『スリル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【スリル】
愛人「じゃあ また明日待ってるね」
オレ「ああ」
愛人「おやすみ」
オレ「おやすみ」
職場でも プライベートでも
オレ達は楽しく話している。
バレないように
色んな人と話し、LINEの履歴を消す。
そしてデートは出来るだけ少なく…。
ほとんどは愛人の家に行き2人きりで過ごす。
ある程度時間になったら解散し 帰る。
そんな日々を過ごしている。
しかし、事態が変化した。
旦那が知られたくない過去が同僚の裏切りで職場にバレ
クビになるかもしれないということがおきた。
そして万が一クビになったら
旦那はオレの職場に転勤しようと考えているらしい。
それは良いが
そしたらオレの方に問題が起きる…
なんと旦那がオレの職場に転勤してきたら
今度は愛人が別のところに転勤することになるのだ。
愛人とオレの中が引き裂かれないように
何とか旦那のクビが免れることを祈りながら
ひっそりと過ごしている。
「『次回のお題が何であれ、次のハナシはこんな展開にします』って、決めて今回のハナシ書くのは、まぁまぁ、スリルあるわな」
某所在住物書きは某国民的探偵アニメの、某昔々のスリルでショックで云々なオープニングを久々に聞きながら、下手をすれば明日「スリル」どころでは済まないような物語を、コツコツ、組んでいる。
題目によっては、大コケし得る。場合によっては初めての奥の手、「お題無視」をきる必要性に迫られる。
それはいわば、ギャンブルに近い采配であった。
この物書きの、今まで通してきた執筆スタイルが、つまり3月1日の初投稿から続く、連載風だったから。
「爆死しませんように、しませんように……」
物書きは今日の投稿分を書き終え、天井を見上げた。ソシャゲのガチャの爆死は得意分野だが、このアプリではどうだろう。
――――――
先輩のアパートで、生活費節約術なシェアランチを一緒に食べてたら、
ポツリ、先輩が珍しく、自分のことを話してくれた。
「『藤森』は、私の父方の実家の姓なんだ」
藤森。藤森 礼(ふじもり あき)。
先輩の今の名前。
8年前までの先輩は、附子山 礼(ぶしやま れい)。
名前は「礼」の読み仮名を、「れい」から「あき」に変更しただけ、
名字は説明がすごく長くなるけど、法律に則した、公的に認められてる手続きを踏んだ。
7月19日だったか20日だったか、先輩は一度、私に先輩の「名前」のからくりを、教えてくれたことがあった。
先輩には8年前、加元っていう初恋相手がいた。
加元は自分から先に先輩に惚れたくせに、いざ先輩が惚れ返した途端、解釈押し付け厨の本性を出した。
鍵もかけてないSNSの別垢で、「コレ解釈違い」、「ソレ地雷」って、先輩をディスり倒して、
先輩はそれがつらくて、悲しくて、心がすごく傷ついたけど、加元を傷つけ返したくはなくて。
だから、名前も、住所も、仕事もスマホも全部変えて、加元の前から姿を消して、この区に来た。
加元に何も言わず。何も伝えず。
先輩には、そんな昔話があった。
「改姓改名のことは、勿論両親に話した。何日も、何日も説明して、相談して。
父は私のUターン含めて他の道も探してくれて、母はなんだかんだで最初から私を許してくれていた。『まるでスパイ映画みたい』と私を茶化して。
『藤森 礼』になって最初の1ヶ月はスリルそのものだったよ。なにより私自身が、自分の『名前』に慣れていなくて、何度も『旧姓旧名』を名乗りそうになったから。
……けれど、お前も知ってのとおり、8年前『何も』伝えなかったせいで、加元さんが今年の夏職場に何度も押し掛けたり、色々、お前にも職場にも、酷い迷惑をかけてしまったワケだ」
「なんでその話を私に?」
「何故だろう。私もよく、分からない」
「明日その、8年前先輩の心をズッタズタにした人と会うから?会って、全部話しても、もし先輩を諦めなかったら、加元さん道連れにして故郷の雪国に帰るつもりだから?」
「そうだな。……そうかもしれない」
安心しろ。お前にも職場にも今後一切危害を加えないように、加元さんにはしっかり釘をさすから。
先輩はそう付け足して、私を安心させるための、ちょっと形式的な笑顔を見せた。
「じゃあ明日、加元さんが無事先輩のこと諦めてくれたら、お祝いになんか奢って」
私はそんな形式的を、知らんぷり。
先輩がよそってくれたランチを、激安手羽元がゴロッと入ったオニオンコンソメスープを受け取って、
ぱくり、まず手羽元の1個にかぶりついた。
―――「スリル」
私はスリルを求めることが好きではない。
・学校の校則を破る
・先生にばれないように教室を抜ける
などの怒られそうなことを、仲間や自分の心の中で
楽しいとかワクワクな気持ちでやる「スリル」も
どちらかと言うとヒヤヒヤする「スリル」、
・ジェットコースター
・お化け屋敷
なども好きではない。
けど、1つだけ違うところがある。
上の2つはちょっとやってみたいと思うし、面白そう
だとおもう。
下の2つは自分からは絶対にやらないし、誘われても
1回は断ると思う。
人間性的には逆の方がいいのか?
