ススキ』の作文集

Open App

ススキ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/10/2024, 12:03:05 PM

24. ススキ

月曜日、文化の日の振替休日に山とも呼べない森を不慣れながらも歩いてきた。眺望の良い場所に出たときに、ふと、見渡せる景色よりも目の前で揺れるすすきへ注意が移った。今年は秋という秋を感じなかったものだから、感激してしまったのだ。やってみないと気づかない豊かさがあるのだなと思いながら、深みを目指して再び歩き出した。

11/10/2024, 12:02:35 PM

今日は観光地になった秋の風物詩を見に来た。
 広大な土地にゆらゆらと動く、すすきの群生。その銀の穂は、太陽の光を浴びて金色に見える。
 
「綺麗ですねえ」
「そうだねぇ」
 
 近くまで行こうかなと思ったけれど、想像しているより広過ぎるわ、葉が鋭そうだわと思ってやめておいた。
 
 勇敢な観光客は、中に入って行っていた。背の高いすすきなんて自分たちと変わらないくらいの大きさだから、束になっていると少し迫力もある。
 
「晴れてよかったです」
「そうだね」
 
 彼女は俺に身体を預けてくれる。彼女の重みはずっしりとして、大切な重みだ。
 
「来年は忙しくて見にこられないかな?」
「わかんないです」
 
 彼女は大きくなったお腹をさする。その表情は慈しみを含んだ優しい微笑み。もう、ちゃんと〝おかあさん〟をしていた。
 
「意外と、元気過ぎて大暴れしているかもですよ」
「だったら、また来ようね。今度は三人で!」
 
 来月の初旬に、俺は〝おとうさん〟になります。
 
 すでに三人だけれど、彼女……奥さんをひとりじめできる、最後のデート……かな?
 
 
 
おわり
 
 
 
一七八、ススキ

11/10/2024, 12:00:58 PM

夕時の風に涼しさを感じるようになると、外でふと見かけるススキの花に、未だ幼かった頃の記憶をぶわり、と思い起こさせる事がある。

其れは極めて断片的な記憶だ。
実家近くの河川敷、友人と共に、辺り一面に生い茂るススキの花を掻き分け歩いている。ただそれだけである。

その時感じた風の肌寒さと、ザーザーという川の鳴り止まぬ音。それらの得も言われぬ寂しさが、目も眩むような夕陽に照らされ黄金に染まるススキ畑の儚く幻想的な美しさと対比され、その一瞬だけが切り取られたフィルムのように、記憶の残渣として留まり続けている。

秋の黄昏の寂しさが、あの日幼いながらに感じた「嗚呼、この瞬間はもう二度と戻っては来ないのだな」という事実を、その後も何度も思い起こさせた。


瞬時に過ぎ去る秋の季節と人生の一瞬一瞬は似ている。

閃光の如く一瞬で過ぎ去り、儚い。

だからこそ其の時々は例えようもなく美しい、と秋風に揺れるススキの花を見る度思うのである。

11/10/2024, 11:56:35 AM

すすき


霜月
夕暮れ
木枯らし

ススキの原
何気ない約束

まんまるの月
照らされたふたり
小指が絡まる

初恋だった

11/10/2024, 11:56:20 AM

ススキ。

ススキ。
ゆーやくんに
買った月に
ススキを
飾ろう。

しばらく
逢えなくても
月を見れば大丈夫。

11/10/2024, 11:55:51 AM

すすき

「団子はねぇの?」
「お月見は先々月に終わりましたわよ」
「…………いやススキあるなら団子がセットだろ?」
「お花見はお弁当がないとできないと思ってる人ですわね」
「だって花瓶にススキ飾るんだろ」
「行事がなくても花瓶に植物飾りますわよ」
「団子は」
「お腹減りましたか」
「いやだって団子があると思ってたから……」
「あると思っていたものがどこにも無いと分かった時の虚無感って大きいですよね……」

ぐう、と腹の虫が2人分。
夕日が差し込む廊下に伸びる影も2人分。

「台所になんか無いか…?」
「つまみ食いは減点30ですわよ!!」
「それたまったらどうなんの?飯抜き?」
「明日の朝のココアがなくなります」
「思ったよりしょぼい罰だった」
「マシュマロ入りですのよ!!」
「じゃあ俺だけで行くからいいよ」
「ずるいですわ尾上君だけ!!私もお腹が減りました!というか貴方のせいですわよ!お団子お団子って言いましたもの!」
「どっちを取るんだよ、今日のつまみ食いか明日のココア」
「諦めませんわ、両方です!」
「嫌いじゃ無いぜその強欲」

