ススキ』の作文集

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ススキ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/10/2023, 9:15:58 PM

「ススキみたいな人だよね」

上から見下すような威圧感

1色に統一された地味な色

綺麗でもないし

ほうきに似てるってことかな

「ススキみたいな人」

イメージができない


ススキの花言葉

活力

生命力

精力


僕の事ではない

でも

悪口で

ススキみたいだねって

言ってくるような人では

ないと思う

表情とか

まるで

羨ましいみたいな目で

言ってきたから。




学校で聞いた

ススキって

どういう意味なのかって

雨が降っても

嵐が来ても

茎が折れることなく耐えてる

似てると思ったからって

僕は

ススキは

集団で育ってるから

1本だけあるなんてこと中々ない

集団でいるからこそ

風に耐えられるんだと思う

僕にススキは合ってない

そう思った

僕がススキに見えるなら

良かったって

なんだか嬉しくなった

11/10/2023, 9:15:30 PM

【ススキ】



「ねぇ、ススキにもね花言葉があるの知ってる?」



ベッドの横で無邪気に笑いながら
問い掛ける貴方。


「知らないよ。」


煙草の紫煙と
コーヒーカップからの湯気が
二人を思考させる材料には充分であった。


「そっか、人生損してるよ?」


顔を覗き込んで揶揄う貴方。


「あれ、あれは知ってる。実るほど頭を垂れる稲穂かな。ってやつ。」

「あはは。ススキと稲穂は違うんだよ。」


笑う貴方。


二人の時間はその「ススキ」と言う物の
話題だけで充分に笑い合えた。




今更、分かる、自分の、愚かさ、無知さ。



「ススキの花言葉、知ってるよ。「活力」「生命力」「精力」「なびく心」「憂い」「心が通じる」「悔いのない青春」「隠退(いんたい)」なんだってね」


私が発した小部屋の独り言だった。



―貴方は何を私に汲み取って欲しかったんだろう―



自分の事か
私の事か
誰かの事か
二人の事か。


二人の「ススキ」の様な日々は
とうに、とうに、
二人で月を見た日に消えたのに。

何で思い出すんだろう。


今更。


―無知とは唯一の善は知識であり、唯一の悪は無知である―



「実るほど頭を垂れる稲穂かな……」と、
ポツリと吐き捨て

笑った。

実るほど謙虚にならなきゃいけなかった。
実ったから私は傲慢に「もっと」を強いた。

沢山実ってしまったから、だから、
頭を垂れるよりも早く、折れてしまった。


(あはは。ススキと稲穂は違うんだよ?)


月を見た。

あの日の事は月の神様が下した
当たり前の裁定だったんだろう。


「見分けも付かなかった私を赦してよ」


そう、笑って、泣いた。

コーヒーカップは割れていた。
月が欠けるように。

星が沢山散りばめられてるように
破片が落ちていた。




――塵芥――

11/10/2023, 9:02:22 PM

あなたは、
日本の原風景や
日本人の暮らしに
うまく調和し
昔から愛されてきた

特段、
何かを主張することはなく
風とたわむれ、
目立つ方ではない

どちらかといえば、
地味である

それでいて、あなたのことは
誰もが知っている

いや、そんなレベルではない!

〝秋”といえば、
あなたのことが
欠かせない人もいるくらい
愛されている

ちょいと褒めすぎたかな?
『すすき』さんでした
          
            まー

11/10/2023, 8:53:53 PM

目の前に広がるススキの絨毯は、今日も変わらず風に揺れている。

「だったら私と別れてあの子と付き合えばいいでしょ!可愛いしお洒落だし、私なんかよりもお似合いだよ」
言い訳を聞くどころか、彼の顔すら見れずに家を飛び出して来てしまった。

『望月サァン、今日の夜もダメですか?』
今日も彼を甘えた声で呼んでいたあの子。
素直に人を頼れる子。好意を隠さずに伝えられる子。
外見も中身も、私にはない全てを持っている子。
どうでもいいけど、職場にそんな甘い香水はつけてこない方がいいよ。まぁどうでもいいけど。

