やわらかな光』の作文集

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やわらかな光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/16/2024, 2:06:15 PM

【書く練習】
 
 本日は、文字をたくさん見てると吐き気がするのでお休みします。

10/16/2024, 2:04:38 PM

つらい時、決まって同じ夢を見る。
実家のリビングで、会ったことのない青年と話をするのだ。
閉めたカーテンのスキマからちらちらと光が差す以外には灯りのない部屋のソファに並んで腰かけ、私の取り止めもない話をただ聞いてもらう。青年は私より少し年下に見えるが、彼の微笑む顔はすべてを受け入れてくれるようで、娘が生まれ日に日に増す責任の重みに沈み込んでゆく生活の中で、どこにも吐き出せない弱音を彼にだけは話すことができた。彼の口から音の発するところには出会ったことがなく、話したことになにか解決策を示してくれるわけではないが、彼と話した次の日からはまたしばらくは頑張ろうと思えた。
生まれる前に父親を亡くし母と2人で生きてきた私にとって、父親らしい振る舞いというものはうまく捉えきれず、世間の求めるイクメンの残像に追われるように父親を演じてみる毎日ではあるけれど、それでも背筋を伸ばして立っていられるのは名前も知らない彼との穏やかな時間のおかげだと、照れくさいけれどいつか伝えられるといいな。

10/16/2024, 2:02:40 PM

『やわらかな光』

優しい月の光が

あなたの横顔を照らしている。

あなたは無言のまま、

長い間、その月を眺めては、

何かを言いたそうな表情を浮かべている。

私は、

それに気付かないように

月の光で少し明るくなった

足元を眺める。


言いたい事はわかる。

あなたが何を伝えたいのかも。


だけれど、それは余りにも残酷で

私はあなたの言葉を受け止めれる自信が無かった。


あなたのその優しい口元から

どうしようも無い現実が帯びてくるのが恐い。


この世はどうして、

こんなにも無情なのだろう。

どうして、私が大切にしたい人ばかり

居なくなって行くのだろう。


泣きたいのはあなたなはずなのに。

私の足元には、たくさんの涙が

優しい月に照らされ落ちて行く。


私は、どうかその月の光に

あなたが気付かないように、ただただ願った。

10/16/2024, 2:02:31 PM

世界中のみんなの心が
やわらかな光に照らされていたら、
どれだけ幸せだろうか

10/16/2024, 2:02:18 PM

どうしてだろう
ショートステイから
帰ると母は機嫌が良い。
家に帰れたからもあるだろう。
でもきっと、施設で優しくされるから。
3日ほど私と2人で過ごすうちに、
その優しさを忘れて、
不安や怒りがおおってしまう。

やさしくできたら良いのだけど、
わたしもそんな人間できちゃいない。
淡々とふつうに家事をして、
同じ質問に答える。

どうすれば良い?
ほめちぎる?
わたし演技とか無理なんだけどな
演技でも良いから、
優しくなりたい。

なんせあと20年は生きるらしいから

10/16/2024, 2:01:37 PM

やわらかな光

ぼくのおじいちゃんは、あったかくて、たいようみたいなんだ!
いつもにこにこで、ぼくをよくなでてくれる!

でも、おじいちゃんは、ある日…やわらかな光につつまれて僕の前から消えた。

お母さんは、寿命だって言ってたけど…あんな元気なおじいちゃんが寿命で死ぬなんておかしい。

葬式の時、僕は…おじいちゃんの棺桶を見た。

そこにいたのはおじいちゃんだったナニカ。

10/16/2024, 2:00:29 PM

お題「やわらかな光」(雑記・途中投稿)
昔読んだ漫画の後書き漫画に、「春の日差しがていねいに光る午後」みたいな書き出しがあったのを思い出した。
「ていねいに」の言葉選びが独特だよなぁと思った当時。

そんな理由で過去に買った漫画の話。

封神演義の単行本後書き漫画「断崖絶壁今何処」って題名。完全版は謎に後書きが描き下ろしされててびっくりした。
文庫版はまた違うんだろうかとちょっと疑問に思いつつ、表紙が完全版準拠だから描き下ろしないのかなぁ。
空きページ埋めの文章(題名忘れた)が違っていたら笑うし全巻買う。
……ちなみに私が珍しく最後まで集め切った漫画だったりする。
ハマった時の最新巻から買うし常に金欠だから、割と中途半端に抜けているのがよくある。

