『イブの夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
じっじが言った
イブの夜は忙しいって
じっじのおうちは
おもちゃがいっぱい
よやくしょうひんなんだって
でも朝見たら
全部なくなっていた
ぼくしってる
多分じっじは
サンタさん
クリスマスが来たらみんな大はしゃぎ。
クリスマスが楽しいのは分かるけどそんなに騒いでるとサンタクロースから、プレゼントが貰えなくなるかもしれないからいい子に過ごそう
また今年もSantaの格好でイブの夜。
( ´ ・ ·̫ ・`)アァ...いつになったら恋のイブになるのかな……?
去年も今年もSantaの格好で仕事をしてるイブだよ。ホントは君に会いたかった……。
来年のEveは君と居れるかな(๑ ᷇ 𖥦 ᷆๑)♡
《お題》イブの夜
天の涙が降る夜に煌めく街灯り
幸福の声が咲いて 散って
僕らは特別な物語を描く
それは永遠に枯れることのない――
鮮やかな物語
イルミネーションやクリスマスマーケットを横目に、ヘロヘロになりながら帰宅して、良い香りの入浴剤を入れた湯船にゆっくり浸かって、普段は買わない可愛いケーキを食べる。ここ数年のクリスマスイブはそんな感じ。
仕事が忙しくていろいろと擦りきれちゃってるから、これ以上「頑張れない」が溢れないようにちょっと自分を甘やかす。世間のきらきらとは違うちょっと残念な日。
妄想日記1
私はユキノシタという花を見つけた。
イブの夜
イブは考えた
もしあの時
禁断の果実を食べなければ
世にいる者は皆
このようにならなかったか
目の下に隈を拵えなかったか
確かにそうだった
だが
なぜか心は晴れている
何故?
わからない
ただその事実の前に
平伏すことが
貴方たちにできる償いであると
今夜も願う
星の輝き 見とれるとき 止まった世界で 命を思う 命を願う 命を祈る 今日もありがとう
「おまたせ、ほいこれ。」
彼から渡されたのはココア。少し冷ましたのか湯気が出ていた。
「ありがとう」
「いいって。俺が飲みたかっただけだし。寒いだろ?」
こういう少しの気遣いでもオレは胸が苦しくなる。
期待してしまう。彼にとっては何気ない出来事なのだろうが、こっちを思ってくれた行動だというのが嬉しく感じられる。
今日はクリスマス。どこもかしこもクリスマス色に染っている。このマンションのベランダから見下ろす街もクリスマスで染まっていた。
「綺麗だな、」
彼が街のイルミネーションを見ながら言う。遠いせいか少しぼやけて見える。
「明日行ってみるか?」
「いや、いいや。人多いだろ。」
確かに今日にちらと見た感じ、昼なのに人が大勢集まっていた。
「もう、クリスマスだなぁ、なんか欲しいなー。」
彼がこぼす。
「もう俺達もあげる側だもんな」
「うるさいバカ!!サンタさんは俺にもプレゼントくれるよ!!」
「お前今年で34なったんだろ、、諦めろよ、、」
彼は頬をふくらませた。そんな所も好きなのだが。
「じゃあ、」
ふわと冷たいものが頬に当たった。
「お前が欲しい。ダメか?」
「は」
彼はオレの頬に片手を添えた。
「なぁ」
本当に此奴のこういう所が気に入らない。
「、、、好きにしろ」
彼は少し微笑んで俺とココアで濡れた唇を重ねた。
#イブの夜
私の家ではイブの夜にサンタが来ていた。幼い私の枕元にプレゼントをそっと置いて雪の結晶のように消えてしまっていた。
私も大人になり、サンタは来なくなった。サンタが来なくてもなんとも思わないし、クリスマスというものにあまり興味がなくなっていた。
しかし、今年は違う。去年や一昨年よりもクリスマスを意識するようになった。プレゼントをもらいたいと無性に思う。きっとそれは貴方のせいね。貴方という大切な人がいたから今年はクリスマスを待ち遠しく思っていた。でも、クリスマスを迎える前に貴方は雪のように去ってしまった。街中を貴方と二人で並んで歩くのが夢だったのに…。それが叶わない。
やっぱり、クリスマスなんて意識するものじゃないわね。明日はただの12月25日と思わなきゃ。いつも通りの1日よ…。
#イブの夜
#イブの夜
昨日は家族でお出かけして地雷服を買って素敵な服でお出かけして“リア充”しました☆
大好きな人達のスケジュールは分からなかったけど…どこかで幸せなXmasを過ごしてるでしょう…
本音は彼氏とすごしたい(><)
そして、大好きな中村倫也くんのお誕生日でした!
