『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
差し伸べた一筋の光、一振りの剣。
それは、もろくも風に乗って消えた。
おそらく、自身の空想が足りないのだろうと思った。
まだ足りないのだ。
空想も、創造力も、安定性も、出力も足りない。
それは、鋼で出来ていて、打つたびに紅く火を発した。
それは、金で出来ていて、抜く事に煌めきの光刃を描いた。
でも、それは多分俺には手の届かないものだったのだろう。
悲しくも、日常生活に忙殺される俺にとって、それは身に余る栄光だったのだろう。
とにかく、光は掴んだと思ったところで夢に消え、また、夏休みのラジオ体操のスタンプカードのように、ぽつと空白が空いたので、悔しくなってやめてしまった。
困難なものだったのだ。今にして思えば、それは飛べない円柱のように、毎日の学習のように、七段の跳び箱のように、俺には叶わぬ夢だった。
そう思っていると、手があった。
白い手だった。
目の前にぶら下げられている。
立ち上がる。
そうすると彼女は、遠く忘れていた笑顔で笑った。
「悲しいことに、くずおれる者は、頭を垂れる後悔を述べるでしょう。でも、あなたはそれをしなかった。それは、勇敢なことですが、切ないことです」
そう言って彼女は、内緒にしててくださいね、と口にした。
【一筋の光】
どんなに小さな事でもたくさん努力すればいつかは大きな事へと変わる。
そんなことを教えてくれた人のおかげで僕の夢が叶った
一筋の光
一筋の光が僕の近くで光っていた。
まっすぐに一直線に伸びた薄く光った一本の線の光。
この一筋の光はどこまで向かっているのだろうか。
今日の僕は昨日の僕より。
つらくないだろうか。
強くなっているだろうか。
賢くなっているだろうか。
視野を広げられるだろうか。
誰かの役に立っているだろうか。
気持ちは沈んでいないだろうか。
うまく休めているだろうか。
時には弱音を言えるだろうか。
誰かに助けを求められるだろうか。
人と比べていないだろうか。
NOとはっきり言えるだろうか。
理不尽な物言いを受け流せるだろうか。
認められないと動けない弱虫を捨てられるだろうか。
過去に縛られてないだろうか。
反論を恐れて意見しないことをやめられるだろうか。
正しいと思ったものを最後まで信じられるだろうか。
好きなものを好きだと堂々と誰にでも言えるだろうか。
あの日見た一筋の光を、もう一度追い掛けようと自分自身を奮い立たせることができるだろうか。
どれか1つでも叶えられたなら、今日という日に価値が見いだせるかもしれない。
どれでもいい、僅かでもいい。
自分らしくあればそれでいい。
小さな翅をはためかせ、
二匹の羽虫が飛んでいる。
仲間たちはどこへやら、林の中には、
見当たらない。
「あっちだよ」「いや、こっちに違いない」
風吹き、木々揺れ、香りが舞った。
川辺に流れる潮風に、
誘われ向かった小さな影は、
湖に煤玉見つけると、
遅かったと後悔を濡らす。
一筋の光が伸びて、正しい場所を示すまで。
『一筋の光』
【一筋の光】
光が怖い
光に照らされるものが怖い
今すぐ目の前をシャットダウンしたい
早く光を消して
暗闇の中に居させて
何も見なくていいあの空間に
一筋の光
穏やかな日差しの指す世界にいる限り、その一筋に気付くことはないのだろう。
一筋の光が、僕を照らしている。
白い大理石の床にぴったりと顔をつけ、少女は眠っていた。
ヴェルサイユ期の宮殿を思わせる、豪奢できらびやかな装飾のこの部屋は、僕たち2人にはどうにも広いようだった。その美しさが、寂しかった。
「エリオット」
澄んだ声が、僕の名前をよんだ。声に違わぬ、澄んだ瞳がこちらを向き、豊かな白髪が揺れる。
