
とにかく、光は掴んだと思ったところで夢に消え、また、夏休みのラジオ体操のスタンプカードのように、ぽつと空白が空いたので、悔しくなってやめてしまった。
困難なものだったのだ。今にして思えば、それは飛べない円柱のように、毎日の学習のように、七段の跳び箱のように、俺には叶わぬ夢だった。
そう思っていると、手があった。
白い手だった。
目の前にぶら下げられている。
立ち上がる。
そうすると彼女は、遠く忘れていた笑顔で笑った。
「悲しいことに、くずおれる者は、頭を垂れる後悔を述べるでしょう。でも、あなたはそれをしなかった。それは、勇敢なことですが、切ないことです」
そう言って彼女は、内緒にしててくださいね、と口にした。
【一筋の光】
どんなに小さな事でもたくさん努力すればいつかは大きな事へと変わる。
そんなことを教えてくれた人のおかげで僕の夢が叶った
一筋の光
一筋の光が僕の近くで光っていた。
まっすぐに一直線に伸びた薄く光った一本の線の光。
この一筋の光はどこまで向かっているのだろうか。
今日の僕は昨日の僕より。
つらくないだろうか。
強くなっているだろうか。
賢くなっているだろうか。
視野を広げられるだろうか。
誰かの役に立っているだろうか。
気持ちは沈んでいないだろうか。
うまく休めているだろうか。
時には弱音を言えるだろうか。
誰かに助けを求められるだろうか。
人と比べていないだろうか。
NOとはっきり言えるだろうか。
理不尽な物言いを受け流せるだろうか。
認められないと動けない弱虫を捨てられるだろうか。
過去に縛られてないだろうか。
反論を恐れて意見しないことをやめられるだろうか。
正しいと思ったものを最後まで信じられるだろうか。
好きなものを好きだと堂々と誰にでも言えるだろうか。
あの日見た一筋の光を、もう一度追い掛けようと自分自身を奮い立たせることができるだろうか。
どれか1つでも叶えられたなら、今日という日に価値が見いだせるかもしれない。
どれでもいい、僅かでもいい。
自分らしくあればそれでいい。
小さな翅をはためかせ、
二匹の羽虫が飛んでいる。
仲間たちはどこへやら、林の中には、
見当たらない。
「あっちだよ」「いや、こっちに違いない」
風吹き、木々揺れ、香りが舞った。
川辺に流れる潮風に、
誘われ向かった小さな影は、
湖に煤玉見つけると、
遅かったと後悔を濡らす。
一筋の光が伸びて、正しい場所を示すまで。
『一筋の光』
【一筋の光】
光が怖い
光に照らされるものが怖い
今すぐ目の前をシャットダウンしたい
早く光を消して
暗闇の中に居させて
何も見なくていいあの空間に
一筋の光
穏やかな日差しの指す世界にいる限り、その一筋に気付くことはないのだろう。
一筋の光が、僕を照らしている。
白い大理石の床にぴったりと顔をつけ、少女は眠っていた。
ヴェルサイユ期の宮殿を思わせる、豪奢できらびやかな装飾のこの部屋は、僕たち2人にはどうにも広いようだった。その美しさが、寂しかった。
「エリオット」
澄んだ声が、僕の名前をよんだ。声に違わぬ、澄んだ瞳がこちらを向き、豊かな白髪が揺れる。
「起きたのかい、エラ」
「起こしてくれてもよかったのに」
「…よく眠っていたから」
ほぅ、と一度あくびをついて、エラは体をゆっくりと起こした。一筋の光が、指し示したように煌めき、鏡に反射してエラを照らした。
「美しいね」
思わず僕は呟く。彼女の背中には、大きな大きな、白い羽がある。
「君の体には、また花が増えたようだね」
「…ええ。」
エラの体には、色とりどりの花が咲き乱れ、少し白すぎる肌を彩っている。が、それが彼女にとって良いものであるかどうかは、僕には分からなかった。
「天使に、なるのかい、君は。」
「…エリオット、あなたにも分かるでしょう。この光が、天からの声であること。一筋の光が私を照らすとき、私は飛び立たなければならないの。羽が生えたものの、昔からの掟だわ。」
「でも僕は、」
「エリオット」
彼女の声が僕の言葉を遮る。目を伏せ、エラは哀しみをその体にたたえていった。
「私も行きたくなんかないわ。やりたいことがたくさんあったの。…でもこの羽と、花の生えた体で何ができるというの?皆の目は私を刺すナイフのよう。もう、終わりにしたいの。うんざりなのよ。」