おめでとう👏👏👏
12/24
イブの夜
予定はないわ
だって、君が空けとけって
言ったじゃないの
歳を重ねるにつれて、強がりじゃなく、クリスマスに特別な事をしなきゃって意識が減ってきた。
前は、友達や好きな人・恋人と過ごさなきゃとか、クリスマスらしい御馳走を食べなきゃとか、なんとなく自分にクリスマスプレゼントを買ってみようかなとか、クリスマスだから○○しなきゃって勝手な強迫観念に近いものが確かにあったけれど。
クリスマスの雰囲気も街中のイルミネーションもクリスマスソングも大好きだけど、別にしたいように過ごせればいいし食べたいもの食べればいいし、仕事してたって何とも思わない。
そんな今年のクリスマスイブは大好きなケーキ屋さんのケーキを食べられて嬉しかったなあって思って眠りにつけるから幸せ。
“イブの夜”
テーマ:イブの夜 #42
※この物語は#20からの続編です
「何年か前のクリスマスのイブ…つまり、今日と同じ24日の夜。王宮に何者かが侵入したらしいんだ」
僕はミデルが捕まった次の日の夜、泊まったホテルの部屋で話した。過去の僕の身に起きたことを…。
「僕もあんまり覚えていないことなんだけど、長身の男が僕のそばに来てナニカをしたらしい。そのナニカはすぐにはわからなかったし、僕の身体に何処か異常なところもなかったため、その事件はあまり大事になっていないらしいんだけど…」
僕はその日のことを本当に覚えていなかった。しかし、その日近くのことだ。僕の中にソレがいると自覚し始めたのは。
「その日から僕は、体に違和感を感じていた。時々なにかに取り憑かれているかのような感覚になったり、記憶が飛んでいたりするんだ。最近ではそれにも制御ができるようにはなっていたんだけど、やっぱり……」
僕は自分の手を見つめた。完全に制御はできていない。
「それって、昨日みたいになることが過去にもあった、ってこと?」
「いや、昨日みたいにソレが堂々と出てくることは今までになかった。だから、正直僕もよく理解できていないんだ」
僕はミデルをみた。昨日は必死にミデルを助けたいと思ったのと、男たちに対する怒りが抑えきれなかったからと言うのもあったかもしれない。
「離脱した魂を取り付ける魔法とかかな……」
ミデルはそうポツリと呟く。
「そんな恐ろしいことができるの?」
「そりゃあ…簡単なことじゃないけどさ。本で書いてあるのを見たことがある気がする。使い魔とか眷属とかそういう感じではなさそうだし、私も昨日まで気が付かなかったし、かなり強力な悪意を持ったものではなさそう……」
ミデルが何やら難しい言葉を並べ始めわからなくなっていった。
「あ、ごめんごめん。普通に自分の世界に入り込んじゃってた」
そう笑うミデルが昨日よりも元気を取り戻したようで安心した。僕は昨日の騒動後、改めてクリスマスプレゼントを受け取ることにした。今なら大丈夫かも…。
そう思い、ポケットに手を入れると
「ミデル」
そう彼女の名前を呼ぶ。ミデルはキョトンとした目でこちらを見る。
「これ、僕からのクリスマスプレゼント。人にプレゼントをあまり上げたことがないから分からなくて…。こんなものでごめん」
そう言って差し出したのはローブを止めるピンだった。いつも前が空いていて寒そうだったからどうかなと思い、購入したものだ。ミデルの瞳のように黄緑に輝く石が中央にはめられている。
「すごい綺麗…。そして…わたしたち気が合うね」
そう言って、差し出されたのは昨日渡そうとしてくれた包装された箱。中身は同じくローブを止めるピンだった。ミデルがプレゼントしてくれたものには水色の輝く石が中央にはめられている。
「ありがとう。ミデル」
僕が大事にそう言って、胸に抱えると同じようにミデルも言った。
「こちらこそ、ありがとう。ラクラ」
ひらりひらりと舞い落ちる白い結晶とは対照的な暖かな色合いのテーブルカバーのかけられた机の上。サンタ帽を被ったカボチャのぬいぐるみと掌サイズのツリー 食べきれないぐらいの料理たちが鮮やかな色合いを生み出す。
─ 手作りピザにクリームシチュー·骨付きのチキンにドリア,ポテトサラダにトルティーヤ ポタージュとオムライス それからワイン ─
