みかん』の作文集

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みかん』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/29/2023, 11:42:42 PM

小さい頃はよく食べていた、橙色の丸っこい果物。
その当時は、あまりにも美味しくて一日に十個も食べていたこともある。
その日はお腹が緩くなってトイレが近くなったような気もするけど、もう昔の話だ。
この時期、親が小さいものを大量に送ってくることもあって、食べきれないからと近所の人や知人に配っている。
私の分は五.六個で充分だ。
食べれば甘くて少し酸っぱい。
久しぶりに食べたみかんと懐かしい記憶を思い出して、炬燵でゆっくりと年末を過ごした。

12/29/2023, 11:39:32 PM

買ったみかんが傷んでいた。
買う時によく見なかったのがいけないと傷んだ部分をカットした。
こういう場合はさっさと食べてしまうに限る。
これで傷んだみかんは無かったことになる。それに腐る一歩手前は不思議と美味しい。
他の食品を冷蔵庫に押し込めるとこたつに向かう。まだ口の中がみかんの味がした。



みかん

12/29/2023, 11:26:05 PM

君と一緒にコタツで温まって

一緒にみかんを食べたいな

「これめっちゃ甘い!」

「こっちはちょっと酸っぱい」

とか言い合って

ゆっくり過ごしたいよ





─────『みかん』

12/29/2023, 11:20:02 PM

みかんを1つ
  朝食代わりに

  まだ半分眠っている身体に
  程よい甘さの果汁が
  滲みていく

  ついつい2つめのみかんに
  手が伸びる


 
  窓を開ければ
  どこまでも青い空

  冷たい空気に
  思わず身を引き締める


  
  わたしの今日は

  この青空と
  みかんの味わいで

  爽やかに始まる




           # みかん (365)

12/29/2023, 11:09:41 PM

みかん

オレンジ色のみかんは昔から馴染み深い果物のひとつだ。特に寒い時期になると、家にみかんが登場し、ひとつずつ剥いて食べる。白いワタのようなものを綺麗に取る人と、取らずに食べる人と好みが分かれる。私は取らずに食べてしまうけどね。
食べ過ぎると手が黄色くなるのも、懐かしい思い出のひとつだ。

12/29/2023, 11:05:56 PM

ソファに座って

君がページをめくる

ファッション雑誌の誰かに

何の気なしにもれだした

褒め言葉…

不機嫌になる君。


悪気はないんだ…


でも 僕だって

同じこと言われたら

きっと 嫌だろうな…

そんなこと思いながら

君の好きモノ

たくさん詰めた

コンビニの袋を持って

ドアを開ける。


さっきは…

そんな言葉を遮るように


あの人ほどじゃないけど…

少しだけ うつむきながら

そう言って 笑う君の頬に

オレンジ色のチーク


なんだか大人びて

だけど いつもの

あどけない 笑顔が

甘い一粒みたいに

じんわり 溶けて

頬を緩ませる。


とっても かわいいよ…


レース越しに差し込む夕陽と

恥ずかしそうに微笑む

甘い 愛しさのオレンジが

とても綺麗な夕方の話。



- 夕陽とみかん -

12/29/2023, 11:02:54 PM

みかん
酸っぱい
酸っぱい
これあまーい
酸っぱい
酸っぱい
これあまーい

12/29/2023, 10:56:53 PM

いっきにみかん4個は食べすぎた。
夕飯もたらふく食ったので腹がはち切れそうだ。
今すぐはち切れてもおかしくは無い。

『みかん』

12/29/2023, 10:34:44 PM

実家からよく送られてくる、みかん。
一体実家の庭のどこになっているのかわからないが、一人暮らしを始めてから、冬に送られるようになった。
もしくは近所の貰い物?出所は不明だが、腐らせては困る、早くいただこう。
みかんを手で握り、軽く弾ませる。これで皮と身を内側から外し、剥きやすくする。
筋は綺麗に取る派だ。苦くても味わいがあるが、あの筋がつるんと取れる感覚がたまらなくてすべてとってしまう。
そうして一粒ずつ外して、甘い汁を味わうのだ。
うん、今日のも当たりだ。