それとも人それぞれだから別にいいのか?
挑戦しようと思ったとき
ワクワクと不安が
岩礁にぶつかる荒波のように
やってくる
なるほど
これがスリルか
スリル
最近は特に感じないかな
リスクはあたり前だから
失敗はスリルにはならない
スリルなんてなくても
どちらにしても挑戦したいことはする
成功したいからスリルで
失敗も含むのがリスクなのかも
スリルある挑戦はないかも
リスクある挑戦はする
スリルある感じが全然、覚えがない
スリルとは
緊張感なのかも
って、書きながら思いました
"スリル"
新しい事をやる時は、いつも事前準備をする。新しい事をするのには、不安が必ずついてくる。事前に調べたり必要な物を揃えたりして紛らわして、ある程度イメージトレーニングして備えて挑む。
スリルなんていらない。突然の事が起きる度、いつも頭が真っ白になって、心臓が止まりそうになる。まぁ、どんな事でもアクシデントの一つや二つはある。けれどそう何度も起きて欲しくない。それに、その原因が自分の無知で、なんて絶対嫌だ。
《完璧に》なんて流石にできないけど、ミスをするなら《その場で即修正可能》なレベルの小さなミスの方が良い。
「やれよ、お前の番だろ」
「できない……できないよ、お兄ちゃん」
お兄ちゃんは呆れたようにため息をついた。
「またかよ。やろうって言い出したのはお前だろ」
「……だけど、怖いんだもん」
私は手にしていた短剣をテーブルの上へ落とした。カチャっと音が鳴る。
「ふざけんな、ここまできて止めるとか言うなよ」
お兄ちゃんは短剣を拾い上げると、私の手に押し付ける。
「う、うぅ……」
「ほら、しっかりしろ、思い切って刺すんだよ」
「だめ、心臓がドキドキして、手が震えちゃう」
「あとちょっとで終わりだ覚悟を決めろ」
私は深呼吸をして短剣をきちんと持ち直した。
「……やるね」
お兄ちゃんはいつも勝負どころでやるように、くるりと首を回して言った。
「よし、やれ」
ゆっくりとゆっくりと、緑色の短剣を樽に空いた穴に差し入れた。カチリ、奥に嵌った感触がする。
みょ〜〜んとバネの音とともに、眼帯をした海賊の人形が飛び跳ねた。
「きゃあっっ!!」
思わず悲鳴を上げてしまった。心臓を押さえるとバクバクいっている。
「はぁーー、この『〇〇危機一髪』。最初はいいけど後半になるにつれてひと刺しごとに緊張するよね」
「結構スリルあるよな」
「楽しかったでしょ? 今のはノーカンでもうひと勝負しよ?」
「だめだよ、オレの勝ち!」
「私の負け〜? やだっ」
「お前がトランプやオセロじゃ負けるから、このゲームがいいって言ったんだろ。もうお終い」
「ちぇーー」
口を尖らしてお兄ちゃんを見たけど、譲る気はないみたいだ。
「分かったよ、さっさとやっちゃって」
私はテーブルに置かれたナイフをお兄ちゃんに渡した。今度はプラスチックじゃなくて、ちゃんと本物の刃物だ。
「んーー!! ンーー!!」
部屋の隅で様子を窺っていたお父さんが何か言っている。手足を縛られて猿轡を噛まされているから、くぐもった声しか出せないけど。
「私だってずーっとコイツに殴られてきたの。勝負だから最初のひと刺しはお兄ちゃんに譲るけど、ちゃんと交代交代にしてね」
「分かってるよ」
お兄ちゃんが笑いながら立ち上がって、お父さんのほうへ近づいていく。私もそのあとに続いた。
「んーー!!」
お父さんは涙目で首を振る。
悲しみ、哀れみ、躊躇い、罪悪感。
残念だけど何にも感じない。私もお兄ちゃんも、お父さんを見る時は心を消してきたから。
