クリスマスの過ごし方』の作文集

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クリスマスの過ごし方』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/25/2024, 7:20:34 PM

『クリスマスの過ごし方』

ワクワク感は無くなってきたかな

けっこう普段通り

でも子供たちや恋人たちの笑い声に

少し耳を澄ましてる

12/25/2024, 5:48:45 PM

『クリスマスの過ごし方』

地球では今日、クリスマスだ。

私の仕事は少々特殊かつ危険で、地球外で行われている。最年少で試験を突破し特殊生命体ナンバーズ調査の資格を得た

何かの運命か、いや、こいつの調査は毎年の12月25日。運命でも、なんでもない。今日はサンタを調査することとなった。

No.088「サンタの悪夢」
確認情報:寝たきりで動く事のない赤い服を着て髭を生やした地球で語られる「サンタ」の容姿と酷似している。088は毎年12/25に夢を見る。夢に映るのは4~5歳の子供。夢に映る人物は実在しており、全員が亡くなっている。
死因、死亡時刻等に共通点はなく、その年死ぬ子供を映し出していると思われる。

今回も、例年通り夢の監視を行う。専用の管を繋げ、サンタの悪夢と同調する。
子供が80人ほど映し出されていく。全員を記録し、0:00に近づき日を跨ごうとした時。夢の同調が断ち切られた。最後に見たのは鏡、鏡に写されたような、自分の姿。
近くに、プレゼントが落ちていた。




追記:サンタの悪夢は、死ぬ間際の子供たちにプレゼントを渡している。それが災いし子供達が死んでいる見解もあるが、一般的には、これから死にゆく子供達のため、善意でプレゼントを送っているという見方が多い。実際に中身はお菓子やおもちゃなど、子供が喜ぶものばかりだ。


ただ、渡されたものは死が近いので「死のプレゼントボックスとも呼ばれている」

12/25/2024, 5:27:58 PM

23



「さすがに道が混んでいる。駅周辺を抜けるまではこのような感じだろうな」


渋滞気味の道路をゆるりと走らせながら、我が社の社長・火鋤神凪(かすくがみ なぎ)はそう言って少し困った顔で笑う。 

俺は助手席に座りながらどうにも落ち着かない心を鎮めようと、こっそり深呼吸してみたり別の事を考えるように努めようと努力していた。だが、余りにも唐突かつ予想外なこの状況の前では、それらの行為は少しも意味を成さなかった。

(―――ってか無理だろ!凪様…じゃなかった、凪社長直々に運転されているプライベート用車の助手席に乗ってるんだぞ…!?)

目立ちたくないと言いつつ乗っている車は超が付くほどの高級車で、内装たるや全てがラグジュアリー。
俺のような一般人が乗るのが本当に申し訳なくなってくる程である。

そもそも元々護衛を任されていたとはいえ、今となっては大企業の社長兼取締役と一般部署に勤める一社員である。同じ社内に籍を置いていても、その差は一目瞭然であった。

(…そりゃ、あの頃はよく会話する事はあった―――けど)

帝鐵コーポレイションと我が火鋤神株式会社が争った「帝火抗争」。俺と八神隊長、同僚の東城翔は先代・火鋤神佐近直属の護衛であった。
抗争の最中、敵の刃に倒れた佐近から社長の座を譲り受けた凪は、社長の座と共に俺達護衛をも共に譲り受ける事になる。

護衛といえば所謂SPのようなものと認識されるかもしれないが、この場合に於ける"護衛"とは言わば懐刀のようなものである。
敵の調査を行う事も勿論、命とあらば奇襲を仕掛け、命を賭け敵と刃を交える事など幾度もあった。

故に、俺達―――少なくとも俺にとって主人・火鋤神凪の存在とは己の命そのものであり、その言葉は絶対的―――命令というよりかは神託に近いようなものであった。

先代・左近に仕えていた時はそのような感情は抱かず、主君と部下の関係性そのものであったと記憶している。

けれどこの火鋤神凪という人物に仕えるようになると、その関係性はまるで違った。


(―――なんつーか、神様に近いような人と会話してるような感覚だったんだよな)


それは火鋤神凪という存在そのものがそうさせるのかもしれない。
少年のようなあどけなさを持ちながら、深碧色に一滴の金を落としたその瞳は常人離れした雰囲気を彼に纏わせる。
朱殷色の長い髪を一つに高く結び、常に和装を身に纏い、表情から一切の真意を悟らせぬその姿は君主そのものだ。
そして、少し低く艶のある声―――


