『タイムマシーン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
おじいちゃんが譲ってくれた
タイムマシンはポンコツで
どこへ行くのか分からないこともある
望んだ場所に行ける確率は7割
人生と一緒だって
おじいちゃんは笑ってた
小さなことだけどね
できなかったことを叶えてくるよ
明日
最初で最後の旅に出る
私はとうとうタイムマシーンを開発したぞ!
長い年月を費やし幾度の困難を乗り越えようやく完成した。異様な形の機械は私の人生の集大成なのだ。
これから私の新しい人生が始まるのだ
私は興奮と緊張が張り詰め、更にはボタンを押そうとする手が震えだす。
このマシーンがあれば過去も未来も好き放題だ。
辛かった。このマシーンを作るのに誰も信用出来ず、孤立し全てから逃げたのだ。それでもやはり人間それでは駄目なのだと悟ってしまった。
だから人生をやり直すのに丁度良いかもしれない
そう思っていた時だった。
やめろ
男のしかもか細い声が異様に耳に刺さった。
振り向いた先に声の主らしき人物が立っていた。
誰だ!?
姿を見せた男はみすぼらしい格好をした老人だった。
しかしその顔には見覚えがあった。
私はお前だ
何しに来たんだ!?お前は今頃幸せを掴んでるはずではないのか!?
過去や未来を変えても私は変わらなかった。
まさか、そんな筈はない!? 今まさに新しい人生を始めようと決心したばかりなのに、どうしてだ!?
私はお前の人生のやり直しに来たのだ...
過去に行って君の運命を変えたい
もっと早く逢えれば もっと早く気づけたら
もっと もっと もっと…
冷えていく絡めた手も
君の好きな5本の薔薇が生けられた花瓶のない部屋も
混ざり合う呼吸音も
消えてなくならないように!
「それでもきっと私は同じ道を歩みたいな」
#タイムマシーン
『タイムマシーン』
人を信じるとはどういうことなのだろう。相手のことを疑わず、私のことだけを想ってくれていると思うことだろうか。相手のあやまちを窘めて直してほしいと訴えかけることだろうか。殴られても蹴られてもすべて許すことだろうか。死んでしまった今ではよくわからない。
彼は浮気相手の女と相談した結果、私を山奥に棄てることにしたようだ。警察にすぐ相談してくれたなら、死んでなお恨みを持つこともなかったのに。
「タイムマシーンがあったらなぁ。こいつと付き合う前に戻りたいよ」
彼は私との生活に不満があったのだと語り始めたが、同情を誘うためか自分には非がないという内容に変えられていた。助手席からわかる、かわいそう、と気持ちのこもっているようないないような相槌が聞こえる。私なら、タイムマシーンがあったらどうするだろう。もしも過去に戻っても恨みは抱いたままで何も知らない振りをできる気がしない。それならば死んだこの身で恨みを晴らすほうが遥かにいい気がする。信じ合っているように見えるふたりから土を被せられながら、私はふたりの未来をひたすらに呪うことにした。
もしもタイムマシーンがあったなら
やっぱり学生の頃に戻りたいな。
もっと勉強しろと言うし、趣味を楽しめともいう。
そして、今いる友達を大事にして欲しい。とも言うかもね。
今でも仲良くしてくれて、ありがとうね。
「タイムマシン」
この言葉を聞いたことはないだろうか?
夢と技術とロマンと、少しの恐怖がこもっている
「過去はは変えられない」
という常識を科学や工業の力で覆すことができたなら?
言葉だけ聞くと、羨ましいと思う。
だが本当に「変えたい過去」があるのか?
