『バカみたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
みんなみんな私の外ズラに騙されてよって来てほんとにバカみたい…こっちがどんな思いでみんなにいい顔してヘラヘラ笑って嫌なことも受け流してるのか知らないでさ。これで少しでも周りから外れたら居なくなるくせに。
みんなの理想を叶えようとして、頑張って、ニコニコ笑顔を作りながら自分の趣味じゃなくても流行りに合わせて、みんなに合わせて、服も、髪型も、喋り方だって、別人みたいに作って、それで周りに人がいるなら、独りぼっちじゃないのなら、それでいいはずだったんだ。
今日、私はみんなに見せてるのが作り物だって気づかれた。君が初めてだよ。親ですら気づかない本当の私に君は気づいて手を差し伸べてくれた。嬉しかった!それが君の「外ズラ」でもいいって思った。例え外ズラだったとしても、私は君に救われたから。
外ズラでもいいと思った私はきっとずっとバカにしてたみんなと同じだ。みんなもこういう気持ちなのかな?それなら余計にバカみたいだ。
#バカみたい
馬鹿みたいに笑って
馬鹿みたいにはしゃいで
馬鹿みたいに、、、
あれ いつから私は皆に置いていかれてしまった?
あぁダメだ。一言一言が私の命を削ぎ落として…
あとどれぐらい私は生きていられる?
私ばっかり貴方のことを考えて
私ばっかり貴方のせいで泣いて
私ばっかり空回りして
私ばっかり好きで好きで
本当に私バカみたい。
貴方のせいで私どんどんバカになっていく
もっと貴方も私みたいにバカになればいいのに… ばか。好き
さやは小学校1年生になって鍵っ子だったが学童は好きになれなかった。別に一人でお留守番出来るし、森を伐採して新興住宅地の開拓途中の原っぱを探検するのが面白かった。
今日もランドセルをおいて探検に向かうところに
「ねぇねぇ、この辺で団栗取れるところ知らない?」
と声をかけてきたのは中学生か高校生の制服を着たお兄さんだった。
「お兄さん、困ってるの?」
「そうなんだよなぁ。幼稚園の弟にドングリゴマ作ってやろうと思ってさ。」
そう優しく微笑む弟思いのお兄さんが可哀相になって私は
「とっておきの秘密の場所案内してあげるよ。」
そういってお兄さんを案内した。
原っぱに着いてドングリを拾い集めている間に薄暗くなってきた。
「ありがとう、ちょっと疲れたから休憩しよう。」
と並んで原っぱに体育座りで腰を下ろした。
「あっまだ明るいのに星が見えるよ!ちょっと寝転んでごらん。」
お兄さんを信じて仰向けになると顔に真っ白なハンカチをかけられた。
私は白いハンカチは亡くなった人にかけるんじゃなかったかな?と思った瞬間お兄さんが覆い被さってハンカチの上から口を押さえ下腹部に何かを擦りつけている。
何をしてるかさっぱり分からないが次第に恐怖と気味の悪さを感じ始めた。
誰に教えられた訳ではないけど泣き叫んだり無理をしたら殺されちゃうのかなって考えた。
私はなるだけ落ち着いた声でお兄さんが困った状況を作らなくてはと思い、息を弾ませるお兄さんに
「お兄さん、トイレ行きたい。オシッコ漏れちゃう。また戻ってくるからトイレ行かせて。」
お兄さんは漏らした女の子の相手は面倒くさいだろうとすんなりどいてくれた。
私はもうダッシュで家まで走った。後ろも振り返らずにバカみたいバカみたいバカみたいバカみたいバカみたいバカみたいバカみたいバカみたいバカみたい
やっと家に辿り着き鍵をかけてカーテンの隙間から外を覗き込みお兄さんがいないことを確認して家の明かりも付けず机の下で唇を噛んだ。
バカみたい、知らない人について行ったらダメって言われてた。
バカみたい、制服のお兄さんはドングリなんかほしくなかった。
バカみたい、外で寝転んで星なんか見なきゃよかった。
バカみたい、バカみたい、でもこんなことお母さんには話せない・・・。
バカみたい、もう探検なんかしない・・・。
『バカみたい』
時に諸君。
人はなぜお菓子を求むのか知っているか?
