『みかん』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
恋人がゾンビになって帰ってきた。
――無機質な機械音が、残酷なほどに静まり返ったワンルームに響く。誰かがインターフォンを鳴らしたのだ。一呼吸置いて、そう理解した。
物が散乱した部屋の中央、ソファーに俺は座っていた。玄関の方へ視線をやると、シンクに放置された食器の中、ひとつだけ綺麗なままのコップが視界に入って、投げやりに半分残った酒瓶を放った。お揃いで買ったコップだった。みかんのような色が気に入ったと、あの子が選んだものだった。冷たい床の上、裸足のまま玄関まで歩いて、無防備に鍵を開ける。侵入を防ぐ為に移動させていた、二人用の靴箱をどかして、チェーンを外した。
ゾンビパンデミックが発生してから、もう数日。緊急事態宣言と外出禁止令を発表して総理大臣は死んだ。荒っぽい機械音のするラジオがそれを教えてくれた。良いニュースはない。収束の兆しもない。
……気が可笑しくなっているのかもしれない。あるいは、馬鹿みたいに飲んだ酒がまわったのか。じゃなきゃ、玄関扉を開けるなんて、馬鹿なことしない。
ドアノブに指をかけると、ゆっくり力をこめて俺は、扉を開く。
途端、鬱屈とした室内へ飛び込んでくる光に、目を開けていられなかった。どうやら、外は昼だったらしい。カーテンをきつく閉めて引きこもっていたから、日光を浴びたのは久しぶりだ。何かそれが、とても素敵なことのように思えて、口元が緩まる。乾いた笑いさえ漏れて、この愉快な気分に、いつまでも溺れていたいと無意識に願った。
何度か瞬きを繰り返すと、次第に目が慣れてきた。
視界に、入り込む。それが、インターフォンを鳴らした、何者かの足先だと唐突に理解した。鼻腔を、強烈な匂いが支配する。死臭だ。
現実に引き戻される。酔いが一気に冷めて、しかし、咄嗟に体は動かない。何も素敵じゃない。愉快でもない。外の世界は、背後に広がる一人っきりのワンルームよりも、侘しく恐ろしいというのに。
緊張で酷く乾燥して、痛みさえ感じる喉が、飲み込んだ唾液で微かに潤う。気持ち悪く滲む汗ごと拳を握って、勢いよく視界に入れた何者かは、他でもない、――ミカだった。
ミカ。恋人だ。パンデミックが起こる少し前の、平和な日常で突然、行方不明になった恋人。
肩先にかかる赤茶けた髪が柔らかく、風に吹かれて太陽のように広がった。健康的に肉付いたしなやかな体躯を覆う、彼女のお気に入りだったスウェットと、少女らしさの残る顔立ちはそのまま居なくなった日と同じで、思考が回らないまま衝動的に動いた体はミカを抱き締めていた。小柄な身体はすっぽり俺の腕に収まる。腕をまわせば感じる、緩いスウェットに隠された病的なまでに痩けた身体と、ふわりと強まる臭いに、鼻がつんと張る。いつか、ラジオで聞いた。ウイルスによって動く死体が、ゾンビの正体らしい。
「ミカ」
名前を呼んだ。声は震えていた。
なに。
呼び掛ければ眉を緩めて、嬉しそうに首をかしげてミカは、いつもそう言うのだ。
おとなしく抱き締められるミカから返事はなかった。
涙が零れる。鼻水と涙で顔をぐしゃぐしゃにして、離すまいと回した腕に力をこめて、嗚咽にまじえて名前を呼びながら、わんわん泣いた。マンションの廊下で、危険だなんて気にせずに、子供みたいに。顔を埋めると額に触れたミカの首筋、体温は感じられない。些細なことでも一喜一憂して、賑やかな表情を見せてくれるミカの、感情を削ぎ落としたような無表情が辛かった。
虚ろで、しかし、しっかり俺をとらえている瞳に真意は感じられない。恋人がゾンビになって帰ってきた。ミカは、俺を噛まなかった。
みかん
小学生の頃、母が熱で倒れた日があった。
