『イブの夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
イブの夜
貴方は何しているだろうか
僕はきみの帰りを
今でもまっている
ああ
君はいない
いつになったら会えるのだろうか
24テーマ【イブの夜】
明日はクリスマス
なのにまだ彼氏に渡すプレゼントが決まっていない
何を渡したら良いのだろう
イブの夜に
「ね、イルミ見に行こうよ」なんて誘われて
君と見たイルミネーションこそが
僕にとって最高の
クリスマスプレゼントです
12月に入ると一気に年末感が強くなる。
街中はクリスマス雑貨やイルミネーションで溢れ、25日までは毎日イベントのような光景だ。
お正月雑貨も一緒に売り出しているお店もあって、この状況はちょっとしたカオスだなと毎年思う。
クリスマスより年末年始の雰囲気の方が好きな私にとっては、お正月雑貨の方がテンションが上がる。
それでもやっぱり、イブの夜が近づくとスイッチが切り替わるんだよね~。
なんだかんだ言ったってクリスマスというイベントには乗っかりたい。
今年はクリスマスケーキの代わりにパンケーキを焼いて、冷ましたところにホイップクリーム、イチゴなどのフルーツを挟んだり乗せたり、旦那と2人で思い思いのクリスマスケーキを作って食べた。
素朴だけど充実したイブの夜。
イブか、ひとりか、って
ひとりが際立つな...
誰か都合のいい人いないかな
今日だけ私と一緒に過ごしてくれる人
できれば話して楽しくて
私好みの顔で、
優しくて...
...
#イブの夜
まだ、下の娘が生まれる前の頃
息子は寒い中来てくれるサンタさんに
おにぎりとお菓子と飲み物を用意してくれと言い。
じゃあ、窓から来るから、窓の近くに置いておこうねと言うと
眠りに着いた。
翌朝、サンタさんが持ち帰って、食べ物と飲み物が無いのを確認して『よろこんでくれたかな?』と言った。
下の娘が小学校に上がる頃には、息子はサンタさんにあげる食べ物と飲み物の話はしなくなった。
娘はというと、あの頃の息子と同じ年齢になり、来春は中学生になるが、生まれて此の方、サンタさんをねぎらうという発想は無いようで、同じ環境で育っても個性とはこういうものかと
しみじみ思う。
毎年、クリスマスの朝
枕元に置いていかれたプレゼントをパジャマ姿で抱きしめた姿を写真におさめていたけど、もう今年で最後かな
母の子どもの頃は、母の家にはサンタさんは来なくて、親からクリスマスプレゼントをもらっていたので、
サンタさんはいつまで来るのかよくわからないのよね
だって、お兄ちゃんのところには、妹が小学生だから高校生になっても来てたじゃない?
よそのうちは小学生までらしいよ。
お兄ちゃんって、ホントに大人だよね。
毎年、妹とプレゼントの写真におさまってくれてたじゃない。
早く起きてくれないかな
『イブの夜』
No.23『クリスマスの朝』
散文 / 掌編小説
「結局、いつもと変わらない夜だったな……」
思わず独りごちる。隣に眠るのは恋人じゃなく、愛猫の白猫、クロだ。朝起きてみたら、彼女がイケメンに変わっていた的なファンタジーな出来事もなく、もちろん、枕元にプレゼントも置かれてはいなかった。
クリスマスイブの夜だからといって、特別なにかがあるでもなく。ただ、仕事帰りにコンビニで、苺のショートケーキとフライドチキン、ノンアルコールのシャンパンを買った。
SNSを開けば、たくさんのメリークリスマスが溢れているが、ただそれだけだ。そのうちのいくつかはわたしに向けられたものだけど、クリスマスに便乗したフィッシング系のDMのほうが多かった。
今年のクリスマスは週末だというのに、わたしは週末こそが忙しいアパレルショップで働いている。恋人と別れたのはもう5年も前の話で、クリぼっちを満喫するつもりでいるけど、やはりちょっと寂しい。
イケメンに変わってくれなかったクロの頭を撫で、いつものように仕事に行く準備をするために布団から出て、
「……くしゅん!」
くしゃみをひとつ。クリぼっちを満喫する前に、取りあえずは仕事に向かった。
お題:イブの夜
#イブの夜
聖夜…
イエス・キリスト御降誕の日
そんなことは関係なく
世界的な一大イベントになっているクリスマス
仏教 神道 いろいろな宗教 無神教
猫も杓子も 何でもかんでも
みんながメリー・クリスマス!