鋼の錬金術師は完全版の刊行中に財布とアニメイトのカードを丸ごと落として全巻購入キャンペーンに応募できなくなって落ち込んで諦めた記憶。後年知り合った友人から「アニメイトに購入履歴が残っているんだからキャンペーンカードもアニメイトカードも再発行してもらえるはず」と言われて追加でショックを受けた。そこからアニメイトカードは一回も持っていないし通わなくなった。(現ジャンルのキャンペーンで行ったけど)

神風怪盗ジャンヌは完全版欲しいなと思ったのに表紙がジャンヌに見えなかったから買わなかった。東北の大震災の時に出た少女漫画チャリティ本の時はちゃんとまろんがまろんの顔していたのに。単行本セット買おうかなと思ってそのまま。文庫版探したらどうなるんだろう。調べたらちゃんとジャンヌの絵だったから欲しい。しかも描き下ろし続編あるし。初めて原画集欲しいなと思った作品。(イベント完売後金欠で買わないまま)
完全版も今見たらそんなかけ離れているって程ではなかった。当時は本当にジャンヌじゃなくて満月かな?紳士同盟†かな?辺りの絵に見えたんだけど。
長らく本誌捨てない派だったからりぼんの単行本も買わなかったんだけど、イオンと絶対天使☆ミストレスフォーチュンは一冊完結だし古本屋さんで安かったから買った。イオンなんて、何かの記念で全話収録された特別号まだ持っているのに。(連載当時から好きだった)でも一番好きな本誌デビュー作のかんしゃく玉の憂鬱は確か持ってないなぁ。
紳士同盟†は四巻だかに収録された番外編の、灰音の妹の小牧と灰音の弟(ごめん名前忘れた)が付き合い始める話が好きで四巻だけ買ったんだけど、全部買っときゃ良かったって後から思った。全巻セット買おうにも四巻だけ持っているんだよ私っていう。自縄自縛。

電脳少女Minkも買ったんだっけそういえば。あとデリシャス!もかな。怪盗セイントテールが欲しい。
夢色パティシエールも買った。(この辺の少女漫画は全部全巻セット買い)
まゆぽそ作品は全作読んでいるのに一冊も持っていない謎。僕らの冒険(僕たちのだっけ?)はさておき、ナインパズルからは買おうよ私。題名忘れたけど、一回だけあった単行本の嘘予告がめちゃくちゃ好き。

セーラームーンとシティーハンターは完全版欲しいなと思ってお金のなさに手が出ず……。シティーハンターは円盤も欲しい。いつの間にやらBlu-rayですってよ。

昔、絶対可憐チルドレンにハマって既刊を大人買いしたのに、新刊だと思って限定グッズ付きを買ったら大人買いした時と同じ巻だった時のショック。そこから一冊も買わないまま完結したのかな。実家に本が多過ぎてバラバラに置いているから最後に買ったのが何巻かすら分からない。

パトレイバーは読んだのがめちゃくちゃ遅かったから完結全巻セットを買ったのはある意味良かったのかもしれない。コミケでイングラムの起動実験やった後だった気がする。(その時点ではイングラムって何状態)

王様の仕立て屋も全巻セットが欲しいんだけど、四シリーズぐらいあるからなかなかフルセットが出なくて困っている。そもそも最新シリーズは完結しているのかどうか。

ヒカルの碁は中途半端に集めたんだけど、そこまで沼らなかったから結局中途半端なまま。完全版で一巻辺りの絵を描き直してくれたらなぁ。最初の頃ほんと絵が……ってなる。
BLACK CATも中途半端に集めたけど何巻持っていないのか把握していなくて買えない。人気なかったから完全版とか出ないんだろうなぁ。

推しの古本屋さんに最近行けてなくてつらい。いや家の中に積読がいっぱいあるせいで一応控えているんだけど。
バタバタ買い物に行ったけど、推理ものに興味が湧いて、出てくる感想が「実家にありそう」なのどうなの。私まだクリスティのオリエント急行もクロフツの樽も読んでいない。
……今気づいたけどアガサって女性の名前なんだよな。珍しい気がする。クリスティが苗字のはず。(アガサ・クリスティは女性の推理小説家)
クリスティの死体が出てこない短編集は読んで面白かったんだけど。

