『ジャングルジム』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供の頃、幼なじみの君が一生懸命ぼくについて回るのがなんとなく嬉しかった。
君が高い所が苦手だとわかっていてわざとジャングルジムのてっぺんに登って、一生懸命ぼくのいる場所まで登ってくるのを見るのが好きだった。
今になって我ながら意地悪だったと思うし反省もしてる。
その後も相変わらず毎日遊んで、大人になってもずっと一緒だと思ってた。
何も僕を追い越してもっともっとうんと高い所に行くことはないのに。
今度は僕が君を目指して登る番なんだろうとなんとなく思った。
いつになるかは分からないけどきっとその時まで君は笑って待っていてくれる、そんな気がする。
ジャングルジム
よく鬼ごっこをしたなぁ、
国語でくじらぐも、見たいな作品
出てきてた笑
、、、高学年になったら、
空を見たっけ。
思い出を語る。
今日はこのくらいにしておこう笑
おやすみなさい、
7作目_ジャングルジム
ジャングルジム
ジャングルジムの一番上まで登って、遠くの景色を見るのが好きだった。
普段とは違う目線。子供ながら新鮮な感じがした。
風が吹くと心地がいい。これも結構好きだった。
丸見えだけど、秘密基地っぽい感じ。一番上にいるのが良い。
友達と遊ぶ時は様々な遊びを考えたりして、どの遊びも楽しかった。
大人になってから、ジャングルジムに登らなくなった。それは、大人になったからだろうか?
公園自体に足を運ばなくなった。これも大人になったからだろうか?
大人になったからこそ、ジャングルジムの上まで登って、遠くの景色を見るべきだと思う。
普段とは違う目線が、大人になればもっと違うく見えるかもしれないし、懐かしく思うかもしれない――
幼い頃に、
凄く広く感じた公園も、
大人になった今
とても狭く感じる。
公園って
いろいろな物語や、
季節感も
感じられる場所。
特に
ジャングルジムは
人々に
沢山のきっかけをくれる。
子供達が
何人も
誰でも
同じ時間に
共有出来る遊具
子供達が
仲良く出来るきっかけがある。
仲良くなった子供達を
きっかけにママさん達も
ママ友になるチャンス。
何より
ジャングルジムを登る事で、
落ちないように慎重になるし、
体をバランス良くし、
体幹も強くなる。
ブランコや、滑り台、シーソーは
順番待ちは、絶対だし。
ジャングルジムは
皆んなで遊べる。
登る場所で
見える高さや
景色もかわる。
とても、
素敵で、優秀な
遊具だ。
子供達には
いつまでも、
元気で遊んで欲しい。
大人の声が足の下から聞こえて
だれよりも太陽に近く
風をさえぎるものはなかった
(ジャングルジム)
きみとわたし、愛のひとときを味わうときに、きみはいつもより砕けたことばをささやく。極上のシルクのような手ざわりの手のひらで、しわまみれのシーツをきうと掴んで。いつも、襟をかっちりと正しているきみが、さっとわたしに組み敷かれ、わずかなよろこびをまぜて悪態をつくのにうっとりする。ひどく乱れたまま、きみはうなじに汗をかいている。
ジャングルジムでよく遊んでいた幼馴染。
けれど、中学生から高校生に成長していくにつれ、何となく気まずくなっていくのが大多数なのかもしれないけれど、私達はそんな事ない。
そんな幼馴染と今日は一緒に勉強をする事になった。
「かなえー、のみモン何にするー?」
「私、オレンジジュースがいいっ!」
「はーい。わかったー」
何時もの勉強する時の会話だ。私は今、幼馴染こと、佑(たすく)のお家にお邪魔して、畳の部屋で勉強をしようとしている。
二人の学力は同じくらいだけれど、佑の方が、少し頭が良い。
「はい。オレンジジュース」
「ありがとう」
飲み物を受け取り、勉強開始。暫くはモクモクと勉強していたけれど、何だが疲れてきて、少し休憩する事になった。
「ねえ、佑ー」
「うん?何?」
「私達って、珍しいのかなー」
「何で?珍しいって何さ」
私は幼馴染同士でも、思春期に入ると気まずくなってくるのではないかと、佑に話した。
すると、
「………俺は、気まずくなりそうだったよ」
「えっ!?」
「かなえに、何話していいか、何を話せばいいか、急に分かんなくなって、どうしようって思ってた」
まさかの事実だ。佑がそんな事を思っていたなんて。
「けど、かなえは変わらず、普通に俺と会話してきて、全然ぎこちなさとかなくて、それにとっても救われた」
「かなえがあーやって変わらずに話しかけてきたくれたら、俺は今も、こうしてかなえと話してられるんだ」
私は、佑にこんなことを言って貰える様な事をしたのだろうか?
