『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もし
この世界では無い世界に
存在する自分がいるのなら
キミは笑っていて欲しい
そしてボクが消滅する最後の日だけは
代わってほしい
楽しかったよって目を閉じたいから
約束だよ
もう一つの物語
あの時私は解放された。
今は落ち着いた生活をしている。
最近ではあの時の苦しみも今の私のを成すものだと思えるようになってきた。
そして一つ思う事がある。
加害者はどういう人生を送っているのだろう。
創作の物語であれば真実を知れるのだろうが、現実では分からない。
私の人生も加害者の人生も、関わりのない他人が見れば物語と同じだろうか。
しかし、全て真実を話しているとは限らない以上、真実の物語かは分からない。
少女漫画みたいな恋がしたい
ずっとずっと、そう思ってた
ある日運命の王子様が現れて、
このつまらない日常を変えてくれて、
最後には2人で幸せになる
そんな恋を夢に見てた
まぁ、叶わなかったのだけれども
王子様と幸せになったのは、
私の友人
彼女は優しくて女子力も高くて努力家で、
おまけに顔も可愛い、というまさに完璧ヒロインだった
…そんなの、勝てるわけないじゃん
所詮私はモブだった
そういうことよ
けれど、けれどね
少女漫画にだってスピンオフは存在するのよ
だから、
「幸せな恋をしてやるわ」
もう一つの物語の中で
もうひとつの物語
ここに一つのプリンがある。
私はこれを食べてもいいし、食べなくてもいい。
目の前には机の上にプリンが乗った皿が一つと、スプーンが置いてある。
まるで食べてくださいとばかりの配置だ。
目の前に座っている君が、私が食べるのを期待している目で見てくる。
上手にできたよ
私はスプーンを手に取り、プリンをすくい、口に入れた。
咀嚼し、甘さを味わって、飲み込む。
食べない選択肢などないのだ。
君は嬉しそうにこちらを見て笑った。
美味しいでしょ
私は食べながら頷く。
食べない選択肢を選ぶことで開ける物語があるとして、私はそれを選ばない。
この選択肢が絶対いいに決まっているのだから。
もう一つの物語は、始まることはない。
もう一つの物語
それは
私と紙一重の存在が生きる場所で紡がれる話
私であって私ではない私が生きていく道
あの時の一つの選択で変わった可能性の世界
それが私のもう一つの物語
もう一つの物語
ある一人の少女が居ました。
その少女は人の表情や顔色、話す声色で
相手の考えている事が読める子でした。
少女はみんなの願いを叶えてあげたいと思い、
融通を利かせていました。
するとどうでしょう!
最初1だった欲求が3になって10に
なるではありませんか!
少女は気づいてしまったのです。
彼らは私に感謝をしているのでは無く、
〝都合の良い存在〟で居てくれる事に感謝しているのだと
お題難しかったです、、
もう一つの物語
「ただいま」
「おかえりー」
「あ、いい匂い、何これ?」
「でしょ?今日はあなたの好きなお鍋にしたよ、早く食べよう」
「その前に、はいコレ」
「またたこ焼き??飽きたってば」
「子ブタちゃんは文句が多いなあ」
「ブヒー」
今の仕事につかなければ、あの頃のように心穏やかな日々を送れたのかな。結婚して子供も出来て、私と彼のもう一つの物語を紡いでいけたかもしれない。
「真面目に職安通えばよかった」
ため息、なんて嘘。彼と出会えたのは今の仕事のおかげだから。
同期の彼はライバルから始まり、仲のいい友達になった。そこから恋人になるのに時間はかからなかった。
「はぁ…ちょっとやられちゃったな」
傷口を押さえる。
今回のターゲットは超優良企業トップに君臨する敏腕社長。しかし、あらゆる悪事に手を染める裏の顔を持つ男だ。
あの人が命懸けで手に入れたデータは全て頭に入れた。
ただ私が行く直前、少数だが精鋭の護衛を増やしたことはそこになかった。
「平気平気。こんなのかすり傷よ」
任務は完了。
後は彼の待っている我が家へ帰るだけ。
「ここまで離れたらいいかな」
味方も近くまで来ているらしい、少し休もう。
暗闇の一角に座り込む。冷たいアスファルトが心地いい。
疲れた。帰ったら彼に抱きつこう!思いっきり甘えてたくさんキスもして、いっぱい愛してもらおう。早く会いたい。
任務完了祝いの意味も込めて晩酌もしないとね。
なんだか今日は映画が見たい気分。とびっきり甘々の恋愛映画。彼の嫌そうな顔が思い浮かぶけど、今日はわがまま聞いてもらおう。
飲みながら映画鑑賞だ。
とくれば、晩酌のお供が必要ね。
「たこ焼き…買って帰ろ…ぅ」
もう少し、もう少しだけ、休んだら…ね…
end
選択肢の数だけ未知のストーリー
君のヒストリーに絡みたい
いい話と悪い話どっち聞く?