あの姿とあの声で死ねと命令されていたら、当時の俺であれば一寸の迷いなく自死していただろう。


それ程までにこの人に心酔しきっていた。


(もしかしたらあの時は抗争の雰囲気でそういう感じになってたのかも知れねえな)


兵士が戦時中に経験する心理的状態に"従順性"や"英雄崇拝"といったものがある。
あの頃の自分が、それに近い状態だったと考察すれば納得がいく。

ただ―――。

それを鑑みたとしても、火鋤神凪という人物が人を限りなく強く惹きつけ、また恐ろしい程人に畏怖の念を抱かせる存在である事には変わりない。

現に現在、社長である火鋤神凪に対して好意的な印象を持っていない人物に出会った事は無く、火鋤神凪が進める社の政策に不満を抱く者は存在しない。

そう考えると、少し末恐ろしい人物ではある。


(年齢不詳だしな…見た目は俺より全然年下に見えるんだけど、社長の妹の翠様が幼かった頃に既にこの見た目だったって噂もあるし……)


全てに於いて謎めいている―――。


「…どうした、俺の顔ばかり見て。そんなに男前か?」


そのような事を考えていたら自分でも気付かぬ内に社長の顔を凝視してしまっていたらしい。
社長はそう言って悪戯な顔で笑ってみせる。

「す、すみません!…いや、その…どうして今日は俺を連れ出して下さったのかと思いまして」

俺は誤魔化す為に咄嗟にそう言った。
何となく、社長の謎について考えていたとは言いづらい。

「んー?」

社長は運転しながら顎に手を触れる。

「さあ、何でだろうな。まだ秘密だ」

そう言うと悪戯に目を細めた。

「秘密…ですか」

秘密にする程の何かがあると言う事だろうか。
社長は暫くそのまま黙って運転していたが、不意に「なあ雷生(らいせい)」と口を開く。


「お前は何でクリスマスが嫌いなんだ?」

「…っ!」


突然の核心を突く質問に思わず俺は怯んでしまう。


「どうした、言いづらい事か?言えないなら無理に答えなくて良い」

「いえ、そう言う訳じゃ無いんですが……聞いても特に面白い話じゃないですよ?」

「構わない。お前さえ良ければ教えてくれないか」


俺は一度瞼を閉じ、深く息を吐く。
この話をするのは少しばかり、心の準備が必要になるのだ。

気付けば車は混雑を抜け、夜の市内を駆け抜けていた。光の線となって視線を通り過ぎてゆく色とりどりのネオンが美しく、眩しい。その中で、少し遠くに立ち並ぶオフィスの高層ビルは黒く暗く、小さな灯りを静かにそっと灯している。
―――目まぐるしい今に埋もれていても、決して消えず常に其処に存在している過去のように。


「俺の両親は、俺がちっさい頃に離婚しました。親父の顔はよく覚えていないですけど、唯一覚えているのは俺がハイハイしている時見た、母と言い争っている姿だった。そんな頃の事を覚えているんだから、よっぽどショックだったんでしょうね、当時。
それから母は女手ひとつで俺を育ててくれていましたが、母はそりゃあもう厳しい人で、俺が少しでも何か出来なかったり間違えたりしたら、すぐに殴ってくるような人でした。まあ、今考えてみれば母も全て一人で仕事に家事に子育てとやらなきゃいけなかった訳ですから、大変だったんでしょう。世の中も、今みたいに子育てに手厚い訳でも無かったですし。
―――前置きが長くなりましたが、そんな訳で母は仕事で家にいない事も多かったんです。学校の行事にも来れなかったし、当然、クリスマスも誕生日も、イベント事はうちにはありませんでした。
学校の奴らが話すプレゼントの話や、嫌でも見かける街中の装飾、幸せそうなカップルや家族を見るのが本当に本当に嫌だった。
それをいい大人になってもいつまでも引きずっている―――って訳です」

まあ、今は一緒に過ごす恋人が居ないっていう妬みが一番ですけど―――そう言って俺は嗤った。

(…あれ?)