確かに、私だって、佑と何を話したら良いか分からなくなりそうだった。
でも、佑とこのまま気まずくなるのは嫌で、とにかく自分の話をしていただけ。
それが、良かったなんて。
「………良かった。私、頑張って」
「うん?なんて?」
「ううん!何でもない」
私と佑。
幼馴染の私達。
これからも、仲良くしていきたい。
大切な人だから。
一番
上を
目指してる間は
必死だから
全く
気付かない。
登りきって
ちょっと
下を見ると
こんなに
高かったんだ。
足が
すくんじゃう。
#ジャングルジム
#86 ジャングルジム
鳥かごに入ったら、こんな気分かな。
ジャングルジムの中ほどに留まって、空を見上げる。
四角に区切られた狭い空は、
飛んだら気持ち良さそうな青、ではなく。
今にも雨が降り出しそうな灰色。
周りで遊んでいた子たちは、とっくに雨を避けて去っていて、公園を独り占めだ。
私は、雨が降るときを待っていた。
そこに。
じゃり、じゃりっ
砂利を踏む音がだんだん近づいてきた。
誰が来たかなんて、顔を見なくても分かる。
「雨、降るよ」
「知ってる、待ってるんだもん」
「だから帰らないんでしょ、知ってる」
「よく分かってるね」
「だって好きだから。一緒に待ってていい?」
「私も好き。中に入る?」
「てっぺんに窓を付けてもいいのなら」
「お願いしていい?」
「わかった」
彼女は傘を持ったまま、するすると中に入ってきた。
一応危険防止のため、上に登る前に一旦傘を受け取る。そして最後のワンタッチだけで開く状態にして差し出す。
無言で行われるやり取り。
先の会話だって、
双子の私達にとっては一種の様式美だ。
分かりきっている答えだって、
口に出すのが必要な時もある。
透明なビニール傘をジャングルジムのてっぺん、
私達の真上に被せて、窓にする。
一連の作業を終えた彼女はいつも通り、私と向かい合わせに座った。
じっと二人で見上げる空。
四角の枠を更に8本の骨で区切られた空は、より鳥かごらしくなった。
なかなか、悪くない。
『僕の城』
僕の城は
縦と横に向いただけの金属の棒
それが組合わさって
大きな城になっている
僕の城は
近所の公園の隅っこにある
足場にされがちな横棒は
塗料が剥げて錆びている
僕の城は
いつも沢山の子供達を受け入れている
どんな人にも開放された
時代に合った素敵な城なのだ
僕の城は
ジャングルジムと呼ばれている
そんな城に僕はてっぺんまで登る
僕が王様だからだ
僕の城は
子供達と、滑り台と、砂場と、ブランコと…
沢山のものがみえる
だけどその景色が
また少し、また少しと小さく見えるんだ
高いと思っていた僕の城は
年月を重ねれば低く思えてきて物足りない
だから僕はそろそろジャングルジムを降りるんだ
そしてまた誰かが王様。
ジャングルジムの一番てっぺんに、最初にタッチした人の言う事をきく事
なんてルールで遊んでた子供時代。
だいたいが、一番になる事に一生懸命で、運良く最初にタッチできたら、それからみんなに何させよう?って考えた。
そうすると、次のゲームの采配によってやらされる限度が左右されたり、友達関係の崩れる原因にもなるから、大抵は、「三回回ってワンって言う」程度の罰ゲームになる。
そうなると面白い刺激もなく、何度かやったらすぐに別の遊びに移行する。
たまに悪知恵の働く輩が入れば、怪我人が出るか過酷な罰ゲームでほとんどの人がその遊びをやめる。
ジャングルジムは、世の中の縮図みたい。
一番を目指してズルをせず、最初にタッチしたら、みんなが嫌がる事はしないし、かと言ってそれだけでは満足できなくなる。
悪知恵の働く人が最初にタッチしたら、世の中から総スカンをくらう。
かと言って、2番の人には何も権限がない。
だから、徒党を組んで、一番になる人を祭り上げる。
一番になった人は徒党を組んだ仲間の言いなりになるしかない。
危ない、怪我する。だから無くすって感じで見なくなったジャングルジムは、世の縮図を学ぶ格好の道具だったのに、最近見ない…。
怪我の経験もなく、危険や、嫌な思いや、やり過ぎちゃってごめんねって感情。
そもそも、1人でジャングルジムに登ったってつまらないって学ばないのって、もったいないなぁって思う。
あの日2人でジャングルジムの頂上から見た夕焼けは今でも鮮明に思い出せる。でもあなたの声はもう思い出せない。
誰もが1度は憧れる頂き。
何度も心が挫け諦めた。
しかし遂に辿り着いた。
その時に見た景色や達成感を、
もう忘れてしまった誕生日。
☆ジャングルジム
🎂Happybirthday自分!