イエス・キリストも
「ジーザス!」
「オーマイガー!」とか言っちゃうかも〜
御神子のこれ本物だよ(*゚∀゚)☆オォー
なんかゴメンって感じだね…
朝から賑わう街
イルミネーションが輝きだす頃は
街も人もできあがりクライマックス✨
家族と恋人と友達と
楽しいクリスマス・イブは続く
ここから忙しいのはサンタクロース🎅
世界中の良い子にプレゼントを届けます
用意されたお菓子と飲み物をいただくサンタ
もうお腹いっぱい…
夜中にこれは身体に良くないね〜
人間ドックで要検査確定かも…
それに眠いよね…
ソリに乗ったらウトウト…
AI搭載のトナカイさんが道案内します(。•̀ᴗ-)✧
そのうちクリスマスプレゼントも
ドローンで宅配になるかもねwww
そんなこんなでイブの夜は更けていく…
🌈黒猫のつぶやき🌈
パイプオルガンの音色に癒やされる
クリスマスの礼拝は厳かで良いね( ꈍᴗꈍ)
イブの夜ってなんなんだろう??
街がキラキラして空気が冷たくて、なんだかソワソワした人達がたくさん居て…
クリスマスとかイブとか、あんまりストンと心に入ってこないのは、何かの想い出が足りないから??
その内クリスマスが何なのかすら知らない人ばかりになる時がくるのだろうか…
キラキライルミネーション綺麗だな、イブはサンタクロースが来る日、イブの夜はケーキを食べる、って感じで充分なんじゃない??
自分なりのイブの夜??クリスマス??が過ごせればOK。
どんな夜もどんな日も、普通の夜で普通の日。別にこだわることじゃないよ。今日も普通の1日、自分を生きる1日なんだから。
貴方と過ごすはずだった日
暖房の効きすぎた部屋に1人
静かにゆっくりと夜は更けてゆく
『イブの夜』
12/25
電車の窓に流れる景色が眩しかった。
気付けばMerry Christmas の文字がひかっている、忌々しくも思えるほどに。
そういえば今年もクリスマスがやってきたらしい。
はぁ、憂鬱だ。今年は妻子と過ごす予定だったのだが…
今日は上司の機嫌が悪く残業、電話がかかってきたなぁと思ったら妻の帰りは遅くなるそうだ。
子が可哀想になる…
そういえば昨日のお惣菜の残りは食べ終わったっけほうれん草のおひたし、意外と不評で残ってた気がしなくもないような…
どうでもいいことが頭をよぎる。逃げたい、現実から。全人類の悩みではないだろうか?
アオストラロピテクスだってアファレンシスだって動きたくないことはあっただろう。
そろそろいつもの駅が見えてきた。
電車から降りても異世界に降り立ったりすることはなかった。いつも通りの駅だ。
「パパぁ~!」
?なんだか子どもの幻聴が聞こえた気がする…つかれているのだろうか?
「お帰りなさい!」
妻の声までも…もう末期か…
「ちょっと早く帰れたんです!どうせなら保育園までよって帰ろうかと…て大丈夫ですか!?」
どうやら意識を失いかけていたらしい。
とても嬉しかったのだろう。
今年のクリスマスのおもいでだった!
僕が泣いているのを君は知らない
まただ、また人に弄ばれた
イブの夜……
今年もあなたと過ごせなかったのかとひとり寂しく思いすごす。
それでも刻々と時間は過ぎていく。
いつかはそれが叶う日が来るのかな……?
サンタさんに何お願いしたの?
この問いをまさか大人になって
聞く側になるとは思いもしてなかった。
私はプリキュアのおもちゃ!!
僕は仮面ライダー!!
子供が楽しみそうにしてるから
なんだか私も笑顔になる。
じゃあ早く寝ないと行けないよ?
え?なんで?なんで?
いい子にしかサンタさんは来ないからね。
そんな言葉を聞いて子供たちは
急いで寝る準備をした。
その姿は可愛くて幸せな時間だと思った。
イブの夜,起きたらプレゼントが置いてあるのを
ワクワクしながら眠る娘,息子を見て
心が暖かくなった。
君たちの笑顔は私たちが守っていきたい
そう感じたイブの夜。
─────『イブの夜』
「イブの夜」
夢と現実狭間に居る日
何も知らない無垢な子供にとっては夢のよう
様々な物事を知ってしまった大人にとっては現実の中の浮きだった日という所だろうか。
いつもより少し豪華な食事を食べて
ケーキや、ワイン、ビールやシャンパンといった大人な物を嗜んで少し特別な日を過ごすのだろうか。
中にはいつもと何ら代わりのない生活を送っている人だっている。
そんな夢と現実が交錯している日。
突然だが今日、夜更かししている人は大人か、現実に足を踏み入れてしまった人だと思う。
何故かって?