台所を目指して廊下を進む。笹本さんはまだ買い出しに出てるからつまみ食いなら今のうちだ。バレなければバレない。
玄関に差し掛かったところでガラリと戸が引かれた。
帰ってくるの早すぎだろ!?血の気が引いたが、そこに立っていたのは意外な人物だった。
特徴的なうねりの赤い髪、首に墨色のヘアバンド。

「何悪巧みしとんねん……」
「あ、蛸嶋君だ」
「蛸嶋君こんにちは」
「挨拶できて偉いなァ、ちゃうねん、俺は石蕗さんに頼まれて来たんやけど…おらんの?」
「呼んだら来ますわよ」
「柳谷女史だけやろそれ」
「何持ってんの蛸嶋君、団子?」
「よう分かったな!?エスパーか自分」
「マジ!?!?」
「あ、LINEきた…『お疲れ様です、お嬢様と尾上君と分けてください』……いやなんやのあの人急に団子買って来て欲しいて…」
「え、俺ら食べていい団子?」
「巧妙な罠かも知れませんわよ尾上君、油断大敵ですわ」
「自分なんやとおもてんねん…あ?ススキなんに使うん、月見?団子ってこれか?」
「ここにも月見にススキ派が」
「石蕗がOKだしたなら減点なしですわね」
「団子やるから場所貸してえな。月見すんやろ、縁側行こうや」
「月見過激派だ」
「文句言うなら団子無しやぞ」
「蛸嶋君万歳!」
「よッ、月見奉行!」
「初めて聞いたわその呼称」

その後、縁側にブランケットを広げ花瓶と団子を並べ、月が出るのを待った。新月の日だったのでススキを見ながら団子を食べて終わった。

「俺ら何するって話してたんだっけ」
「ススキを見る会では?」
「寒い」
「お嬢様、カロリーオーバーですので明日のココアは無しです」
「さ、笹本ぉ!?そんな殺生な!!」
「無しです」

11/10/2024, 11:54:19 AM

冬枯れのすすき色なき風に揺れむき出しの足ますますかじかむ

【ススキ】

11/10/2024, 11:54:16 AM

私はどうやって生きていこう。

かわいいもので癒されて生きていこう。

気分転換して、生きていこう。


姫系が好きで見つけた好きなもの。


私の幸せを創っている。

私は喜んで幸せな毎日を送っている。

幸せならいーや。

そう思う。

素敵じゃなくても、幸せならいーや。

私は、素敵じゃなくても、幸せです。

11/10/2024, 11:53:58 AM

多分それは一番大切なものを思い出したから。引き合わせたんだろうね。そういうことを不思議と思わない。たとえ一日でもいい。外に出るきっかけがあるといいね。あなたの悲しみとわたしの悲しみの波長があったのかも知れないね。外は観るものだから。

今日はマムミックスとケイトと多肉植物のミックスの3.5号を買ってきた。
ススキも見るね。
多肉植物は10株くらい入ってる。てんこ盛り。希望ちゃんいいこ。わたしにはこれくらいがお似合い。
Duoの希少ダイヤが手に入った。

ススキ116

臨時

また来週月曜日

11/10/2024, 11:53:45 AM

〜ススキ〜

月のうさぎに ススキの穂

すずめの隠れ家

この季節ってより

すこし遅いような?