いや、ない。
あるはずが、ない。
あっていいはずが、ないのだ。
「過去はは変えられない」
この言葉の本質は、
過去は、変えてはいけない。というものだと思う。
亡くなった人やペットと会いたい気持ちもわかる。
青春をもう一度して、あの子と結ばれたいのもわかる。
あの怪我や事故がなかったら……というのもわかる。
もっと勉強しとけばなぁ、めっちゃわかる。
でも、
あの時親が亡くなったことが今の自分のピースになって、
あの子に告白できなかった事が自分のピースになって、
あの怪我があった事が自分のピースになって、
ずっと勉強せずに遊んでいた事が自分のピースになって、
「私」という名のパズルが完成している。
そのパズルを崩してまで、過去に行きたいのか?
「私」は、変えられないのに。
「現代には、変わるチャンスなんてゴロゴロ転がってるくせに、過去にばかり目を向けて。過去に責任をなすりつけるな。」
「タイムマシン」はこう、言っている気がする。
タイムマシーンに乗って過去へ未来へひとっ飛び
おばあちゃんに会いに行きたいな
遠い未来がどうなるかも気になるな
満足したら今へ戻ってこよう
タイムマシーン
恋焦がれていたはずの君をみて失望した。なんだ、所詮そんな男と一緒になるのか。
小、中、高と同じ通学路、同じ道を進んでた。誰より俺が近くにいて、俺しか知らない君がいたはず。お互い特別で、俺たちだけの世界があったはず。
大学は君にとっての井戸の外、新しくて眩しい世界だったんだな。俺が古臭く見えただろう。それどころか俺を思い出すこともなかっただろう。SNSで見る君がどんどんと遠い存在になっていった。
それでも成人式で一番最初に綺麗と言ったのは俺、隣の席で笑ってる君を誰よりも可愛いと思っていた。君を好きな自分を感じた。
タイムマシーンがあったならどこに戻ろう。
花粉症のくしゃみをした俺の鼻垂れをみて一瞬笑ったのに「笑ってないよ」と誤魔化した春。ただ一緒にアイスをたべながらスプラトゥーンをした夏。赤いランドセルにイチョウの黄色が映えて眩しかった秋。「冷たい空気で、匂いがしないね」と少ししょぼくれていた冬。
好き、だというにはあまりに好きすぎて伝えられなかった。まだまだもっと、好きになれると思っていたから。
あの日々に戻ってがむしゃらに好きを伝えたい。だからどうか、こんな未練がましい俺を見捨てないでくれ。
タイムマシーン
恋焦がれていたはずのお前をみて失望した。なんだ、所詮そんな男と一緒になるのか。
小、中、高と同じ通学路、同じ道を進んでた。誰より俺が近くにいて、俺しか知らないお前がいたはず。お互い特別で、俺たちだけの世界があったはず。
大学はお前にとっての井戸の外、新しくて眩しい世界だったんだな。俺が古臭く見えただろう。それどころか俺を思い出すこともなかっただろう。SNSで見るお前がどんどんと遠い存在になっていった。
それでも成人式で一番最初に綺麗と言ったのは俺、隣の席で笑ってるお前を誰よりも可愛いと思っていた。お前を好きな自分がまだちゃんといた。ずっと、ちゃんと好きだった。
タイムマシーンがあったならどこに戻ろう。
花粉症のくしゃみをした俺の鼻垂れをみて一瞬笑ったのに「笑ってないよ」と誤魔化した春。ただ一緒にアイスをたべながらスプラトゥーンをした夏。お前の赤いランドセルにイチョウの黄色が映えて眩しかった秋。「空気が冷たくて、匂いがしないね」と少ししょぼくれていた冬。
好き、だというにはあまりに好きすぎて伝えられなかった。まだまだもっと、好きになれると思っていたから。
あの日々に戻ってがむしゃらに好きを伝えたい。だからどうか、こんなにも未練がましい俺を見捨てないでくれ、メグ。
【タイムマシーン】
タイムマシーンがあったら、君とはじめて出会った日に行ってみたい。