ポケットから伝わる振動が、先程までよりも長いものに変わる。
電話に出たら一言目に「今かけて大丈夫だった?」って聞いてくれる、そんなところも好きだったな。

しばらくすると振動が止み、短い通知音がひとつ。
さわさわと揺れるススキはなんだか心を落ち着かせてくれる。月明かりに照らされた黄金色の輝きは穏やかで、どこか憂いを帯びていて。

写真を撮ろうと取り出したスマホには何件もの着信とメッセージ。
[もう夜遅いから家にいてほしい。迎えに行くから場所教えて][何度も電話してごめん。どこか泊まる場所があるなら無視していいから]
ああ、どこまでもこういう人だった。
私がどんなに疑っても否定しても変わらない体温で包みこんでくれるような、そんな人だった。

再びの着信に、今度は応答ボタンに指が伸びる。

側で照らしてくれる。ゆらゆらと揺れる私を見守ってくれる。

綺麗に咲いた花を案じる必要なんてなかったんだ。
だって、月にはススキがお似合いでしょう?

11/10/2023, 6:47:22 PM

ススキの穂が揺れてる
まるで私の心みたい

明るい月の光に照らされて
まるで光を放っているみたい

でもそのうちに
月は沈んで穂は光を放たなくなる


燦々と輝く太陽の下では
ふわふわと誰かと
まるでお話しをしているみたい

その誰かは
まるで太陽のような
あなたであってほしい

と願うのに私の心は
ユラユラ揺れる

まるでススキの穂のように

11/10/2023, 6:26:45 PM

ススキ

私は1人を好みます自由だからです。

一人の時は物静かだが、底の音が聞こえるのです

私はこの音を好むのです

すすさーすすそーすさーすさすそそ

1人墓にススキがなり始める季節が恋しく

すすさーすそそーすさすそそ

私は、ススキの音を聞くたびにもう会えあしない人を

思い出すのです。

11/10/2023, 6:11:09 PM

秋の乾いた風に煽られ、ゆらゆらたゆたうススキ。
そんな不安定な彼らにも、花言葉があるらしい。
ひとつは「心が通じる」。
これらはまさに今、私の視界を占領しているススキが風に揺られる様子が由来だという。
私にはただ、風に乗ろうと必死になっているようにしか見えない。
最初にロマンスを見出した人は、私とどれほど価値観が違うのだろうか。

11/10/2023, 6:08:47 PM

ススキ
大好き
おつきと一緒に
お団子食って
またみんなでカラオケ行きたいな

11/10/2023, 5:12:36 PM

【ススキ】

   頭に浮かぶのは、あたり一面に薄い茶色が
   広がって、さわさわと揺れている光景。

   未だ見たことのない「ススキ」のそんな姿

   いつか見たいと思いつつも、想像することは
   私の楽しみだ。

11/10/2023, 5:07:08 PM

お題:ススキ

ススキは背が高かった。

遠足の自由時間のとき、辺り一面ススキが生えている場所へ、わ〜〜っと入っていった。自分よりも背の高い植物は木かひまわりくらいしか知らなかったから、新鮮で夢中になって走った。