それは勿論、今日はどこの誰とも知らない正体不明の人なのに子供たちにとても好かれている人が、夢を届けてくれる日だからさ。
しかもその人は早く寝ないと来てくれないらしい。
つまり私のところには来ないということだ。
別に来ないからどうということは無いがただ何となく、悲しいなと感じた。
非現実的なものなど存在しないと言われている気がして。
明日(今日)の朝は数々の家庭にプレゼントが置いてある事だろう。
それは様々な人が苦労した末に届けられる
子供の夢を大人は守っている。
それに意味はないのかもしれない。
守っても、いずれ知られること。
それでも子供の頃くらいは夢を信じさせてあげたい。
せめて何も知らないうちは夢を見させてあげたい。
だからその夢が出来るだけ長く続くように
物語をつくりつづけるよ。
Merry Christmas
「イブの夜」
今年はもう無理だ。
この時期になると、年々その思いが強くなっていっているような気がする。その原因は、娘だ。
いい子にしていると、クリスマスにサンタクロースがやって来て、プレゼントをくれる。
12月も半ばを過ぎると、子供たちは突然いい子になりだすのは、どこの家庭も似たり寄ったりだと思う。
字を覚え出す頃には、サンタさんへのお手紙と称して、まるで暗号か?と思わせる難解な文字で手紙を書き、枕元に置く。
一方サンタ側は、12月に入った頃から、娘へのリサーチが始まる。何をお願いするつもりなのか?の情報を、まるでスパイのように、さりげなく、気づかれないように聞き出すのだ。
ちなみにうちは、父はスパイで母は殺し屋、娘は相手の考えを読み取れる超能力少女ではないので、念のため。
年を追うごとに、手紙は解読可能になっていくが、内容がエグくなっていく。今年の手紙は、ずばり「iPad をください」だ。
いやいや私のが、初代 iPad Air なのに、何故娘の方が、最新の iPad になるんだ。しかも円安の影響で、apple 製品は、軒並み値上げされたばかりだ。最低でも本体¥68,800 + apple Pencil ¥14,880 、合計¥83,680 なり。
娘よ。残念だがそれは無理だ。
今までで一番高額だったのが、 Nintendo switch だった。これも痛かったが、私のiPhone6s の買い替えを見送って、サンタが持ってきた。
娘は今でもマイクラで、恐ろしいほどの娘ワールドを建築中であったり、あつ森でサソリ島に行きたいと夜な夜な頑張っていたりしている。小さい頃、ハッピーセットを店内ですぐに破壊していた頃に比べれば、長く遊んでいる方だ。
我が家にサンタさんが来なかった年はない。毎年それなりに、お願いを聞いてきたつもりだ。しかし、今回ばかりは無理だ。こんなの、おもちゃの値段ではない。我が家のサンタさんは、ここ数日、どう言い訳しようか、そればかり考えていた。
ところがだ。今日12/24になって娘が、「iPad やっぱりやめるわ。音楽聴きたいから、小さいスピーカーが欲しいねん。」と言い出した。いいぞ、娘よ。それだったらいける!
かくして、少し遅めのクリスマスパーティーを終え、娘が寝たのが、0:30 頃。それからサンタは、夜のドンキホーテに、トナカイならぬ車を飛ばし、Bluetooth の小型スピーカーを買って帰り、完全に寝静まった3:30過ぎに、娘の枕元に置いて、無事今年のミッションを終えたのだった。
今日は娘の習い事の大会があるので、あと1時間ほどで起きるだろう。
その時娘が喜んでくれれば、ほぼ徹夜になってしまったサンタとしては、これ以上嬉しいことはない。
いや嘘だ。本当は私にもサンタが来て、新しいカメラを置いていってくれれば、そっちの方が嬉しいと思う最低の偽サンタだ。
でもサンタさん。いい子にするから。
ね、お願いします。
『イブの夜』
12月24日、日が沈む時から25日の日が沈む時までしか現れない妖精がいるそうだ。
その妖精の見た目は栗色のした目に、ベージュ色のくせっ毛のあるロングヘア。
そして、膝下まである白色のノースリーブのワンピース。
そして、その子に出会うと1年、幸せになれる。
という、おとぎ話を母に、小さい頃聞かされた。
小さい頃の私はそれをそのまま信じて、ずっと待っていた。
けれども、その話を聞いて約10年が経ったが、未だに1回も会えていない。
本当に、いるのだろうか。
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「ぁ………の………。」
「………?」
「………っ、やっぱり、なんでも、なぃ、です。」
