『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたと私のもうひとつの物語
2人とも幸せになる話
今とは真逆の物語
明るくて、楽しくて、みんなが羨むような物語
そんな物語が、明日から始まればいいと思った
『もう一つの物語』
今までの過去を捨てて、あなたと2人で手を取り合って、何もない世界で、2人のもう一つの物語を始めよう。
この物語だって、もう一つの物語だって、きっとあなたさえいれば、それは私にとってかけがえのない宝物なんだろう。
あなたが選んだ選択肢が最良だって、頭では理解していた。
だけど、この手の中に何も残らなかったという事実がやけに胸を痛ませる。
あなたの笑顔が、あなたの笑い声が、最後に見せた辛さを見せないように必死に隠す表情が、どうしても忘れられない。
どうか、もう一つの物語があるのなら、あなたが私の隣で笑ってくれますように。
#もう一つの物語
毎日が選択の繰り返し
その一瞬一瞬も選択の繰り返しで
YESかNOか右か左か
ひとつ違えば向かう世界が変わる
いつもBestな選び方が
できたわけじゃない
選ばせてすら貰えなかった時もあった
振り返ればセツナイ後悔もある
ため息に涙溢れる時もある
違うストーリーを生きてたら…なんて
でも今この私のストーリー
明日選ぶこと 自分のためのBest
そうしたらまたもう一つの物語
辿り着けるかもしれない
愚かな自分に
手を振れる明日が待ってるかも知れない
もう一つの物語。それは今までで選びえた幾つもの未来である。今より豊かな自分、今より不幸な自分。変わらない自分。これらの未来を選択せずに、今選んだ人生がまた幾つも枝分かれする。未来は無限で、無数の選択の繰り返しだと思う。
分かって欲しいけど分かるなんて言わないで欲しい
見て欲しいけど見たいと言われたくない
どちらも私すら分かっていない、見えていないのだから。
私がもう1つの物語を書くとすれば
主人公が私の世界線に行けるのならば、
共感されて喜び、数の殴り合いで勝てる
そんな風に王道でいたかった
マナミが泣いている。
天国へ行ってしまった、克也からの告白を読んで。美しい涙が止めどなく溢れて机を濡らす。
俺は、躊躇いがちにマナミの背を撫でながら、細い背中だなと驚いていた。
こんなに華奢だったか。高校に入って、たまたまクラスが一緒になった俺たち。名簿の番号が近かったせいで、話をするようになった。仲良し5人組と認定され、子どもかよ、とツッコミつつも離れずに卒業まで過ごした。
男3人に女2人ーー微妙なバランス。誰かと誰かが仲間内、カップルになれば関係性も変化していたかも知れない。そのことにみな、気づいていたから、思い人がいても誰も口にしなかったのかも知れない。
自分もそうだーー
「ごめん、泣いて……、少し驚いちゃって」
ややあって、マナミは顔を上げた。
無理もない。俺たちはイヤ、と首を振るしかなかった。
「この机。もらえないかな、閉校で処分されるのはつらいもの」
愛おしそうに、天板の文字をなぞる。
その仕草で、どれだけマナミが克也をまだ大事に思っているかを知る。死んだ人間には勝てねえよ。刑事ドラマの中で出てきた台詞を思い出す。
「多分、大丈夫じゃないか。天板だけでもって、俺からもかけ合ってみるよ」
修一が言った。うん、とマナミが頷く。
修一の父は教育委員会に勤めている。今日の閉校式典を取り仕切ってるのが、修一の父親だ。
「マナミ、机の手配はしてやるから、ちゃんとケリをつけろ。もう克也はいないんだぞ。分かるな」
「今、ここで言う?全く修一は、昔からそーゆーとこあるよね」
マナミを慰めていた和紗が咎めた。俺もつい笑ってしまった。確かに、こいつは昔から、そういうとこ、あるわ。
すると不意に、じゃああたしも言っちゃおうかな。と、屈んでいた和紗が身を起こしながらスカートの裾を払った。
「あたしたち、こんど結婚することになったの。6月に。結納は済ませて、式場とか打ち合わせ中、ーーね、颯太?」
目を赤くして、化粧も剥げかけたマナミの前で、和紗は言ったのだった。
マナミにーーいま、このタイミングで。
俺は上手く頷けなかった。
ハタチ越えたら結婚しような
机に置いた俺の手元に、克也の文字が迫ってきた。
#もう一つの物語
「愛言葉2」
「物語」とは何を差すのか。人生?小説?ただ、「もう一つの」だと?小説ならスピンオフ、人生なら特別な時間かなぁ。
僕にとっての人生は勉強して、遊ぶこと。中3だとそんなものだろうか。ただ、このアプリで文章を書いている時間だけは特別だ。ゲーム、YouTube、勉強(?)が趣味だった僕の初めて触れた未知のもの。僕は創作物を人に見せたりということをしてこなかった。LINEもしていなければ、InstagramもXもしたことがない。小説を書いても、それは自分の机の中にしまっておいた。だから、自分から発信するということは未知の体験。今までの人生と比べると、明らかに異質だった。これを書いている時が僕のもう一つの物語。
ええと、改めて、いつも僕の書く未熟で拙い文章に付き合っていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
君はこの物語がもう一つあったらどうしたい?