お父さんに頭を撫でられたこと、肩車をしてもらったこと、遊園地に行ったこと──なんていうような、思いとどまらせるいい思い出も何ひとつない。
それはお兄ちゃんも一緒だから、止めようかなんて言い出す様子はない。いつも通り穏やかな笑顔を浮かべている。そして首をくるりと回して言った。
「さぁ、次のゲームを始めようか」
#11 2023/11/12 『スリル』
#99 スリル
プレッシャーのひとつであり、生命の危機に関する恐怖や脅威に近い感情を感じさせることをいう。交感神経が作用して興奮状態を作り、極度になると手足の冷えや動悸に繋がる。
一方で、行為に対する安全対策に納得できている場合や、
「自分は大丈夫、何とかなる」といった正常性バイアスが働いている場合には、
中毒性のある愉悦として味わうことができる感覚である。
しかし、いくら安全確認が行われても命綱を信頼できないような場合は非常に不快な感覚に陥る。
スリルがある状況のひとつとして、
橋を渡るケースがある。
幅にゆとりがあり素材自体に強度があるような橋では景色を楽しむことができるのに対し、
細かったり古そうだったり、自然素材でできた吊り橋を見たときなどに、本当に渡れるのか?と不安になるのは、安全対策への信頼性に差がある為であり、それを楽しめるかどうかは本人の素質にかかっている。
他にはジェットコースターに乗る際に、
(万が一もないはずだけど、このベルトが抜けたら吹っ飛んでいくんだよなぁ)
などと考えてしまう場合はスリルを楽しめない可能性が高く、要注意である。
ちなみに電車の吊り革はかなりの強度があり、通常の使い方で切れる心配はないとされている。
また、幼児がくすぐりや「たかいたかい」を喜んだり、子どもが鬼ごっこや隠れんぼを楽しんでいるのはスリルを味わっている為であり、そこには信頼を前提とした人間関係が構築されていることが多い。
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固い文章を作るのって楽しい。なんなら固く作っておいて、後から柔らかく直していくのも、良い。
上手くいかないと凹む
正直に言うと、やる気もなくなる
何回やっても失敗しちゃって
もうダメなんじゃないかって諦めたくなる
諦めるな!って思うほど心が締め付けられて
だから思い出す、楽しくて始めたって事を
目を閉じて、ゆっくり思い出す
一番最初のワクワクを
上手くいく、上手くいかないじゃない
ワクワクするかどうかなんだ
二匹のゴキブリ────
私に数年ぶりの緊張が走る
『スリル』2023.11.12
「ワルイコトを教えてあげる」
彼は笑いながらそう言った。甘美なその響きに、ドキドキした。
彼との関係がすでに背徳的で、とてもワルイコトなのに。
これ以上のワルイコトがあるのかと思うと、自然と期待してしまう。
なにを教えてくれるのだろう。お酒はハタチになって彼と出会ったときに教わった。なら次はタバコだろうか。
おれはアイドルだから、タバコはできれば避けたいが、彼が教えてくれるのならいいと思ってしまう。
それとも、賭け事。賭け事と言えば、競馬だろうか。公営ギャンブルだからそこまでワルイとは思わない。
だとしたら、麻雀かもしれない。怖い人が出てくるドラマや映画では、お金を賭けて麻雀をしている。
この歌舞伎町は一本路地に入るとそういう店がごまんとある。そういうところに連れていってくれるのだろうか。
前を歩く彼の後ろをついて行きながら、これから訪れるスリルにドキドキする。