その姿を見たわたしは、母が死んでしまうのではないかと焦って、何かできることはないかと必死に探したものだ。そうして辿り着いたのは、なぜか『みかんジュースを作る』だった。
分かっている。今のわたしなら、みかんジュースを一から作るなんて馬鹿馬鹿しいと一蹴するだろう。でも、残念ながら当時のわたしは本気でそれしかないと思っていたのだ。
家中のみかんをかき集め、ぎゅうと握り、手をみかん汁でびちゃびちゃにしたのは良い思い出である。最後にちょっと砂糖を入れて、衛生観念など皆無のみかんジュースが出来あがった。それを母に渡すと、おいしいと笑って飲んでくれた。
「血は争えないってよく言うよねぇ」
今、わたしの目の前にはみかんジュースがある。ついでに、手をみかん汁でびちゃびちゃにした娘もいる。
この母にしてこの娘あり。
わたしは、娘の手作りみかんジュースを口にした。みかんの原液ってこのことかなあ、と思っている途中に、じゃりじゃりの砂糖が飛び込んでくる。決して、市販のみかんジュースみたいではないけれど。
「うん、美味しい」
わたしは、娘に笑ってそう言った。
みかんは揉むと甘いよ。
いつも酸っぱいと思っていたみかんが美味しいと感じるようになった理由なの。甘い果物と知ってから好きになったの。
柚子のようにお風呂に浮かべることはないけど、凍らせてシャーベットにして食べたり、皮を紅茶に入れたりするのがまた美味しい。
この冬、私はみかんを何個食べたのかな。今年も美味しい甘いみかんをたくさん食べたな。
私は甘くてみずみずしい果物が好きなのでみかんは甘いしでとても大好きです。給食で出ると嬉しかったです。夏は凍らせたみかん、冬は普通のみかん。出ると嬉しいデザートでした。来年からお弁当…
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。今日のお題は『みかん』でした。
みかん狩り
すっぱい!!
そう言って顔をしかめて笑いあった
その笑顔が
学生の頃に戻ったようで
なんだかホッとした
時が流れても
変わらない…
あの頃と同じ笑い声が
私の人生をあたたかくしてくれている
【みかん】#53
「みかん」
子どもの頃
こたつに入ってみかんを食べるのは
あたりまえの事だった。
かごの中のみかんが無くならないのも
あたりまえの事だった。
でも...
あたりまえって、けっこう大変!!
せっせと買い足さないといけない。
それも、安くて美味しそうなのを...。
明日、みかんが大好きな
息子が帰ってくる!!
あたりまえのように
かごをみかんでいっぱいにして待っていよう。
脳内が橙色に染まっている
こんなに思うの初めてだよ
いつも手に届く所にあって
その手軽さが気に入ってる
箱の中に入れっぱなしだと
直ぐに不機嫌になるからね
キミが泣いてないかを確認
少し寒い部屋がお気に入り
お正月の晴れ舞台に向けて
瑞々しさを保っておくれよ
『みかん』
『悩める果実』
「寒くて水が少なくて、どうしようもなく苦しい所での方が甘くなるのよ、この子たち。不憫でしょう」
香織は頭上の木に成ったみかんの実をひとつプツリともぎ取ったのち、ふと譫言のように呟いた。
「…不憫も何もあるものか。ただの習性だよ。ましてや食い物の話だろう。どうしてそうお前は何にでも気持ちを入れたがるんだ。馬鹿馬鹿しい」
この女はいつもこうだ。花に水を遣るのに言葉なぞ要らないし、魚の活け造りに同情など不要である。それをマア毎度毎度飽きもせず、「可哀想」だの「不憫」だのと。
香織は暫くのあいだ掌中に収まる果実を一心に見つめていたが、やがてひとつに結えていた髪をゆるゆると解き出す。柑橘の香りのする風に腰まである黒髪を靡かせながらコックリと俯いて、とうとう一言も喋らなくなってしまった。