君と登ったジャングルジム。
君と見たあの夕日。
君は今あの夕日の中にいるのかな。
君と登ったジャングルジム。
君が昇ったジャングルジム。
「いれて」が言えなかった小学生時代、一緒に帰るはずの子がジャングルジム鬼ごっこで遊んでいるのを、本の隙間から見ていた。
人生で数回目の「いれて」が言えたのは、もう少しだけ後の話。
『ジャングルジム』
見て見て!
ここから見る夕焼けすっごい綺麗!
君が笑って言った最初言葉
見て
ここから見た星空泣いてるみたい
君が泣いて言った最後の言葉
ジャングルジムで遊んでいた
少女。無邪気に遊んでいる少女。
でもその少女は気が付いていない
だろう?スカートから見えてしまっていた
いちごパンツが。
僕は視線をそらした。
ジャングルジム
空が青い
白い雲がゆっくり流れてる
「だいちゃん待ってー!!」
か細い声で呼ぶ
タクミは身体をよたよたさせて俺の後ろを付いてくる
「タクミは弱っちぃな~ ほら!」と手を握ってまた歩き出す
はにかみながら「ごめんね」と謝るタクミに
「謝るな!今からあれに登るぞ!」
指差した方向を見て
タクミは目をまん丸にして
「ぼ、僕、あんなの登れないよ~」
なんて言ったけど聞こえないふりして走った
目の前のジャングルジムは凄く大きくてちょっと足がブルッと震えたけど誤魔化した
「登るぞ!下見るなよ」そう言って登り始める
怖いと言いながら登るタクミに
もう少し、大丈夫と声を掛け
やっと
てっぺんまで登ると遠くまで見渡せた
隣に居るタクミは広がる景色に
目を輝かせている
風が急に強くなって額に吹き付けた
自慢げな顔で
「ちょっと偉くなった気分になるんだよな( ¯꒳¯ )」
俺が言うと
「うん!」嬉しそうに笑った
タクミは
それからすぐ何も言わずに転校した…
「だいちゃん、ごめんね何も言わずに居なくなって…」
僕は今、ジャングルジムのてっぺんであの時の事を思い出しながら
また謝った…
【ジャングルジム】
子どもの頃の僕は公園行きたい!と暇さえあれば親にたのんで公園へ行っていた。
公園の遊具はどれも好きだったけど1番は?って聞かれると決まってジャングルジムを指差していた。
理由は確か高い所が好きだからとか子どもらしい理由だった。
ある日ジャングルジムに登っていた時足を滑らせて骨折をした事がある。
幸いな事に全治1週間という軽い骨折だった。
でもそれからはしばらく怖くてジャングルジムにはのぼらなかった。
大人になった今久しぶりに友達とジャングルジムに登ってみたら子どもの頃に見た景色とほぼ変わっていなかった。
SF(すこしふしぎ)
300字小説
トンネルの向う側
幼い頃、私のお気に入りの遊び場は、近所の小さな公園のジャングルジムだった。
赤や青、黄色に塗られた鉄の棒の中に短いトンネルがあって、夕刻まで遊んで帰った後、母に
『トンネルをくぐったら、草原で、ライオンがいたの!』
『シロクマさんが泳いでた!』
『大きなお船とペンギンさんがいた!』
得意げに話していたという。
「そういう空想をして遊んでいたってことよね」
狭い場所を通る、日頃とは少し違う体験に、そんな景色を当てはめていたのだろうか。
「お母さ~ん」
実家に里帰り中、あのジャングルジムで遊んだ息子が駆けてくる。
「このジャングルジムすごいよ! トンネルをくぐったら向こうから宇宙人が『こんにちは』って!」
「……えっ?」
お題「ジャングルジム」