欧米か!はぴえんでぃんぐ一択
♯もう一つの物語
どしゃ降りの雨
ずぶ濡れで
僕の所に来た君
何事かと思ったよ
問い詰める様に
涙を溜めて
僕を見つめてた
僕は悟った
知ったんだね
あの娘の事
言い訳なんて
しないさ
あの娘と
付き合ってた
本当の事だから
君の事
誰よりも好き
だけど
君を
裏切った僕は
君を愛する
資格は無いな
君は涙
一粒流す
僕は黙って
見てるだけ
スーパーファミコン、という古いゲーム機をご存知だろうか。聞いといてなんだけど、詳しい説明は省く。知らなきゃ調べてくれ。
とにかくそいつは、俺の家で未だに現役で稼働しているゲーム機である。
実家からかっぱらってきたどデカいブラウン管テレビをいまだに部屋においているのもスーファミのためだ。
べつにレトロゲーが好きというワケではない。なんなら俺だってPS5がほしい。買う金がないだけで……
まぁ、俺の懐事情はおいといて……
たまにリサイクルショップにふらりと立ち寄って、スーパーファミコンのRPGのソフトを買うことがある。
ドラクエだとかFFだとか、メジャーどころのやつだ。
プレイして懐かしさに浸るつもりはないし、動画サイトで流行りのRTAだとかに挑戦する目的の購入ではない。
中古のゲームソフトに残されし記録された他人の記憶……すなわち、このゲームを売る前まで持ち主だった人のセーブデータを覗き見るのが俺は好きなのだ。
「おいおいおい、こんなレベルでここまでよく来たな。そりゃ『カルコブリーナ』で詰むよな。しゃあねえ、俺が倒してやるか……!」
志半ばで力尽きた他人の物語を引き継ぎ『光の戦士』となって戦う俺。
また、ある時は……
「……ったく、なんでここまで来てアムロのレベルが15なんだよ。マジンガー好きなんだろうけどマジンガーZじゃだめだ、アムロとニューガンダムのレベルを上げて矢面に立たせるんだよ……!」
他人のセーブデータにツッコミをいれつつ、ゲームボーイアドバンスのソフトをプレイする。
そんな生活を続ける中、リサイクルショップで伝説のソフトと出会った。
そのゲームの名は『ロックマンエグゼ』 名作である。
中古で800円のそのソフトのパッケージには『ゆうと』と平仮名で元の持ち主であったはずの者の名が油性ペンで、でかでかと書き込まれていた。
『他人のセーブデータを覗き見る』のを趣味としている俺からすると、これほど購買意欲をそそられる品物はない。
(ゆうと、お前の冒険を俺に見せてくれ……!!)
ワクワクしながら購入し、家にかえって起動する。そこで、俺は絶句した。
「なっ……」
カーソルを動かすことができない。『はじめから』しか選べない。『つづきから』が存在しなかったのだ。
「ゆうと、どういうことだ……」
俺は頭を抱えた。
買って一度もプレイせずに売り払ったのか? あるいはセーブデータが経年劣化で消えてしまったのか?
「ゆうと、なぜなんだ……」
答えは分からない。俺とゆうとの物語はそこで終わりを迎えた。
リンドンと
鐘は鳴る
この吹雪の中を 客は来たようだ
やあ スコット タバコを1ダースと
苺ジャムをくれ
スコットさんは
手慣れた手つきでタバコを棚から取り出し
袋に入れると
苺ジャムを持って来た
ージャンの奥さんは
苺ジャムが好きなのかい?