嗚呼、俺はきっと何かを間違えたのだ。このままでは不味かった。熟れた果実が腐り始める時の、甘ったるくて水っぽい、それでいて苦いあの香り。彼女の死んだ目の色はあれによく似ている。
「…アタシの前世は、このみかんだったのよ」
香織の手からみかんの実が、ボトリと鈍い音を立てて転がり落ちる。
まるで斬首刑にかけられた人間のアタマの如く、不吉で重々しい音を立てるのだ。
「…貴方の言葉と体に飢えて過ごす時間がどんなに苦しかったか、きっと貴方には二度と分かることが無いのでしょうね」
香織の目の縁からグジュリと、潰れたみかんの実が溢れ出した。
目が覚めると、ベッドサイドにはむせ返るほど強烈な柑橘の香りが充満している。窓から透明な朝日の差し込む傍ら、カーテンレールには黄色い体液の滴る香織の縊死体がぶら下がっていた。
みかん
すぐ手が伸びる
側に置いてあるものと温かな炬燵。
高価でも、希少でもない、日常の中にありふれたものでも、人は意外と幸せを感じられる。
いや、近くにあるからこそ、
見慣れ、解っているからこそなのかな
真冬のみかんよりほんの少し酸味の効いた青みかんの味が心地良い
人生もみかんも
甘くて味が薄いよりも風味がするほうが好き
こたつにみかん、という様式美があるが、俺はあれにはイマイチぴんとこない。
我が家にはこたつがないし、みかんよりもグレープフルーツが好まれている。
それでも親の本棚にある昔の漫画などからこの様式美を学習した、気がする。
「海里、いらっしゃい!」
正月早々、彼女の家に招かれて、手土産のマドレーヌを渡す段になって、急激な緊張に見舞われた。
愛莉は終業式の帰り道、年明けは「みんないるから」遊びにおいでよ、と誘ってきた。
セオリーと違う。誰もいないから、というのが俺の知っている、つまり漫画の世界の、定石だ。
とはいえ愛莉と付き合い始めて三ヶ月、家の前まで送っていくことはあっても、家族に会ったことはない。
「あ、ここのお菓子おいしいよね!ありがとう!」
愛莉の声が俺を現実に引き戻す。
玄関には靴がざっと五人分並んでいて、俺を怯ませた。
「お母さん、海里来たよ〜」
愛莉の声に押されるようにして靴を脱ぎ、足を踏み入れる。
「おじゃまします、高梨海里です……」
玄関からまっすぐ進んだ先のドアがリビングに続いていて、愛莉は有無を言わさず俺をドアの中に迎え入れた。
明るい部屋だった。
二面に窓があり、窓の間にテレビがあり、その前にはこたつが鎮座していて、しかし誰も入っていなかった。
愛莉の家族は四人。お父さんとお母さんと、お兄さんとお姉さんが一人ずつ。
四人はリビングの奥のダイニングテーブルのあたりから俺の方を伺っていた。
「いらっしゃい」
お兄さんはそう言ってくれたが、警戒されている気がする。
どう出ればよいのか分からず視線で愛莉に助けを求めると、愛莉は苦笑した。
「ごめんね、うちみんな人見知りで……」
「俺もだよ……」
「とりあえず、こたつ入れば?」
愛莉はこたつの掛け布団を捲り上げ、そこに座るように示した。
「ほら、お父さんも!」
「あ、ああ……」
「あ、じゃあ失礼します」
俺が座ると向かいにお父さんが入ってきて、今日一番の緊張をマークした。
「狭くてすまないね」
お父さんは本当にすまなそうな声を出したので、緊張はいくらか和らいだ。
「いえ、こたつってひさしぶりです、うちにはないので」
「そうか、じゃあみかんも食べない?」
お父さんの話しぶりから俺は、この家ではこたつとみかんが密接に結びついているようだなと思った。
「みかんは食べますけど、たくさんは食べないです」
「うちはみんなみかん好きで、一人一箱買うんだよ」
愛莉がみかんを山盛りにしたかごを持ってこたつに入ってきた。
つま先が触れて、慌てて脚を引いた。