11/10/2024, 11:52:53 AM

ススキが揺れる
さらさらと
我々は結果を見ているだけ

溶け残りが入ったカップ
ぐるぐるとかき回す
中で渦巻く、銀河のよう
我々は結果を見ているだけ

結果を見ているだけだから
それ以外の条件が存在しないのは当たり前
必然なのは当たり前

結果が起こる前は
無数の条件が偶然という名前で存在し
結果が起こった後は
唯一の条件が必然という名前で存在する

冷たく聞こえるかもしれない
でも、結果と条件と無数の存在を意識すると
結果を柔らかく受け入れられる

パラレルワールドなんて言葉を知る我々は
ススキの揺れが必ずしも一緒じゃないと想起する

それは目に見えない物理現象という条件が
そのたびそのたび風の揺らぎを変えるから

でも、この世の全ての条件を固定して
繰り返し繰り返し再現する存在がある

録画して再生してみればいい

再生するたび同じ映像が見えるのは
全ての条件を固定して再現しているから
一つたりとも条件の変更は許さない

人が認識してない条件まで固定する
何一つとして条件を変えず
繰り返せる存在は稀だろう

人の思想思考も条件
相手が怒らせるから怒るのではなく
自分に怒る条件が揃ったから怒る
同じ人と接しても
怒る人怒らない人と差が出るのが証拠だろう

怒ってしまうのは仕方ない
あくまで条件が揃っただけ
我々は結果を見ているだけ

何かを正したいと思うなら
そうならない条件にしてやればいい
思想思考でそうできることもある
もちろん他のことでもね


(まだこの考えは私の中でぼやっとしている。
 はっきり見えないということは、間違いがある、見えてないことがあるという証拠。私の投稿のほとんどがそう。笑)

11/10/2024, 11:50:05 AM

秋の代名詞であるススキ。しかもススキは、観賞用だけでなく茅葺き屋根の素材としても、古来から重宝されてきた。

しかし、現代の日本において、ススキはある植物に生存を脅かされている。それは、セイタカアワダチソウである。

外来種であるセイタカアワダチソウは、その生息地を日本全土に拡大して、その縄張りをススキの生息地にまで拡充しているのだ。

ちなみに、そのセイタカアワダチソウも、シスデヒドロマトリカリアエステルという業を背負っていて…。

個人的には、某キノコタケノコ戦争より興味ある話。
興味ある方はググってみてください。

11/10/2024, 11:48:17 AM

ススキ


風に揺れる河川敷のススキが綺麗だと思う

雨の日のアスファルトに映る車のライトや街灯が綺麗だと思う

夕日が映し出す縦に伸びる長い影が綺麗だと思う

細い細い今にも折れそうな薄黄色の三日月が綺麗だと思う

夜中に塗った真紅のマニキュアの艶めきが綺麗だと思う

貴方の選ぶ言葉のひとつひとつがどんなであっても綺麗だと思う

その人が燻らす煙草の煙が綺麗だと思う

そんな貴方に綺麗だと思われるようないい女になりたいと思う


end

11/10/2024, 11:48:14 AM

ジリリリリ⏰

(o_ _)o…ん…目覚ましが…起きねば…

ふぁあ〜…( ̄□ヾ)ᐝ あぁぁ…

( ³ω³ )ᐝᐝん〜…

( ³ω³ )ᐝ………

(。ρω-。)ゴシゴシ…

( ³ω³ )………

( ³ω³ )タダイマ…オレ…起動中…

( ³ω¯) …オレ…起動中……

( ¯ω​¯ )ᐝ……マダ…起動中…

朝だ…

俺は朝が弱いのだ…

『ココでしっかり仕事してるぜ!!』と主張する、うるさいオーソドックスThe目覚ましに起こされた⏰


いや半分以上はまだ寝てるようなもんだが…そんな状態で上半身をベッドから起こし目覚ましのスイッチを切った( ¯꒳​¯ )ノ⏰スイッチOFF

スイッチを切り…ねむい手で…体を揉んだりしている…ん?…ねむい手?…まぁ…何でも良いか…起きろ俺…起きろ俺の体…じゃないと…

(´-ω-`)))コックリコックリ

(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!

あかん(ºㅁº)!!あかん、あかん!!

などと何年か前に流行語大賞とった…アレ?
とったかな(´・ω・`)?

まーどうでもいいや、あのフレーズを関西弁にしながら…

ベッドから降りて窓の方まで(((((( ¯꒳​¯ )トコトコ

カーテンを開けて太陽🌞を浴びる(*´つ_⊂`) マブシっ

そして、大きく伸びをする
◝(´◝ω◜`)◜んーーーー!!