私はね違う物語を歩んでいきたい
こんどは普通に暮らして普通に友だちと遊びたい
まぁそんな夢物語なんて無いんだけどね
それに今この記憶が残っていないだろうし
もう一つの物語があるのならば私は普通に生きていきたい
いつも笑顔で明るく、
強くて、元気。
片や、
心配性でいつも不安で、
泣き虫で、臆病。
「 もう一つの物語 」
ひらり
とびらを開けてみて
ながい機関車が走ってゆく
またたく光のつぶたち
ちか、ちか、ちかり
ながれる蒼
さらり
やさしく触れる
あたらしい世界
ほんの少しずれた隙間に
もう一つの物語があって
ほんの少しずつ
この物語とは違うストーリーが
紡がれている
私はこの物語を生きていて
時々もう一つの物語に紛れ込む
………もう一つの物語
もう一つの物語があるなら
私は
真っ当に生きて
真っ当な愛情を持って
真っ当に死んでいけるんだろうに
ビジネスに咲く君は
オフィススーツに身を包んだ君は、まるで一瞬の隙もない完璧さ。その整ったシルエットと自信に満ちた姿勢が、見る者の心を自然と引きつける。肩越しにふと見せる柔らかな微笑みは、スーツの凛々しさにひそむ温かさを教えてくれる。ビジネスの世界に咲く一輪の花のようなその存在に、ただ目を奪われるだけでなく、もっと深く知りたいと願ってしまう。君の一挙一動が、いつの間にか心に刻まれる魅力なのだ。
ISAO TOMINAGA
もう一つの物語
私は、私みたいな人生を歩んできた。
もう一つの世界線があるのなら。私は、どんな風に生きていただろうか?
今の人生の記憶を持って生まれ変われたのなら。
私は、どんな風に―――
きっと、今とは違う人生になっていたのだろうな。
もう何個かの物語がある中で、ここでわたしと貴方が出会えたのは、運命だと思えた。
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「あの時こうしていれば」
と思うこともあります。わたしもありますし、悪いことじゃないです。
その考えを、次にどう活かすか?
そうだ、行動しましょう。
いつもお疲れ様。
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最近は通知を見てすぐ物語が思いついたものだけ執筆しています。趣味程度なので内容も薄く、つまらないかもしれませんが、それでもハートを押してくれる貴方が大好きです。押さなくても、次に期待して待っていてくれると嬉しいです。
段々と頻度が増やせるように頑張ります。
私の物語が、誰かの心に響くことがありますように
もう一つの物語があるのなら
どうしても読みたい本がある
私が私らしく生きて
その本を読めたなら
私はまた自分を見つけられるだろう
この世界では決して読めない本
愛する人は変わらない
けれどその本だけは読みたい
この世界の私が愛した
登場人物が書いた本
その本を読めるなら
きっと幸せな物語が紡げるだろう
「もう一つの物語」とかけまして
「立ち寄らない」と解きます。
その心はどちらも「ストーリー/素通り」でしょう。
お題「もう一つの物語」
それは誰にも知られることのない、もう一つの物語。
誰かのために必死で生きて、死ぬ思いでみんなを支えた、名も無き影の英雄。
名前を知られることもなく、ただそこにある事実だけが彼の成し遂げたことを語っていた。
〈もう一つの物語〉
あのとき、母に連れられて服を買うとき、母に渡された服を元の場所に戻して、自分の好きなものを買ってもらうことができたのなら、
あのとき、友の顔を一度浮かべてから、彼女への言葉を綴っていたら、
あのとき、自分に嘘をつくことなく、世間知らずで無いフリをせず、大人の言うことが全てだと思わず、経験者の言うことが全てだと思わず、自分の心に素直になっていたら……
今、どんな世界になっていたのだろう。私の世界は、違ったものであったのだろうか。
その世界は、真に後悔のない世界であるだろうか。
もう一つの物語
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.10.30 藍
「この物語はね、お姫様が死ぬお話なのよ。」
えーなんで?さっき読んでくれたのだと幸せになったって言ってたじゃん!!
「これは、他の人から見たお姫様なの。もう、幸せになった頃には本当のお姫様はもういないの。」
どういうこと?
「まぁまぁ、おばあちゃんが読んであげるから…
この物語はお姫様が自分を大切にして、愛していた頃から、死んでしまうお話よ。さぁ、はじましはじまり…」
もう一つの物語
お姫様はとても元気な子でした。
いつも外で走り回り、剣で騎士ごっこもしていました。
でも、周りの大人は姫として、女の子として完璧なものを求めました。
元気な子ではなくお淑やかな子に、
男の子が着るような服ではなく、ヒラヒラのドレスに
外で元気に遊ぶのではなく、お城の中でお茶や、刺繍を楽しむ女の子に。
お姫様は、自分の好きを全てを否定され、淑女として、
みっともない、こんなのが国の姫だなんて恥ずかしい
そんなことばかり言われました。
それでも、お姫様は笑顔を絶えませんでした。
『だって、私は、、この国の姫だから。
いつか、上に立つ者として、恥じぬようにするの。
私の全ては、姫に相応しくない。
だから、バイバイ。』
その日からお姫様は素晴らしいお姫様になりました。
皆が喜びました。
『これで、良かったのよね。私は正しいのよね。
皆のためになったのよね。』