『やわらかな光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いままで、みたこともない
やわらかいひかり、あったかくて、。
きょうは、わたしがわるいことをしたから
おうちにいれてもらえなくて、
きょうは、いつもよりさむくて、
ごめんなさい。またもらしてしまいました。
わたしはだめなこだから、
だんだん、てもあしもつめたくなって、
だんだんおとがなくなってきて、
きがつけば、ふわふわであたたかいところにいたの。
おにいさんに、もうおかあさんにはあえないよって
いわれたの、なんだか、かなしくは、なかったよ。
さようならおかあさん。
さようなら
落ち葉が散る
次の
季節が直ぐ
そこまで来てる
それぞれ
次の季節を
迎える準備を
してる
冬支度をしてると
あの人のセーター
見つけた
こんな所にあった
なんて
今更
何で出てくるのよ
だいぶ前に
別れてるのに
あの人の
お気に入り
だった
突き付けて
返したいけど
あの人は
何処に居るのか
わからない
溜息ついて
セーターを
放り投げた
いる訳ないじゃない
元彼の物なんて
『やわらかな光』
私にとってのあなたは、美しくて、やわらかくて、鮮烈で、何よりも求めていた光だった。
やわらかな光のようなあなたが、これ以上傷ついてほしくないと思った。
それが心であれ、身体であれ、あなたの光が鈍くなるのが、やけに嫌だった。
人一倍優しいあなたには、この世界が人一倍美しく映っていてればいいな、なんて柄にもなく願ってみたりもした。
恋だとか、愛だとか、そんな言葉で言い表すにはあまりにも複雑すぎる思いを抱く私に、あなたは今日も優しく笑いかけるから。また、そんな思いが肥大化するんだ。
2作目、途中で何が言いたかったのかわからなくなりました。とりあえずあなたを大切に思っているということです。よろしくお願いします。
やわらかな光
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.10.17 藍
やわらかな光(途中)
爽やかな風が平原の草花を撫で、遠くに見える壁のような岩山に向かって吹き抜けていく。
小高い丘の上に建っていた筈の古代遺跡が、今は跡形も無く、何処もかしこも瓦礫の山、貴重な歴史的建造物が全て崩れさり、見るも無惨な有様になっていた。
遺跡を中心に地面が陥没したようで、巨大なクレーターに遺跡だった残骸が半分ほど埋まっている。
1歩踏み出す毎に小石や土塊がクレーターの底を目掛けて転がって行く、崩れやすい地面に足を取られないよう慎重に歩みを進め、中程まで辿り着いた時に足底に揺れを感じてしばし立ち止まる。
待ってみても揺れが収まる気配はなく、徐々に揺れが大きくなってきている。立っているのも危険かとその場にしゃがみこみ、自分が降りてきた斜面を見上げれば、真横に走る大きな亀裂。
それに気付いた時にはもう遅く、地滑りに巻き込まれて流されていく身体をなんとか丸めることしか出来なかった。
【柔らかな光】
「死んだらさ、どんな人だったと言われたい?」
人でひしめき合う葬儀場。
そんな中で、親友が急に言葉にしたセリフに、僕は驚いた。
葬式に来ただけでも初めてだって言うのに、緊張してる僕にそんなことを聞かれても。
「え、考えたことない」
「だよな、俺も」
親友が僕を見て笑う。黒い学ラン姿は中学校でいつも見るのと同じもので、少しだけ肩の力が抜けた気がした。
僕の初めて参列した葬式は、近所の駄菓子屋のおばちゃんとのお別れの日だった。
小学校に上がる前からお世話になった、身近な大人だ。
お菓子を買うとおまけをくれて。
悲しいことがあると話を聞いてくれて。
褒められたと自慢すれば、しわしわの顔で笑って一緒に喜んでくれた。
……もっと長生きすると思っていたのにな。
がやがやと雑談する周りを見渡してから、僕は親友を肘でこづいた。
「なんだよ、変な質問してさ」
「変じゃないよ。さっき、おじさんが話をてたじゃん。駄菓子屋のおばあちゃんの息子だって」
「ああ、あの人」
「母は誰よりも子供に優しかった、ってさ。話を聞いた時に、ほんとだなーって感じてさ。
俺もそんな言葉、誰かに言ってもらえたら良いなーとか思っちゃって」
親友が指で頬をかいた。
もちろん、僕も親友も死ぬ予定なんかない。
ただ、誰かに『あいつは良い奴だった』なんて思われてみたい……そんな親友の気持ちは、僕にとっては不思議な感覚だった。