12月24日 夜
今日はクリスマスイブらしい。
みんな、暖かいお家で幸せそうな顔をし机を囲む。
カーテンの隙間から漏れるその光は私には眩しかった。
そして、わたひはそれを羨ましく見ることしか出来なかった。
真冬なのにノースリーブの白いワンピース。
みんな、私のことを2度見はする。
心配してくれる人もいる。
けれども、私が望んでいるのはそんなことでは無い。
暖かいマフラーも、暖かいココアも、暖かい人々の心も、全部、違う。
私には、家族が欲しかった。
けれども、そんな人は居ない。
私はしばらく食べていなかったせいでフラフラと歩いた。
「(……寒い。)」
そりゃあ、そうだ。
今日は運悪く、初雪が降った。
私は先程貰った手袋をぎゅっと握り、路地でうずくまった。
「………。キミも、1人なの?」
そんな時、その子は突然現れた。
「……ボクと、同じだね。」
その子はショートだが、顔立ちは女の子だった。
その子はニカッと笑い、私の横にしゃがんだ。
「………これ、一緒に食べよう?」
その子は持ってきたホカホカの焼き芋を半分にわり、私に渡した。
「けど………」
「多分、今夜が最後だから。」
私は何も言えなかった。
私は、俯き、その子に手袋を片方渡した。
その子は一瞬驚いたが、ありかとう。
と、受け取ってくれた。
私たちは一緒にお芋を食べ、話した。
家族について。
サンタさんについて。
嫌いな食べ物とか、好きな食べ物の話。
その時間はとてつもなく幸せで、暖かかった。
眠ったらダメなのに、眠ったら死んでしまうのに、
私たちはそれに抗えなかった。
初めて出来た友達。
私はその子をぎゅっと抱きしめ、その子も私をぎゅっと抱きしめた。
私たちはマフラーを肩にかけ、お互い向かいあわせで凍った地面に寝そべった。
彼女の鼻は真っ赤だった。
きっと、わたしもだろう。
「また、話そうね。」
「うん。」
「次は、優しいお母さんの所に行こうね。」
「うん。」
「おやすみ。」
「………うん、おやすみ。」
私たちは眠っていくように静かに息を引き取った。
今日ほど、幸せな日はなかった。
次の日、私たちが眠っていた場所には2つ、大きな花束が置かれ、私たちが着けていたマフラー、手袋が添えられ、他にもたくさんのものが置いてあった。
それは、毎年置かれるようになった。
そして、みんな、手を合わせ私たちに挨拶をする。
私たちは12月24日の日没から12月25日の日没。
その人たち、優しい心を持っている人たちに順番に、お礼をした。
そして、お祈りをした。
彼女、彼らが幸せになれますように。
と。
次に生まれ変わっても「人間」がいいな、と思ってきたけど撤回しよう。
この世は修行の場。
素晴らしい「人」は「人」になんか産まれてこないのだと。
天国で魂のまま、永久に幸せに暮らしてる。
どんな美貌や富を備えて産まれてきたとしても、この世に産み落とされた時点で「負け組」なのかもね。
素晴らしい人格者ならば、はじめからこの世にいない。
この世なんかに、はじめから期待してはいけない。
そう言えば、この世で積んだ徳は、あの世に持っていけるという話。本当だろうか。
私、もう二度と人間にはなりたくない。
この人生が終了したら、なにも考えなくてよくて
お腹もすかなくて何も食べなくても死ななくてトイレも行きたくならない、永久にふかふかの寝床で何も考えずに夢見心地で
すがた形をもたずに、誰とも話さずに、静かに息だけしていたい。
嬉しい楽しいことを探すのに努力するのは疲れた。
楽しいこともなくていいから、何の心配もしなくていい世界に
誰か私を連れていって。
眠らない、眠れない
胸の鼓動が聴こえるぐらいに気持ちが昂ぶる
ガタガタと風が窓を叩く音も
布団から飛び出た足も
ミシリと家が鳴る音も
真っ暗な部屋も
今日だけは怖くない
憧れのあなたにお礼を伝えたくて
恥ずかしがり屋のあなたを一目見たくて
今年こそは眠らないと決めていたのに
何度目のあくびだろうか
決意とは裏腹に、深い深い夢の中へ誘われる
ホールケーキまんまるしてる
愛してる、おいしいから
孤独でかぶりつく孤高のしあわせ
順調なキミはいないけれど
試行錯誤して過ごす手づくりの一晩
わたしは白く純粋な断片がちょっとでもあること早く誰か気づいてね
空は雹が落ちて濡れきった地面を演出してる冷たさの残る現実だけれど
まんまるケーキでわすれちゃおう
明日もクリスマスあるけれど忘れられない特別な夜になんかしなくていいから、当たり前の夜がきていいから明日も余ったケーキにかぶりつこうね
2022イブのよる