「エラ」
彼女が顔を上げる。その瞬間、僕を照らしていた一筋の光は、彼女の頭から爪先までを、一心に照らした。澄んだ瞳が揺れる。豊かな白髪が煌めく。
「…愛していたわ、エリオット。」
「僕もだ、エラ。」
澄んだ瞳は、もう見えない。
彼女の寝そべった床が、少し温かっただけだった。
この世は、実力主義。私は今、格上の者と死闘をしている。死闘を始めると、異世界にとばされる。そして、己の能力をつかい、どちらかが「死ぬ」まで現実にもどれない。
私はこの世の中でとてつもなく弱く、格上に死闘を申し込まれたときは、絶望に浸っていたが、なぜか、今は格上の者を蹂躙できている。一筋の希望の光が見えてきた。
だが・・・
「なぁ、お前、こんなんでこの俺に勝てると思ったのか?」
そう、私は、格上の者の手のひらの上で踊らされていたのだ。
希望の光が闇に包まれた。私は・・・まだ・・・死にたくない・・・死にた
《死闘が終了しました。》
【制作者の独り言】
弱者を手のひらの上で踊らせたくなるのはわかりみが深い・・・
私にくれた、あなたの言葉や歌や行動が私の心に光をさす
それを私たちは希望と呼ぶだろう
#一筋の光
#一筋の光
今日からこのアプリで文章を書こうと思い、開いてみたらこのお題。それ以前に新しいキーボードがなかなかに難敵でそっちの方が大変そうだ(まったくの個人的な問題事)。
そう、iPadを買ったのである。
私はまさに古のオタクで、古くはniftyの日記フォーラムに在籍したり、mixiで文章を書くなどしていた。
むろん個人ホームページは運営していたし、ブログも長く続けていた。
それが結婚し、仕事を辞め、実に書くことがなくなった。
文章(こういった雑文の類)は基本的に愚痴であり、嫌なことの昇華のために書く。嬉しいことがあった時にももちろん書く(私は旅行記を書くのが好きだった)が、やはり人生に不満や憤懣があればこそなのだ。
日々が平和になり、ストレスも溜まらない、もとい、溜まりにくい日々では書きたいこともない、という具合だ。
おまけに長らく続けていたブログがサービス終了になり、4年ほど続けていた棒SNSに嫌気がさして辞めた。
そこでお題回収。一筋の光。
旦那さんが「使っていたタブレット、いい加減過労死しそうだから、次はiPadが欲しい」と言い、「なるほど、Bluetoothのキーボードとかつければコタツで文章が書けるね!」となり、今に至る。
環境面を整えればまた書くようになるんじゃないの?と旦那さんが言ったように、あれば書こうと思うものである。
そうか、このアプリこそが人生を豊かにする一筋の光なのかもしれない。
とりあえずお題をもらって一日一文書いてみよう。それがどれだけ続けられるか。先のことはわからないけれど、一日、一日、続けてみたいと思っている。
文章を書くのは、本当に好きなんだよ。
それを、少しずつ思い出している。
2023・11・6 猫田こぎん
#一筋の光
細く細く
脆い
それが希望の裏のウラ
掴んだところで
落ちてしまうのが
結末だ
心はずっと雨模様だった
周りからは何度も酷いことを言われ
私は毎日心が真っ暗な雨模様だった。
そんな私のスマホに1人の男性アイドルが写った。
他のメンバーと比べるとあまり顔はかっこよくなかった。
だけどほかのメンバーよりも輝いて見えた。
それからというもの私は毎日彼に癒された。
学校で何度も酷いことを言われても彼が私の光になってくれた。
そしていつの間にか私の心は晴れ模様になっていた。
彼は私の一筋の光となった。
〜一筋の光〜
あの頃の私にとってのあなたは、生きる意味を再び見出すことのできる一筋の光でした。
真っ暗などん底で、気づけば死に方を考えている様な毎日。
そんな中、あなたへ繋がるきっかけを手にした私。
やっと人らしく、そして女として血が通い始めることができたのも、あなたという存在を得たからでした。
「人らしく息できたのも泣けたのも
あなたに触れた後からでした」
おかしい
あれだけの道があったはずなのに、今はもう一筋の光しか僕に差し込んでこない
ただ何もせず待っていただけなのに