君はサラサラした黒髪で、笑うと白い八重歯がこぼれた。
可愛らしい笑顔の陰には負けず嫌いの強さが隠れていたっけ。
一目惚れって、ほんとにあるんだよ。
タイムマシーンがあれば、それを証明できるよ。
タイムマシーンがあったら、君とはじめて出会った日に行ってみたい。
君はボーイソプラノで歌い、そのくせ大人みたいにおれを見た。
生意気盛りのくせに怖がりだったよな。
一目惚れって、ほんとにあるんだよ。
タイムマシーンがあれは、それを見せることができるよ。
タイムマシーン…。
過去に戻ったからと言って今が上手く行くのだろうか…。
未来に行って来たと言って今を上手く生きられるのだろうか…。
思い出感覚で過去に戻りたい…。
興味本位で未来を見てみたい…。
そんな旅行をタイムマシーンでしてみたい…。
けれど、日々は過ぎていきます。
皆平等に、残酷に。
わたしをおいて貴方はいってしまう。
いつかの未来、タイムマシーンが発明されて
どの時にも自由に行けるようになったとしても
あなたにもらったこの痛み
わたしの、痛みは
きっと消えないのでしょうね。
夜に缶ビールとつまみを用意し、ただ細々と飲み食いを続ける男は特にこれといった友人も居なく、歳のせいかテレビすらも煩くて聞いていられない。窓から夜風が侵入してひとつまみ分の少年心を燻れば、なぜ自身がここまで草臥れてしまったのかすら分からないふりをし、酒で誤魔化す。
もし戻れたらのなら、何からやり直せばいいのか。いや、産まれ直しが必要なのかもしれない。
両親の自慢の息子などとは肩書きばかりで、今は酒浸りな自分自身に罪悪感を感じた男は、またもや酒で誤魔化している。そのとき、スマホのバイブ音が鳴った。
『ほら、この写真を覚えている?』
母から短い文章と共に添付されて来たのは、母と幼き自分が車窓から見える海に興奮してる様子だった。
『お父さん、いつも写真を撮って全然自分は映らないんだから、本当にお父さんの写真が見つからなくて大変!でも、いっぱい思い出を残してくれたお父さんに感謝しないとね』
すると、次に添付された写真には父が赤子を抱いている写真だった。父の顔はとても穏やかだった。
『母さん、お盆に帰るよ。』
『お父さんもきっと喜ぶわ。待ってるね。』
スマホを閉じれば、男は酒でまた誤魔化す。何を誤魔化しているのかは、当人すらも分からない。ただただ無性に悲しく、虚しさで胸が詰まっているのだろう。夜風が頭を撫でた。
もし戻れたら僕は一体何をする?
男は記憶を引っ張り出す。いつもキツく閉じられた瓶は、今日はすんなり開いてしまった。
もしあのとき、
あのときも、
あんなときでも、
いや、このときで、
溢れ出る未熟さと無知な自分の姿で胸が切り開かれていく。酒を手探りで見つければ、また誤魔化した。しかし、走馬灯は続く。
そういえば、なんで僕はあんなだったんだ。
一つの疑問が頭に過った。
そういえば、
そして、
ああするしか、
あれが、
溢れ出る未熟さと無知な自分が全力で悩んで、失敗して立ち上がろうとしては転けてしまう姿が脳裏に浮かんだ。その姿の後ろでは、両親も一緒に悩みながらも前に進む姿があった。いつしか、父は止まり、先に進む2人に手を振って居る。ほんのり言い訳じみた空想を男は、否定しなかった。過去へ行ってもきっと同じことをするだろうと分かっていたからだ。
「僕は馬鹿だな」
そんな小さな呟きは、まるで過去の自分に言っているかのようだった。
「僕は僕でしかないんだろうな」
失敗した、恥をかいた、傲慢だった世界線での自分を無くすことは出来ない。たとえ、過去を変えても戻るべき世界線はここなのだろう。映画のように未来が変わるなんてことは無いのだ。僕の居場所は、必然的に否応なくここだ。ここなのだ。