何らかしらの反応がすぐに返って来るかと思っていた俺は、何も反応がなく、車内が沈黙に包まれている事に気付き、運転席の方を見る。

赤信号で止まっている中、社長はじっと、まっすぐにこちらを見ていた。

(…!?……しゃ、社長が…俺を…見つめている…!?!?)

緊張か動揺か、それとも別の何かなのか、鼓動が速くなるのを感じて俺は思わず目を逸す。


「――――すまない」


どうして良いのか分からず俺が己の膝をじっと見つめていると、社長は少し経った後そう言った。

俺は思わずバッと社長の方を再び見る。

「なっ……え!?何で凪社長が謝るんですか!」

社長は今度は伏し目がちに、とても悲しげな表情を浮かべていた。長い睫毛が眼に影を落としている。

「そのような理由だったとは。辛い記憶を思い出させてしまったな」

「いえ、全然大丈夫っす…!…こちらこそ、社長にそんな思いをさせてしまって申し訳ありませんでした」


こんな話、言うべきじゃ無かった。
けれどどうしてか、凪社長にはつい全てを話してしまうし、知っていてほしいと思ってしまう。


(…あの頃の信仰心がまだ抜けてないのか?いや…それとは何か違う気も…)


「……雷生」


社長は赤い信号の光を見つめながら、ぽつり、と呟くように言った。


「俺にはお前の過去を変える事は出来ぬし、お前の過去にもなってやれない。
―――けれどお前の"今"になれたら嬉しく思うし、今日も含めこれからそうなれるよう努力しよう」


社長はそうして、俺の方を見、菩薩の様な優しい顔でそっと笑った。


一回大きく心臓の音が鳴る。
思わず俺は目を見開いた。


「…あ…ありがとう…ございます…?」


顔が熱い。俺はそのような間の抜けた返事を返すと再び己の膝へと視線を戻した。


(な…な…なんだ…!?お、俺の"今"!?え!?今ってなんだよ!?いや…そんな深い意味は無いのかも…。マジでどうなる、俺……!?)
 

信号か青に変わる。

車は夜をゆっくりと駆け出していった。

12/25/2024, 5:22:34 PM

クリスマスの過ごし方


クリスマスの過ごし方は
人それぞれだと思う

恋人がサンタで
クリスマスは
恋の最大のイベントでもいい

家族の大切さを思い
みんなで楽しむのもいい

一人ぼっちで
寂しいクリスマスを過ごして
自分を哀れむのもいい

何もしないで
いつも通りの1日にするのもいい

だらだら…とかじゃなく
常に踏みとどまって
考えながら、生きてゆきたい

クリスマスが終われば
すぐにお正月だ

今度は意識して
だらだら…と、してみたい

12/25/2024, 5:20:17 PM

クリスマスの話題をこれ以上出されると
私の傷穴が広がります。
ぼっちすぎて、
悲しいクリスマスの過ごし方をしています。
傷口に塩を塗らないでください。
お願い致します

12/25/2024, 5:19:03 PM

今年はイブに「明石家サンタ」を観たり、ラジオではニッポン放送で「チャリティーミュージックソン」(今年は出川哲朗さんがメインパーソナリティでした)を時々聴いたり(聴けなかったところはradikoで後で聴く予定)、吉野家の牛カレー鍋を持ち帰りして家で食べたり…


クリスマスっぽくない過ごし方だけどめちゃくちゃ楽しかったです(ただの報告)。


じゃー、皆さん ハッピークリスマス!(笑)



P.S.
ちなみにこの後は「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO )」を聴きながら寝落ちする予定です。


テーマ:クリスマスの過ごし方

12/25/2024, 5:05:31 PM

クリスマスは夜中にケーキを買いに行く

真夜中を過ぎるとケーキが半額になっているからだ

クリスマスに興味は無いがクリスマスが過ぎるとケーキが半額で買える事が役得である
不景気な昨今 クリスマスらしさなど毛ほども感じた事が無いが クリスマスが過ぎると半額イベントが発生したごとくのイベント感を感じる
それはバレンタインデーが過ぎるとチョコが安くなるのと同じく、サービスデイが発生するので、普段 チョコやケーキは食べないが その時ばかりは一年に一度 買ってみる

12/25/2024, 4:45:19 PM

『クリスマスの過ごし方』

今、熱を出して寝込んでいるので、ベッドの住人です。
そんなわけで、今日の更新はこれだけで申し訳ない。
起き上がれるようになったら、またポチポチ文章打つので、その時はよろしくお願いします。

