『ジャングルジム』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ジャングルジム
小さい頃よく上まで登ったな
降りるとき怖くて
無邪気にただ一生懸命落ちないように登った記憶がある
大人になるとただ一生懸命が難しい
色んなことを考えてしまって
一生懸命頑張ってると思ってもそれが当たり前
周りの目、周りの意見そんなことは気にせず
ちょっと何も考えずただ一生懸命やってみようかな
いちいち引っかかるような言い方をしてくるのが嫌で意地で頑張った
そんなのもすごい疲れる
少しは何かが変わるかな…
高い所が好きだったので、ジャングルジムでも、よく
遊んでいました。友達とジャングルジムで「地面についたりしたら鬼になる」、という鬼ごっこをよくしていました。私は足があまり速くなかったもので、鬼になったら中休みが終わるチャイムが鳴るまで捕まえられませんでした。なので、逃げるのは楽しいけれど、鬼にはなりたくありませんでした。案外、すいすいとジャングルジムの四角形の穴を通ることは楽しいです。小さなSASUKEをプレイしている様。こんな事を綴っていたら、ジャングルジムでまた友達と遊びたくなってきました。これは私の最初の文章ですが、私は1つの話題から話を広げるのが好きなので、この話題以外のお話をすると思います。今で例えると、友達という単語から今日友達と遊ぶ予定の事をお話したいです。でもそれは、別のアプリに書くと良いですね。ここらで終わりにしたいと思います。
辛い月見マフィンを食べた朝に1日の幸福を!
私が小学生の頃、友達がみんな上を目指して登ってる中自分は下から見上げるだけだった。
高いとこが怖くて小学校を卒業するまで一度も登ることのなかったジャングルジム。
久しぶりに小学校前を通ってみたら、撤去されてしまったのか無くなっちゃってたなぁ…。
1回だけでも上からの景色を見てみたかったかも。
~ジャングルジム~
会社終わり家に帰っている途中
俺はふと目に入った公園が
懐かしくて遊具の前に立ち止まった。
時刻は23時をすぎているから
街灯の明かりだけしかない
静かな公園だった。
ジャングルジム懐かしい
子どもの頃は
頂点に立とうと登ったり
間を潜ったりできていたのに
今じゃ
ジャングルジムは小さくて
体はもう入らなくなっていた。
カラフルな色に染った鉄を
ただ登ったり潜ったりするだけで
楽しかったのは何でだろう
もう子供の気持ちを無くしてしまうなんて
悲しいな
─────『ジャングルジム』
ジャングルジム
登って、登って、登って。
てっぺんについたら降りてくる。
手にまめができるのも構わず、登った。
今は眺めるてっぺんもない。
更地に芝生が敷かれ、あの頃の名残も消えた。
ジャングルジム
子供の頃、遊び場にある数ある遊具の中で、
ジャングルジムが一番好きだった。
ジャングルジムという存在が、
そこにあること、
空間に存在している事への言いようのないドキドキ感。
「ジャングルジム」という言葉の、
冒険心を強く刺激する、その響き、
あの幾何学デザインの不思議なダイナミックさ、
空間の中に悠然と存在する姿…
ジャングルジムは、
子供の私の中でとても美しい存在だった。
そして、
実際に遊ぶ楽しさが好きよりも、
その姿を見ている方が好きだったのだと思う。
今、
ジャングルジムのてっぺんに登って、
暮れてゆく夕暮れの空を眺めたい。
ソンへ
ジャングルジム。結構昔に公園から遊具が撤去されていると聞くけど今はどうなんだろ。今ってジャングルジムあるのかね。
確かに今思えばブランコとか危ない遊び方してたから公園から遊具がなくなるのもしゃーないとは思うな。そもそも必要なものではないし。
子どもの頃はよく公園で遊んだものだが大人になってからはまったく行かなくなったな。引っ越して公園がどこにあるのかわからないというのもあるけど。