男は最後の一口を飲み干し、夜風が空き缶を吹き飛ばした。タイムマシーンに男は乗ることは無いだろう。
"タイムマシーンがあったら" の受験の前そんなテーマ小論文を書いたことがあった。想定される答えは2つ。過去に行くか未来に行くか。
けれど、その時自分が書いた回答はどちらでもなかった。『使わない』と逡巡の後にそう言葉にしていた。『過去にでも未来にでも行ける道具が目の前にあってすら使わないでいられる人生をすごしたい』のだと。
曰く、過去に行くことはそれまでの自分の否定で。曰く、未来に行くことは将来の可能性を摘み取ることだそうだ。
……それはなんって幸せで現実を知らない人間の意見なのだと今では思う。馬鹿みたいな綺麗事だ。
でも、その愚かなほど気高い前向きさが嫌いではないから。そんな自分で居続けたいと思った。
100年後、この世界はどうなっているのだろうか。
そろそろ空飛ぶ車が出来ている頃か?21世紀には出来ているはずだ!なんて言っていたのに車は未だに地に足をつけて走っている。22世紀まで後100年も無いからまだ車は飛ばないのかもしれないな。お前なら知ってるんじゃないか?
そんなに気になることかな?22世紀にはもう死んでいるから早く知りたいって?全く君ってやつは…しょうがないなぁ!じゃあ1回だけだよ?あんまりコレを使うと僕が怒られちゃうんだけど…まあ何とかしてみせるさ。他でもない君の頼みだもの!…でも本当に今回だけの特別サービスなんだからね?
それじゃあ準備をするから少し待ってておくれ!
ああそう、ひとつ言い忘れていたんだけど、未来に行ったとして君が過去の人間だってことはバレないようにするんだよ?約束できる?…なあに、服の事を聞かれたら「古着が好きなんだ」とか「レトロな物に目がなくて」とか言えばいいんだよ。あとはそうだな…「歴史が好き」なんてのもいいかもしれないね。
それじゃあ。また、会おうね。
#タイムマシーン
タイムマシーン
過去に戻れるなら何をしたいだろう。
未来に行けるなら何をしたいだろう。
全ては今の私が決まるのだ。
未来ってどんなとこかなー?
って思ったことあるよね!
僕が思う未来はね、、
人が少なくなってて、
自然破壊されてて
今の環境の跡形が無くなってると思うな、、
そう思えば悲しいよね、
タイムマシーン。子どもの頃に戻って人生やり直し、と思ったけどタイムマシーンじゃ若返るとかそういうのはないな。過去に戻っても過去の自分がいるんだから。
未来に行くにせよ過去に行くにせよ競馬で金を稼ぐくらいしか思い付かないな。
あるいは旅行か。金も時間もないから旅行なんてできないけどタイムマシーンがあれば時間は確保できるからぶらり旅くらいならできる。
しかしタイムマシーンがなければ旅行すらろくに行けない今の人生はくそだな。死にたくなるわ。
タイムマシーン
タイムマシーンはほしくない。
便利かもしれないけど、過去のアラや非効率だった頃の試行錯誤さえ浮き彫りになることを考えると、羞恥心がどうしても優勝してしまう。
タイムマシーンはほしくない。
うっかりしてしまった失言が取り消せるならと思わないでもない。
それでも失敗しなければ私は成長しない。
取り消せるからと何回でも失言をする私にはなりたくない。
タイムマシーンはほしくない。
時間は一方向にしか進まないって知っている。
世の中の物理法則を歪めてでも確認したい未来や過去の出来事はないし、それによって歪む時間の責任は私には取れない。
タイムマシーンは、いらない。
タイムマシーン
必要なものなんだろうか。
いらないと思うんだけどなぁ。
どう考えたって、悪にしかならんもの。
けして良い事にはならん。
歴史も運命も、ただあるがまま。
たとえ改変されようと、どこかで覆される。
それが時の流れなのだ。