そうなんだ、みたいな。
うまく言葉にできないけど。僕にはない不思議な気持ち。
そんな話をしていて、線香を上げる番が回って来た。
見様見真似で最後の挨拶を終えると、亡くなったおばあちゃんの顔が見えた。
柔らかな光を浴びて、幸せそうに昼寝をしている時にそっくりの顔。
それをみて、なんとなく。
なんとなく。
僕も、少し羨ましい気持ちがした。
やわらかな光#5
放課後の屋上は野球部の声とか、音楽室から聞こえる楽器の音で騒がしくも心地良い空間で
夕日のやわらかな光が私を照らして影になった。
いつみてもあの人には釣り合わないなと思う。でもあの人以外考えられないし考えたくない。
こんなにも想っているのに届いてないみたいで心のポストはおサボりさんだなと思う。ちゃんと働いてほしいよ。
毎日教室で顔を合わせているのに、チャンスはたくさんあるはずなのに大事なところで足踏みして踏み込めない。
だからこうして屋上まできて一人で反省会をするの。でも、その反省は明日に活かせずにまた一日が終わる。
私は毎日日記をつけるようになった。
心の中ではもう蓋をして置けないから。
でもゴミ箱にも捨てられなくて
いつまでもカバンの奥に押し込んで
夜になったらぼろぼろの船で後悔の海に航海しに行って迷ってそのまま眠るの。
もうそんな毎日が嫌で文字にして残ることにしたの。
ふぅちゃんは日記って素敵だねって言ってくれたけど中身は全然良くない弱いものの独り言。
亜紀は今日も敗北しましたよ。ふぅちゃんもいつかこんな気持ちを知るのかな?
ふぅちゃんの恋はうまくいくといいな。
「やわらかな光」
あなたは輝いていた。
あなたは美しかった。
あなたは唯一だった。
これまで出逢った何者ともあなたは違っていた。
あなたはあなたのことを考えていなかった。
あなたの優しさを他人に分け与えることに躊躇などしなかった。
春の陽のようなあなた。
ずっと傍にいたかった。
そうするつもりだった。
そうできたらよかった。
欲張りな私はそうするだけでは満足できなかった。
今はもう一筋の光も見えない。
カーテンから差し込み
暖かい光のうえを
飼っている猫が
気持ちよさそうに
寝転んでいる
それを見て私まで眠くなってくる。
お題[やわらかな光]
No.60
ピアノが流れている。友人に散々語られたせいでミミタコだ。ラプソディー・イン・ブルー。
部屋に入る光が、カーテンに沿って、まるでさざ波のように揺らいでいた。それは部屋に流れるラプソディー・イン・ブルーのリズムに合わせて波打っているかのようだった。
君の目が余りにやわらかな光を湛えていたものだから
確かめてみたくなり手を伸ばす
君はいつも通り目を閉じたまま困惑の表情
私の薬指はまぶたに触れた
ほら、やっぱりやわらかい
あ…、?なんだ…?
あったけぇ…、やわらけぇ…
優しい感じがあるな…
「__________。」
ああ…そういうことか…。
おれは…。
_2023.10.17「やわらかな光」
おくちがたっしゃなあかちゃん。
・やわらかな光
とても、とても、寒かった。氷の粒を纏った風が、うなりをあげて渦巻いていた。あたりは灰色で、何も、見えなかった。
「早く、ここを出ていってよ。寒くて仕方ないわ」
暖を求めて縮こまっていたとき、不意に誰かの声がした。
「ぼくに言ってるの?」
「そうよ。あなた以外にいないでしょ。…ちょっと!急に動かないでよね。凍死しちゃう」
なるほど。この寒さは、ぼくのせいなのか。
それは、なぜかどうしようもなく悲しくて、ぼくは少し泣いた。
「泣かないでよ。寒いじゃない。聞いてるの?ねえ、いい加減…」
それは突然だった。足場がなくなって、目の前がパッと明るくなる。
奇妙なほどに、青。
風の唸りが聞こえなくなって、誰かが息を呑む音がした。
ぼくは落ちていた。何度か、あの寒い灰色にぶつかったけれど、止まることはなかった。
「やあ。君も今日なんだね。一緒に行こうよ」
気がつけばぼくの周りは、奇妙な仲間でいっぱいだった。
真っ直ぐに落下していたはずのぼくは、白いもふもふを纏って、いつしかゆっくり、舞い降りていく。
白い、白い、地面が見えた。先に行った仲間たちだと、すぐにわかった。
きらり。きらり。
ぼくらは氷の粒に過ぎない。
どこまでも冷たく、硬い。
なのに、どうしてだろう。
白い地面に反射した光は、どこまでもあたたかく、やわらかかった。
晴れていた空が急に曇りだし、すぐに降り始めた。
念のために持っておいた折り畳み傘を広げる。