でも今時は公園に大人がいたら不審者扱いされそうだな。子ども連れの母親以外使ってはいけない空気がある気がする。
昨日の夜からすっかり涼しくなって今日はむしろちょっと寒いくらいの気温だ。これくらいが過ごしやすくていい。
でもまた暑くなるらしいけど本当かね。もう暑いのは勘弁してほしいものだけど。
【お題:ジャングルジム】
「ショッーク!」
関根勤 扮する少年が
そう叫んで始まる
明石家さんまとのトークコーナー
疑問に感じたテレビ内容に
クレームをつける
という設定から
「クレーマー クレーマー」
のコーナー名だった
関根さんの
ぬるっと侵食
ガツンとKO、みたいな
おかしみを
映画「クレイマー、クレイマー」
のテーマ曲と
メインキャストの親子を模した、
馬鹿げたセッティング(誉め言葉)
が まさに倍増させていた
映画「クレイマー、クレイマー」
ハウスがあってもホームがない
建物はあっても居場所はない
そういうことは
往々にして あると思う
夫婦、
Mrs.クレイマーと
Mr.クレイマーは
親権を争うことになり
息子との暮らしを
手に入れるため
裁判は地獄のような
様相となる
ジャングルジムでの
怪我を持ち出され
判決は一方に形勢が傾いていく
私たちは
運よく居場所を見つけて
そこで初めて
自分が以前いた場所は
ホームじゃなかったと
気づくこともあるだろう
逆に、
幸せな場所に
することもできたのだ
と感じながら
そこを去らなければならないこともあると思う
時間は巻き戻せず、
時すでに遅し
ということが世の中にはある
そんな思いを したくないし、
あなたにも して欲しくないと思う
以前に「ブランコ」の時にも書いたけれど、
その近所の公園にジャングルジムもあり、でも
だいぶ昔に撤去されてしまった。
子どもの頃、よく上った。
スイスイ上れたのは、体が小さかったからだ。
大人になって、別の公園のジャングルジムに
手をかけたことがあったが、とてもじゃないが、
狭くて上れなかった。
一番上まで行っては、得意気になっていたっけ。
大きな公園には、それなりに大きなものがあるけれど、今はもう恥ずかしくて上れないなあ。
「ジャングルジム」
「ジャングルジム」
子供であり少女であり女であった
そこに今も在る
【ジャングルジム】#8
俺は昔、家から追い出されていた。
暴力を振るう母が、彼氏を家に連れてくるからだ。
俺は毎回、家から追い出された時はここの公園に来ていた。
そんな俺も、もう社会人。
スーパーの社員として働いている。
「いらっしゃいませ〜」
『ちょっと!この商品賞味期限切れてるじゃないの!!』
「ほんとですか?大変申し訳ありません。」
「商品お預かりします。」
『わたし、もうこの商品買っちゃったの!!』
『だから、商品の交換と、この商品の分のお金!返してね!?』
「えっと、、商品の交換は出来るんですけど、、代金を返すことはちょっと、、」
「後、この商品いつ買いましたか?」
『確か、昨日よ!』
「昨日はおかしいと思うんですけど、、」
「賞味期限が、一昨日になってますので、、賞味期限が切れたものは置きません。」
『いや、おかしいわね!!嘘つくんじゃないわよ!!あんたじゃ埒あかないわ!!店長!!店長呼びなさい!』
「はい、、」
はぁ、めんどくさい客に絡まれてしまった。
その日は疲れて、家から追い出されてた頃によく行ってた公園に行った。
「あ、ジャングルジム、懐かしい、」
昔はここで夜を過ごしたこともあったな、と思い出に浸る。
俺にとって、ジャングルジムは、遊び場でもあり、寝床でもある。
大切な、大事な、ジャングルジムだ。
#ジャングルジム
運動能力の低い子供でした。
何かする度に大人からも子供からも笑われるので、半世紀生きた今でも人前でスポーツするのは苦手です。
半世紀経っても、ですよ。
身の回りに“おる。、こんなニブい子!”と思った奴、今すぐ馬鹿にしたりするの止めろ!!