アイスクリーム、ポテチ、チョコレートとあげればキリがないほどに我々の生活には、溢れている。
我々が脂濃いものや甘いものを求めるのは、かつての先祖にとって、それが有利な形質だったからだという。
いつ食物が見つかるかわからない状況下では、よく食べ、よく蓄えるものが生き残りやすかった。それが現代ではあらゆる習慣病の病巣としてあるわけなのだ。
「……」
ところで私は今、商品棚の前に立っている。
meiji、湖池屋、そんな文字列と色とりどりのパッケージが並ぶ、子供たちが騒ぐ場所。
思わず黄色いものに手が伸びーすぐ戻す。
いやいや先程説明した通りだ、こいつはあらゆる生活習慣の病であり、現代における悪魔なのだ!それを私は十二分に承知している。
財布を確認、小銭がたんまり入っていて、重たい、どうやら足りそうー
何を考えている!その小銭はどうやってできた物か覚えていないのか!?
「ママー、あれ何してるの?」
少年よやめてくれ、私は別にこれを買おうとしているわけではない、欲しいとか、そんな子供っぽい考えでは決してない。
お母さんも苦笑いしないで欲しい。
ここにいるから良くないのだ、すぐに頼まれた買い物を済ませるのだ、覚えているぞ。
豚バラ、白菜、白だし、美味しそうな鍋の材料、そもそもこんな物を食べては、食べれなくなってしまうだろう。
「買わないの?」
……
「お買い上げ!ありがとうございましたー!」
買い物袋を手に帰路につく、エレベーターで階を上がり、財布につけた鍵で扉を開く。
「おかえりー!買い物ありがとう!」
「ただいま、机の上置いとくね」
手を洗った後、黄色いブツを手に自室へ入る
「やっぱ海苔塩なんだよな」
罪の味、後悔はない…うん。
『バカみたい』
君が私を選ばないのに
私はただ待たされてるだけなんだ
バカみたい
こんなに好きなんだよ
君がそばにいることは望めないのに
私は他を愛することも選べやしない
バカみたい
こんなに好きでいるの
今多分人生で最も綺麗な時期でしょ?
歌詞でもあったもん
バカみたい
こんなに透き通った夜は虚しくなってくるってさすがに。
【バカみたい】 #31
当たり前の日常が終わった
出逢いに別れは付き物である
あれはいつの事だろう
意味の分からない話をして
バカみたいに笑いあった
内容なんて何一つ覚えてないけど
本気で笑った時のことだけは
忘れてなんかなくて
今でも鮮明に蘇る
そして
あの日々がもう戻ってこないことを
実感する
あぁ、
またバカなことを考えていた
母親の機嫌を窺って
父親の怒りを買わないようにして
友達には雰囲気合わせて
先生にはいい子ちゃんで対応して
好きな人には好きっていえなくて
嫌いな人にも嫌いって言えなくて
私はたくさんの顔を持ってる
みんなもきっと そうでしょ
本当の自分が通らない世の中
偽らないと報われない
バカみたいだよほんと
生まれたら 死ぬだけなのに
どうしてこんなに苦しいことで溢れてるのさ。
_ ₀₃
私には好きな人がいる。ずっとその人のことを考えている。
本当私ばかみたい
「バカみたい」
あぁ、
こんな世界を信じた僕がバカみたいだ。
まだちょっと彼奴の事好きなのかもしれない。
彼奴には超面倒くさい束縛系彼女がいるし、多分彼奴もあの人の事ちゃんと好きなんだろうけど。
でも好きっていう感情が無くなるくらい消すのってムズいよね。彼奴意外ととヤリモクとか結構サイテーな事で別れる様な奴だし。でも顔はいいし意外と可愛いとこあるしでちょームカつく。あの束縛彼女のせいで彼奴が可哀想に見えるのも好きだからなんかな。
岡崎とSになるとことかイトーチャンと居るとちっちゃくて可愛いとことか意外と甘えたなとことか我儘なとことか。
うちどこで間違えたんだろ。
彼奴と出逢わなきゃよかった?