12/29/2023, 10:09:00 PM

【みかん】


頬の内側が痛む程の
酸っぱいみかんが好きだ

「はずれ」
と言われがちだけど
私にとっては
「あたり」

霜の立つ朝の空気に似た
冷たい酸味が身体に染みる

12/29/2023, 10:01:22 PM

10(みかん)

寒い寒いとひょこひょこつま先で歩きながら家主が今しがた届いた荷物を両手に抱えて戻ってきた。
「実家からだったわ」
「みかん?」
「ん、毎度だけど1人じゃ食えない量なんだよなぁ」
確かに一人暮らしに1箱丸々は多いだろうなと思いコタツに足を突っ込んでくる家主の脇に置かれた箱に視線を向ける。
「冷てぇよ。退けろ」
「俺ん家で〜す。おらっ」
「止めろバカ」
突っ込んで来た足が俺の足に当たってヒヤリとした感触がする。ただでさえ一人暮らし用の狭いコタツだ。宅配を取りに行った少しの距離の廊下を歩いただけで素足のコイツの足裏はすっかり冷たい。それを悪気も無く折角コタツの温もりで温まった俺の足に押し付けてくるのだからこちらも負け時と押し返す。半分から出てくるな、俺の陣地だ。なんなら明け渡して欲しい。俺がいる間は。寒いし。
「みかん食べる?」
「食べる」
「お前帰りさ……」
「なんだよ」
体を捻ってビリビリと音をたてながら封をしたダンボールのガムテープを剥がして、丸めたガムテープをコイツはコタツから出ないままゴミ箱を投げながら言う。丸めたガムテープはゴミ箱の縁に当たって床に落ちた。それをあー……と声を漏らして見ていたがコタツから出て拾うのが億劫なのだろう。数秒見つめていたが開いたダンボールに視線を落として中のみかんを手に取った。明るい色のオレンジ色が目に入る。
「半分、持ってく?食いきれねぇから」
「いいのか、そんなに。お前みかん好きだろ」
「好きだけど1日何個も食えねぇって。腐らせんのも勿体ねぇべ」
手に取ったそれを俺に投げて寄越し、もう1つを手に取ってコタツに上体をだらしなく倒してみかんの皮を剥き始めながらコイツは言った。
「じゃあもらう」
「ん」
「それと、そのみかんであれ作れよ」
「あれ?」
「牛乳寒天」
えぇ、と顔を顰めて難色を表した。まぁ確かにこんな寒い冬で寒天は無いだろうと言いたいのはわかる。しかし先程勝手に冷蔵庫を開けた時に牛乳パックがあったのは把握してる。ゼラチン粉は……無かったら近々買ってくればいいだろう。どうせまた日をおかずにここに来るだろうし。缶詰めがデフォルトなんだろうけど、丁度新鮮なみかんがあるのだからそれで作って欲しいと言うと皮剥き手伝うのを条件にしぶしぶ了承してくれた。
コイツが元カノに影響されて暇な時に簡単な菓子を作れる様になったのは俺としては有難い限りだ。なんせ、甘党なので。
「頼むぜ親友」
「調子いいなぁ〜」
善は急げだ。ケラケラ笑うコイツの気が変わらぬうちに、次来る時にとは言わず必要な物を揃えるべく俺はコタツから渾身の覚悟を持って寒い外へ出る決意をした。

12/29/2023, 9:58:35 PM

「みかん」

母が認知症になったと同時に、私の母への尊敬は
憎しみに変わった。母の言動が何一つ許せない。
母はその前から散らかし魔で、台所も物が積まれ
て酷い有様だった。私がそこを片付けていたら、
プラスチックの物入れの中に黒く変形した缶詰が
あり、更にその中のみかんは黒い炭になっていた。
幼い頃の夏、母がよくみかんの缶詰を開けて、ガ
ラスの器で食べさせてくれたことを思い出す。あ
の頃の私に今の母を見せたら何と言うだろう。あ
んな母でも好きと言うか、それとも今の私のよう
に母を罵るだろうか。母は施設に入ったが、それ
でも私の心の隅には、今も母への憎しみがあの黒
い炭と化したみかんのように残っている。近年、
私が自分からみかんを買わなくなった理由は、そ
こにあるのかもしれない。

