『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
朝起きたときから水底にいるような日があって、そんな日は窓から差し込む朝日も助けにならない。
そういう日は、爆弾を抱えながらそろそろと「極端な選択」をしないように避難場所を探さなくてはならない。家にいるとしんどいから、図書館に行く。900番台、文学の棚へ、逃げ場になるような小説を探して。
3,4時間で済むこともあれば、2日以上かかることもある。けれど今のところ、しばらく経てば私の中の爆弾は浮袋に変わって、水面の方に浮上できるようだ。今回もどうか、浮かび上がれますように。光の差し込む上の方へと。
#27 ただ泣いた日。その次の日は、学校だった。
自分の未来が怖くなり、どうにか1年はやってこれたのに、今になって苦しくなってしまった。
"彼"が優しくて心配してくれてから、1人がどんなに心細いことなのにか…。
1人で気持ちは閉じ込めておくって決めたはずなのに、"彼"という一筋の光が美しくて。
演じている明るい自分で過ごす日々が楽しい、って思おうとしているということにも気づいた。
そして、人に支えてもらえることが、
どんなに嬉しいのかを知った。
苦しんでいるところを見られてから、
学校でも発作が起きるようになってきた。
完全に、病気が悪化している。
できる限り、1人でトイレに駆け込んで、薬を飲んで発作が落ち着くのを待っていたけど、なかなか乗り越えられなくなっていた。そんな時に、"彼"は声をかけてくれた。
その日は、泣いたあとで目が腫れていたからだろう。
なおさら、いつもとは違う自分だったのかもしれない…。
薬をどうにかポケットから取り出している時、「どうした…?」そう言って身体を支えてくれたのだった___。
___一筋の光
*一筋の光
闇は友達
私を隠してくれるから。
そんなか細い一筋の光で、私を惑わさないで。
お前のその絶望の涙は
私にとって一筋の光。
お前の悲しみは私の喜び。
お前の不幸は私の幸せ。
お前の苦しみは私の快楽。
もっともっと苦しんでおくれ。
私をもっと楽しませておくれ。
さぁ夜はまだはじまったばかりだぞ。
あなたのその絶望の涙は
私にとって一筋の光。
あなたの悲しみは私の喜び。
あなたの不幸は私の幸せ。
あなたの苦しみは私の快楽。
もっともっと苦しんでちょうだい。
私をもっと楽しませてちょうだい。
朝はまだまだ続くのよ。
「一筋の光」
#一筋の光
キミは…
退屈な毎日に輝きをくれた
暖かくて
優しくて
愛しい
眩しい一筋の光だった…
そして今は
二人で歩く道を照らし導く
強く輝く一筋の光…
🌈黒猫のつぶやき🌈
道標があれば迷子にならない
道標はキミ…
一筋の光。
私にとって
一筋の光は
今日も
推し事。
今月に入って
3回は
やばい目に
あってるけど。
一筋の光は
今日も
眩しく
照らしてくれる
2人の笑顔。
『一筋の光』
作家として生きてみたい。
それは、子どもの頃からの密かな夢だった。
でもそんなことはとても現実的じゃなくて。リアルな私は医療者となり無難な人生を送っている。
30歳をあと数年後に控えた現在。
スマホの連絡アプリには、旧友からの幸せ報告メッセージが届く。ひとつ。またひとつ。
心からの祝福を届けられない自分が情けない。
そんな私の『光』。
それは、芸能の世界で活躍している同世代の人達だ。
時を同じくしてこの世に生まれ、同じだけの時を経てきたはずなのに、異世界に身を置いているかのように感じる不思議。
多くの人に感動を与える、誰かの人生に影響を与える。
私もそんな存在になってみたい。
私はまだまだ、『光』を追いかけて走り出したばかり。
『 一筋の光』
もう諦めた
今更だった
一筋の光。
もうどうでもいい
光は一つしかないけど
闇はどこまでも包んでくれる
もういいよ
今更だよ
遅いよ
この手は伸ばすんじゃなくて
光を隠すために挙げた手だ
どうせまた、