彼奴とおんなじクラスじゃなければこんなんじゃなかった?
あの彼女がいなければもっと楽だった?
恋愛ってムズカシイネ。
君の言葉ってほんと他人事だよね。
君のことを真剣に考えてる私がバカみたい。
仕事をしてから
努力するようにした
髪を整えて眉毛も整えた
肌のケアもするようにした
爪も切るようにした
筋トレをするようにした
でも全部無駄に思えてきた
何もやる気が起きなくなった
楽しい事も無くなった
好きな物、ゲームだってガラクタに思えた
人も嫌いだ
努力は報われるなんて思ってそんなのただの言い訳だ
努力しきれなかったんだ私が悪い
報われる夢を見てバカみたい
中途半端に投げ出す癖に
昔と変わってない
いつまでもずっとバカだ
父の望遠鏡
覗きこんだレンズの中
遠ざかる星のしっぽ
を
つかまえたくて
明かりを消したベランダ
凍える息をしずめて
さがしていた
幾晩も
いつまでも
『バカみたい』
バカみたい
あぁ
また一日が過ぎてく
無駄にした一日
もう帰ってこない
「先生は結婚してるんですか?」
七崎が俺の薬指を見つめる。
「あぁ。……正確に言い表すなら、していた、だが」
役目を終えても、外されることのない銀の指輪。七崎がバツの悪そうな顔をする。
「それは……すみません」
「気にしなくていい。随分前の話だ」
苦いビールが喉元を伝う。
「あの、奥さんってどんな人だったんですか?」
「月並みな言葉だが……良い女だった。優しく、しなやかな」
自分で言っててありきたりだと笑えてしまう。そんな言葉じゃ表しきれない。世間に転がってるような美麗字句じゃ伝えきれないほどの魅力が彼女にはあった。俺にとって間違いもなく、最高の人だった。
……それなのに。
「……先生?」
「なぁ、七崎。……もしお前に好きなやつがいたら、そいつにちゃんと思いを伝えてやれよ」
七崎が気圧されたような表情のまま、頷いた。
「馬鹿だよな」
自嘲じみた笑いをグラスに零す。
「大学で教師やって、生徒を教えてるてめぇが……本当に大事なもんっての、何もわかってねぇ」
あいつの気持ちも俺の気持ちも。何も……わかっていなかった。
「七崎」
「はい」
「……お前はこんなんになるなよ」
「……はい」
あぁ、くそ。余計なことを言った気がする。酔いが回ってきちまったか。
「分かったんなら戻れよ。せっかくの飲みなのに、湿気た面した中年と飲んでも面白くねぇだろ」
わかりましたと立ち上がった彼女だが、俺の方に振り返ると満面の笑みになった。
「……私にとっては、すんごく面白い話でしたよ。またお話聞かせて下さいね」
「……ばぁか。行けよ、ほら」
俺は指輪をちらりと見た後、若者らしく、賑やかに騒ぐ輪の中に入る彼女を見送った。
もう会うことの出来ない君を思うなんてバカみたい。回りの人間は皆そう言った。けれど私はそうだとしても君の幸せを願っていた。自分から突き放した君を思うなんてそれこそバカのようだが私は君が不幸になる未来を信じたくないのだ。眠りにつく前に君との思い出に身を乗せる。こんなことになるのだったら君と一緒に居れば良かった。
本当に貴女ははバカみたい。私を一人にするなんて。
''バカみたい''
「何回も何回も同じことばかり
どんなに悲しんだって嘆いたって
何も変わらないのに
何回も何回も繰り返して
バカみたいでしょ?