ざわざわ、ざわざわ。
風が吹けばススキは音を立てて大きな影を作った。
ざわざわ、ざわざわ。
だんだん、話し声に聞こえてきた。

ざわざわざわざわ。

気がつくと、帰り道が分からなくなっていた。焦り、無我夢中で走った。かき分けてもかき分けても背の高いススキばかり。

ざわざわざわざわ。

ススキの声が恐ろしくて脈が早くなり、血の気が引いた。逃げるように走った。走って走って走って、走った。

ざわざわざわざわ。

「みーっけ! あれ、泣いてるの、どうしたの?」

腕を掴んでくれたのは同じクラスの子だった。帰り道が分からなくて怖かったことを伝えると

「かえりみち? あっちだよ。ここから見えてるよ」

あっちと指が向けられた方へ顔を上げた。

なんと、さっきまで辺り一面にあったはずの背の高いススキが、自分より背が低くなっていた。

さっきまで確かに背が高かったはずなのに。

11/10/2023, 4:50:52 PM

「こんばんわ。少し僕とお話しませんか?」
暗い夜を遠回りをして歩いていた私は
そんな言葉が聞こえて
足を止める。
私に声をかけたのはきれいな茶色の髪を持っている
青年だった…
「今日はとても満月がきれいに見えるね……」
彼は私に喋りかける。なんだろう…
「なにか用ですか…」  
彼は私の問には答えず笑いながら
「こっち、こっち。一緒に満月でも見ませんか?
とってもきれいに見えるんだ。」
別にこのあとに何も用事はないし……
帰る気分にもなれない……
怪しいけど少しならいいか…
私は彼の隣に座る。
心地よい風が吹いていて気持ちがいい。
「ここ、とっても風が気持ちいいんだよ。」
彼は笑いながら私に声をかける。
「そうですね…」
ボーっとこの先から見えるススキを
見つめている。
「ここススキがたくさん咲いてるんですね…」
満月と合わさってとても不思議な感じがする。
それにまっすぐ伸びてとても
「かっこいい……」
「ススキがかっこいい?」
「はい……。。2メートルも育ってどんな
地形でもまっすぐに穂をつけて育つの
かっこよくないですか?
それに昔は神楽で使われていたらしいですよ」
私の言葉に青年はびっくりしたように私を
見ている。
なにかおかしなことでも言っただろうか…
「なにかおかしなことでも言いましたか…」
私が問うと彼は嬉しそうに笑って言った。
「ううん。大丈夫だよ。そっかススキがかっこいか……
そんなこと言う人初めてあったよ(笑)」
「そうなんですか?」
「うん。皆あんまり関心を示さないからね。
ここに咲いていても見る人もあんまりいないから…」
「そうなんですね。」
「うん。彼らにはもっと沢山の意味があるのに…」
「花言葉ですね。『生命力』・『活力』ススキに
ピッタリの花言葉ですよね。」
そう言うと彼は驚きながら私をみた。
「君は、すごいね。でもススキにはロマンチックな花言葉もあるんだよ。『なびく心』・『心が通じ合う』・
『憂い』。君は知っていた?」
そんな花言葉があったんだ……
「初めて知りました。すごく良い花言葉ですね。」
「そうだよね。僕もそう思うよ。」
彼はボーっとススキを見つめる。
「そろそろ時間だ……」
彼は一言言うと私にとある事を聞いてきた。
その言葉に私はうなずきながら答えた。
すると一気に風が吹き抜けその青年は消えていた。
彼のいた所にススキの穂が数個落ちていた。


『君は"彼ら"が好きかい?』

「はい。好きです。」

11/10/2023, 4:50:08 PM

秋風が 吹く頃
野山の木々が 彩り初め
赤や黄色 緑と混ざり彩る
草原のなか ススキの群衆が
一層し 秋の深まりを感じさせ
中秋の満月に 団子を供え
ススキを 飾り お月見を
また 今年も あなたと こうして
月見が 出来る幸せを 後 何回
出来るのだろうか
寂しげに 輝く 月の光のした
ススキの穂が 夜風に 揺れ
来年も 再来年も こうして
幸せな時を過ごす 姿を 思い
月見を 楽しむ

11/10/2023, 4:39:18 PM

ススキ

うさぎ


田んぼ
イネ科
雑草
花粉

11/10/2023, 4:38:33 PM

「なあ、ちゃんと聞こえてた?」
「うん。…うん、そう、だね」
「なんだよその返事。つまりはどーゆーこと?」
「どうもこうも、えっと、そのう…」
「ハッキリしねーな。ダメってこと?保留?それとも、」
「言う!…ちゃんと言うから、ちょっと待って」
「待てない。てゆーか待ちくたびれたから言ったのに。今更?」
「…こちらにも都合というものがありまして」
「知らない。いいかげん諦めろ」