「起きたのかい、エラ」
「起こしてくれてもよかったのに」
「…よく眠っていたから」
ほぅ、と一度あくびをついて、エラは体をゆっくりと起こした。一筋の光が、指し示したように煌めき、鏡に反射してエラを照らした。
「美しいね」
思わず僕は呟く。彼女の背中には、大きな大きな、白い羽がある。
「君の体には、また花が増えたようだね」
「…ええ。」
エラの体には、色とりどりの花が咲き乱れ、少し白すぎる肌を彩っている。が、それが彼女にとって良いものであるかどうかは、僕には分からなかった。
「天使に、なるのかい、君は。」
「…エリオット、あなたにも分かるでしょう。この光が、天からの声であること。一筋の光が私を照らすとき、私は飛び立たなければならないの。羽が生えたものの、昔からの掟だわ。」
「でも僕は、」
「エリオット」
彼女の声が僕の言葉を遮る。目を伏せ、エラは哀しみをその体にたたえていった。
「私も行きたくなんかないわ。やりたいことがたくさんあったの。…でもこの羽と、花の生えた体で何ができるというの?皆の目は私を刺すナイフのよう。もう、終わりにしたいの。うんざりなのよ。」
「エラ」
彼女が顔を上げる。その瞬間、僕を照らしていた一筋の光は、彼女の頭から爪先までを、一心に照らした。澄んだ瞳が揺れる。豊かな白髪が煌めく。
「…愛していたわ、エリオット。」
「僕もだ、エラ。」
澄んだ瞳は、もう見えない。
彼女の寝そべった床が、少し温かっただけだった。
この世は、実力主義。私は今、格上の者と死闘をしている。死闘を始めると、異世界にとばされる。そして、己の能力をつかい、どちらかが「死ぬ」まで現実にもどれない。
私はこの世の中でとてつもなく弱く、格上に死闘を申し込まれたときは、絶望に浸っていたが、なぜか、今は格上の者を蹂躙できている。一筋の希望の光が見えてきた。
だが・・・
「なぁ、お前、こんなんでこの俺に勝てると思ったのか?」
そう、私は、格上の者の手のひらの上で踊らされていたのだ。
希望の光が闇に包まれた。私は・・・まだ・・・死にたくない・・・死にた
《死闘が終了しました。》
【制作者の独り言】
弱者を手のひらの上で踊らせたくなるのはわかりみが深い・・・
私にくれた、あなたの言葉や歌や行動が私の心に光をさす
それを私たちは希望と呼ぶだろう
#一筋の光
#一筋の光
今日からこのアプリで文章を書こうと思い、開いてみたらこのお題。それ以前に新しいキーボードがなかなかに難敵でそっちの方が大変そうだ(まったくの個人的な問題事)。
そう、iPadを買ったのである。
私はまさに古のオタクで、古くはniftyの日記フォーラムに在籍したり、mixiで文章を書くなどしていた。
むろん個人ホームページは運営していたし、ブログも長く続けていた。
それが結婚し、仕事を辞め、実に書くことがなくなった。
文章(こういった雑文の類)は基本的に愚痴であり、嫌なことの昇華のために書く。嬉しいことがあった時にももちろん書く(私は旅行記を書くのが好きだった)が、やはり人生に不満や憤懣があればこそなのだ。
日々が平和になり、ストレスも溜まらない、もとい、溜まりにくい日々では書きたいこともない、という具合だ。
おまけに長らく続けていたブログがサービス終了になり、4年ほど続けていた棒SNSに嫌気がさして辞めた。
そこでお題回収。一筋の光。
旦那さんが「使っていたタブレット、いい加減過労死しそうだから、次はiPadが欲しい」と言い、「なるほど、Bluetoothのキーボードとかつければコタツで文章が書けるね!」となり、今に至る。
環境面を整えればまた書くようになるんじゃないの?と旦那さんが言ったように、あれば書こうと思うものである。