12/25/2024, 4:12:10 PM

誰かと一緒にいられたら それだけでいい
あなたと一緒にいられたら それだけでいい

涙に濡れた顔も 今日だけは笑えますように

笑えますように

12/25/2024, 4:05:16 PM

9 クリスマスの過ごし方

なにも特別な日ではない。
今日もただただ平凡な日常に感謝する。

カーテンの隙間から月明かりに照らされたソファーにふんぞり返っているのは、癖毛のある黒髪の青年。
どこか世の中を斜めに見ているような印象を与える切れ長の目は、雪のように白い、二つの小さな膨らみに釘付けになっていた。しかし、その肌には皮膚を強く吸うことでできる赤いアザが。

「なんだよ。『付け足りない』とか言うんじゃないだろうな?」

その青年の上でしなだれているのは、可憐な少女だ。
少女は着ている服のボタンを外し、前をおもむろに開いてる。

「そう、足りない」

少女は口の端を吊り上げて意地悪く笑う。
だが愛くるしいその顔は天使のようだ。
天使のような少女の手は青年の胸を弄りながら、ゆっくりと下へとずらしていく。

「……ったく、もっとロマンチックに誘えないもんかねぇ?」

そう言うと青年は、少女の後頭部に手を回して、強引に引き寄せた唇を重ねる。

ああ、神様。
明日も明後日もずっとこの先、平凡な日常でありますように。

12/25/2024, 4:02:30 PM

ポアロのドラマの中に
古き良き時代の
英国のクリスマスが出てくる

クリスマスには
そのドラマを見る
「盗まれたロイヤル・ルビー」
あちらのクリスマスの過ごし方は
ずいぶんゆったりだ

本物のもみの木に
オーナメントをひとつずつ飾り
てっぺんには星

ツリーは素敵だが
クリスマスケーキは
スポンジと生クリームの
日本のケーキがいちばん
最初に作ってくれた人に
感謝です

12/25/2024, 3:53:13 PM

クリスマスの過ごし方、そうこう言っている内に

クリスマス当日になりましたね!楽しみ!

私は、彼氏と結婚してから早数年が立ちました

甘々していた時期とは違い、キャピキャピなんて

してはいないけど、おしどり夫婦ではある

自慢かよと思われそうだが、それも、また、

酔狂である。そう思っている、だけども、

私にだって知りたくない事もあったのだ。

私達夫婦のルールがある。

それはね、お互いの趣味には、干渉せず、

共有事項は、ボードに書いてから、

出掛けていく、そうして、

帰宅前に、追加あれば一言電話を掛ける、

LINEを送るとかすれば、

お互いに気を使う必要がなくなるでしょ?

そうして、忠犬のように待って、

猫のように誘惑して、貴方を待っていたとしても

貴方は、帰って来ない時もあるのだから、

何でですか?何がダメなんですか?悪い?良い?

何にも分からなくなってきてしまうので、

私がわたしで居られるのは、貴方が居るから。

だから、お願い私から遠ざからないでよ、私は、

貴方を、待っているから、早く帰って来て欲しい

貴方の好きな食材と人間と調味料と私の一部を

使って貴方の口に合うような料理を作って

待っているから。気に入られるように努力して

貴方に捧げるためのメニューを作っているんだよ

貴方を待ち遠しく待っている猫がいるのだから、

早く帰って来て、早く帰って来て、帰って来いよ

帰りが遅くなる事も、知っている。

貴方が私の事が心底好きな事も、知っている。

浮気してた、なんて、言わないくても知ってる。

貴方の全てを知ってる。

だから、私の全ても知って欲しいんだけど、

まだなのかな?遅くないのかな?

連絡をしても、返ってこない、返ってこない、

帰ってこない、帰ってこない、帰ってこない、

そうして、歩いていたら、キャバ嬢と貴方が

歩いている姿が見えてしまったのだ。貴方は、

酔っ払いになって、ダル絡みをしている。

貴方は、そんな人だったのですかと思ったけど、

ゆっくり深呼吸して、夫をホテルに泊めて、

キャバ嬢をお家へ誘った、案外上手く釣れたから

計画通りに物事が進んだ、メインディッシュの

二品足りてなかった事を知っていたので、

彼女を使って、ローストビーフとチキン風に、

作って貴方に捧げるためにまた、作るんだ。

だから、それまではホテルにて待っていてね。





"貴方何をしているの?!そんな事して、 

あんたの旦那何か私にメロメロなのに、

可哀想な人ね。だから、愛想も尽かされるんだよ

おばあちゃんw"





そんな事言われてもね。私まだ、25よ?