10/16/2024, 1:58:22 PM

やわらかな光


やわらかな風に揺れる
やわらかな髪は
やわらかな手触りがして

それはまるで
やわらかな空気を纏った
やわらかな布が織り成す
やわらかな世界のようだった。

やわらかな眼差しは
やわらかな表情となり
やわらかな口調となった。

やがて、
やわらかな光が二人を包む。

やわらかな声は
やわらかなくちづけを誘い
やわらかな涙を溢れさせた。




お題
やわらかな光

10/16/2024, 1:58:10 PM

ピーーーーーーー
ドカーーーーーン

朝方の絶望の中、下を向きながら信号を渡っていた。
大きなクラクション。まさか私に向けてだとは思わなかった。気づいたらやわらかな光のさす天へ、ゆっくりと登っている。
「は、え?マジ?」
一気に目が覚めた。戻りたいと下を見るが、全てのものが天と同じように発光している。
自分の体重がなくなったかのようにだんだんと登っていく。
どんなに手足を動かしても、同じ方向に登っていくだけだ。
突然の出来事に唖然していたら、私が歩いていた横断歩道に救急車が来たのが微かに見えた。そこで気がついたのだ。
「私、死んだ?」
嘘だ。絶対に嘘だ。だが、本当だ。
複雑すぎる心情に息を詰めてるうちに、下の景色は雲に遮られた。周りを見渡すが、宇宙なんてない。360°から、黄色がかったやわらかな光が差し込んだ。地球から何m登ったのだろうか?途方もない距離を進んだことだけはわかった。
目を瞑る。家族や学校、自分の名前。何もかも思い出せない。








目を開けた時には産婦人科の病院の上にいた。そして、私は本能のまま泣き出した。周りの全てのものが、やわらかな光をまとっている。希望に満ちた、新しい人生の始まりだ。

10/16/2024, 1:57:14 PM

「沙都子、プレゼントあげる」

 私は友人の沙都子の部屋に遊びに来た
 部屋の定位置に座って落ち着いた後後、沙都子にプレゼントを渡す。
 いつも遊んでくれるお礼だけど、喜んでくれるといいな。

「百合子、ゴミはゴミ箱に捨てなさい」
 けれど肝心の沙都子は、私の方を見ずにゴミと言い捨てる。
 なんで見ないでゴミと言い張るのか?
 まさか私のプレゼントは、全てゴミと思ってるんじゃなかろうな?

「ゴミじゃない!
 ちゃんと見てよ!」
「はいはい……
 なによ、ただのチラシじゃない?
 やっぱりゴミね」
「ちっちっち。
 沙都子には、ただのチラシに見えるのかい?」
「チラシでなければなんだというの?」

 沙都子はうんざりした顔で、私を見る。
 もちろん沙都子の言う通り、これはチラシだ。
 今朝の新聞に挟まっていたチラシ……
 けれど、他のチラシとは一味違う!

「これはね、『ピザ』のチラシなんだよ」
「ピザって食べるピザ?」
「そうだよ。
 沙都子の家って、お金持ちじゃんか?
 だからこういうの食べたことないだろうなって思って」
 そう言うと、沙都子は腕を組んで考え始めた。

「言われてみれば、確かに食べたことないわね……
 ウチは栄養に気を使っているから、こういうジャンクフードは食べないのよね」
「一緒に食べない?」
「奢りかしら?」
「……好きなだけ食えっていいたいんだけど、ゴメン、お金が無いので奢って下さい」
「それが目的ね……
 仕方がない、割り勘でならいいわよ」
「ありがとう沙都子!
 お礼に、トッピングは沙都子が選んでいいよ」
「まったく調子のいい……」

 沙都子は苦笑いしながら、私からチラシを受け取る。
 なんだかんだ言いながら、私には優しいのだ。

「へえ、初めて見たけど凄いわね。
 こんなにたくさんメニューがあるのね」
 沙都子は余程珍しいのか、楽しそうにチラシを読んでいた。
 ちょっと意外だけど、こうしてみると沙都子も普通の女の子の様に見える。
 見てるのがピザのチラシ、ということに目を瞑ればだけど。

