ぺんぎん

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きみとわたし、愛のひとときを味わうときに、きみはいつもより砕けたことばをささやく。極上のシルクのような手ざわりの手のひらで、しわまみれのシーツをきうと掴んで。いつも、襟をかっちりと正しているきみが、さっとわたしに組み敷かれ、わずかなよろこびをまぜて悪態をつくのにうっとりする。ひどく乱れたまま、きみはうなじに汗をかいている。

9/23/2023, 12:25:49 PM