「これ私のみかん。分けてあげるね」
「ありがと」
「お父さんも食べていいよ」
「ありがとう」
各々みかんの皮を剥いて食べ始めると、危険はないと判断されたのか、お兄さんとお姉さんも近寄ってきた。
「俺ももらい」
「私も」
「一個だけだよ!最後のはお母さんのだからね」
「あら私にもくれるの?」
「海里がいるから、特別」
いつの間にか取り囲まれた俺は、それでも居心地の悪さは感じなかった。
愛莉は学校でもこうだし、天真爛漫というか、そういうところが好きだなと思う。物静かな家族のムードメーカーなのだろう。
「愛莉ってみかんみたい」
「ええ?どういう意味!?」
「秘密」
俺が小さく笑うと、お父さんが呆れたように微笑んだ。
親御さんの前でいちゃつくのは我ながらどうかと思うが、愛莉が意味を分かっていないのでセーフだろう。
「好きってことでしょ」
お姉さんが淡々と呟いた。
お父さんはやれやれという顔をして、お母さんも含みのある笑顔を深くして、愛莉は顔を赤くしていた。
みかん箱みたいな家族だな。
暖かくて、甘くて。
「うん、俺、みかん好きだから」
みかん
美味しかったな
うん
お母さんが皮剥いてくれてさ
勝手に口に入れてくれた
美味しかった
うん
また、食べたいな
お母さんのみかん
今年から食べられないな
「先輩、みかん食いませんか」
「えっ、?」
大変だ。
この前、ぜんざい食べに行こうと誘われた先で、梅ヶ枝餅と美味しいお茶を楽しんだけど。
「ダンボール一箱有って、早めに捌きたいっス。」
「ふふっ」
「どうしたんスか?何か良いことで、もっ、」
今日はお茶は無いけど。
お弁当袋にとっておきがある。
「てってれー。みかん笑」
「ハハっマジっスか!それはズルいって。」
#みかん
#茶こぼしの後輩と
テーマ:みかん #409
みかんが好き。
いい匂いがするから。
みかんが好き。
好きなキャラクターがみかんが好きだから。
みかんが好き。
みんなで分け合って食べられるから。
みかんが好き。
ビタミンがたくさん取れるから。
みかんを食べて
私は今日も元気になる。
みかんは笑顔をくれる
魔法の果物。
『みかん』
「何で俺の家にいるの?りっぱな我が家あるじゃん」
六畳一間のワンルームのメンバーの家、俺に向かって物語担当のメンバーが不満げに炬燵の中で足を蹴ってくる。
大学に入って自分達が何か表現出来るんじゃないかって集めたグループは、いつの間にか遊びから本気に変わってた。
俺の目が良かったのか、ただ単に皆が凄かったのか、冗談半分で『癒しを届けよーぜ』なんて俺が言った言葉を皆が動画、音楽、イラスト、物語で形にしてくれて、いっつもまず俺が癒されるのはどんな事があっても絶対内緒。
そんなあいつらの為に俺が出来ることなんてたかがしれてて、ただ人の輪を作ってこいつらは凄いんだよーって伝える事ぐらいしかできない。
「いやー…。炬燵置けないからお前んち本当好きなんだわ。
他のメンバーも炬燵置いてないし、みかんもないしー」
「いや、せまいじゃん。二人で炬燵なんてしてたら結構いっぱいいっぱいだぞ。
みかんて…そんなの実家から送られてくるもんだし俺は珍しくも無いんだけど。
てか、減らしてくれるからありがたい。」
もうすぐ新しい年がくる。ただ広い部屋で一人詰まんない時間を過ごすくらいなら、狭い部屋こいつと炬燵を囲んで過ごすこの時間の方が遥かに楽しい。
「じゃああいつらも呼ぼー!ほら、みかん凄いへる!」
「いや、それは狭いだろ…!お前んちと俺んちは違うの」
「ちぇー」
みかんの消費が困ってるみたいだから、残りのメンバーも呼ぼうとしたら怒られた。
しょうがない、今日は二人で明日また俺んちで鍋パーティーでもしよう。
グループに鍋パしよ!物語担当がみかんに困ってるらしい!