 それにしても、こんなに気に入ってくれるなんて予想外だ。
 ここまで沙都子が喜んでいるなら、私もプレゼントした甲斐がある。

 沙都子は何を注文するんだろうか
 初めての沙都子のピザ。
 これから楽しみだ。


 ◇

 三十分後。

「ねえ沙都子まだ」
「待ちなさい。
 まだ選んでいる途中だから」

 沙都子は、チラシから顔を上げずに答える。
 まるで獣のような鋭い眼差しで、チラシを見つめている。
 注文するピザを検討しているようなのだが、なにも決まらないらしい。
 気持ちはわかるのだが、いい加減お腹もすいてきた。

「ねえ、何でもいいから、早く注文しようよ。
 お腹減ってきたよ……」
「ダメよ、一枚しか注文しないもの。
 しっかりと吟味して選ばないとね」
「別にそこまで真剣じゃなくても……」
「どうせなら一番おいしいピザを食べたいでしょ?
 ……あっ、これもおいしそうね」

 ……これは永遠に決まらないやつだ。
 全部がおいしそうに見えて、決めることが出来ないやつ。
 私もそういう経験がある。

「ねえ、ピザを頼むのは明日にしようよ。
 私はもう帰るから、ゆっくり考えてね」
「もう少しいなさい。
 割り勘じゃなくて、奢りでいいから」
「あー魅力的な提案だけど、用事があってね。
 帰らないといけないんだ」
「そう、残念ね」

 もちろん用事があるなんて嘘。
 けれど、このまま待っていても餓死あるのみ。
 さらに何かを言われる前に、そそくさとその場を後にしたのであった。

 ◇

 翌日。
 学校に登校して現れたのは、フラフラで歩いて来る沙都子であった。
 その目は真っ赤で、昨日は明らかに寝ていないようだった。

「悪いわね、百合子。
 まだ決まらなくって」
 まだ決めて兼ねていたのか。
 思わず口に
「えっと、もう全部頼まない?
 クラスの皆呼んでさ」
「それは……」
 沙都子の目が鋭くなる。
 だけど一瞬の事、すぐに眠たそうな目になった。

「……もう、そうするわ」
 そぅいたたと、沙都子は机に突っ伏して、深い眠りにつくのであった。

10/16/2024, 1:54:02 PM

人が生まれる時と死ぬ時には、白い光に包まれると聞いた事がある。
そういえば祖母が亡くなった時、白いふわふわとした光が漂っていたな。
白い百合のような、やわらかな光。

10/16/2024, 1:50:09 PM

君には見えるだろうか

この胸に宿るやわらかな光が──

君がくれた光なんだよと言ったら

君は信じてくれるだろうか──

優しい心根を持つ君

僕は、君からもらってばかりだ

だから、改めて伝えるよ

僕に光をくれて、ありがとう

影にいた僕を

見つけてくれて、ありがとう

大好きだよ

これからもよろしくね
────────────────────────
やわらかな光

10/16/2024, 1:49:49 PM

死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ。

 全身から血が吹きだし、呼吸もうまく出来ない。意識が朦朧としながら、直前の記憶を思い出す。

 ○○学校には、ある噂があった。夜中の0時に音楽室の入り口で手を二回叩いてから、入ると聖人になれると言う噂が。この話を聞いた時は、正直、意味が分からなかった。何故、音楽室なのか?手を叩く意味も分からない。一番分からないのは、聖人になるとは?

 好奇心旺盛のタイプだったので、実際やってみようと思い、男は、夜中に家を出て学校に忍び込んだ。音楽室前に行くと薄暗く、ぼんやりと扉が立っていた。自前の腕時計を見て、0時になったのを確認し、手を2回叩いてから音楽室に入ると、特に変わった所はなく、いつもの風景だった。噂は、噂だと思い、引き返そうとした時、ぶっすと何かが刺さる音がした。その瞬間、ぷしゅーと全身から血が噴き出した。この時、男は死期を悟る。男は柔らかい光に包まれて穏やかな気持ちになって、死んだ。

 大昔に罪人を悪の血を洗い流す意味で周りの処刑人が、槍を突き刺す刑があったそうだ。血を流した、罪人は清廉潔白になり、聖人に生まれ変わると信じられていた。それが行われていたのがあの音楽室である。