(´-ω-`)ふー っと息を吐く。

とりあえず頭は半分くらいは起きただろう(*pω-)。O゜半分はスリープ中だが…🥱‪

とりあえず寝間着から制服に着替え( )))))ゴソゴソ

洗面所にうがいだけしに行こうとしたら制服姿の京にあった…

京:兄貴!(。・・)ノぉはょぅ♪

聡:( ⌯ω⌯)ん…

京:いつもどうり眠そうやなぁ( ̄∀ ̄)

聡:お前は珍しく朝から元気だな( ¯꒳​¯ )ᐝ

京:まあね( ¯︶¯ )

京は普段は俺と同じくらい朝は…(っ*’ω`с)ヨワイ…

聡:( ⌯ω⌯)今日は朝練でもあるのか?

京:('ω'×)ナイヨー

聡:そか… ( ˊ࿁ˋ ) ᐝボ〜

京:何ボーッしとんねん(笑)兄貴、起きんかい( ´∀`)ノ)Д`)はうぁ…

聡:オキタ( ˙꒳​˙ )6割クライワ…

何てやり取りをしながらうがい終えた俺と京は2人で階段を降りて1階のダイニングキッチンにたどり着く。

既に親父が座っていてコタツに足を入れ新聞を広げて読んでいた。

お母さんはちょうどコタツに朝食を並べているところだ。

今日は【白ご飯 白菜の浅漬け 味噌汁 レタス プチトマト ベーコンエッグ】というラインナップだ

聡:おはようご( ³ω³ )ザイマス
京:おはようございます(*´▽`)ノ

と2人で親父とお母さんに挨拶しながらコタツに入る

親父は読んでる新聞からチラッと目を離して
父:ん…おはよう と返事する

お母さんは 朝食を並べながら喋る
母:おはよう、二人とも一緒来るなんて珍しいわね?聡はいつも通りだけど…京は朝練なかったんじゃなかったっけ( 'ω')?

京:今日はないけど…起きたら目が冴えてて5過ぎ時くらいから起きてるよ(。・ω・。)

聡:5時過ぎ…そりゃ元気なハズだ…俺はいつもどうりだ( ³ω³ )マダネムイ

京:目が冴えてるからジョンの散歩に行こうかなとか思ったくらい( ̄∀ ̄)ムリダケド

ジョンは隣のアパートに住むハスキー犬だ🐺
隣のアパートの犬の散歩とはおかしいだろうが、隣のアパートに母の妹である伊澄莉音イズミリオンさんと娘の季子キコが住んでいる。父親はいない既に亡くなっている。

ジョンはたまに俺とか親父が暇だからとか京がランニング行くついでにと散歩に連れていく事もある

などと隣のジョンの話題が出たことで

親父:あ…そうだ…。
と言い、親父は新聞を読みながら顔だけ俺の方を向いて「昨日ジョンと散歩に行ったら、いつもより大人しかったから後でジョンに聞いといてくれ…」と言われた

聡:うんわかった(。'-')(。,_,)ウン

聞け…というのは俺は超能力を持っていて動物と会話が可能なのでジョンに聞いといてという事だ

聡:何か悪いもんでも食べたんかな( 'ω')?

親父:さあな?俺が食わした魚に当たったんかな🤔

母:それは無いんじゃない?だいたいお父さん釣ってきた魚って火通して料理するんでしょう( 'ω')?

親父:基本はそうなんだが…火に強い寄生虫とかだったら流石に分からんからな🙄

京:寄生虫ってどんなんおるん?

親父:あんま詳しくないけど…アニサキスとかかな(´・ω・`)?

京:アニサキス…もしかして親父がむかし食べてエラい目にあったやつ( ̄∀ ̄)

親:あー…あれだな立ってられなくなるくらい腹が痛かった🤔

などと京と親父は朝から寄生虫トークを繰り広げる…何と変な我が家(´º∀º`)

でも、京がそういう事聞くの珍しいな🤔
まあ、いいか京はいつも気まぐれな奴だし…俺は朝食を頂きますかね?

まずは味噌汁を1口( ᐛ)▆ゞ チビチビ

身体があったまる…やっぱ朝起きは味噌汁に限る(´-` ) ナンカ ジジクサイ…ナンヤト‪…

んで白ご飯に白菜の浅漬け( -⤚-)モグモグ
レタス( 'ч' )ムシャムシャ
いつもの感じだ。普通に上手い。
さてはて塩コショウ乗っかってるベーコンエッグを頂きますか(・¬・)ウマソゥ...