闇に包まれる
彼氏と別れたあの日あの時、心の支えが姉だった。泣きながら事実を話した。一緒に泣いて、そのことを受け入れてくれた。
人生なんて、ただ真っ暗闇の中で生きてゆくだけだと思っていた。
そんな私にとって、あなたは、暗闇を照らす、一筋の光だった。
あなたが照らしてくれた光が徐々に広がっていき、真っ暗だった私の心が、あなたという光で溢れ、満ちていく。
あなたがいなくなっても、この光はきっと私の心を照らし続ける。
あなたはいつまでも私の太陽。
あなたに出会えたことが何よりの幸運、そして幸福だった。
光、なんて素敵な言葉でしょう。
私は、あなたが残してくれた希望の光に向かって、生きていく。
月明かりが好きだ。
真っ暗な部屋に一筋の月光が差し込む。
それがなんとも神聖なものに思えて、月が綺麗な夜はずっと眺めてしまう。
子どもの頃この明かりで本が読めるんじゃないかと考え、一度だけ試してみた。
読めなかった(笑)
一筋の光
まだここは、暗闇で
漆黒の夜に覆われる
前も見えない暗い所
ただ光を待つだけだ
そのはずなのに――
「待ってるだけじゃ
ずっと暗闇のまま。」
そう教えてくれた君
君が私の光になった
お題:一筋の光
注意 暗いお話。謎時空。
きっと現代のようで現代でないような、
でもやっぱりあるかもしれないお話。
天使の梯子
なんて、誰が最初に言ったのだろう。
私は唇を噛み締めた。
出会ったとき、自分には無い考えを持つ君には心底驚いた。練習の無い日の過ごし方、嫌味や陰口に対する、黙する以外の対処法や、正解のない術の応用の仕方。君と会わなければ、きっと疲れを取るために外に出かけるなんて選択肢は死ぬまで出てこなかっただろう。
ある時からずっと暗雲立ち込めていた。厚い雲に覆われていた空から、日の光が熱を伝えることは無く、ずっと肌寒かった。雲間からかかる一筋の光はたしかに救いだったはずだった。
「薄明光線って硬いなぁ〜!天使の梯子、なんて呼ばれ方の方がきれいでなんかいいじゃん!」
いつかに君が教えてくれた。
背が日の光に照らされ、暖かくなるのを感じる。
やめてくれ、かからないでくれ。
天使が降りてくるはしごなど要らない。君を連れて言ってしまうなら、尚更。
涙に濡れた君は、微笑んで、
「 」
怨敵は打ち破られた。味方の勝利の咆哮が荒れ果てた地に響く。
私の腕の中は、それはとてもとても静かなものだった。
一筋の光
真っ暗闇
何も見えない…
こわい
不安…
遥か彼方に
一筋の光
優しさに包まれて
医師から余命半年と言われた。
その時、俺はすべてどうでもよくなった。
仕事をやめて、毎日宛も無くフラフラしていた。
ある日、いつものように公園のベンチで浴びるようにビールを飲んでいたら、妻が泣きながら俺の頬を殴った。
「なんで大事なこと言わないの?私が支えてあげるのに!」
その時、俺に一筋の光が見えた。
『一筋の光』
平凡な暮らしの中
忘れてしまいそうになる
私の過去の一筋の光は
人であったことを
その人に私はしがみついた
変わりたかった
変えたかった
残念ながら、我が変わることはなかった
けれど、輪を外れながらも
今の生活に行き着いた
あの人は北にいる
きっと元気で
ありがとうを伝うるならば
心から伝えたい
光の人に
『一筋の光』
一筋の光を見つけた誰か
光はその影に遮られ
世界は再び闇に包まれた
一筋の光
幼稚園の時、おゆうぎ会で七匹の子ヤギの劇をすることになった。
私は子ヤギの役で、オオカミさんにだまされ食べられちゃって、その後オオカミさんが猟師さんに懲らしめられ、最後に子ヤギ達が草むらからピョンピョンと飛び出てきて、エンディングという流れだったと思う。
(まあおなかを切って、子ヤギを出すという描写にはできなかったんだろうな…)
毎日毎日劇の練習をして、両親が見に来る事も楽しみで、家でもピョンピョンと飛び回 わっていたっけ。
ところがおゆうぎ会当日。私は熱を出してしまい、薬でなんとか解熱したものの、劇の最初には間に合わなかったのだ。