遠くの空を見ると、雨雲はなく降っているのはこの辺りだけのようだ。
今朝見た天気予報を思い出す。
「トコロニヨリコウウって、本当にあるのか」
あれ、責任逃れの常套句だと思ってたよ。
そのまま歩いて学校に入る。
下駄箱で靴を脱いでいると、友人が走ってくるのが見える。
「セーフ」
「アウトだよ」
友人のボケに律儀にツッコミを入れる。
友人は直視できないくらい光っていた。
「あーあ、ピカピカじゃん。天気予報で“光雨”って言ってたじゃん」
「行けると思ったんだけどな―」
「あんたいっつもそれじゃん」
「そういうあんたも、ところどころ光ってる」
「どうよ。光、零れるいいオンナだろ」
「すげー。写真あげたらバズるかな」
「おい、SNSにはあげんな」
教室で友人と中身のない話をしていると、チラホラ生徒が登校してきた。
「みんな光ってるね」
「直前まで晴れてたからね。油断してたんだよ」
「けどこれ眩しすぎて授業どころじゃなくなるね」
そんな話をしていると一人の教員がやってきた。
「おい、傘を忘れたマヌケども。シャワー開放するから洗い流してこい」
それを聞いて、クラスメイトたちが我先にと教室を出ていく。
「私も行ってくる」
そう言って友人も出ていく。
さっきまで騒がしい教室が一瞬で静かになる。
急に暇になり、外を見る。
すると外は光雨が上がり、日が差していた。
校庭のところどころが光っている。
光溜まりや光雨に濡れた木が、光っているのだ。
眺めていて、いいことを思いついた。
これを写真に撮ったらきっとバズるはずだ。
スマホを取り出して、より綺麗に見える位置を探す。
満足の行く構図ができたので、ボタンを押す。
取れた画像を見て、納得の行く出来栄えに頷く。
それは窓枠という額縁に収められた風景画。
味気ない校庭を飾り立てる光たち。
木々が優しく光っている。
そして空から差し込む陽の光。
見慣れた場所が、輝やいて見える。
タイトルは、“やわらかな光”。
穏やかな昼下がり
すやすやとお昼寝する2人を
太陽はやわらかな光で優しく包み込んでいた
『やわらかな光』
窓から差し込む暖かな日差し
眩しいくらいな陽の光は今日からはじまる新たな門出を祝福していた
『やわらかな光』2023.10.17
「やわらかな光」
深夜の外出は少し怖いが、早朝の外出は心地よい。
開いているお店が少なく、太陽も眩しくない。
人や車もほとんどおらず、静かな時間を楽しめる。
今くらいの時期は、暑すぎず寒すぎず、気温もちょうどよい。
もうそろそろ、布団を洗濯するためにコインランドリーに行かなくてはならない。
早朝は空いていそうなので、今度行ってみることにしよう。
洗濯が終わるまでの間、コンビニのお菓子を食べながら読書や勉強するのもいい。
いつもと違う環境なので、思いもよらないアイディアが浮かぶかもしれない。
朝に携帯見たら第102回全国高校サッカー選手権大会応援歌にBE:FIRSTが……っていう記事を見た。
仕事中だったから帰ってきたら見てみようと思い、帰ってきてからTVのYouTubeで再生したら「Glorious」っていう曲だった。
最近ずっと仕事で悩んで悩みまくっていたので「Glorious」の少しを聞いてみてヤフオクのマニュアルで悩んでた文章が嘘のように消えて光が見えました。
普段はBESTY側がBE:FIRSTを応援してるのに今回はBESTYが応援された感じでありがとうって思いです
中学生の時のこと。
昼休みになると学校の屋上への階段を昇ると
扉は鍵がかかってて外に出られないが
扉手前のスペースによく通った。
誰もいなくて静かで
昼の日が扉の針金の入った硝子部分から差し込む。
階段の一番上の段に休み時間中ずっと居座った。
よく学園ものの漫画等では屋上に生徒が自由に出てるが
私の行ってた学校は全て屋上が開いてたことないな。
まあ、開放してなくてよかった。
とてもいい居場所だったから。
やわらかな光に満ちたスペース。
ついまどろんで5時限目が始まってしまい
教室に戻らず保健室に行って仮病を使ったことまで
思い出してしまったわ。
何もかも皆懐かしい…
10月に入ってから、夏みたいな暑さが消え、
毎朝 布団からでるのを拒むくらいに肌寒くなっていた。
衣替えの時期なので、
みんな夏服から冬服に変わっていた。
小さい虫達も元気よくでてきた。🐛
だけど、昼間になると分厚い雲も薄くなり、
雲の穴から柔らかいひざしが差し込んできた。
とてもきれいだ。