おっと、そういえば醤油がない( ˙꒳​˙ )oh......
醤油がない目玉焼きは本当の目玉焼きにあらず…という名言はこの世にはないけれど…俺の中では絶対必須なアイテムである(´-ω-)ウム

目の前にあるのはベーコンエッグであって目玉焼きちゃうで?とか揚げ足とりなんぞノーセンキューだ( ̄▽ ̄)ソレッテアナタノカンソウデスヨネ?

などと思ってたら、そのうちシバかれそうなので醤油取りにいこ トコトコ(((((*´・ω・) とキッチンの方へ歩く俺 (´醤ω油`)

ダイニングでは残る3人が

親父:あとは、さいの目 とか 乱切り とかあまり馴染みのない切り方の名前とかがあるな🤔

京:さいの目切りって何?

母:さいの目は〜〜

などと 寄生虫から話が進み包丁の色んな切り方の話をしながら朝ごはんを食べていた( ˙꒳​˙( )モグモグ

寄生虫→包丁の切り方 どう言う流れでそうなるのかは不明だな🤔

などと包丁の切り方の話で盛り上がっている3人の横を「醤油取ってくる」と言ってキッチンに行き置いてある醤油を手に取ると足元に黒い物が当たった(*'ω'*)......ん?

クロが頭突きを俺にしているのであ( 'ω'(Σᗢᘏᯓᡣ𐭩و

この頭突きはソフトなのでただ挨拶してるだけだ((o(。・ω・。)o))カワイイ

さっきもジョンの話の時に出たが俺はどう言うわけか動物相手ならテレパシーのような能力を使えるので会話することにした

ーー⚠『 』は心の声だよ>ᗢᘏڡ ᝰꪑーー

聡『こんなところでどうした?』

クロ『ココ…ヌクイ…ᗢᘏو』

クロは電気ヒーターの前に箱座りして暖を取っていた。電気ヒーター自体は電源切れていたが使用している間にそこそこ温くなっていたキッチンのこの一角は確かに温い ポカポカ ᗢᘏو

しかし…おかしいな…(˙꒳​˙*?)オヨ?

と思い…

聡『いつもはコタツにベッタリなのに何で今日はこっちなんだ?』

クロ『朝起キテ カラ ズーット京 ガベタベタベタベタクッツイテクルカラ ᗢᘏو』

聡『なるほど…それで他のところに避難しようとしたらコタツだったがコタツにいたら京が来てまた触られるのが嫌だと( ˙-˙ )?』

クロ『ソウ… ソレニ ココヌクイ カラ ᗢᘏو』

ふー(๑¯ω¯๑)ーん

京は割と気まぐれなのでいつもと違うことは割とするタイプだが…クロに関してはあまりベタベタと嫌がられるくらい干渉はまずしない…いや絶対にしないだろつ…長年一緒にいるから兄だから分かる🤔

まてよ?

俺は先日 京と話した事が能裏に浮かぶ🤔

もしかして…もう1人の京と入れ替わって可能性あるかも🤔

じーっとキッチンの方からダイニングにいる京を見る。

特にいつもと変わった事はない…いや、違うな…左手でご飯食べて母親に今 注意されている。

京は元々左利きだが右で食べるように習慣づけされている。ようは両利きなのだ。無意識で左に使っている可能性もある…確信はないが あれは京じゃないかもしれない🤔

ん〜まあ…とりあえず醤油持ってかえってベーコンエッグ食べよう…ついでに塩も持ってこ🧂

塩を掴んで、あ…そうだった…

聡『クロ…お前がベタベタ触るの嫌がってるって後で言っとくわ』

クロ『別ニ言ッテモ言ワナクテモ…ドッチデモ…イイᗢᘏو』

聡『んー…わかった( ̄ω ̄;)』

ネコの考えは良くわからん‎( ꒪⌓꒪)

そんな感じでクロからいい事を聞きキッチンからたどり醤油と塩を持ち帰る俺。

とりあえず食べたかった目玉焼き部分とベーコンを分けてベーコンに塩🧂((ヾ(・д・。)フリフリ

目玉焼きに醤油をチョイかけて …食べていく。

(´~`)ムシャムシャ

普通に上手い オイシー😋

俺が食べていると京が俺を見て

京?:あ…兄貴俺も醤油ちょうだい(´ 。•ω•。)っ

と言うので「ん( "´༥`" )モグモグ」と言いながら左手に醤油を持って京の前に置いた…それを京は利き手の左ではなく右で取った…。

京?:サンキュー
と言うなり目玉焼きに醤油をかけていき 食べている

親父:それでな〜この前、釣り仲間が大きいスズキ釣れたから今度お前も行かなねーか何て言われてな…用事あるから断ったんやけど…正直行きたかったんだよな〜(*´^`)ザンネンダ

京?:また今度チャンスあるんちゃう?