若々しい人に対して、あんた、40後半よね?

何がおばあちゃんよ、お前の方がオババだろうに

てめぇにだけは、言われたくねぇよ、と思いつつ

さっさと、済ませるために睡眠薬入りの水を、

渡してから、様子見て、行動を実行して、

調理開始だ!まずは要らない服を捨てて、

メイクも落として、鉈でバラバラにしてから、

料理するんだけど五月蝿いから殴って黙らせて、

そこからは、要らない毛の部分全てを処理して、

眼球はデザートに使って、後は、それから、

それから、アナタも使うからね?

覚悟は出来ているかしら?

それでは、Merry Christmas!!

良い1日になりますように、祈りましょう!

12/25/2024, 3:50:20 PM

『クリスマスの過ごし方』

「クリスマス?」
「ああ。お前達はやらねぇのか?」
「そういう風習があることは知ってるが」

手をひらめかせて次々と飾りを生み出す男を眺める。飾りに興味は無いが、細部までこだわった造形は男の鍛錬の賜物だと思うと素直に感心した。

12/25/2024, 3:49:03 PM

【クリスマスの過ごし方】

大切な人がいるのに

触れられないから。

声が届かないから。

一緒に過ごせないって

苦しい。

目の前にいるのになぁ。

12/25/2024, 3:46:23 PM

窓を開けると、寒冷地の澄んだ冷気が酒気で火照った体を撫でながら部屋に満ちて行く。
ほう、と息を吐けばほんのわずかな間ではあったが息が凍った。
そよそよと窓から吹き込む冷たい風が一際強く吹いたかと思うと、一緒になって牡丹雪が侵入して来た。

「ホワイトクリスマスかあ」

独り言に返してくれる者はなし。ひとりぼっちで美味い飯を食いながらクリスマス特番や配信を観る。それが自分のクリスマスの過ごし方だった。
愛する恋人や家族と過ごせず、ひとりぼっちでクリスマスという特別な日を終える人間を世の中がどういった目で見るかくらいは知っている。

だが美味い飯を食い、美味い酒を飲み、愉快な映像を観て…そして今頃クリスマスという特別な日を愛する人達と過ごし幸せを享受する、顔も知らない誰か達がいるのだと思うと楽しくて仕方がないのだ自分は。

今日は世に幸せが満ちる日、クリスマス。知らない誰かの幸せと笑顔で飯も酒も美味い。

「ぎゃあっ、なんだお前はっ」

窓の外で突然悲鳴が上がる。聞き覚えのある声に記憶の引き出しを掻き回している間にも、どう聞いても暴力によって引き起こされた悲鳴や抵抗の声が聞こえ続ける。
その聞くだけで不快さを覚える汚い悲鳴で思い出した。

「金田家のじいさんか」

成金糞爺と名高い、持っているのは金だけで顔も性格も日頃の行いも全てが悪いと、この地域に住む人間が満場一致で陰口をたたくあのじいさんだ。
体がすっかり冷え、部屋の床が吹き込む牡丹雪で濡れるのも構わずその悲鳴に耳を傾ける。

そういえばあのじいさん、ついこの間酒気帯び運転をしてサッカー少年にぶつかって二度とサッカーなんて出来ない体にしたらしい。あのクソじじいが謝罪などするはずもなく、金を積んで積んでは威圧的に物を申して実質的に泣き寝入りさせたとも聞いた。

一際大きな悲鳴の後、あしが、あしが、と泣きわめくじいさんの悲痛な声が聞こえて来たものだから慌てて部屋のテーブルへと戻りシャンパンとフライドチキンを掴む。急いで窓まで戻ればまだまだじいさんの新鮮で旨みしかない悲鳴は聞こえていた。

「酒と肉がうめえなあ!」

悪人の不幸と悲鳴は普通に美味いのである。
興奮でらんらんと輝く自分の瞳と、フライドチキンの油でてらてらと光る唇は満面の笑みの中にあった。
メリークリスマス!