12/29/2023, 9:49:59 PM

冬はコタツでみかん。
 我が家ではお決まりの光景だ。
 僕と君と三人の子供たち。
 人数が多いからスーパーで買ってもすぐに無くなる。
 食べ出すとついあともう一個と、誰もが手を伸ばしてしまう。


「今年はなかなかなくならないなぁ・・・・・・」


 子供たちが寝静まったあと、僕は一人でコタツに入り、みかんが積まれたカゴを見つめながら呟いた。

「いちばん食べてたのも君だったものね」

 みかんのカゴの隣で写真立てに収められた君が笑う。

 僕はそっとカゴからみかんを一個掴み、皮をむいてその一房を口に入れた。
 噛むと果汁が口に広がる。
 少し酸っぱいみかんだった。


『残念、貴方のはハズレだったみたいね』


 そう言って何だか勝ち誇ったように笑む君が脳裏に浮かぶ。僕がハズレを引くと、君は必ずその後に、自分が剥いた甘いみかんを半分お裾分けしてくれて、勿体ないからと、僕のハズレのみかんを半分食べてくれる。

「きっと丸々一個、酸っぱいのを食べたせいだ」

 だからこんなに涙が溢れてくるんだ。



【みかん】

12/29/2023, 9:34:12 PM

【みかん】
この狭い部屋で僕は……
考え事をしていた
天井を見つめ続ける

君と暮らせたら……
どんな人生だったろう

どんな事をしても君が僕の記憶から離れることは無かった……
忘れたい……忘れたくない……

自問自答し続ける毎日
答えなんてでるわけないのに

未だに買ってしまう
君の好きだったみかんを……

詩書きの中の君は……
いつか忘れる時が来る日が来るまで

僕はあの街に行くんだ

12/29/2023, 9:32:37 PM

みかん

ああこの香り好きだなあ

みかんの皮を剥く瞬間に彈けるあのなんとも言えない甘酸っぱくて爽やかな香り

中身を食べる時とは違い、私にはほんの少しだけ苦味もプラスされたように感じられて心地よい

その香りが大好きで心地よさに包まれたくって、食べ終わったあとも残った皮を折り曲げては香りのカプセルを延々と弾けさせる

目を閉じるとより嗅覚にフォーカスできるのだけど、周りから見るときっと変な人に見えるに違いないから要注意だ

私がみかんを食べるとき、このちょっと怪しく密かな儀式も楽しんでいる

12/29/2023, 9:30:15 PM

みかんと言えばこたつ。
冬休みのメインおやつはみかん。

子供の頃、みかんは箱で現れた。ごろごろと入ったみかんを菓子鉢に補充するのも定番の「お手伝い」だったのだけど、日にちが経ってくると苔みたいな緑のものも出現する。←昭和に子供だった方ならお解りだろう、「緑」は「あいつ」だ。

日がな一日みかんばかりぱくついていた冬は風邪を引かなかった。冬休み明け、「みかんをすごい量食べた」という友達は両手指先が黄色くなっていた。大人になった現在、みかんを手に取ってちょっと一息つくこともほとんど無い…そういえばぜんぜん無い。いつからだろうと振り返ってみたら、多分8年か9年は無い。

最近は時々、「何でもひとりでやりすぎる」と小学生の子どもに怒られる。「このみかんを食べろ」とぐいぐい勧められて、食べてみたら甘くて美味しかった。状況に追われていることが多くて、子ども達に寂しい思いをさせているかもしれない、と、みかんを一つ食べるうちに思った。時間というやつは、敢えて作らないと「無い」のだろう。落ち着いてみかんを一つ食べることにすら、そうであるらしい。むぅん…

みかんに思うことはいくらでもある。それだけ生活に浸透しているのだろう。昔、「みかん箱」は木箱だった。だから暮らしのいろいろな話にみかん箱が登場した。今のみかん箱は段ボール箱。うちの子ども達は「あれを被ってこっそり移動する」などと言い出す。状況を報告しろスネーク…