母:私が何とかスケジュール都合つけて行けるようにする?

親父:いや別にそこまでせんでも何とか自分でスケジュール合わせてスズキ釣り仲間と行くから大丈夫🙂

どうやら何かスズキという魚を釣り仲間と釣りに行くかどうかなんて話をしていたようだ。

うむ…スズキか🤔
食べたい(*´﹃`*)

とか思っていると

京?:さてそろそろ学校行く時間やし

聡:あ…ほんまや もうこんな時間

親父:なんや珍しく京が朝から喋るから時間早く感じるわꉂꉂ(・ᗜ・*)笑

京?:たまにはねꉂꉂ(>ᗜ<*)

という感じで俺と京は 登校の支度済ませ学校へ歩いていく…のだが(´-ω-`)

聡:なあ、京…( 'ω')

京?:ん?なに( 'ω')?

聡:お前、京じゃないだろ?もう1人の京か( 'ω')?

京?:俺は京だよ(´・ω・`)

聡:そうか?その割には朝早く起きてあんな元気なのは珍しいし、京は魚とか料理の話はそれほど興味がないはずだが…いったいそれ辺は( 'ω')ドウナンダ?

京?:そういう事もたまにあるんじゃない( ᐙ )?

聡:あとお前、左手でご飯食べてただろう?

京?:あ〜…お母さんに怒られたね…(´×ω×‪`‬)

聡:あれは無意識でもう1人のお前がやったのか?

京?:うーん、どうなんだろうね?割と無意識でやってるかも🤔?

聡:じゃあ猫クロに朝起きてベタベタしてたのは何でだ?

京?:たまにはベタベタしたい…とか🤔?

聡:なんで疑問形なんだよ(´∀`)

京?:なんだ…バレてたのか(´∀`)

聡:お前がもう1人の京なのか( 'ω')?

京:いや、今は京だよ…😁

聡:今は?とわ(๑• . •๑)??

京:朝起きた時にめちゃくちゃ眠たかったから俺自身が眠気取れるまで界カイと交代した🙃

聡:界?ん?(´・ω・`)?

京:あー この前兄貴がもう1人の自分に名前つけろって言ってたよね😀

聡:あー…それでもう1人の京の名前って界って名前なんや(´・∀・`)ヘー

京:もう1人の俺は初めて出会ったのが鏡で出会ったから鏡の世『界』の自分って意味で界って名前にした。
⬆【③『鏡の中のイケメンクォーター』 参照】

聡:なるほど🤔

京:で朝5時すぎに交代した界が2回目だったけどクロに触れるのが楽しかったらしくベタベタしてた( ̄ω ̄;)

聡:あらまぁ(・А・` ) クロあれ嫌がってキッチンに逃げてたぞ( ̄ω ̄;)

京:あ…そうなんだ( ̄ω ̄;) なんか悪いことしたな…。

聡:それは大丈夫だと思うけど、その後は( ᐙ )?

京:その後 界は家の中ウロウロするのが楽しかったのと口ゆすぐのとか歯磨きとかするのが初めてだったからかなり楽しんでた( ̄∀ ̄)

聡:人格一緒でも初めての体験って楽しかったんだな(^_^;)

京:そうみたいだね?だから界が興味のない魚の話とか包丁の切り方とかしてたし、何より親父やお母さんと話せたのが1番楽しかったみたい(≧∇≦)

聡:ナニソレ( ˙꒳​˙ )? 何か可愛らしい性格してんな…😀

京:そういうの見てたら俺もおもしろかったから暫く交代せずにずーっと見てた🙂元の俺に戻したのは登校の準備して家出た時に俺に戻したよ😀

聡:何で交代してるって言わんかったん( 'ω')?