最後のシーンだけでも出してあげたいと
親も幼稚園側も考えてくれて、最後の草むら から飛び出す場面だけ出られることになった。
先生に案内され、暗闇の中ダンボールの草の裏に隠れる。周りが見えない怖さも緊張も手のひらの中にギュッと閉じ込めて。
間もなくステージがスポットライトに照らされて、子ヤギ達が順番にピョンピョン飛び出していく。
自分の番になりピョンと力一杯飛び出した。その時の上から差し込んだ光を私は今でも憶えている。客席の両親の笑顔と共に。
かなで
[一筋の光]
光を意識するとき。
それは、自分が暗い中にいるときだ。
もうだめだと、自分を投げ出したくなる、そんなときだ。
手に触れることも
それをどうすることもできないのに、
どうして、
こんなにも縋りたくなるのだろう。
どうして、
きっと……って希望を抱きたくなるのだろう。
あぁ疲れた。頑張ったんだ。皆やらないから。一人で頑張ったんだ。ずっと。皆がやらないから。相手をガッカリさせたくないから。やると約束してしまったから。皆やらないから。頑張ったのに。間違えると怒られる。失敗すると怒られる。皆がやらないから一人でずっと頑張ってきたのに。やろうとするとコレは違うと言われる。やったものにもケチをつけられる。皆に喜んでほしいのに、誰も喜んでくれない。私を見ると腹立たしそうにする。分かってるんだ。分かってるよ。私が下手な事ぐらい。でも誰もやろうとしないじゃん。だから頑張ったのに。誰も私に感謝してくれない。どうして?ねぇ。私疲れちゃったよ。なんで褒めてくれないの?認めてくれないの?どうして怒るの?責めるの?何も分からない。私だけがやるから私だけが失敗する。皆やらないから皆は失敗しない。怒られない。他人の声の一つ一つが怖い。怒られそう。責められそう。ケチ付けられそう。怖い。誰か。誰か。助けて。認めて。褒めて。誰か。誰か。
「頑張ったんだね。偉いね。一人で頑張ったんだね。疲れたんだね。そうだよね。こんなに頑張ったんだから。君は優しくて責任感がある子だね。だから一人で頑張ったんだね。凄いね。休もう。疲れちゃってるんだ。休もう。」
あぁ認めてくれる人がいる。褒めてくれる人がいる。嬉しい。頑張ったかいがある。疲れたんだ。良いよね。休んでも。良いよね。優しい言葉。他人に怒られるのが怖くてビクビクしていた私に差してきた一筋の光。休んでも良いよね。あぁこの光が休もうと言っているんだ。休もう。休もう。
「あいつ、仕事来なくなったな」
「助かった!出来ないことも、やります!やります!って言って、あいつがやる仕事こっちにしわ寄せが来てたから。本当に助かった。コレで定時であがれる!」
「元から定時あがりだろ。お前」
「仕事は定時で帰るものよ。というか確実に仕事を仕上げてこそ信頼に繋がるんだよ。だから私はできるものしか出来るって言わないし、出来ないものはやりません!」
「そりゃそうだけど。そんなの詭弁だね。仕事で出来ることだけやっていても会社は回らない。多少の無茶をしないと」
「それもそうだけど。研究じゃないんだから、終わるめどが立たないものまで引き受けてたら身がもたないよ。終わるめど立ってないから結局終わらないし。私だって残業はするときはするんだよ?ただ日常的にしてないだけで。だって業務時間過ぎてやる業務って何?それを日常的にって。馬鹿だよね」
「はぁ。でも責任感と優しさが空回りしているようなやつだったな。あいつ」
「責任感がある人は出来ない事を出来るって言わないし、優しい人は出来ないことを出来ないって言う。じゃないと結局は相手に迷惑かけることになるって分かってるから。そこまで相手の事を考えるから。それをせずに、出来る出来ると馬鹿の1つ覚えのように言うのは、承認欲求が強すぎるだけなんだよ。優しさとか責任感のへったくれもねぇ」
『それなぁー!!』
「おい。言葉遣い!それより仕事しろよ仕事」
『はーい。』
題「一筋の光」