と打ち込みながら、まだまだこいつらと楽しい時間が過ごせるのが嬉しい。
大学を卒業したら俺は家を継ぐために動かなきゃならない。
もうばか騒ぎも出来ないだろうし、自由もなくなるだろう
だから、今自由にうごける内にこいつらは凄いんだ!ってできるだけ伝えたいんだ
『いくー』
『参加。』
『みかん!やったー』
なんて残りのメンバーの連絡を口許を緩め見ながら俺は炬燵の上にあるみかんを一足先に頂くのだった。
さよならサヨナラ、サンタクロース🎅さん(^^)/~~~
サンタクロース🎅さんは、ソリでみんなにプレゼント🎁を配り終わって帰って来た。
私たちは、寒空の中のサンタクロース🎅さんのお仕事に敬意をはらってみんなで鍋を作った。器用な高橋悟君に、夏音ちゃんに陽葵ちゃんに、フットワークがいい、木田太一君。
私が、出来ることは、洗い物ぐらいかな〜🤔あとは、味見役かな(*´σー`)エヘヘ谷川れいん君でさえ、ちょこまかとお手伝いをしていた。トホホ。リハトとかすみさんとしのぶさんは、一旦自宅に帰って来るとかで(^_^;)ーー私には、あんまり出来ることって少ないな〜ぴえん🥺もっと、出来ることを増やしたいな~💛♫
リハトに出してもらった、コタツとトマト🍅鍋のセット。
『あんず先生、ちょっとヘコんでいるの?』と、れいん君は言った。『あんず先生の膝は、何でついているか理解りますか?!』と。『立ったり、歩いたり、座ったりするためだよねぇ〜(*^^*)♫』と、私は言った。れいん君は、チチチと、言った。『苺先生が言っていた、バネだヨ。^_^♫って、一度しゃがんでジャンプするためだヨ。ってさ。でも、これはぼよよん行進曲の歌詞何だよね🤭^_^♫』と、れいん君は、種明かししてくれた。『あんず先生、スマホ持っている?!』と、れいん君は、言った。『うん、あるヨ(*^^*)』と私は、言った。れいん君は、器用に、スマホの動画でぼよよん行進曲を見せてくれた。歴代のお兄さんやお姉さんたちが、楽しそうに一生懸命に歌ってていた。『大好きだったな〜、弘道お兄さん💕懐かしい〜』保育園の研修の時とはちがう感動がもらえた(´;ω;`)お兄さんもお姉さんも、コロナ禍で大変だったから、みんなに元気出してもらいたくてこの動画を作成されたと訊いている。🤔みんな、想い想いに、ぼよよん行進曲を歌っていた、背景ね。メッセージも込められた動画だね。胸が熱くなったな〜💕私の空、あんまり高く飛べないけど見つけたいな〜、出来ること。夏音ちゃんが、私の頬に冷たい冷凍みかん🍊を押しあてた😯
『あんず、好きでしょう(*^^*)♫』と。いいことなぁ〜(*˘︶˘*).。.:*♡
リハトとかすみさんとしのぶさんが、帰って来た。『おかえりなさい。』と私は、言った。『ただいま。あんずちゃんに、プレゼント🎁があるヨ。』と、リハトが言って、かすみさんと、しのぶさんは、ニーと笑顔😃をした。川柳教室の、西谷先生と本木先生と紘一さんと美也さんだった。‥‥わあ~、本当に川柳教室の先生だぁ〜。懐かしいなぁ〜(´;ω;`)胸の中がいっぱいになってた。
『先生たちに、ずっとずっと会いたかったで〜す💕(´;ω;`)私、今、スランプなんです。全然、通用しなくて。゚(゚´Д`゚)゚。』と、言って泣き出した、私。高橋君君や木田太一君太葵ちゃんや、夏音ちゃんとやれいん君まで、木てくれた。嬉しさと不甲斐なさととの緩徐がぐちゃぐちゃにになっていた。
『本木先生が『私たちにもあるからね。大丈夫だよ~。☺気持ちのリセットボタンを押せばからっぽになってまた、新しい川柳が出来ると思うからネ(*^^*)焦らないの。^_^♫』と、本木先生は、励ましてくれた。紘一度さんは、僕の手紙も読み返してね(*^^*)僕だって同じだったんだから😯ーーそれにあんずちゃんには、今はこんなに素敵な仲間やともがいるなら、思い出してネ。僕たちのこともね(*^^*)♫それに、『本木先生の好きな言葉は、空でしたネ(*^^*)』と私は、言った。本木をは、優しく頷かれた。『西谷先生‥‥私。川柳の句会に呼ばれました(^_^;)喜んで下さいますか??‥‥』と、私は、恐る恐る訊いた。『あんずちゃん、あれからずっと続けて頑張っているかからね?しっかりと頑張れる範囲内で頑張ったらいいと想う(*^^*)♫』と、エールをくれた。