京:親父やお母さん・兄貴 がいつ気づくか界と楽しんでたのもあったからな🤔

聡:なるほど…改めて聞くけど左手で食べたのはわざとか( * ॑꒳ ॑*)ドウナンダイ

京:あれは本当に界が無意識で箸持ったみたい( ̄ω ̄;)

聡:界も京も同じ性格と人物だけど定義としては別人格なんだよな🤔?

京:そうだよ( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン

聡:利き手は左で 右も使えるのも 同じなのか?

京:そうだね…あと 界と俺はお互いに経験した事とか記憶した事とか、ほとんど共有されているみたいだね🤔

聡:そうか…じゃあ最後にもう1個聞いていい☝

京:何、改まって( 'ω')????

聡:今日の朝食、何が1番美味かった( ≖ᢦ≖)?

京:それ改まって聞く程 重要な( ̄▽ ̄;)コト?

聡:めちゃくちゃ大事だ(*゚∀゚)モチロン

京:ちょと待って界に聞いてみる………目玉焼きに醤油かけたら上手いって兄貴が言ってたからそれやったら美味しかった…だって🙂

聡:(ΦωΦ+)ホホゥ....で?本音わ?

京:ベーコンエッグは醤油より塩の方がやっぱり上手い😋…だってさ?

聡:お前とまるっきり一緒やん(´∀`*)ケラケラ

京:そら俺の並列意識なんだからそうなるよ😀

聡:いやまだわからんぞ…今から別人格に成長するかもしれない🤔

京:いや、そりゃないってお互い知識やら経験やら共有出来るんだし人格が120%一緒なんだから思う事も一緒だって( ̄ω ̄;)

聡:いやでも実際今回交代して界は現実世界を体験したのは2回目だよな( 'ω')?

京:そうだね( * ॑꒳ ॑*)

聡:現実世界で初めて経験する事がめちゃくちゃ楽しんでる時点でお前と違うくないか( 'ω')ドウナンダイ?

京:そうかな?俺も夢の世界で界に初めてあった時めちゃくちゃ楽しくて今朝の界と似たような感じだった気がする🤔

聡:何それ•́ω•̀)? もっと詳しく´。`< Tell me more

京:それ俺が前やってたやつやん(´∀`*)ケラケラ

という感じで初めてもう1人の京の名前を教えてもらった今日この頃である。

【おしまい】

━━━長すぎる💦>ᗢᘏڡ ᝰꪑ━━━━━

テーマ【脳裏&ススキ】

一応・・・ススキ出てきます
嘘じゃないですよ𓆛𓆜𓆝𓆞𓆟

11/10/2024, 11:47:11 AM

少し冷たい風が頬を撫で、さわさわとススキがそよぐ

目を閉じゆっくりと息を吸う
どこからか漂ってくるカレーの香り


さぁ、帰ろう

#ススキ

11/10/2024, 11:43:49 AM

ススキが揺れている どこから現れたのか分からない
ゆらゆらと揺れている 長く細い穂を風に揺らしながら
密集しながら揺れている 秋の情景として
昼にゆらゆら揺れている 生命力を感じさせながら 
夜にゆらゆら揺れている 枯れ尾花として憂いを帯びながら
満月に照らされながら揺れている 静かに活力を得るかのように
ゆらゆらと揺れている 心を通じ合わせるかのように
静かに揺れている 隠退した老人のようにひっそりとーー

11/10/2024, 11:43:42 AM

【十五夜】

2008/09/14
晋也がススキを持ってお見舞いに来てくれた。
「ここに置いとけば月見できるだろ?」って。
そしたら母さんまでススキを持ってきたもんだから、笑っちゃった。
なんか、こうやっていろんな人と笑えるって良いな。
入院生活も、案外悪くないかもしれない。

2009/10/03
遥と海愛がススキを持ってお見舞いに来てくれた。
そういえば、去年は晋也が持ってきてくれたな。
あの時は母さんもススキを持ってきたもんだから、みんなで腹を抱えて笑ったっけ。
今年の中秋の名月は遅めだ。
「ほら、ついでにカボチャのランタンも持ってきたよ」って、先取りハロウィンまでしちゃって。
笑いながら、「次は無いな」と思った。

