『もう一つの物語』
今までの過去を捨てて、あなたと2人で手を取り合って、何もない世界で、2人のもう一つの物語を始めよう。
この物語だって、もう一つの物語だって、きっとあなたさえいれば、それは私にとってかけがえのない宝物なんだろう。
あなたが選んだ選択肢が最良だって、頭では理解していた。
だけど、この手の中に何も残らなかったという事実がやけに胸を痛ませる。
あなたの笑顔が、あなたの笑い声が、最後に見せた辛さを見せないように必死に隠す表情が、どうしても忘れられない。
どうか、もう一つの物語があるのなら、あなたが私の隣で笑ってくれますように。
10/29/2024, 10:17:12 AM