「好きだ。お前も好きだろ?」
「〜〜〜〜〜っ」

「す、す、すすすすす、す、」
「す?」



「…ススキ!」



「…なんでこんなの好きになったんかな」

11/10/2023, 4:26:23 PM

ススキ

秋と月

水面に満月の空

水面に虚空
空は満ちて
その狭間に立つ

ただどちらともなく眺めて
ここが何処だかを思い出してから

また眺める
どちらでもなくただここを

空も水面にもない
ただの静かな時間を

11/10/2023, 4:25:41 PM

ススキの花言葉は「活力」「生命力」。
ススキは暑さや寒さにも強く、環境に馴染みやすい植物らしい。

ススキみたいな人っていないと思う。
世界中の人に会ったわけじゃないから分かんないけど、いなくていいと思う。

別に強くなくていいし、どこでも馴染まなきゃいけないわけじゃない。
弱くても支え合えばいいし、馴染めなくても別の居場所がきっとある。

絶対1人になんかならないから。
ちゃんとあなたの名前を呼んでくれる人がいるから。
その人たちのことを忘れて、1人だって悲しむことの方がよっぽど悲しいからね。

11/10/2023, 4:19:22 PM

「ススキ」

無垢で善意に満ちた老婆のような
クシャクシャな手を持ちながら
秋風に弱々しく手招きしながらも


そなたの葉は
私の腕を優しく撫でるかの如く
悪意などないように
笑顔でそわりと撫でるかの如く
ひとから見えないように、
ヒリヒリといつまでもうずく
たちの悪い薄い傷をつける

まるでこの社会の
蠢く奴らと同じなんだよ。

芒よ。おまえのことだ。

           「ススキ」

11/10/2023, 4:04:21 PM

ススキ

 草原に広がるススキが風に揺れる様は、まるで穏やかに波立つ金色の海のようだった。
 からりと晴れ、突き抜けるような青い空を飛ぶ鳥が大きく羽を広げて、ゆっくりと旋回する。長閑な秋の風景。
「こんなところで戦闘なんて、無粋とは思わないか」
「逆に秋の出陣らしくて風流なんじゃねぇか?」
「なるほど、そういう見方もある」
 頷いて力強く踏み込み、敵を斬り払う。遠征先で起こった予定外の戦闘は、編成されたのが練度の高い二人だったこともあり問題なく終わりを迎えようとしていた。
 だからと言って決して油断をしていたわけではないのだが。ふわふわと揺れるススキに紛れて見落としていた敵が、真横から飛び出してきたのを何とか避ける。避けきれたと思ったのだが、胸元を飾っていた牡丹の花は散り落ちてしまった。
「貴様……万死に値するぞ!」
 一撃。そして、それが最後の敵だったようだ。
 残党がいないか確認してくると、尾花の原に分け入って行く相手の背を見送りながら小さくため息を溢す。
 花は帰ってまた飾れば良い。帰るまで胸元が少し寂しいだけのこと。だがそれは、不名誉を飾ったまま帰るようなものだ。風流とは程遠く、何より己が情けなく思えてしまう。
 たかが花、されど花。しかし変わりになりそうな花も見つからず、仕方ないと諦めたところで相手が戻って来た。
「残党はいなかったようだね。帰ろうか」
「その前に、ちょっとじっとしてろ」
 何だろうか、と言われたとおりじっと立っていると、相手は胸元の花を飾っていた金具に何かを取り付け始めた。
 ススキの穂先をくるりとまとめて、器用に葉で結んだもの。ふわりと丸い黄金色のブローチ。
「ないよりはマシだろ」
「君という男は本当に……!」
 悲鳴のように声を上げて、思わず両手で顔を覆ってしまう。
「なんで俺に対してだけそうなるんだ」
「普段そういうことをしそうにないから……」
「ギャップってやつ?」
「ううう……」
 否定も肯定も言葉にならず、唸ることしかできなかった。
 風流とも雅とも遠い目の前の男は、戦さ場でわざわざ花を飾る気持ちなど少しも理解はしていない。けれども付き合いが長いから、戦衣装に花を添える心を、戦いでそれを落としてしまうことの不本意さを知っている。
 知っているからこそ、不名誉を飾って帰るよりはマシだろうと秋の一部を切り取って胸元に添えてくれた。
「……ありがとう」
「あんたも素直に礼が言えるようになったんだな」
「ここは君も素直に受け取ったらどうだい」
 軽口の叩き合いも、相容れずに反目していた昔に比べれば秋風に揺れるススキのように和やかなものだ。