2010/9/22
誰もススキをもってくることはない。
それもそのはず、面会謝絶を要求したからだ。
母さんも、妻も、娘も、友達も、「もうくるな」と突き放した。
だから、来るわけない。
でも、「面会謝絶なんかまもってられるか」と言って、ドアを蹴破ってやってきてほしいと考える自分もいる。
手にはススキが握られていて、「はやく元気になってね」って言って笑顔を見せるのだ。
ああ、なんで突き放したんだろう。
結局自分が孤独になるだけなのに。
やっぱり僕はバカだ。
もう、消えてしまいたい。

11/10/2024, 11:41:06 AM

小説
千ゲン



夜、目が覚めた。

「…ゲン?」

横を見ると、隣で寝ているはずのゲンが居なくなっていた。敷布団を触るとまだ温かさが残っており、ついさっきまでここで寝ていたことが分かった。

逆に言えばそれしか分からなかった。

「……まぁ、どこへ行こうと俺には関係ねぇわな」

目を瞑り、また眠りに入ろうとする。瞼の裏に夜の闇が張り付いていた。

「……」

俺に黙ってどこに行きやがった?そういえばこの前熊が出たって話があったな…。

「………」

俺はまだ眠気の残る体を起こし、外へと向かった。


「何処だよ…」

そもそもゲンの行先に検討もつかなかった。行きそうな場所を虱潰しに回るか?

ふと、花の香りがした。ゲンの匂いに似ていたせいか、俺は花の香りの先へ向かっていった。

そこには辺り一面にススキが生い茂っていた。

「……ゲン」

冷たい風がススキを揺らす。月光に照らされたススキは遠い昔、現代で見慣れていた稲穂によく似ていた。

「あれ?千空ちゃん、こんな所で何してんの?」

幽霊を見たような驚き様で振り返ったゲンは、俺の姿を認めると困惑したように眉を下げる。

「…こっちのセリフだわ……てめぇが俺の知らねぇうちに居なくなるから…」

ガサガサとススキを掻き分け、急いでゲンの元へと向かう。

急がないと、ゲンが消えてしまう気がして。

辿り着くと、腕を掴みこちらへと引き寄せる。少し長く夜の風に吹かれたせいか、ゲンの体は冷えていた。

「寝れなかったんだよね。…もう戻ろうよ。寒くなってきちゃった」

俺はしっかりとゲンの手を握り、月夜に照らされたあぜ道を進む。

ゲンは片手にススキを数本握っていた。

「せんくーちゃーん、ススキの花言葉知ってるー?」

「またお得意の花言葉か」

「うん。ススキはね、活力とか生命力」

「ほーん」

「……安心してよ、俺はまだ消えないから。千空ちゃんが人類復活を成し遂げるまでちゃんと居るよ」

その後は消えるってのか。んなことさせねぇよ。

「……次は俺も誘え、一人で行くな」

「…寂しかった?」

その問いには答えず、俺は繋いだ手を強く握り直した。

11/10/2024, 11:40:41 AM

ススキ、もうこんな季節ですか、早いものだ。

私には寂しいさを感じてしまう、そんな日だ。

不純の感情ですら、凍えさせて、

何も感じる事もなく、消えていってしまう。

そんな時の感情ですら虚無でしかないのだから、

秘密ですら、何もなくなってしまう。

ずっと独りぼっちなのだから、お願いだよ。





"月から、帰ってきてよ、俺の女神様。"





月の女神には、

その気持ちは一生何もない人であり、

寂しいだけの不幸せ者だ。

夜は永遠にその気持ちをくすぐすだけの存在だ。

11/10/2024, 11:40:28 AM

ススキ

ススキ……順当に植物だと考えて思うことは1つ。

アレルギーなんだよなぁ。

季節を感じさせる植物ではあるし、お月見の時に飾る縁起物。
中秋の名月が近付くにつれて近所のスーパーに普段なら見ないススキが入荷し始める。それを見て(もう秋だなぁ)と思いを馳せるような日々を過ごしたかったです、はい。
ススキが入荷するよりも断然早く反応するこの身体には鬱々とする。一年中何かしらの花粉に反応し、酷い時は熱を出して倒れるまである。もっと風流に生きてみたかった。

まぁ君もアレルギーが多いからね。イネ科は特にお互いに酷いから、部屋でのんびり画面越しのお月見をしたりしなかったり。

Next