出来た傍から,所狭しと並べらるそれは,どれもこれも全部私の好物。出来立てがいいと我儘を言った時からずっと続く特別な日のいつもの光景。
作りすぎなことをわかっていても,食べきれないと知っていても,あえて作る消費しきれない料理。
─── きっとそれはあなたの愛の形。
いつだってあなたの優しさにただ甘えて 当たり前に受け取って,ひとり幸福に浸っていた。
でも,でもね。今年は違うんだ。
今年からは,私もあなたに返せたらとそう思うから。
たったひとつだけ自信を持って作れるケーキ。決して難しくはないけれど,あなたの好きなスイーツのひとつ。
プレゼントと言うにはお粗末かもしれないけれど,ちょっとしたサプライズ。
私の作ったケーキがお店で売られているの。そう言ったらあなたはどんな顔をするのかな。
小さなイタリアンレストランで提供されるそれ。私の料理で笑顔になる人がいるんだって そう伝えたい。
おしゃれだと言って貰った。美味しいと言って貰えた。幸せだとそんな声が聞こえた。誰かが写真に撮る音が鼓膜を揺らした。
凄く幸福な思いを感じる。なにかを作り出す悦び。人に認められる嬉しさ。料理人でもパティシエでもない私が店の看板商品のひとつを作っているのだと そう誇った。
······でも足りない。一番食べてほしい人は,元気付けて笑顔にしたい人は,そこにはいなかったから。
誰よりも大切なあなたは,この店には来ないから。どんなに上手に作れるようになってもこの味をあなたは知らない。
そう。今日までは。
蕩けるように甘いクリームとほろ苦い珈琲の染み込んだ生地。交互に重ね合わせたそれにココアを振りかける。
作り慣れたお菓子。いつもと同じ分量。体が覚えている動き。お店の味を違う場所で,たった一人のためだけに作り上げる。
他でもないあなたに食べてほしいとそう願ったから。美味しいとそう言ってほしかったから。
30㎠ 二人で食べるには大きすぎるケーキ型一杯に詰め込んだティラミス。
わかっていた。それでも,食べきれないほどに作りすぎてしまったそれはきっと
─── あなたへの愛の証拠
テーマ:«イヴの夜»
イブの夜。
一人とか、二人とか、家族とか、イルミネーションとか。数えてたら意味の無いものでも、少し気にしたりする世の中。動画観て、通話して、本を読んで、呟いたりする。まるで怠惰を貪るモノノ怪のように、パソコンに向かって何も浮かばない小説家のように、どうしようも無いから、空に向かって叫ぶ。
文字だけを読むより、映像が好き。傘だけを差すより、カッパも欲しい。街だけを歩くより、海に浮かびたい。手をただ叩くより、タンバリンが欲しい。
迷走し始めるのがイブの夜で、私もあなたも迷っている。それが楽しいから、みんなチキンを食べて、ケーキを眺める。あぁ、だからクリスマスは楽しいんだ。サンタさんはやってくるかな。
イブの夜
毎年、11月中にはクリスマスツリーを出し
部屋のあちこちに、クリスマス飾りを置く
今年はなんかバタバタしていて
10日前ぐらいにやっと出した
ツリーのチカチカは、目に入る夕食時だけ点灯
あとはコンセントを抜き、ひっそり立っている
クリスマス・イブの夜、最後のチカチカを放ち
明後日には天袋に収納される
また来年も、故障せず点灯できますように
テーマ【イブの夜】
制作者:いと。 12.24 2022 23:47
太陽が沈むのも、昇るのも怖くなった。
”疲れた”なんて言う暇もなくて、
”明日が来なければいいのに”なんて思うのに
目が覚めたら昨日の明日が見える。
明日なんか、恐ろしいものでしかなかった。
...でもね、今日はそんなこと思わなかったよ。
年に1度の特別な夜だから。
明日がいつもと違う”特別な日”だから。
...いつも、年に1度の特別な夜で、
明日がいつもと違う特別な日なのにね。
今日と同じ日なんか、絶対ないのにね。
キラキラ輝いて、
降りしきる雪が綺麗で
眩しくって、
綺麗すぎて、
だんだんと歪む視界は、
涙で滲んでぼやけてゆく。
零れ落ちる雫と一緒に溢れる想いが胸を締め付ける。
"逢いたい"
叶わないと知りながら
逢えないと知っていながら
願ってしまう。
病院でも
クリスマスケーキ
出るのかな?
3人で
食べる筈だったクリスマスケーキは
2人だと
多過ぎる。
お題 イブの夜