そうか、このアプリこそが人生を豊かにする一筋の光なのかもしれない。
とりあえずお題をもらって一日一文書いてみよう。それがどれだけ続けられるか。先のことはわからないけれど、一日、一日、続けてみたいと思っている。
文章を書くのは、本当に好きなんだよ。
それを、少しずつ思い出している。
2023・11・6 猫田こぎん
#一筋の光
細く細く
脆い
それが希望の裏のウラ
掴んだところで
落ちてしまうのが
結末だ
心はずっと雨模様だった
周りからは何度も酷いことを言われ
私は毎日心が真っ暗な雨模様だった。
そんな私のスマホに1人の男性アイドルが写った。
他のメンバーと比べるとあまり顔はかっこよくなかった。
だけどほかのメンバーよりも輝いて見えた。
それからというもの私は毎日彼に癒された。
学校で何度も酷いことを言われても彼が私の光になってくれた。
そしていつの間にか私の心は晴れ模様になっていた。
彼は私の一筋の光となった。
〜一筋の光〜
あの頃の私にとってのあなたは、生きる意味を再び見出すことのできる一筋の光でした。
真っ暗などん底で、気づけば死に方を考えている様な毎日。
そんな中、あなたへ繋がるきっかけを手にした私。
やっと人らしく、そして女として血が通い始めることができたのも、あなたという存在を得たからでした。
「人らしく息できたのも泣けたのも
あなたに触れた後からでした」
おかしい
あれだけの道があったはずなのに、今はもう一筋の光しか僕に差し込んでこない
ただ何もせず待っていただけなのに
「一筋の光が見えた」という言葉をいつか言ってみたい。
なんかかっこいい。
絶望の中、様々な思考を巡らせ、アクションを起こした先に見つかる突破口。
漫画や映画なら、絶対に描きたいシーン。
そのシーンのために考えられる事もある。
失敗したり、何としても成功させないといけないと追い込まれたりした時に見える。
なら、挑戦や失敗は、この一言を言うための布石である。
どんどん挑もう!失敗は多ければ多いほど良い!
そして、僕は言うんだ。
顔を挙げ、ちょっと口角があがり、ドヤ顔になりながら、この一言を。
「一筋の光が見えた」
【礼】
1️⃣
開会三分前になりました。
恐れ入りますが、携帯電話の電源をお切りいただくか、マナーモードに設定をお願いいたします。
また、お手元の資料をご確認ください。
白い用紙が□枚 、ピンク色と水色の用紙が□枚ずつございます。
足りない方はいらっしゃいませんか?
(間)
何かありましたら、お近くのスタッフまでお声かけください。
それでは、開会まで(あと2分ほど)もう少々お待ち下さい。
【礼】
2️⃣
【礼】
皆様、おはようございます。
(例1)おだやかな小春日和の中、少しずつ木々の葉が色づく季節となりました。
(例2)爽やかな秋空が美しい季節となりました。
(例3)高く澄みきった青空と、穏やかな陽気に、心も晴れ晴れとする今日この頃です。
本日は、ご多用の中(お足元の悪い中)ご出席いただき、ありがとうございます。
【礼】
ただ今より、スコーレ家庭教育講座を開会いたします。
私は、本日の司会の須藤美也子です。
どうぞよろしくお願いいたします。
【礼】
3️⃣
今日、私たちの生活には、たくさんの情報があふれています。
子育てにおいても、時代の流れにのみこまれることなく、子どもの心をみる目が、必要とされているように感じます。
未来を生きていく子供たちが、のびのびと自信をもって、幸せな人生を歩んでいくためには、親として、どのように関わっていけばよいのでしょうか。
本日は、公益社団法人、スコーレ家庭教育振興協会、伊勢真由美講師に、「のびる子どもに育てたい。関わり方で子どもは変わる」