自分でもバカみたいって思うわ」
『…』
「私には居場所がないの…」
「自殺も考えたりして未遂もした」
「もう''きっと誰かが助けてくれる''なんて
思えないしもう思わない」
「だから、もう放っておいていいよ…」
『いや放っておけないよ』
「なんで――」
『それに…』
『…』
『…僕はあると思うよ』
『君の居場所』
『君はいつもクラスで輝いていて…』
『…とても羨ましかったほどに』
「何言ってるの…そんなの居場所なんかじゃない
それに私なんかに…笑」
『''なんか''じゃないんだ』
『君は綺麗だ』
『泣く姿も笑う姿も』
『でも僕は君が笑ってる顔が1番好きだ』
『ずっと笑っていて欲しいんだ』
『自殺考えてたって自殺未遂してたって
僕の気持ちは変わらない』
『人間は何回も同じことを繰り返す』
『繰り返して繰り返して、そして
自分の望んでいた未来になる』
『夢があるなら、』
『夢があったのなら、』
『もう一度考え直して』
『嫌になるまで繰り返して繰り返して、』
『…たどり着くんだ』
『僕も手伝うからさ、』
『一緒にまた同じこと繰り返して、』
『一緒に笑いながら歩も』
『大丈夫、きっと君なら上手くいく』
『居場所も僕が作ってあげる』
『僕とだけの
秘密の居場所とかも面白そうだと
思ったりしないか?』
『もちろん嫌ならいいけど』
『面白そうだと思ったことにチャレンジ
していくんだ』
「…」
彼女は僕の袖を掴んで言った
「ねぇ…」
「どうしてそこまで…」
『だって…』
『それは―』
「どうしてそこまで…!私なんかに」
「私なんかに…」
「そんな優しい言葉を…かけるの」
「どうしてよ…!!」
「私に、私に希望を見せないでよ」
「生きたくなるじゃん……」
彼女はそう言って涙を流した
『なんかじゃないって言ったろ』
『生きたくなるのなら生きてみよう』
『ほら、』
僕は彼女にハンカチを差し出して、
彼女は僕の袖を掴んだまま
涙を流しながら僕に微笑んだ。
『君が好きだ…』
ぼそっと僕は自分の声を漏らしてしまった
君は
「ありがとう…」
「……」
「私も…
好きよ」
君は僕の肩に頭を乗せて…
君は
「ふふっ、ほんと、バカみたい…」
と微笑んだんだ
その時の顔は僕にとって
忘れられなくなるくらい美しく輝いて見えた。
前回の2人の過去でした
多分次もあると思います
次回になるかは分かりませんが…
その時は前回の結末の
少し前の出来事になると思います
最後まで読んで下さりありがとうございました
恋って人を、バカにさせてしまうのかもしれない。
彼の声、抑揚。言葉のひとつひとつが心に沁みて、大きな高鳴りとともに何も考えられなくなる。
彼に好かれるためなら、なんだってしてしまう。全てを犠牲にしてでも、呼ばれれば彼の元へと真っ先に向かってしまうのだ。
そうしてまでも、私は彼に好かれたかった。
それだけに夢中だった。
気がついたら、ぞんざいに扱われてることにも気づかないで。
あーあ、アタシってバカみたい。
バカみたい
バカを見たい。と言うことではないと思う。しかし、引き寄せの法則によって、自分がバカになるとバカがよってくる。ちょっと乱暴な表現で、汗が額から流れる。私はあくまでも、優しくありたいと思っている。優しくと言うと“ねむの木学園”の宮城まり子さんのことが頭にうかぶ。いつも“やさしく、やさしく”が口癖だったと聞く。どうな人生だったのかと?人間に対する興味は尽きない。
この世の地獄をみると、死んだほうがましだ。と思う人もいるのかもしれない。死んで天国にいきたいと。そんな中で宗教は生まれてきたのかもしれない。宗教が盛んな時期はやはり社会が悪い時期と一致するのだろう。現代がそうだ。
医者を長くやっていると、いろんな気づきがある。今は、脳脊髄を研究している。脳脊髄はその周りを水で保護されている。あたかも日本列島のように。