10/16/2024, 1:48:08 PM

やわらかな光

ちょうど一ヶ月前、運良く君に会えたの。
今でも鮮明に覚えてるよ。
今日みたいに雲のかかった、
満月の日だった。

10/16/2024, 1:45:43 PM

冬の寒い日の午後、太陽の柔らかな光に包まれてひたなぼっこするの好き 風呂に全身浸かってるみたい 何も考えずただぼーっと

10/16/2024, 1:44:43 PM

『やわらかな光』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

山登りというのはこんな険しいものなのか…
と、思うのにも訳がある。


先日、友人からハイキングに誘われた。
私の友人には山好きが多く(反面私はインドア派で体力もあまりないのだが)、普段は私以外のメンバーでハイキングに行っているらしいのだ。
ところが今日は、何故だか私が誘われた。理由を聞いてみたら…「お前がいた方がなんか楽しそうだから!」という、なんとも中身のないというか、陽を感じるというか、なんというか…
まあ、誘われたことは素直に嬉しいので、とりあえずハイキングの心得を大量の資料を使って調べようと思う。ネットで検索するだけなのだが。

…ふむ、とりあえず、トレッキングシューズ?なるものを用意して、気温の変化にも対応できるように重ね着を…
……なんだか用意が面倒そうだ。友達はみんな毎回こんなに用意してるのか?趣味だからできる芸当であって、私のような人が踏み入れるべき領域では無いような気もする。
だが、「リフレッシュになる」らしいので、もしかしたら普段外に(あまり)出ない私を気遣って誘ってくれたのかもしれない。そう考えたら、まさかバックれるなんてことは出来ない(そもそも友達の誘いを断るほど薄情な人間でもないが)。


と、いうわけで、私は今山登りをさせられている。話と違うじゃないか!
調べたところによると、「ハイキング」は「登山」より軽いものであって、こんなゼェゼェしながらやるようなものではない…はずだが…
そんな私の様子を伺いつつではあるが、友達は平気でスイスイと山を登っていく。百鬼夜行に紛れ込んでしまったような感覚だ。まだ昼だけれど。
でも実際、夜のような感覚だ。なぜなら、今登っている道は木が生い茂っていて、陽の光がほとんど入ってこないからである。木漏れ日すら珍しい程だ。
正直、もう休みたい!たしかに自然と触れることはいいのだが、ここまできついとまた別の方向で疲れが溜まる。と言いたいが、友達があまりにも疲れを見せないので、多分私が運動不足なのだろう。そう考えたら、口が裂けても休みたいなんて言い出せない。

何とか必死で(本当に死ぬ気で)友達の後に続き、とりあえずはぐれることなく登りきった。日が出ているうちに登り切れるとは。いや、日が出ていないとダメなんだっけか。
「楽しかったかー?」と友達のひとりが叫ぶ。いや、楽しいどころか疲れたわ!と返しかけたが、思い返すとちょっと楽しかった気もする。運動って、案外大事なものなのだろうか。「楽しかったけどもうやりたくねぇ!」と返しておこう。


せっかく登山というひと仕事を終えたので、景色を見ることにしよう。
下を見ると、意外と道のりが長く険しいことに気がついた。登っている時はそこまで険しい道でなかったような気がする。配慮してくれたのだろうか?
にしても、ここまで登りきった自分を褒め讃えたい。普段動いてない割には頑張った方だと思う。
下を見た次は、上…つまり空を見る。
綺麗な夕焼けだ。日の沈む方向からオレンジ、ピンク、紫、青のグラデーションが形成されている。普段も見れない訳では無いが、今みると特別な夕日に見える。
太陽が、友達の代わりに祝っているのだろうか。




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ここまで読んで頂きありがとうございます!
先程の話を書いている途中、同じお題の別の話が浮かんだのですが、その頃にはハイキングの話が既に固まっていて…出す場所がないので後ろに書かせて頂こうと思います。読まなくても構いません。そもそも字数が千もないと思うので、半分没作品です、
それと、これまでの作品にいいねをつけてくださった方々、この作品を読んでくださった方々に御礼申し上げます。




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ああ…眠い、眠すぎる…
時刻は午前四時。私の中では、朝にランニングだとかする、健康志向の人が起きる時間だ。
こんな時間に起きてしまった理由?…簡単だ、アラームの設定時間を間違えた。二時間も!
たしかに6時にアラームを設定したつもりだったのだが、どうやら昨日の私は眠気で間違えて四時にして、その上気づかずに即眠りについたらしい。見直しが大事なのはテストだけでは無いな、と少し昔を思い出す。

にしても、二十三時に寝て四時に起きるのはさすがに寝足りない。私は毎日八時間は寝ないと気が済まない人類なのだ。
なら二度寝すればいい。と思って、寝ようとしてから30分が経過して今に至る。たしかに眠いのだけれど、アラームのせいで脳だけ覚醒してしまったらしい。
こういう分野には詳しくないが…脳が覚醒してても体が覚醒していなければ動けないのだろう?多分、それが今の私だ。
時間を見ることが、今の私に出来る行動の最大値。これを眠りにつくという方向に動かせたら、どれだけ良かったか。はあ、どうしたらいいのだろう。このまま、こんな意味不明な独り言を脳内で続けるしかないのだろうか?