そんなニブか子供でしたが、両手でがっちりホールド出来、バランス感覚と筋力を使わないジャングルジムには登れました。だから、ジャングルジムは敵じゃない( ̄∇ ̄)
高い所から見下ろす景色(大袈裟すぎる)は何時もより2割り増し素敵に見えたものです。
もちろん、上の段に腰掛けるとかは出来ませんでしたよ。
蝉のようにジャングルジムにへばり付いたまま遠くを見てました。
馬鹿にして笑う奴いなかったんだねきっと。いたら嫌な思い出となって、ジャングルジムなんてお題見ただけで唾吐いたと思うわ。(私は口が悪い)
ブランコも飛び降りとか出来ないし、逆上がりも出来ないまま大人になりました。
大人になると、どれも出来なくなってしまう人が多いので、
『お尻重くなっちゃってね~。』
と適当に会話の流れに合わせていれば運動音痴がバレなくなった成人後は楽になりましたね。
一輪車の時代に生まれなくて良かったと心から思います。
普通の自転車はね、奇跡的に乗れます!
だから、私大丈夫。多分生きていける。
ジャングルジム
それは遥か昔の記憶の中。
登って登って
いい景色が見られる,素敵な遊具。
今は自分の子どもがジャングルジムを登るのを見ているだけ。
それだけでなんかふわふわした気持ちになる。
【ジャングルジム】
子どもの頃、ジャングルジムの1番上に立てばヒーローになれた。
小さな子どもから見れば、ジャングルジムはエベレストと同じくらい高い山だったんだ。
兄貴の真似をしてジャングルジムによじ登り、初めて1番上に立って見渡した公園は、見慣れているはずなのに知らない場所みたいだった。
まるで地球のてっぺんに立ったような最高の気分だった──。
今日は記念日だからと仲間と飲みに行った帰り道、君を誘って少し遠回りしてここに来た。
何十年か振りで訪れたそのジャングルジムは俺の背より低かったが、やっぱりその上から見る景色は新鮮で、最高の眺めだ。
星空の下、秋の気配が濃くなった夜風に君の明るい髪が揺れている。
「三十過ぎてジャングルジムに登るとは思ってなかったよ」
そんなふうに言って君は笑う。
今、俺らはジャングルジムなんかよりもっと高い場所で、もっと明るい光を浴びながら、煌めく景色を眺めることができる。
でもそれは当たり前じゃなく、奇跡みたいなことだ。
心から信頼できる仲間たちがいることも。
君がこうして隣にいることも。
ジャングルジムのバーを握る君の手に、俺の手を重ねた。
大学2年生、成人を迎えた。
成人式、かつて慣れ親しんだ見慣れない土地にかつて顔を合わせた見知らぬ顔が並ぶ。寂寥は空間で、空気は懐古に満ちる。
「なー、わいわい、覚えとっか?」
「忘れるわけないさあ!○○だっぺ?」緊張と安堵が幾度と無く繰り返される亜空間。極限までに煮詰められた非日常の中に見える懐かしさがどこか擽ったい。
式は無難に進み、やがて終わる。かつて仰いだ師は最早一介の大人へと変わっており、自分も大人になったのだなと未熟ながらに思う。20と言う月日で初耳する公僕の祝辞を受け止め、咀嚼し、やはり飲みきれず会場に吐いて捨ててしまう。そんなこんなで式は終わる。
「なあ、みんな2次会いくさ?」
誰かが問う。
「なんか、○○さんが幹事しでくれるってさ」
誰かが返す。
成り行きで調子よく話は進み2次会の話が纏まってゆく。また、誰かが言う。
「2次会までに時間があるけ、小学校見に行からん?」
「おうよ、行こや」
二つ返事で何人かが小学校に足を運んだ。無論私もその1人なのだが。学校の様子はすっかり変わっており、古ぼけた校舎の外壁は塗り直され見慣れぬ色に、知らない建物が2つほど増えており、そこに建っているという事実からそれがかつて通っていた小学校だと断定せざる負えないという様子だった。
「あー、すっかりかわっちまってえ」
「わがめー、なー、あへじかしじあ、まだ授業中だべ」
「わー、めやぐね」