スコットはお釣りを計算して手渡しながら聞いた
ジャンはお釣りを受け取ると言った
ああそうさ
俺以外の家族全員が
お前の作る苺ジャムにメロメロさ
俺以外の家族がな
ー頼むよ ジャン
俺の作る苺ジャムは
俺のばあちゃんの直伝なんだ
バカにするなよ
スコットさんはマフラーを着けながら言い
ーこれからスーパーに買い出しに出かける
店を一旦閉めさせてもらうよ
と
ジャンと一緒に店を出て
シャッターを下ろした
ーまたなジャン
もう出かけるのか
気を付けて
スコットまたな
今日のところはここまでで
おしまい
また明日気が向いたら書くわ
姉さんはそう言うと
大欠伸をしてみせた
僕はホットミルクを飲んで
夢の中のもう一つの物語に入り込むのだった
ボクは
後悔したことが
たくさんある
小学校は
誰とも話せない、
話さない
そんな毎日が続いていた
少し悲しかったけど
誰かが誰かと楽しそうに
話しているのをみると
ボクも嬉しくなった
ボクは段々
世界を
ななめうえから
みるようになった
ボクのなかの何かに
ヒビが入っていた
でも、それを
たった一人の友が
支えてくれた
変わらなかった。なにも
もっとはやく変われてればなぁ
ボクの
もう一の物語
もう一つの物語を描くとするならば、ほのぼのとあたたかい優しい世界がいいなぁ...。
イメージは、クリームシチューのようなほっと包まれるようなぬくもりと優しさ。
私はそんな物語を紡いでみたい。
あのとき、
あなたと出会えていなかったら、
どんな人生を歩んでいただろう、
違う物語を紡いでいただろう。
なんやかんやいって
あなたと出会えて、
今、幸せです。
物語の主人公は君だ!
君は苦労しながらも努力を重ね、
仲間にも恵まれ、支えられながら、
ついには目標を達成する
周囲から称賛の声が絶えず届き、
君は達成感と感謝の気持ちに包まれていた
文句なしのハッピーエンド!
世界は君を中心に回っている!
……
そしてこれは、君に敗北を喫し、
目標に届くことがなかった僕が主人公の、
もう一つの物語
挫折を味わい、悲しみに暮れた
でも、僕も仲間には恵まれていた
彼らのおかげで、僕は新たな目標を見つけ、
それに向かって歩みだすことができたのだ
敗北も挫折も、力に変えて進む
僕の新たな物語が、これから始まる
お題「もう一つの物語」(雑記・途中投稿)
並行世界とかかな。
最近通勤途中に創作に出てくるSFの解説本を読んでいるせいか、ちょうどそんな感じのページを今朝読んだせいか。
そういえば並行世界の人類達と戦う「ぼくらの」を途中まで読んで放置している……。絵の癖が強くても楽しめるようになったのは成長なんだろうか。高校の時にドラマ化された「月下の棋士」の原作に挫折したのを思い出す。
もう一つの物語というと番外編もあるよね。月間少女漫画雑誌のりぼんを読んでいた頃、完全に本編が完結していたはずの「ときめきトゥナイト」の読み切り? 短期連載? が掲載されたんだけど、確か最後に出たのは「もしもう一人の彼と付き合っていたら」のifだったはず。
高校の時に美術の先生からお勧めされた「カムイ外伝」も本編がめちゃくちゃ長くて、一話完結の外伝の方が人気だとか聞いた気がする。気がするだけ。
当時から何でも描ける人になりたいと思いつつ、二十年程経った今でも人体すら満足に描けていない。
「魔法少女まどか☆マギカ」の新編も割と並行世界感あるよね。というか今では一般的になったループものか。ループしている記憶のある側じゃなくて、ループしていると知らない他人側の視点だけど。まどかを救いたいと思ったほむらの行動が丸ごと裏目に出ているのちょっと笑う。黒髪ロングなのに全く刺さらなかった不思議なキャラ。なぜかマミさんにすっ転んだ。おっぱいはいいぞぅ←(※この文章を書いているのは女です)
……しれっとネタバレを色々書いているけど、公開から五年以上経ったしもう良いよね。と書きつつ、大河ドラマでネタバレするなと文句言われた話を思い出したけど。(史実なんだから歴史ちょっと知っていれば分かる展開だし、舞台は新しくても戦前なんだから最終的には全員死ぬ)
友人と福岡のνガンダムを見に行った時、劇場版「ハサウェイの閃光」の予告編が流れていたんだけど、あれ1stに出てきたホワイトベースの艦長:ブライト・ノアと操舵手のミライ・ヤシマが結婚して生まれた子供:ハサウェイ・ノアがレジスタンスか何かの活動してコロニー落としして死ぬ話でしょ? みたいな話をしたらネタバレって言われた。でも原作は三十年ぐらい前に発売された富野由悠季の小説だからもう良くない?