というテーマで、お話をいただきます。
4️⃣
まず始めに、講師のプロフィールをご紹介いたします。
伊勢講師は、宮崎県ご出身で、一男一女のお母様でいらっしゃいます。
塾講師として6年間働いたご経験をお持ちです。
お子さんが小さかったころは、引っ込み思案で自己主張ができない息子さんを心配し、ご自身の子育てにも自信がなかったそうです。より良い子育てをしたいと、スコーレに入会し、子育てや夫婦のあり方を学習していく中で、息子さんはたくましく、行動力のある青年に成長されました。
2021年、日本家庭教育学会、第36回大会で、研究論文「こどもの自己肯定感を育てる共感の言葉」を、発表されました。
同学会認定の家庭教育士です。
5️⃣
お話の後に、皆様からの質問の時間を設けております。
ぜひお気軽にご質問ください。
なお、主催者以外の方が本講座を、録音、撮影することは、ご遠慮いただきますようお願いいたします。
終了は、11時30分を予定しております。
それでは、伊勢講師、よろしくお願いいたします。
【礼】
6️⃣
伊勢講師、ありがとうございました。
【礼】
皆様、いかがでしたでしょうか。
(⭐️私は□□□という言葉が印象に残りました。)
今日のお話の中で、気づいたこと感じたことを一つでも、ご家庭の中で活かしていただけたら幸いです。
それではこれより、質問の時間とさせていただきます。
日頃の子育てでの疑問や困っていること、また、今日のお話の感想など、何でも構いません。
どなたかいらっしゃいませんか?
(お名前からお願いいたします。)
(⭐️一言でも、ご感想をいただけたらとても嬉しいです。)
どなたかいらっしゃいませんか?
7️⃣
それでは時間がまいりましたので、質問の時間を終了させていただきます。
(⭐️ご質問していただいた方、ありがとうございました。)
(他にも手を挙げていただいた方がいらっしゃいましたが、申し訳ございません。)
この場での質問が難しかった方も、終了後も、ご相談を受け付けておりますので、是非、お気軽にお声かけ下さい。
ここで、講師は退場されます。
伊勢講師、本日は、ありがとうございました。
【礼】
8️⃣
長時間、お疲れ様でした。
いかがでしたでしょうか?
ご感想も含め、アンケート用紙のご記入をお願いしたいと思います。
お手元にアンケート用紙はございますか?
(間)
アンケートは裏面もございます。
今後の参考にさせていただきますので、ご協力、よろしくお願いいたします。
ご記入後も、ご案内がございますので、そのままのお席でお待ち下さい。
9️⃣
ご記入いただけましたでしょうか。
まだ途中の方は、終了後もお時間がございますので、ゆっくりご記入いただければと思います。
ご記入いただいたアンケートは、おかえりの際、会場スタッフにお渡しいただくか、アンケート回収ボックスにお入れください。
🔟
それでは、次回セミナーのお知らせをさせていただきます。
お手元の□色のチラシをご覧ください 。
11月11日、20日、30日 、12月9日、11日、13日に、それぞれのテーマでセミナーがございます。
(⭐️本日よりも、小規模での開催となっております。)
皆様のご参加を、お待ちしております。
また、左下の方に、QR コードがございます。
こちらは、スコーレ武蔵野地区の、公式LINEアカウントになっております。
12月以降のお知らせも随時載せていきますので、ぜひ、ご登録ください。
↓必要❓️
また、本日、個別相談を予約されている方、他にご質問等ある方は、終了後、スタッフまでお声かけ下さい。
なお、保育をご利用の方は、保育室までお迎えをお願いいたします。
⑪
それでは、これをもちまして、スコーレ家庭教育講座を閉会いたします。