みかんとこたつと褞袍(どてら)とストーブ、雪の深さとみかん箱。そしてほうじ茶。
一日の終わりにでも、子ども達とゆっくり座る時間をつくらなくちゃ…

12/29/2023, 9:28:25 PM

アニメとかに出るこたつの上には、いつもみかんがのっている。でも、我が家にはそんなもの置いていない。

 そもそも、私はみかんがあまり好きではない。
 剥くのが面倒臭いからだ。
 美味しいには美味しいが、費用対効果が悪い気がするのだ。


 しかし、実家に帰ってみるとどうか。
 そこにはこたつに身を寄せた父と母、こたつの上に乗ったみかんを食べる弟がいた。

「お帰り」

 そう言われて、促されるままこたつに入った。

 こたつの中には蹲っていた猫のペットの丸五郎さんがいたようで、少し体を蹴ってしまったが仕方がない。


__しょうもない話をしながら、みかんを口に運ぶ。

(…美味しい)


 こんなときにだけ、こたつに乗ったみかんを好きになれる。

12/29/2023, 9:06:19 PM

半分こしようよ
ひとつじゃ多いの

でも
ふたつ半分こにしたら
ひとつ食べたのと一緒ね

あなたと半分こだと食べられる
不思議ね

みかん

12/29/2023, 8:44:45 PM

前向きな人間じゃないのに
期待している
このときだけは
きっと大丈夫
このミカンは甘いって
ハズレ
でも大丈夫
次にかけるから
もう一個手に取り
皮を剥く
このフットワークの軽さ
他に活かせないかな



『みかん』

12/29/2023, 7:51:59 PM

甘酸っぱいのが
私の好み 

ザル売り みかん 
つい最近購入した
果物屋じゃない
ホルモン焼 レバー焼き
をグラム売りがメインの店で
ザル売りみかんも販売 
そのみかんは実は甘い

だが毎回価格が変動しない
いつでも同じ金額 
高騰物価今さえ 
値段は変わらないでいる

みかんは 食べときたい 
また 素晴らしい果物だ

みかん の 
皮を焼いた 事はないが
焼かれた皮は 漢方の中身に
されたり あるらしい

私は みかん 食べたら
皮を すてない 
この 年末恒例大掃除は
少しずつ しながら
年明け掃除だな 
独身 私 ふと
あれ なんか 
キッチン 周り 汚してる

よし よし みかん と
冷蔵庫から 取り出し
皮を向き果実を 食べおえ

さて 皮様 キッチンを

みかん皮で 少しばかりの
油よごれ 
また 油と埃 混じりつき
よごれが あら おちる
問題は 皮が ポロポロと
小さく小さくはがれちぎれる事

だが みかん皮まで
私に優しい 
たまに キッチン以外にも
あら 埃が しみたな
少し みかん皮 掃除と
試してみる 汚れが落ちるたびに
やったーっと気持ちがはしゃぐ
お酢の力 開発 洗剤も
素晴らしいよ
どこかに ないかな

食器洗剤 柑橘類つかってますは
あるな お酢も汚れ落ちる
たが ツンと 酢が
掃除あとも 暫くする

だから
みかん 皮成分 雑巾に
みかんスポンジが ほしくなる

高騰物価なか 
レバー焼き ホルモン焼は高くしたようだが

甘い甘い みかん なんと
ザル販売 なくならいで
ザル販売 子供時代くらい
見た記憶か 手伝い買い物でも
したのか 最近はみない

甘い みかん が 
甘酸っぱい みかん 以上に
好きだ 当たり前に
なるまで ザル販売していて
ほしい 大型スーパーみたいに
値段に 変動もないように

こじんまり
個人経営店 かのようで
商店閉まった 多分 
近隣大型スーパーがかにかな 
感じたくないな
ザル販売 みかん 商店様
来年も 再来年も 
甘い 形も 大きいサイズ 
ずっと 商店を してほしい 

高騰物価の 酸っぱさ 
生活費 計算 から
感じたり さも 癒やして下さい

甘い みかんで

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