12/25/2024, 3:35:38 PM

クリスマスの過ごし方。
いつも通りです。

とは言え、東海道線が止まったらしい。
東戸塚あたりで沿線火災だと。
朝にも人身事故が起こったらしくて、クリスマスで人身事故ねぇ……などとちょっと考えてしまった。

数分間の思索の末、単純な答えにたどり着きました。
神はいるかもしれないが、誕生日はありません。

12/25/2024, 3:34:49 PM

クリスマスの過ごし方
              「クリスマスデート」

 メリーハッピークリスマス!!
可愛い俺の彼女は、ありそうでない言葉を唱え、手元のクラッカーを鳴らした。
ポンッというかわいい音が、彼女と重なっていた。
いや、待て。この例えはよくない。まるで彼女がボンボンキュだって言っているようなものだ。決して違う。断じて違う。下からひもがでているところが、
彼女がトイレットペーパーを引っ張ってきたときにそっくりだ。いや、これもよくない。まるでおバカだ。そしてこんなことを頭の中で1人考えている俺もおバカ。
いや、俺に お をつけるとキモい、バカとでも言っておこう。

彼女と付き合って2年ほど…いろいろあったなぁ、去年のクリスマスは、
お金がなくてお祝い出来なかったなぁ。かと言って今は裕福なわけでもないが。
ケーキとクラッカーとジュース…サプライズ、これくらいは用意できるほどにはなった。



おっと。考えすぎた。彼女が呆れている。彼女は面倒だから、早く言葉を返さなきゃ。どうしよう。何を言おう。
そうだ!
 
おバカ
 え?

何を言ってるんだ俺ぇぇぇ!! 
彼女が困ってるではないか!ぁぁぁぁぁ!!
ちがう!何か言わなきゃ!


サプライズ、楽しみにしててね! 
 


何を言ってるんだ俺ぇぇぇ!!
彼女が呆れているではないか!ぁぁぁぁぁ!!

…ふ…あははっ!

彼女は優しいから、笑ってくれた。こんなところが好きなんだ。

い…いまの…忘れて!!
やなこったぁー!

はぁ、めんどくせ。でも、


かわえぇぇぇぇぇ!   


もう持たない!本当は帰り際にやりたかったサプライズ、今すぐやろう!




結婚してください!
えっ///あのっえっと…//


よし、いい感じ。
彼女は口を両手で押さえながら頬を赤らめる。
そして,その左手薬指には、光る輪がついていた。


…そ…それ…結婚…して…た…の?
あ…

ほら見ろ。彼女を困らせてる。


あのね、これ…君が余りにも可愛すぎるから…さっきのジュースの蓋の部分で…//


…なんやそれ…
    





かわいすぎるにもほどがあるだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

その後、プロポーズは無事成功、2人は結婚したのでした。

めでたしめでたし。

12/25/2024, 3:31:55 PM

クリスマスだからって何も変わらないよ。
うん、何変わらない。
いつも通り明日が来て、今日になって。昨日になっていくだけさ。

そうだね、変わらないでいてほしいよ。
いつも通りの中に、いつも通りのアナタがいてくれますように。

2024.12.26 「クリスマスの過ごし方」

12/25/2024, 3:30:50 PM

クリスマスの過ごし方
街は、クリスマス一色で、寒い夜が、華やいでいる…1人、そんな幸せそうな人々の横顔を、まるで他人事みたいに、傍観しているけれど…
本当は、誰かと、一緒に夜を過ごしたい…いちゃついたり、抱き合ったり、お喋りし乍ら、食事をしたい…綺羅びやかな、外の景色を1人ぼっちの部屋の窓から見ているのは、矢張り侘しい…

12/25/2024, 3:17:59 PM

皆さんは毎年これをしてるなどの過ごし方はありますか?

私は今年受験生の中3です
こんな15年しか生きてないのがなにを言うんやと
成りますが聞いてもらえたら嬉しいです

クリスマスと聞くと
楽しい クリスマスツリー プレゼント
クリストスケーキ クリストスソング

など"クリスマス"の単語だけで
たくさん出てきますこの中でも私は
クリスマスツリーを物心がつく頃には
親が毎年出していてくれて
いまだにそのツリーを6歳下の妹と
今年も出していて
今日の朝には妹がプレゼント!!!
と叩き起こしてきましたw

と、これが私のクリスマスの一日ですw

見てくださりありがとうございました

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