 それからしばらく、文机の小皿の上に飾られていたススキのブローチは、秋の歌をしたためた短冊とともに文箱へと丁寧に収められた。

11/10/2023, 3:53:14 PM

月見の時、稲に見立ててススキを飾る。ススキは秋の七草に入っているくらいだし、食べられないことはないのだろう。あんなに固いもの、食べたくはないけれど。



#ススキ

11/10/2023, 3:53:05 PM

#97 ススキ


『幽霊の正体見たり枯れ尾花』
ほらあそこ、白くてヒラヒラ…ぎゃあ幽霊だ!
…って、枯れたススキかよ!

使い方としてはビクビクしてると、何でもないものも怖く感じちゃうよね、と。そんな感じです。

ちなみに尾花とは、昔の人が動物の尻尾に見立てて呼んだススキ(の穂)のこと。幽霊に見えたり尻尾に見えたり、忙しいね。


---

「怖いなら一緒に行ってやろうか?」
ニヤニヤと、明らかに揶揄いまじりに言われたら意地を張ってしまうのも仕方ないというもの。

とはいえ。

(なんでお風呂の前にホラー映画なんて見…いやいや考えない思い出さない)

こういうのは勢いが大事と、強めにシャワーの湯を出し髪を洗い始めた。
ささっと終わらせたいところだが、私の長い髪では、そうもいかない。

さっき見た場面を頭から追い出そうと、必死に違うことを思い浮かべていたのに。
勝手知ったる浴室。いつもなら、目をつぶったまま洗い終えるのに。

何故か、ちらっと目を開けてしまった。
開けてしまうと、もう背後が気になって仕方がない。
そろ、と後ろを振り向いた。

いつもと変わらない半透明の扉、の奥。向こう側。

(なんか暗い…そこに誰か立っ…てる訳ないから。
気のせい、気のせいだから)

きちんと洗えたか、なんて判断する余裕はなかった。頭は泡まみれになった。もうそれでいい。

再度背後を確認する勇気もなく、
いつもの倍以上のスピードで手を動かし。

じゃぼんと湯に入った。すぐに膝を抱える。
適温で溜められた湯はあったかい。
だが、手も目も届かない背中が気になる。
見えないのが寒い。

(なんかもう、無理。無理だ)

もはや呪文と化したキノセイも効かず、
若干俯きながら扉を開けた。



ちなみに、浴室扉の奥が暗く感じたのは、
透けて見える脱衣所のドアが焦げ茶色だったから。

誰もいない、
洗剤の位置すら記憶と変わりない脱衣所。
思わずため息が出た。
ほっとなんかしてないやい。


そうしてリビングに戻ると、

「出るの早っ」

ひーひー笑われた。予想はしてた。

ホラー映画を推してきたのからして確信犯なんだ。
腹いせにアイスを買わせよう、そうしよう。


---

ウィキに、ススキ草原は草原としては最終段階で、放置すると森になっていく、という記述があって面白かったです。人の手を入れないと保てないってことですね。

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