先生たちとみんなで、リハトと師匠の作ったデカいケーキ🍓のケーキを食べた(*´∀`*)
『川柳教室の先生たちにお会い出来て嬉しかったで〜す💕精一杯私、頑張りたいと想いま〜す(*˘︶˘*).。.:*♡💕』と、私は、言って手を振った。
サンタクロース🎅さんは、暫くして帰って来られて、トマト🍅鍋をみんなで食べてから、私たちをソリで元の来た所のリハトの言えの入口まで送り届けてくれることになった。
みんな、ドキドキ💗ワクワクが止まらなかった\(^o^)/
みんなシートベルトをしっかりと止めて、小雪がチラつく中で夜空を駆け上ったんだぞ。🎅🎄⭐✨♫♫♫♫♫
みんなのプレゼント🎁が積めるソリだから沢山乗れるから安心ね(*^^*)と陽葵ちゃんは言った。
まやかしの杜で、かすみさんとしのぶさんは、降りた。私たちのに、大きく手を振ってくれたんだぞ(^^)/~~~
かすみさんが、『『れいん君、元気だね。まっすぐにそのままいいコに育ってね(*^^*)♫』と、叫んでいた。れいん君もお姉さんたちありがとう〜と(^^)/~~~と叫んでいた。
まやかしの杜のお花や木や星も、サヨナラと言ってくれているような感じで、ユラユラと、あ花や木が揺れて、星は、サヨナラと瞬いた。⭐✨
夏音ちゃんと陽葵ちゃんと私と素敵だな〜と、うっとりとした(*´∀`*)✨♫
ーー到着した。リハトと師匠さんに御礼を言って『ありがとうございます😊ケーキ美味しかったで〜す(*˘︶˘*).。.:*♡』と、私たちは言った。
サンタクロース🎅さんにもお世話になりましたm(_ _)mここまで送って下さいりありがとうございましたと、握手🤝をみんなでした。
私たちは、また、鏡よ、鏡。元の世界に帰らせて下さいm(_ _)mと、ワクワクは、胡蝶しのぶちゃんの時のハイヒールの踵を鳴らした。
ーーなんの変哲もない、図書館だった。ポケットの冷凍みかん🍊はまだ冷たいな〜🍊
終わり
ある日突然……
?「あの!ごめんなさい!!無理です!」
と言われたなんなのかと、聞いてみたら、
突然言ってきた人「?え?もう、忘れたんですか!?」
といい貴方は、「?え?何か、言いました?」
突然言ってきた人「は?何この人怖っ、」
こたつに入ってくつろぐ私は、卓上に置いてある丸い入れ物に入ったみかんを見る。
「一つ食べちゃおーっと」
それを見ていた妹が釘をさすように言う。
「あーまた。私が見てるだけでもお姉ちゃん、今日3個はみかんを食べてるよ?太るよ」
横でこたつに入って読書している妹にイーッとしてやる。
「いいんだもんっみかんは低カロリーだし、それに・・・」
ほこほこしたこたつの中にいると、条件反射的にみかんに手が伸びちゃうんだから。
「ふーん、ミカン人間になっても知らないから!」
そう言うと、妹は、本をパタリと閉じて、リビングを出ていく。
「なによーミカン人間ってー!」
私は妹が消えた後に呼びかけるが、返答はない。
「さてと」
邪魔者が消えた所でみかんの皮をむく。
甘酸っぱい匂いが鼻をくすぐる。みかんの皮をむいて行くと、甘酸っぱい果実が姿を現して、期待が沸いてくる。
三日月型のみかんのフォルムも可愛いと思う。
薄皮を取って口に入れると、みかんの果肉が口の中一杯に広がって幸せだ。
こたつの暖かさも幸せの相乗効果になっている。
「うーん、やっぱり冬はみかんに限るよね〜!」
私は誰もいないリビングで、頬に片手を当てて思わず叫んでいた。
甘いのがいい、と願っていたはずが
ちょっと、酸味が恋しくなって
/お題「みかん」より
腐ったミカン、なんて言葉が流行っていたけど。
本当に腐っていたのは、ミカンを入れる箱の方だったんじゃない?
綺麗に育てたミカンだって、風通しの悪い箱の中にギュウギュウ詰めにしたら腐っちゃうよ。
腐った箱が腐ったミカンを作り上げる。
でも、その箱を作り出したのは、腐ったミカンだ。
テーマ「みかん」
みかん
わたしはみかんになりたい
みかんがたくさん並んで
るのを見ていたい
同じものをずっとみていたい