1stから続くアムロとシャアの最終決戦「逆襲のシャア」主役機であるνガンダム見に来る時点で1stのファンだし、1stのファンなら知っているべきだよ。※読んでない
……F91にシャアの子供っぽいのは出てくるけど。
番外編って意味ならガンダムでは今、Netflix独占配信でフルCGの「白い悪魔」が話題なんだっけ。
まあNetflixって話題作のリメイクしかない辺り冒険心が皆無だけど、最近1stの番外編がめちゃくちゃ多いなと感じている……。そりゃ人気なんだろうし、シリーズ中随一の大失敗作種&種死とは違って話がまともだから良いけど。
元の話に戻る。
最近なろうで読んでいなくて未読が溜まっているけど、「異世界の戦士として国に招かれたけど、断って兵士から始める事にした」の作者:アネコユサギ先生(盾の勇者の成り上がりが一番有名なんだろうか。真盾でついていけなくなって切ったんだけども)が活動報告で「もしこの時こうだったら」ってifとか小ネタとか、作者が考えている事を他の作品も含めて色々書いてくれているの、なろうの読者としては一番嬉しい。
……番外編なら番外編として、読み返しやすいように活動報告じゃなくて小説に更新してほしい。たまによくある。
ループものなら端緒は週刊少年ジャンプ藤崎竜版封神演義なんだけど。並行世界なら鏡の国のアリス? いや完全な別世界で並行世界ではなかったな。
これは君とのもうひとつのストーリー。
私たちは何度でも生まれ変わる。
これは魂のお話。
私は生まれつき病弱でみんなと同じような生活ができなかった。そんなとき、君だけが私のそばにいてくれた。あなたは私に何度も好きだよって伝えてくれた。
けれど、私が君の気持ちに応えることは出来なかった。
数日後私は死んでしまった。急に容態が悪化したのだ。最後の私の姿はとても醜い姿をしていた。
それでも、たった1人、君だけが最後まで一緒にいてくれた。すごく嬉しかった。でも複雑だった。
なんでって、、、、だって私の後君も後を追ってきたじゃん。もう、忘れちゃったの?(笑)
2人で手を取り合う。次はどんな人生になるかな。
ふふふ。とっても楽しみだね。
さあここから君とのもうひとつの物語が始まる。
zene
【もう一つの物語】
私は一人っ子で長女として立派にやってきた
それで私が小学校を卒業したあたりのことだった
母から告げられた言葉は
「貴方には本当は上の兄弟がいるはずだった」
それは母がまだ若い頃と言っても20代になったばかり
そんな時に子供なんて育てられないと感じたらしい
そしてお腹を殴って形もままならない赤ちゃんを殺した
そんな話を聞かされた私は
「知ってたよ」何故、咄嗟にこの言葉が出たのか
その時は分からなかった
聞いてほしい
私は一年に一度夢を見る
それは病院の待合室で赤ちゃんを抱いている母の姿を
客観的に上から覗き込むように眺める私
その夢は私に何を伝えたいのか分からない
私には人とは異なる力を持っていた
願えばなんでも叶ってしまうこと...
それがやってはいけないことでも
私は一度願ってしまった父がタヒにますようにと
それで父は交通事故にあって車椅子になってしまった
私は悲しくなかった内心ざまぁみろ(笑)とさえ思った
嘘みたいな話だって思う?でもガチなんだよね
神様が与えてくれた力なのかもしれない
私が愛する母に殺された哀れな子供だから
チャンスを与えてくれたのかも
私は巫女だもの神を愛しているわ
お題から逸れてしまって申し訳ないでも読んで
貰いたかったの
【もう一つの物語】
coming soon !
「もう一つの物語」
もしも
もしもあの時違う選択を
していたら。
多分誰もが一度は思う事。
良い事も悪い事も振り返る。
そうして今を
生きなければならない。