少し窓に顔を向けると、カーテン越しにうっすら明かりが見える。私の家の近くには、確かに街頭はあれど、この部屋の窓の方向にはない。つまり、この光はほぼ100%太陽の光だ。まさか、私は四時から日の出までずっと寝れずに起きていたのか?信じたくない…
薄ら紫の窓(カーテン)を見つめながら、だんだん諦めと怒りが湧く。昨日の私を助走つけて殴りたい。何故アラームの時間を確認せずに寝たのか、小一時間問い詰めたい。
だんだん絶望感が湧いてくる。あれ、これはひょっとして不味いやつなのでは?と脳が理解してくるのだ。
そんなことを考えている間にも、時は進むし、日は登っていく。


そして、とうとう日が登りきってしまったようだ。カーテン越しでもわかる太陽の明るさ。これは間違いなく朝である。
あれから、本当に一睡も出来ずに朝を迎えてしまった。唯一の救いは、今日が休日ということだろうか…
カーテンをまだ開けていないので、布越しに薄められた光が部屋の光度を上げている。
その光は、私を嘲笑しているような、情けをかけているような…そんな光に感じた。

10/16/2024, 1:43:55 PM

死と生の瀬戸際をさまようと
   あんなにも綺麗な景色が見えるのね。



――やわらかな光

10/16/2024, 1:43:32 PM

おっと、いけない

過ごし易くなったせいだろう

気づけばまた漏れてしまっていた

私の優しさから木漏れる

やわらかい光が


世界は優しさで出来ている会を立ち上げて早一年

会長としてその名に恥じぬ活動を続けてきたつもりだ

優しさを基準に生活サイクルを組みたてていると
毎朝のスタートはご近所のパトロールになる、これは自然な流れだろう


玄関を開けると、日差しが差し込む

外へ出て背伸びをして
晴れやかな太陽と澄んだ空気にお礼を言う

ありがとう、サンシャイン、と


畦道の野菊に気づいて
おはよう野菊、朝露で風邪ひいてんじゃねえの、と話かけると

おはよう会長、今朝は寒いね、でも寒くなると咲くんだ私、と野菊は照れくさそうに笑う

親指を立て
楽しみにしてる、綺麗に咲かせろよ
と笑った

続いていつものハトが
おはよう会長、今日も精がでるね、
と声をかけてきた

いつもは人間語で返す、が

クルックークルックーポポポポとハト語で返事をしてみた

意表をつかれたハトは喜んでポポポポ言いながら飛び立っていった

そしてハトが上空から見えるか見えないかの位置で

首を前後に動かしながらクルックークルックーと

密かに練習していた渾身のハトのモノマネを披露すると

ハトは上空で爆笑していた


私はこうした地道な活動を続けている

その甲斐があって近所は優しさに包まれはじめた感触がある

そしてこれからも

世界中が優しくて

やわらかな光に包まれる

その日まで

活動を続ける所存である


世界はきっと

優しさで出来ているのだから


           『やわらかな光』

10/16/2024, 1:39:12 PM

「やわらかな光」

そう。

それは凄く疲れた時や
凄く弱っている時に
見る事が多い。

そう言う時にしか
気付けない。

10/16/2024, 1:38:57 PM

やわらかな光

あの日、写真を取りに行ったが、、、
ただ君に会いたいだけ、
君が見たかっただけだ
ユニフォームに包まれて、
かっこいい君が見たかった
君の写真を撮る時、私がすごく緊張した
やわらかな光が君に差し込み、
夕日の下の君、そして
ボールの上の君が取れた
写真取るときに、わざわざポーズを作ってくれて
ありがとう
その行動にいつもドキッとするの
じぶんでもわからないほどにね

夕日の下の君、ボールの上の君

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