はしゃぐ成人の姿がそこにあった。この小学校には最早なんの意味も無い。かつて通った小学校に、かつて通った人が、かつて通った人と集まる。その行為に意味があるのだろう。どことなく懐かしくあった。校庭に目をやる。かつての滑り台、ジャングルジム、鉄棒、雲梯とひとつも残っていない。でも、そこで今の子供たちが元気にボールを追いかけている。ああ、君たちが走っている地面の遥か下に、かつての遊具たちはひっそりと埋まっているんだろう。
#ジャングルジム
金木犀の香りがする夕暮れの公園
ジャングルジムは握るとひんやり冷たくなってきて
公園の街灯の明かりが灯る時間になったけど
夢中でおしゃべりしたあの頃
自分は無敵で何にでもなれる気がしてた
三軒隣の家に住んでいる女の子。
僕は彼女のことが好きだった。
毎日一緒に遊んでいた。日が暮れるまでずっと。
少し離れた広めの公園にあるジャングルジム。
二人で登って遊んでいた。
「ぃったぁ!」
彼女が叫び声を上げる。
慌てて下の方にいる彼女を見ると、どうやら手を伸ばした彼女の指を、僕が踏んでしまっていたらしい。
彼女の手を取り、引っ張り上げる。彼女は涙目で僕を睨み付けてきた。
「ごめん!」
必死に謝るも、彼女は何も言わない。
許してもらえないかもしれない。僕も不安で涙目になる。
言葉のないまま、ジャングルジムのてっぺんで二人腰掛け、夕陽を眺めていた。
綺麗な光が涙で滲む。
守らなきゃいけない女の子を、僕が傷付けてしまった。パパやママと同じくらい大切なのに。
踏んでしまった手を取り、尋ねる。
「まだ痛い?」
彼女は頷く。
その指に、優しく口を付けた。
好きな子には、ここに嵌める指輪を贈るんでしょ?
傷を付けるんじゃなく、いつかそれを着けてもらえるように。絶対にもうこれ以上悲しませないと、笑顔にさせてみせると誓う。
夕陽に照らされて、二人の顔が赤く染まった。
『ジャングルジム』
【ジャングルジム】
しんと静まり返った夜の公園。吹き抜ける冷ややかな風を感じながら、ジャングルジムのてっぺんに座り天上の月を見上げる。黄金色の満月は、硬質な光を粛々と地上へ注いでいた。
子供の頃はこの高さが怖くて、登る途中でいつも足をすくませていた。そんな私に手を差し伸べて、てっぺんまで導いてくれたのは君だった。
(ねえ。私はもう、一人でここまで登れるくらい大人になったよ)
心の中でそっと呼びかける。幼い姿のままで永遠に時を止めてしまった幼馴染。何年経っても君がいた頃の状態を保っている君の部屋のクローゼットの奥から、おばさんが偶然発見したらしい数年越しの君からの手紙を開き直した。
おばさんに呼ばれてこれを渡された時にこぼしてしまった涙の跡が、便箋にシミを作ってしまっている。拙い文字、幼い文面。あの頃は賢い大人のように見えていた君も、本当はただの子供に過ぎなかったのだと、今さらながらに思い知らされる。
ずっとだいすきだよ。鉛筆で刻まれた愛おしい文字を、指先でなぞる。成長してしまった私はもう、あの頃の私とは違う私になってしまっているだろう。今の私を見ても君が私を好きだと言ってくれるのかはわからない。だけどそれでも。
「私だって、ずっと大好きだよ」
大切に胸に抱き続けてきた想いを、手紙へと囁いた。届ける相手のいない拙い告白を、月影だけが凛然と聞いていた。
朝になると顔を潜める透明が、それでも世界を満たしている透明が、わたしにも浸透する
色んな角度から見渡すことによって
物事を客観的に考えるようになるよ
て、誰が話していたんだっけ
ボクは高い位置から見渡した
ここから見える景色が好きだ
硬い枠組みの中に入ってると
なんだか少しだけ安心できた
泣きたいときもあったけれど
外の世界から見られるようで
ボクは少しだけ我慢したんだ
周りばかり見ていて気にして
ボクが逃げてたのは何からだ
キミじゃないボク自身からだ
『ジャングルジム』