どうもありがとうございました。
【礼】
そのとき、暗闇の中に一筋の光が差した。
「誰かいるのか!!」
タカオの力強い声が聞こえる。
「ここだ!ここにいるぞ!!」
真斗は、声を振り絞って、力の限り叫んだ。
「おう……う……。」
郁弥も、言葉にならないうめき声を発している。
「郁弥、お前も分かるのか?助けが来たんだ!」
【一筋の光】
おや珍しい、君の無防備な姿を見つけて、思わず口から漏れた。
静かなリビングに降り注ぐ燦々たる午後の陽。
ソファで転寝している君、読書でもしていたのだろう。
だらんと床に垂れ下がった左手に、文庫本が引っかかっているのが見える。
何時もは凛とした君のあどけない寝顔に心癒されながら、起こさないように、そおっとブランケットを掛けた。
テーマ「一筋の光」
芥川龍之介の小説に出てくる『蜘蛛の糸』のように現実にも、一筋の糸が降りてくれば、俺の人生は変わっていたかもしれない……。
今日も未払い分の金を取りに、借金取りが自宅の玄関のチャイムを鳴らしまくる。
三年前に妻に逃げられてから小さなアパートに男一人。寂しく暮らしている。仕事も上手くいかず、生活できる金が底をつきそうになった時、闇金へ手を出してしまったのが全ての終わりだった。
「いるんでしょ? 開けてくださいよー!」
柔らかい声で言ってはいるが、戸を叩く音は凄まじい。近所迷惑だからやめてくれ、と心の中で唱えるもチャイムの音と戸を叩く音は止まなかった。
耳を塞いで時間が過ぎていくのだけ待った。
「開けてくださいー! 居留守するのはやめてくださいー」
もう、限界だ。
俺は台所から刺身包丁を手に持つ。妻がいた頃はよく生の魚を捌いてあげていたものだ。
刺身包丁を手に玄関へ向かう。
「早く出て来いよ!」
闇金の声が悪くなるのを無視し、玄関の鍵を開けた。
「ん? なんだ?」
闇金の視線が玄関から逸れた。俺は刺身包丁を闇金へ突きつけた時、「パパ」と子供の声が耳に入った。
闇金の隣に男の子がいた。妻の顔立ちにそっくりの男の子だ。そして、俺の息子だ。
「あ、あぁ……」
俺は刺身包丁を床に落とした。闇金は床に落ちた刺身包丁を見て顔を真っ青にさせた。
「お、おまっ……!」
「命拾いしましたね」
俺の正気のない声に闇金は、そそくさと逃げて行った。
「パパ」
息子が俺に近寄って来た。俺は両手を広げて抱きしめる体制になる。しかし、現実は惨いものだ。
「アキト!」
妻がやって来た。どうやら息子のアキトは、勝手に俺の家に来たみたいだった。
妻は俺からアキトを奪うように、アキトを抱っこした。
「ミユキ……」
「アキト、ここに来たらダメよ。いいね」
「なんで?」
「なんでもよ」
ミユキは俺の顔を見ずにアパートの階段を降りて行った。
俺は力無く刺身包丁を眺めた。
カンカン、と階段を駆け上がる音が聞こえた。
とうとう俺も豚箱行きか……。さっきの闇金が警察に連絡でもしたのだろう。
「最後に抱っこしたかったなぁ」
しかし、そこに現れたのは警察ではなかった。
「パパ!」
アキトだった。アキトが走ってきて、俺の体も自然と走ってくるアキトへ向かっていた。
「パパ! だっこしてー!」
アキトが小さくジャンプして俺は受け止めた。
「パパ、あのね、はやくおうちにかえってきてね!」
アキトはそれだけ言うと、妻の元へ戻って行った。
俺は年甲斐もなく泣きじゃくった。
日が暮れるまで泣きじゃくったのだ。
芥川龍之介の小説に『蜘蛛の糸』という話しがある。
一筋の糸を垂らし、罪人を引き上げるという話しだ。
蜘蛛の糸の結末は最悪だったけど、俺の結末はまだまだ先のようだ。
俺にも蜘蛛の糸ではない。一筋の光が差し出されたのだ。息子のために生きるという、わずかな光が差し込んだのだ。