もう時刻はとっくに天辺を超えている。夜の街が一層、派手になる時間帯だ。
少しの期待と少しの不安。その両方を抱えながら、連れていかれたところは、なんということはない。
ラーメン屋だった。
彼は慣れた様子で入っていく。慌てて追いかけて、隣の席に座った。
注文したのは一杯のラーメン。チャーシューの乗ったラーメンだ。
「これって」
「ワルイコト。この時間にラーメンを食べるなんてワルイコトをしてる気持ちにならない?」
悪戯っぽく片目を閉じてみせて彼がラーメンを啜った。
なるほど確かに真夜中のラーメンは背徳的だ。
スリルもサスペンスもいりません
私に安寧をお与えください
明日提出の課題も全く手が着いていないというのに、残業のおかげでただいまやっと電車に乗りました
先日は休みだったのにシフトは入るし
今日は徹夜ですか
どうしてこうなりました
スリル満点ですね有り得ません
もう眠りたいです
このまま最寄り駅を通り過ぎてその場で寝てしまおうか
明日の授業を飛ぶか
悪いことばかり考えてしまいます
スリルもサスペンスもいりません
私に安寧をお与えください
#スリル
夢の中
死ぬか生きるかの最中
何故だかそれが楽しくて
何故だかそれが恐ろしい
目覚めてもまだ
何故だかそれが面白くて
何故だかそれが息苦しい
『スリル』
うそ!!
本番中にまさかの代役?!私が!!!
物語は知ってるから、行ってみる?!
やっちゃえー!!
あぁー楽しかった。
なんか全然違う劇になったけど。
みんなもウケてたし、見ている人も
大笑いだったし、良かった。
私にとってスリル満点の学園祭だった。
俺は今から友達と、人生初のジェットコースターに乗る
ちなみに、友達は、大のジェットコースター好きだ
俺は、怖いって気持ちと楽しみって気持ちが一秒づつ入れかわってる
「何名様でお乗りですか?」
「えっと、二人で」
ゴゴゴ
え、まだ上るの?!
わっ、きれいな景色〜
ヒュン
うわあああああ!!!!!
「ハァハァハァ…まじで怖かった」
「だな、でもこのスリル感、癖にならね?」
このスリル感は最高だった!
テーマ:スリル #362
「アタシ、スリルが欲しいの」
初めてカジノであったお兄さんはそう言うと
手に持っていたサイコロを手でもて遊び始めた。
「ねぇ、あなた。アタシと楽しいゲームをしましょう?」
突然お兄さんはサイコロで遊ぶのをやめ、
私の手を握る。
私は戸惑いながらも笑顔を崩さなかった。
もういない、私とママの唯一の約束だから。
「こんな嘘だらけの場所はもうウンザリ。
アタシ外の世界で自由に生きたい」
なんでだろう。
このお兄さんは不思議。
なんだか私を変えてくれる気がした。
このタイクツな日常を覆してくれるような――
※♡4400ありがとうございます
スリル╱11月12日 日曜日
私は、恋愛にスリルを求めない。
求めたくない。
例えば、彼女がいる人と恋愛して、バレないかドキドキだねwみたいな会話をしてる人とか見ると、すごく嫌悪感を抱く。
恋愛は安定していた方がうまく行きやすい。
相手にもそれをわかって欲しいし、スリルを求めないで欲しい。
私は、1番じゃないなら付き合わない。
2番目の女なんて幸せにはなれないもの。
あの青い夏 くだらないスリルを求める遊びも僕らにとっては何よりも至高の時間だった
最後には幕を閉じる
先の読めないシナリオを歩くのが怖い
散ろうせめて興奮で混乱しているうちに
私の駆け抜ける生を掻っ切って
(スリル)
履歴見返し ドキドキしてる バレないように 顔合わせ
"スリル"
JKかもしれない